最新更新日:2024/07/01
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
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砺波市立出町中学校
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第69号 負けに不思議な負けなし

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6月26日(土)に南砺市の城南スタジアムにおいて、雨天のため順延されていた軟式野球競技が開催されました。
本校は準決勝戦で小矢部市立大谷中学校に大差で勝利しましたが、昼からの決勝戦の南砺市立福野中学校との対戦では惜敗し、結果は準優勝でした。
これで、5月29日(土)から始まった砺波地区中学校総合選手権大会の全日程が終了しました。

各部によって、その結果についての想いは様々でしょう。
地区選手権大会の結果により、地区の代表として県選手権大会へ出場するものたちは、限られた時間を大切に使って、当日を迎えてほしいと願っています。

きっと、同じ出中生の活躍は、運動部だけでなく、これからコンクールやコンテスト、作品展やそのほかの場面でがんばろうとしている文化部の生徒たちにも、大きな影響を与えるでしょう。
スポーツに限らず、がんばる人を見ると、なぜこちらも元気になれるのでしょう?
6/14の58号に書いたミラー神経細胞の影響でしょうか?


初日の水泳競技から、最終日の軟式野球競技まで、すべてではないですが出中生の本気で根気よく元気に取り組む姿を直接観ることができました。
とてもうれしかったです。
その中で、ふと思い出した言葉がありました。

「 勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし 」

これは、剣術の達人で、江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主 松浦 静山 氏の言葉とされています。
この言葉のある剣術書『剣談』では、「道にしたがい、道をまもれば、勇ましさがなくても必ず勝ち、道にそむけば必ず負ける」とも説いているようです。
この「道」とは何でしょう?
勝手に解釈すると次のようなことでしょうか。
足りないことを反省し、勝ったとしてもおごることなく、感謝の気持ちを忘れない。
また、どんなにつらくても人の道を外れるようなことは行わない。
つまり、どんなときでもこのような生き方をすることが、「勝つ」あるいは「克つ」ということかなと考えます(※勝負の世界だけでなく・・・)。

地区選手権大会前、校長室前にいくつかの言葉を掲示していました。
「 俺の敵は だいたい俺です 」
その言葉のひとつが「宇宙兄弟」の主人公、南波六太がつぶやく、この言葉でした。

出中生のみなさん、地区選手権大会が終わり、1学期末考査が終わった今、己(おのれ)が為すべきことは何でしょう?
未来の自分自身のために、少し本気で考えてみませんか。
己に克つことを「克己」と言います。
わたしを支えてくれる、好きな言葉のひとつです。
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