最新更新日:2024/07/06 | |
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砺波市立出町中学校
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第95号 8月6日 8:15今年度の広島平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)の「平和の誓い」は広島の小学6年生 宅味義将さん、伊藤まりあさん のこの言葉で始まりました。 今日は、「広島平和記念日」「広島原爆の日」です。 76年前の1945年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、広島市上空で世界初の原子爆弾リトルボーイを投下しました。 市街は壊滅し、約14万人が亡くなられました。 広島原爆投下の日です。 「私たちは 犠牲になられた方々を 決して忘れてはならないのです」 「私たちは 悲惨な過去を繰り返してはならないのです」 「誰もが幸せに暮らせる世の中にすることを 私たちは絶対にあきらめたくはありません」 これらは「平和への誓い」で語られた言葉です(※この記事の最後に全文があります) 滔滔と語る二人の姿を見て、本校の生徒たちは、今日の日のことをどれくらい知っているのか気になり、突撃インタビューを行いました。 対象は、部活動で朝から登校した生徒36名です。 「今日は何の日でしょう?」 「広島に原爆が投下された日」と回答した生徒は15名(約41.7%)でした。 わたしの質問の仕方が悪く、「ハム(86)の日」と答えてくれた生徒もいました。 ※実際今日は、「広島平和記念日(広島原爆忌)」の他に、「ハムの日」「World Wide Webの日」「雨水の日」「太陽熱発電の日」「ハンサムの日」のようです。 1945年8月6日という日や、1945年8月9日という日を知っていることが重要なのではありません。世界で唯一の被爆国である日本に生活するものとして、原爆投下の事実や多くの被害者が出て、今なお苦しんでいる人がいることを知り、意識することが重要だと考えます。 黙祷 8月9日は、長崎原爆の日です。 ※以下は、こども代表の「平和の誓い」全文です 平和への誓い 私たちには使命があります。 あの日、広島で起きた悲惨な出来事。 そのことを知り、被爆者の方々の思いや願いを聞き、考え、 平和の尊さや大切さを、世界中の人々や次の世代に伝えなければならないのです。 昭和20年(1945年) 8月6日午前8時15分。 赤く燃え、真っ黒に焼け焦げてボロボロになった広島の町。 「兄が死ぬより、わしが死んだ方がよかった。」 大切な人が亡くなった悲しみと生き延びた者の苦しみには終わりがありません。 心に深く傷を負った被爆者は、それでも前を向き 「僕ら若人の力によって、きっと平和な世界を築き上げてみせる。」と決意しました。 悲しみや苦しみを抱えながらも、被爆者の方々は生きることを決して諦めず、 共に支え合い、広島の町の復興に向け立ち上がりました。 本当の別れは会えなくなることではなく、忘れてしまうこと。 私たちは、犠牲になられた方々を決して忘れてはいけないのです。 私たちは、悲惨な過去をくり返してはいけないのです。 私たちの願いは、日本だけでなく、全ての国が平和であることです。 そのために、小さな力でも世界を変えることができると信じて行動したい。 誰もが幸せに暮らせる世の中にすることを、私たちは絶対に諦めたくありません。 争いのない未来、そして、この世界に生きる誰もが、心から平和だと言える日を目指し、努力し続けます。 広島で育つ私たちは、使命を心に刻み、この思いを次の世代へつないでいきます。 令和3年(2021年)8月6日 こども代表 広島市立袋町小学校6年 伊藤まりあ 広島市立五日市東小学校6年 宅味義将 |
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