最新更新日:2024/07/01 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
第135号 10月10日は特異日ではない!?出中生がそれぞれの場所で、日頃の成果を発揮する日です そんな10月10日を「特異日」と思っている方、おられませんか? 特異日とは、その前後の日と比べ、高い確率で特定の気象状態が現れる日のことです 10月10日が東京の晴れの特異日だったことから、1964年の東京オリンピックの開会式の日に選ばれたと言う話は有名ですが、10月10日は統計的に晴れがもっとも多い日ではないです つまり、特異日ではないのです 1971年から2000年までの30年間、東京で雨が全く降らなかった日は10月9日が17回、10日が19回、11日が14回と、前後の日に比べても大きな差はありません 1959年に日本オリンピック委員会から気象庁に「戦後の日本の復興を世界に見せるたい!絶対に晴れる日を開会式に選びたい!!」と相談がありました そこで、まず「秋晴れ」の10月が選ばれます(※5月の「五月晴れ」の時季は、ヨーロッパ選手の調整する期間が冬の寒い時期と重なり、不利であろうと避けたようです) 気象庁の調査結果で、10月に最も晴れる確率が高いのは15日であり、次が10日でした そして、1964年は10月15日が木曜日で、10日は土曜日 最終的に平日を避け、10月10日に決定したようです 10月10日は晴れの「特異日」ではないですが、晴れの確率ができるだけ高い日として選ばれたようです これは、東京のお話であり、地域によって状況は変わりますが、ここ砺波でも明後日はきっと雨の心配はないでしょう そして、10月10日は目の愛護デーです 上の図にあるように、目と眉毛で、「一〇一〇」と見えるからですね GIGAスクール構想の前倒しで4月から一人一台のタブレットが配付され、授業でもよく利用しています わたしが子供の頃はテレビの見過ぎは目に悪影響を与えるからと、テレビの視聴は2時間ほどと制限されていた記憶があります 夏休みや冬休みの長期休業では、1日3時間以上はテレビを観ないという約束があったような気がします ブラウン管画面を凝視するわけではありませんが、液晶画面を凝視することから、目の健康を考えて、タブレットを使用する場合は十分留意しなければなりません 集中すればするほど、瞬きの回数が減り、それがドライアイの原因とも言われます 視力低下も危惧されます ある程度使用したら遠くを見るとか、目を閉じるとか、目を休ませることが必要です 授業では学習に集中すればするほど、知らず知らずのうちに目を酷使してしまいます 黒板を凝視してノートを書きます これは遠くを見たり近くを見たりします カードを使った学習では、手元のカードを見たり級友の表情を見たりします これも遠くを見たり近くを見たりしています タブレットのみの学習では、近くを見続けることになります 家庭でのゲーム画面の見過ぎも同様です これは心配です だから、出中生自身も周りのおとなもこのことを意識しなければと思います こう書いていながら、自分自身、真っ暗の部屋の中、布団の中でタブレットやスマホの画面を見続けることがあるので、これは自分への戒めでもあります わたしも気をつけます 教師をしていると、児童生徒に語っているようで、実は自分自身に問いかけていることが多いです ☆日本眼科医会ホームページ(子どもの目・啓発コンテンツ) 【目の健康啓発マンガ ギガっこデジたん!】☆ 文部科学省によるGIGAスクール構想にあわせ、1人1台デジタル端末を利用する子どもたちのために、目の健康啓発マンガ 『ギガっこ デジたん!』のポスターとリーフレットを企画制作 |
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