最新更新日:2024/06/01
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
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第153号 日本一

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11月3日、文化の日
毎年恒例の、全日本剣道選手権が日本武道館で開催されました
決勝戦で星子啓太四段が林田匡平五段を下し、初優勝を果たしました
この大会は毎年NHKで放映されるのですが、視聴した出中生は剣道部以外でいるでしょうか?
今年の大会もいろいろ考えさせられました

その1 強い想い
初優勝の星子四段
九州学院高校在学中の2、3年生のとき、主力として高校3冠(全国選抜、玉竜旗、全国総体)を達成
筑波大学進学後、2018年に日本代表として世界選手権に出場し、団体優勝に貢献
このように剣道界の王道を歩んできますが、昨秋の警察官採用試験に落ちます
初めての挫折で、1日だけ稽古を休みますが「自分を変えるには剣道をするしかない」と決意し、無職となってからも大学の後輩と稽古を重ね、学生よりも竹刀を振ったそうです
まさしく「想いは叶う」です

その2 天の味方
新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年の大会に警察官は不出場でした
星子四段が1年間無職の身で稽古に励んでこの日を迎えられたことは、結果として稽古不足にならない、よい状況だったかもしれません
優勝経験のある国友錬太朗五段(福岡県警)、竹ノ内佑也五段(警視庁)が1回戦、勝見洋介六段(神奈川県警)が2回戦で敗退
2018年世界選手権個人覇者の安藤翔五段(北海道警)も1回戦で敗れるなど、波乱が続く今回の大会でした
警察官はその職業上、新型コロナウイルス感染症の影響で稽古に制限のあり、そのことが影響したと考えられます
強い思いで剣道に打ち込む星子四段に、天が味方したように感じました

その3 日々鍛錬
優勝候補が次々と敗れた波乱の今大会
その2でも書きましたが、その原因は稽古不足との見方があります
やはり、トップを取るには日々の鍛錬が欠かせないのでしょう
無職となりながらへこたれることなく、毎日大学で後輩と稽古に励み、現役大学生よりも多く竹刀を振る
その積み重ねが、この日に実を結んだといえるでしょう

その4 対戦相手
決勝戦で剣を交えた林田五段は、星子四段の大学の先輩です
星子四段が二本先取して優勝しましたが、わたしの目には星子四段の一本目の「メン」は、林田五段の一撃と同時に見えました
そして、二本目の「メン」も、確実に打突しているように見えませんでした
※写真で見ると林田五段は居ついていますね・・・
一夜明けて本校の剣道部顧問(有段者)や、他校の剣道部顧問(有段者)にそのことを話したら、二人とも「あれは入っています」との答えでした
やはり見る人が見ると違います
決勝戦後、敗れて二位となった林田五段はインタビューで「完敗でした」と答えます
やはり、このレベルになると、わたしごときには感じることもできない世界だと痛感し、かつ、林田五段の相手を敬う心に感動しました
この二人が剣を交えたあの試合は、素人のわたしにも見応えがありました
そこにいるのは、侍でした

ああ、また長文となりました
まだ感じたことはあるのですが、この辺でやめます
とにもかくにも日本一になるとは、すごいことです
オリンピック・パラリンピックやワールドカップ、世界選手権などで世界一になることも、もう想像を遙かに超えるいろいろなものがあるのでしょうね

来週、3年生は修学旅行で長野へ行きます
日程の中に、1998年長野オリンピックで金メダル1個、銅メダル1個、2002年ソルトレークシティオリンピックで銀メダルを獲得した清水 宏保さんの講演があります
貴重な機会ですから、ぜひ、自分の未来のために本気で学んできてほしいです
そして、感想を聞かせてください
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