最新更新日:2024/06/10 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
第168号 それ、ぎりぎり かも今日は燃えないゴミの日で、地域のゴミ収集場所へ行くと、シートに付着した水が凍っていました(写真1) わたしはこの冬初めて氷が張ったところを見ました 出勤して、出中生が登校してきたので何人かに、「途中、凍っていませんでしたか?」と尋ねてみましたが、回答はすべて「いいえ」でした 小矢部と砺波での、ほんの少しの気温差が、氷を張らせるか張らせないかのぎりぎりのところだったようです そのような寒い中、登校した出中生を迎えていたのは期末考査(3日目・最終日)でした 校舎内は外の冷え込みがうそのように熱気を感じます(※暖房の影響が大きいか・・・)(写真2) 最後の教科を終えて、ほっとする出中生の表情を見ると、自分の昔を思い出します 出中生のみんながほっとする気持ちが想像されるだけでなく、それはみんなが本気で根気よくやりきったための充実感・達成感かもしれません ただし、定期試験は試験までの取組、試験中の取組がすべてではないことを、再確認しておきましょう 試験はテスト、つまりチェックです 自分はどの程度学習内容を理解できているか?学習したことをどれだけ活用できるのか?などのチェックです だから、チェックして終わりということではなく、返された答案、つまり、チェックの結果をどう未来に活用するかが重要です(※健康診断の結果で異常が判明したとき、「ああそうか」と放っておくことはいないでしょう?) チェックの結果は点数として表されていますが、それはあくまでも今回のチェックにおける、自分の学習に関する理解度を示しただけのものです 100点満点中の100点満点であれば、自信をもって次のステップに取り組めばよいです 50点であれば、正答とならなかった今回の試験の50%は何かを見極め、達成できなかった50%の改善に取り組むチャンスです 0点であれば、本当にすべてが分からなかったのかを見極め、やはり達成できなかった問題の改善に取り組むチャンスです 100%を目指すこともあるでしょうし、段階的に80%を目指す場合、50%を目指す場合もあるでしょう それは、過去の自分と今の自分との相談であり、未来の自分に対するメッセージにもなります もしかしたら、100点も、50点も、0点も数字で見えるほど、差はないかもしれません ちょっとしたきっかけで、試験の点数が大きく変わった人を何人も見てきています 今いるのは、次の段階へステップアップするほんの少し手前かもしれません 特に、「自分なりに、本気で根気よくがんばってきたのに・・・」と感じている人はなおさらです 残念ながら、学習や技能などは、一朝一夕には身に付かないです いや、残念ではなく、それだからよいのかもしれません 時間をかけることで、その分確実に自分の一部になっていくとも言えるからです(※単に時間をかければよいと言うことではありません 漠然と時間を使っただけではダメです) 数字の結果が大きく違っていても、それは数字ほど大きな差がなく、「ぎりぎり」の違いかもしれません 大切なことは、今何をすればよいか自分でよく考えて、本気で決めることだと、わたしは思います すべて自分の人生なのだから 校舎3階から、雪をかぶった立山連峰が見えました(写真3) ライブカメラで室堂周辺をのぞいてみると、やはり、別世界でした(写真4) ちなみに、雄山山頂カメラは、凍り付いていて風景が見られませんでした 残念 |