最新更新日:2024/06/12
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
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富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

学びの場 no.452

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1年生の美術科の授業
「自然物を本物そっくりに、立体で作ろう」をテーマに、「課題について理解し、トライ作品をつくることができる」ことをゴールとして、学習に取り組んでいます

担当教諭の「では、はじめよう!」の合図で、待ちわびていたようにみんなが袋から出した粘土をこね始めます
はじめの頃は、周りの人たちがどのようにしているか、気になります
周りに一緒に学ぶ人がいることは心強いものです
そしてある程度確認できたら、自分の硬い粘土を全力でほぐしていきます
座ったままでは力が入らず、立ち上がって全体重をかけている出中生が何人かいますが、すぐに座って作業します
その姿を見かねて思わず「○○先生! 座ったままだと力が入らないので、立ち上がってこねてもいいですか?」と、わたしが質問してしまいました
だめです、わたし
出過ぎです
あくまでも参観者なので、口出ししてはダメなのにしゃしゃり出てしまいます

学校内では生徒自身が、いつでも自由に質問できればと思います
「分からないこと」を「分からない」と言える
「教えて」と言える
「いいよ」、「自分でよければ、喜んで」と言える
そんな学びの場は素敵だと思います
子供の学びの場としての学校だけでなく、教職員自身、大人の職場としての学校もです

わたしの質問に○○先生が「立ってやってもいいですよ」と答えてくれると、ザザッと多くの出中生が立ち上がってこね始めました
やってみて、すぐに座って作業する生徒もいます
ずっと立ったまま、作業を続ける生徒もいます
それはそれでいいのです
自分でやってみて、よりよい方法を選択して学習を進めるのです
そして、また分からなければ、誰にでもいいから聞けばよいのです

大昔、わたしが担当していた理科の実験の考察の場面で、生徒たちの議論が白熱しました
最初は、わたしが「じゃあ、○○さんはどう考えるの?」などと、授業を進めていましたが、途中から、「はい!はい!!□□さんに質問があります!!」と挙手する生徒が出てきました
そしてしまいには、生徒が生徒を指名し、その議論を進めていきました
そうなると、わたしはただその様子を観ているだけです
いつもそのような授業ができたわけではないですが、こういう授業は楽しいです
チャイムが鳴って、授業が終わると、「あ〜、面白かった」という声が聞こえました
「あ〜、つまらなかった・・・」「あ〜、眠かった・・・」と言われる授業が多かったわたしなので、とても印象に残っています

教師はよりよい授業を模索し続けています
どのように学びの場をつくるか、どのような準備が必要か、どのような姿が観られたらねらいが達成したと評価できるか・・・
これらに終わりはありません
昨日も本校の教職員は研修に励みました

「脱皮しない蛇は滅びる」なのです


美術室の近くの西門の梅が、花弁を広げ始めています
校長室の梅の花も、チラホラと咲き始めています
その近くのハナミズキの芽はまだ堅そうですが、きっとその芽の中では、「その時」に備えて確実に生長が進んでいるはずです

出中生にとって、今は中学生活や学年のまとめの3学期であり、進学、進級に向けての準備の0学期です
人それぞれに「その時」は違いますが、出中生も未来に向けて確実に成長しています
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