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名前を呼ぶよ no.456

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校長室で行われる受賞報告
今日も作文コンクールの賞状を見せてもらいました
二人の写真を撮りながら、そのうれし恥ずかしの表情と賞状に書かれた名前を見て、先週末にたまたま観たテレビ番組で4人組ロックバンドSUPER BEAVERが熱唱していた「名前を呼ぶよ」のサビの部分を思い出していました

※著作権の関係で歌詞は掲載しません

字幕付きの映像で彼らのストレートなサウンドを聴くと、その歌詞の意味と相まってグッときます


人生で一番自分が耳にしたり書いたりするのは自分の名前かもしれません
そうだからなのかは分かりませんが、「あなた!」とか、肩書で呼ばれるより、名前で呼ばれる方がわたしはちょっぴりうれしいかもしれません

ちょうど本日2月13日は、「苗字制定記念日/名字の日」と、名前に関する記念日です
1875(明治8)年2月13日に明治政府が「平民苗字必称義務命令」を布告し、全国民に対して、姓を名乗ることを義務化しました
以前は、「貴族」「武士」「士族」等、ごく一部の国民だけに苗字の使用が許されていましたが、1870(明治3)年に出された「平民苗字許可令」を機に、一般国民も苗字をもつことが可能となります
しかし、当時は「苗字を付けると税金を余計に課せられる」とか、「苗字をつけたら不幸が訪れる」などのデマや噂で、なかなか苗字をつけなかったために義務命令がでたようです
人間は昔から変化に弱いものです

「みょうじ」は「苗字」とも「名字」とも書き、苗字は稲などの苗をイメージして「家系が長く続くように」との意味合いがあり(江戸時代頃から使用)、名字は自身の所有する土地を誇示するために、「わたしは、どこそこの〇〇です」と自分のことを名乗っていたものがその人自体を指すようになった(平安時代中期頃から使用)とされています
常用漢字としては「名字」が採用され、昭和期以降は「名字」の字の方が一般的になってきたようです
おもしろいものです

名字ではないですが、3年生の担任をしているとき、卒業式の日に配布する学級だより最終号に学級全員の名について、その意味を調べて書いていたことがあります
みんなが生まれて、名前を付けた人は、想像以上に考えてその名を付けています
その想いを一緒に考えてほしくてやっていた記憶があります

出中生のみんなは自分の名字や名の由来を考えたことはありますか?
名字は家系を、名は名を付けてくれた人の想いや願いを考えることになると思います
名前は、いろいろなものが詰まっているもので、単なる記号ではないとわたしは思っています
まさしくSUPER BEAVERの歌う、それが「命の意味」であり、「ぼくらの意味」なのです

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