最新更新日:2024/06/03
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責任 no.461

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速報を知り、「あ!」と声が出ました
自然に声が出るのはいつ以来でしょう・・・

その速報とは、17日、金曜日のH3ロケット1号機の打ち上げに関しての報です
給食の検食を終え、しばらくしてからのお昼の休憩時間にネットニュースで知りました

この報道について、その発信源によって「失敗」とするものと、「中断」「中止」とするものがありました
予定通り打ち上がらなかったことについて、文部科学省宇宙開発利用課は同日、ある新聞社の取材に対し「打ち上げ前に取りやめを判断しており、失敗ではなく中断と受け止めている」との見解を明らかにしています


日本の新型主力機H3ロケット1号機の発射を試み、カウントダウンは終了したが飛び立たなかったのは事実です
JAXAによると主エンジンは着火したが、補助の固体ロケットブースターに着火しなかったというのも事実でしょう
詳細な原因は調査中であることも事実でしょう
事故ではないので対策本部を文部科学省が設置しないのも事実でしょう
※「事実です」と、「事実でしょう」の違いは、わたしが検証できるかできないかの違いです

災害状況の把握などに用いる地球観測衛星だいち3号を搭載していたこの新型ロケット
H2Aの投入から約20年ぶりの新型であり、1994年のH2投入からは約30年ぶりのH3でした
アメリカ主導の月探査計画等、今後の宇宙開発への参加や、日本の衛星打ち上げビジネス拡大で中心的な役割を担う新型ロケットだっただけに、残念がる声が多いのは理解できます
ただ、初号機はやはり初号機なのです
「初めて」のことに対するチャレンジなのです
JAXA(宇宙航空研究開発機構)による打ち上げ中止の記者会見で見た、H3プロジェクトチームプロダクトマネージャの岡田匡史氏の涙に、わたしはいろいろなことを想像させられました

個人的にはメインエンジンが始動していながら、異常を検知し、衛星等を搭載した本体が爆発することなく静かに発射を中止したことは、ある意味安全装置が正常に働いたことだと思います


「引責辞任」でその職から離れるのではなく、いろいろな声にさらされながらも今回の原因を徹底的に分析し、改善につなげることこそが責任者の責任の取り方だとわたしは思います
チャレンジをつぶすような社会の未来は明るくないと感じます

種子島まで打ち上げの見学に来ていた方たちのインタビューを観ましたが、小学生くらいの子が「見られなくて残念だったけど、次につなげてほしいと思います」といった内容を笑顔で答えていて、日本の未来は明るいと感じました

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