最新更新日:2024/06/27 | |
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砺波市立出町中学校
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ゲシ no.784その二十四節気をそれぞれ3つに分け、日本独自の気候や風土、動植物の動きなどに名前を付けたものが七十二候であり、今日はその七十二候のひとつで、二十四節気の夏至の初候にあたるの「乃東枯(だいとうかるる)(なつかれくさかるる)」です 具体的には6月21日から25日頃を指し、「乃東が枯れる頃」という意味なのですが、「乃東(だいとう)」とは何でしょう? 調べてみると、夏枯草(かごそう、なつかれくさ)や、うつぼ草の異名のようです 冬の冬至頃に芽を出し、夏至の頃に紫色の花が黒ずんで枯れているように見えるため、乃東枯と呼ばれているとのこと この夏枯草は、昔から薬草、漢方として広く用いられ、生薬には利尿作用や消炎作用があり、煎じて飲まれていたようです また、煎じたものを湿布の代わりにしたり、うがい薬として使うこともあったようで、英名が「オールヒール」で、「全てを癒す」という意味だそうです 今度、少し探してみようと思いました 乃東枯の時期は、梅雨入りの頃であり、憂鬱な気分になりがちです そんな気分を吹き飛ばす方法として食べることは、そのひとつです この時期の旬は、鮎、夏みかん、アナゴ、ミョウガ・・・ 庄川の鮎もシーズンです ミョウガも夏らしい食べ物です おとなになると好きになりました ミョウガの香り成分がスッキリさせて眠気を遠ざけ、集中力をアップさせるようです ああ、期末考査前に紹介しておけばよかったですね いやいや、これからも集中して物事に取り組んでほしいので、遅いということはないですな 参考までに 夏至は一年の中で一番昼が長い日 冬至と比べると、およそ4時間も明るい時間が長くなります 長くなるこの時期も、短くなるその時期も、それぞれに人生の楽しみへと変換できたら幸せですね |
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