最新更新日:2024/06/01
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

第6号 タイミング

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午前中、1年生が校舎内を回って、どこに何があるかや、使うときに注意することなどを学びました。出町中学校の校舎は広いので、すぐに覚えられないかもしれませんから、使いながら少しずつ覚えていきましょう。

職員室には生徒が明日の予定等を確認するためのホワイトボードがあります。その場所の確認や、職員室の出入りについて習っている様子が写真上左です。学校生活のいろいろなことが小学校の時とは違っていますから、今週は毎日疲れたかもしれませんね。変化は人間にとってストレスをもたらせますから…。ただし、だからといってこのことをマイナスととらえるのも人生、これがチャンスとプラスにとらえるのも人生です。要は、自分がどう決めるかです。

変化は何かをするためのタイミングだとわたしは思っています。
今回、異動で伝統ある出町中学校へ赴任したことも、何か意味があり、何かをするタイミングだと考えます。自分にできることは何かを考え、そしてそれを形にしようとする毎日です。

入学した1年生だけでなく、2、3年生は進級したことで、同じく環境が変化しています。3年生は中学生活最後の年であり、進路選択の年ということで、心持ちも大きく変化していることでしょう。これは考えようによって、今までの自分を変えられるタイミングですね。

たまたま廊下で出会った2年生の○○さんに、「新しいクラスはどうですか?」と聞くと、「知っている人が多くて、ほっとしました」と答えてくれました。そうですよね。何事も初めては緊張しますから、知っている人がいると心強いものです。これはよりいっそう仲間との絆を深められるタイミングですかね。また、知らない人が多い人にとっては、それだけ新しく知り合えるチャンスが巡ってきたということです。

今日は新任式・始業式・入学式のあった週の最終日。タイミングとしては、諸々のお祝いを伝えるよい機会かもしれません。給食に、進級、入学を祝う「お祝いデザート」が提供されていました(写真上中)。
「一番最後に食べよう」ととっておき、「いよいよデザート!」となったのですが、スプーンがありません。これは試されているのだろうかと、箸を使って完食しました。「ごちそうさま」をして、食器を片付けようとお盆を持ち上げたタイミングで「袋に入ったスプーン」が、どこからともなく登場。「ああ、このタイミングか」と、注意力散漫な自分を責める金曜日の食後でした。

第5号 成長を実感する

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昨日は、好天に恵まれ(写真上左)、令和3年度の入学式を挙行し221名の新入生を迎えることができました。新型コロナウイルス感染症対策として、多くの来賓のみなさんをご招待できませんでしたし、保護者の皆様にも新入生一人あたり、家族1名のみの参列をお願いせざるを得なかったことは心苦しい限りでした。2、3年生も、各教室でのリモート参列という様式をとりました。ぜひ、これからの学校生活の中で、1年生を導いてほしいですし、手本となってほしいです。

新入生は今日から本格的に中学校生活をスタートさせています。朝の読書の活動では、どの教室もピンと張り詰めた中で活動に取り組んでいました。少し袖の長いその手で書籍を持ち、本気で目で文字を追うその姿に初々しさを感じます(※その後に回った2、3年生の教室でも、静かに読書活動に取り組んでいたことを付け加えておきます)。

しばらくしてから学校内を回っていると、3年生の身体測定に遭遇しました。身長と体重の測定を終えた○○さんに、結果の書いてあるカードを見せてもらいました。「あまり伸びてませんよ」と渡してくれましたが、「え!1年生の時から着実に伸びているじゃないの!!」と言うと、「まあ、成長期ですから」と、笑顔を返してくれました。また、□□さんのカードを見せてもらい、「おお!!10cm近く伸びているではないか!!」と言うと、「ありがとうございます」と、これまた笑顔を返してくれました。

成長をその生徒の姿として見ることができますし、数字で見ることもできます。数字はあくまでも数字なのですが、その数字の使い方次第で、自分自身の成長をはっきりと実感することができます。数字に振り回されるのは面白くないですが、○○さん、□□さんの笑顔を思い出しながら、数字をより効果的に使わない手はないと感じました。

ちなみに、わたしの体重は、数字によって(あまりよろしくない方向へ)成長していることが判明しています…。成長を実感することと、その後の対策はまた別問題ですね。

第4号 初心忘るべからず

今朝、学校を回るといろいろな場所で「愛」を感じました。

新入生に向けて、新2年生が入学のお祝いの気持ちを表したメッセージが、各教室の廊下掲示板や黒板にあり、後輩を思う先輩の「愛」を感じます。

新年度がスタートして2日目を迎える生徒たちに、想いを伝える担任メッセージがあったり、生徒一人一人の机に配布物がセットされていたり、各担任の「愛」を感じます。

玄関前では、新入生の保護者受付用のテントを朝早くから担当教師と共に設営している生徒がいます。これも、新入生への「愛」でしょうか…。母校への「愛」でしょうか…。

それぞれの場所で、それぞれが自分のやることを考え、「本気」で取り組んでいるように感じられ、朝からうれしくなりました。

朝の会が終わり、職員室へ用事でやってきた新3年生の○○さんが、「失礼します!2年、あっ!!、3年○組の○○です。□□先生に用事できました。」と、元気よく挨拶をして入室します。まだ、3年生に慣れていない初々しさがとても新鮮です(※用事が終わった後、思わず「今のことをHPに書いてよいですか?」と○○さんに許可を取り付けました。「いいですよ!」と、笑顔で答えてくれ、何ともさわやかです)。

生徒も教職員も、この時期の気持ちを忘れないでいたいと感じた朝でした。

「初心忘るべからず」

この言葉は、世阿弥の言葉とされています。「最初のころの志を忘れてはいけない」といった意味で使われますが、世阿弥が言ったことはそれだけではないようです。

60歳を過ぎた頃に書いた「花鏡」の中で、世阿弥は、
第1に「是非の初心忘るべからず」
第2に「時々の初心忘るべからず」
第3に「老後の初心忘るべからず」
と、3つの「初心」について語っています。

「是非の初心忘るべからず」では、若い時に苦労して身につけた芸は、生涯忘れてはならない、と言います。

「時々の初心忘るべからず」では、経験者であっても初めて演ずる能では初心者であり、その時々の演技をその場限りにしてしまっては、次に演ずる時に何も残らない、と言います。

「老後の初心忘るべからず」では、老後になって歳をとっても、初めて習うことを乗り越えなければならない、と言います。

このように、「初心忘るべからず」とは、若い頃や、初めて経験した時に感じたことを忘れないということだけでなく、その時々の未熟さを受け入れ、新しいことに挑戦していく気持ちや、姿勢を忘れてはならない、ということでしょう。
「いくつになっても、初心者に戻って自分を見つめ直す。」
わたし自身、大切にしていきたいです。

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第3号 スタート

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2、3年生が登校し、新任式、始業式を行いました。

新任式で、生徒会長□□さんの素晴らしい挨拶を聞き、この後に始業式の式辞を述べるわたしの緊張は、グンと高まりました…。□□さん、ありがとう。

やはり、生徒のいる学校は、活気があります。

式の後、職員室前の集配棚を確認しに来ていた○○さんに、「スタートして、どうですか?」と問うと、「なんだか、緊張しています」と答えてくれました。「わしも一緒だよ」と言うと、笑顔を返してくれ、なんだかうれしくなりました。その笑顔に、「やる気」を感じたからです。

その後、教室を回って各教室の最初の学級活動の様子を見ました。新しい教室、新しいクラスメイト、新しい年度…、○○さんが答えてくれた「緊張感」が、どのクラスからも感じられます。元気にふるまっている◇◇さんも、いつもとは違う心持ちなのだろうなと、勝手に想像しました。

スタートは、変身のチャンスです。年度中に何回かある節目の中でも、大きな一つです。「脱皮しない蛇は死ぬ」と、始業式の式辞で話しました。未来の自分のために、脱皮しながら成長していってほしいと願っています。そして、キーワードは、「本気・根気・元気」であり、本気でチャレンジし、チャレンジしたなら根気よく取り組むこと(※やりきると言ってもいいかもしれません)。そして、それを支えるのが元気であること。それはたとえカラ元気でもかまわない、と伝えました。

天資養活、自他共栄。この校訓を礎として、教職員も「本気、根気、元気」で令和3年度の教育活動を進めていきます。

第2号 出町中学生

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令和3年度の始業式を明日に控え、今日は新3年生が準備のために登校しました。
写真は、活動前に体育館で担当教諭の説明を聞いている様子です。
新型コロナウイルス対策のために、距離をとって座っているので、ひとつの学年だけで体育館はほぼいっぱいの状態です。
説明を本気で聞いている様子を見て、頼もしく感じました。

さすが出町中学生!
さすが出中の3年生!!

そう言えば、土曜日に台車を使って車から校長室へ書類や書籍などの荷物を運ぼうとしていたところ、二人の生徒が走ってやってきました。
「お手伝いします!」
なんと!ごろごろと台車を玄関から車へ押していく姿を見て、部活動を中断してやってきてくれたようです。
「いやいや、ありがとう!その気持ちだけで十分です。部活動を続けてください。」と伝えました(※厚意を受けて、手伝ってもらえばよかったのかしらと、その後考えてしまいました…)。
二人は「はい」と明るく部活動へ戻っていきました。なんともうれしい限りでした。
さすが出町中学生!!!

後日、顧問の先生に、「先生、ご配慮いただき、ありがとうございます」と伝えると、「いえいえ、自発的に生徒がとった行動です」と教えてもらいました。
ううん、ますます出町中学校のすごさを体感しました。

これからも、「 天資養活 自他共栄 」の校訓を教育活動の基本とし、学校運営を進めていきます。

第1号 「サクラさくら」

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桜の花が、いろいろな場所で見られます。
こぶしの花や、桃の花、菜の花、それに梨の花も見られるのですが、桜の花はなんだか特別に感じます。
桜の花の色のせいなのか、桜の花の咲き方のせいなのか、わたし自身にもよく分かりません。

上左の写真のように、桜の花は地面を向いて咲いています。だから、花を見上げるわたしに、上から微笑んでくれているように感じます。
また、上中央の写真のように、花弁のもとが白い時は、少しくらいの風で花弁は散りませんが、上右の写真のように花弁のもとが赤くなると、わずかな力で花弁は取れ、散っていきます。
花弁は自分の役割を果たして、静かに散っていく、その姿にいろいろなことを感じさせられます。

この4月に、縁あって出町中学校へ校長として赴任しました。
令和3年度の始まりに際し、本校教育活動に対して、これまでと変わらぬご支援をいただきますことを、お願いさせていただきます。
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行事予定
4/12 学力調査(国・理・英)
4/13 学力調査(社・理)