最新更新日:2024/05/23
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

第172号 さりげない

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出町中学生と接していると、さりげない「こころくばり」を感じることがあります
大人びているというと、生徒たちに失礼になるかもしれませんが、しばしば中学生らしくない振る舞いが見られるのです

今朝も登校してすぐ、教室へ向かう前に用事で職員室へ寄っていく出中生がいます
その際、カバン等をおいて入室しますが、職員室前に持ち物を置くスペースはあまりありません
中学生ほどの年齢であれば、職員室前の廊下であればどこにでも置いていきそうなものですが、出中生は校長室前ということを意識し、そこへは置きません
少し離れますが、階段付近の非常シャッターの壁あたりに置いたり、印刷室の出入口の横に置いたりします
これは当たり前のようであって、そうではありません
さりげない「こころくばり」ができる出中生であり、家庭や地域で身に付いた姿でしょう
家庭力、地域力を感じます
砺波の素晴らしさのひとつです
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第171号 体験授業

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11月24日に出町小学校6年生のみなさんを迎えて実施した「中学校体験授業」
本日は、砺波南部小学校の6年生を迎えました
短い時間でしたが、数学と美術の授業を体験してもらいました
少しは中学校の雰囲気を感じてもらえたのではないでしょうか

未来の出中生
来年の4月を楽しみに待っています
今のうちに、小学校での学習内容をみっちりと吸収しておいてください
中学校の学習を先取りする必要はないと、わたしは思います

中学校に入学したら、「あれ?これは小学校でも学習したかも」と感じる学習内容もあります
小学校6年間、中学校3年間で、我が国の義務教育は修了です
この9年間で、繰り返し巻き返し同じような内容を違う角度で学習し、学びを深くしています

同じことであっても、何も知らなかったときと、何かを学んだ後では見え方が違ってくることがあります
経験したことで、以前感じなかったことを感じることがあります
今、目の前の学習に本気で根気よく取り組むことで、4月からの中学校での学習がより意味のあるものになるでしょう

昨日から今朝に書けて荒れた天気でしたから心配でしたが、砺波南部小学校のみんながやってくる頃は、雨も上がってくれました
立山室堂も青空が広がっています
立山黒部アルペンルートの営業が終了し、足跡が見られなくなりました
異次元の世界です
この時期や厳冬期に、一度室堂へ行ってみたいものです
実際に行ってみないと分からないことも多いでしょうね
子供もおとなも、体験して分かることは多いです

下の写真は立山黒部アルペンルートライブカメラからの画像です
https://www.alpen-route.com/live_camera/murodou.html
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第170号 ほめる

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昨日、本校で砺波市内の小中学校から各校1名の担当者と希望者による、「ICT活用研修会」が開催されました
今年度から児童生徒一人に1タブレットの環境が整い、市内の小中学校でも、本校でも教育活動での活用について、試行錯誤しながらよりよい方法を探っている状況です
市内小中学校での教育活動がより充実したものになるように、研修を重ねている砺波市教育委員会が進めるICT兼任研修会とも兼ねた研修会で、講師として放送大学教授の中川一史先生をお迎えしました
兼任研修会のメンバー以外の市内の先生方も多く参加できるようにと、授業等への影響が少ない15時からの研修でした
オンラインでの参加者もありました

せっかくこの分野での第一人者である中川教授をお迎えするので、少し早めに来校いただき、本校の授業の様子を観ていただくことができました
中川教授からは、「どの学級も学習の雰囲気が落ち着いていますね」と褒めていただきました
ありがたいお言葉です
教師も積極的にICTを活用する意識があり、大きな伸びしろ部分をご指導いただきました

褒めていただく
ご指導いただく

短い時間でしたが、その時間以上に充実した、わたしにとってうれしい機会になりました

さて、わたしはなぜうれしくなったのでしょう
第一人者の中川教授からいただいた言葉だからでしょうか
中川教授のおかげで、モヤッとしている部分がクリアになったからでしょうか
本校の生徒や教師のよいところを褒めてもらえたらでしょうか

よく、人を育てるには褒めなさいと言われますが、褒めると言うことはとても難しいと感じることが多いです
今回の中川教授の言葉とわたしの感情の関係を考えていると、数年前に新聞記事になっていた脳研究者の池谷佑治さんの話を思い出しました

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(略)
長女が4歳になるまでの成長を本にしました。
「脳研究者って、そうやって子どもの成長を見るんですね」と言われて初めて、多くの人は僕のような視点で子育てを捉えていないと気付きました。
僕は脳研究者の視点からしか娘を見ることができません。
熱心に絵を描いていたら「頑張って描いていてえらいね」と行為をほめるのではなく、「この絵、好きだなあ」と作品をほめないと、娘の脳が「ほめられたいから私は絵を描いているのかな」と誤解してしまう!と。

子どもの成長過程は狩りの時代から変わりません。
人類にとって不変のものだから、娘たちが大人になって社会が変わっていても、僕の書いた成長の記録は娘たちの心に響くと思っています。
(2017年12月17日付 東京新聞朝刊)
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この記事を読んでからも、わたしは行為で褒めてしまいがちです
中川教授は学校の学習に向かう雰囲気を褒められました
行為ではありません
わたしがうれしかったことと、このことは関係があるような気がします


蛇足
書籍名:「パパは脳研究者」
著者:池谷 裕二
出版社:クレヨンハウス (2017/8/10)
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