最新更新日:2024/06/15 | |
本日:59
昨日:1100 総数:908313 |
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
第118号 チョコッと自由研究その書類の宛先を書く面に「63円切手を貼付してください」と書かれています あまり手紙を書かないので、切手を購入するのは久しぶりです 50円切手1枚、10円切手1枚、2円切手1枚、1円切手1枚、合計63円です 代金を払い、渡された切手を見て、ふと疑問がわきます 「これは、誰?」 1円切手には人物の肖像画が印刷されています どこかで見たような気もしますが思い出せません 何人かに尋ねましたが、どうもはっきりしません ある教師は、分からないので「子供たちに聞いてみます!」と、何だか怪しい笑みを浮かべていました(※あくまで、個人的見解です) この影響を受けて今日の昼休みに、何人かの生徒にも尋ねてみました 誰も分かりません ※せっかくの休み時間に声をかけてごめんなさい そんな中、学校司書の○○先生が「郵便の発展に貢献した人です」と、教えてくださいました 社会科の○○先生も分かられました 同じ社会科の◇◇先生も即答で正解でした さすがです その後、ネットで調べると、さくっと答えてくれました 何とも便利です ※依存しすぎるとその便利さ故に怖いと感じますが・・・ 1円切手に印刷されているのは、日本郵便の父と呼ばれる前島 密(まえじま ひそか)氏の肖像画でした このデザインになったのは、郵便創業80年にあたる1951年4月 書体や国名表記などは少しずつ変更されたものの、あくまでもマイナーチェンジで、切手デザインとしては令和まで継続した国内唯一のものだそうです そして、一番わたしが「へぇ〜」と思ったのが、現在の1円切手はフランス製だということです 現在郵便局等で販売されている1円切手は、2015年2月2日発行の切手で、国立印刷局印刷製造の凹版印刷の一種であるグラビア印刷だそうです しかし、印刷に関しての競争入札でフランスのカルトール社が落札したため、2017年12月上旬から流通し始めた1円切手は、ドライオフセット印刷へとその印刷方法が変わったそうです つまり、今使っているものの多くはフランス製らしいです シートには、上の写真にあるように、「Cartor Security Printing」と印字されているようです ※他の切手には、「国立印刷局」の文字が印字されています 様々なデザインの郵便切手が登場するなか、1円切手だけは68歳頃の前島密の写真図案が使われ続けているのも不思議ですね これは、1871年の郵便創業当時に苦労して郵便局のネットワークを全国展開させた彼の功績から、現在でも1円切手の図案はそのまま使われているそうです 日本郵政公式サイトに、次のように人物紹介があります ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 前島密(1835年から1919年) 越後国(現在の新潟県)生まれ。享年84歳 「縁の下の力持ちになることを厭うな 人のためによかれと願う心を常に持てよ」という信条どおり、近代化が進む日本でまさしく陰ながらより便利でより快適な暮らしの方法を提案し続けた ※日本郵政ホーム>日本郵政グループについて>グループの沿革>前島密 https://www.japanpost.jp/corporate/milestone/fo... ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 何とも興味深いことです 「チョコッと自由研究」でした 蛇足 前島密の主な功績 1866年:「漢字御廃止之議」という建議書を将軍徳川慶喜に提出 1868年:大久保利通の大阪遷都論を読み、遷都の地は江戸でなければならないと大久保に建言 1870年:大隈重信から、鉄道の建設費と営業収支の見積り「鉄道臆測」を作成 これをもとに1872年5月日本初の鉄道が仮開業 1871年3月:東京大阪間で官営の郵便事業開始 1871年12月:新聞雑誌の低料送達の道を開く 1871年6月:出版者を勧誘し、太田金右衛門に郵便報知新聞(現在の報知新聞)を創刊させる 1872年6月:日本通運株式会社の前身、陸運元会社の設立を説得 1872年:日本帝国郵便蒸気船会社誕生 1875年:日本郵船株式会社の前身、岩崎弥太郎の郵便汽船三菱会社(当時「三菱商会」)を補助 1875年1月:郵便為替を開始 1875年5月:郵便貯金の取り扱いを開始 1879年:視覚障がい者の教育を目指すため、同志とともに私金を出し合い訓盲院の設立 1877年:東京上野で第一回勧業博覧会の開催を主導 1880年:海員の素質の向上とその保護救済などを目的とする日本海員掖済会を発足 1882年:早稲田大学の前身、東京専門学校の創立に参画 1890年12月:電話事業を開始 ・・・なんともすごい方です 第117号 本気でやりきる昨日の、北陸マーチングコンテストの報告と、わたしが応援に行ったことへのお礼です 三人とも、それぞれの立場で考えたり感じたりしたことを伝えてくれました 本当に立派だと思います 3人とも3年生なので、今回の演奏がラストのコンクールであったことや、自分たちのすべてを残り限られた時間で後輩に伝えたいという話に、心が揺さぶられました また、以前からマーチングを観るたびに、ドラムメジャーについて興味があったので、◇◇さんにひとつだけ尋ねました 「ドラムメジャーは一人ですが、演奏中はどんな気持ちなのですか?」 とてもつまらない質問なのですが、◇◇さんはしっかり答えてくれました 「自分一人で先頭にいるので、後ろが見えず、ついてきてくれているのか不安なことがあります」 わたし「一人だから緊張するでしょ?」 ◇◇さん「事前の会場リハーサルで、ちょっと失敗したのですが・・・、本番ではみんなを信じて、本当に楽しんでできました」 この話を聴いてとてもうれしくなりました 横で部長の◎◎さん、マーチングリーダーの○○さんも笑顔でこの話を聞いていてますますうれしくなりました そして、昨日の演奏がはっきりと思い出されました 1ヶ月という短い準備期間 新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況もあっていつも以上に制約の中での準備だったと思います その中での金賞です すばらしいです よく頑張りました また、本気・根気・元気の姿を具体的な形として多くの人に示してくれました ありがとう そして、ありがとうございます 北陸マーチングコンテスト 9/12北陸代表は逃しましたが、みんなよく頑張りました 応援ありがとうございました 第116号 選挙今回は立候補者が11名 内訳は、会長候補2名、副会長候補3名、書記候補3名、会計候補3名 会長1名、その他の候補は2名が定員ですからそれぞれに激戦です 今回の選挙では、選挙公報を14日(火)にタブレットにダウンロードし、生徒は立候補者の公約を目にします そして、17日(金)の立会演説会、投票となります 投票するところまではデジタル化されていませんが、ペーパーレスとなりました これにより、選挙管理委員会は印刷・製本の作業が大幅に減り、その他の活動にエネルギーを注げます 時代は確実に変わっています ただし、立候補者の応援活動は、候補者名の書かれたたすきを着けて、「おはようございます!○○をよろしくお願いします!」と通り過ぎる会員に声をかけるスタイルです 変わるものと、変わらないもの 変えればよいものと、変えてはならないもの これらを考えるとき、これは何のためのものか、誰のためのものかを考えることは重要でしょう 訳の分からない、ごちゃごちゃしているものを扱うとき、面倒でも本当に大切なものを覆い尽くしている、どうでもよいと考えられることを本体から引き剥がし、本当に大切なものを慎重に扱わなければと思います とかく、時間が経ったものほど本当に大切なものが見えなくなり、周りにべっちょりとごちゃごちゃしたものがくっついている気がします 選挙をするのはなぜ? 選挙をするのは誰のため? さて、立候補者は新しい生徒会役員になったら、何を目指して生徒会活動に取り組むつもりでしょう? 具体的に何をするのでしょう? どんな思いで活動するのでしょう? 選挙公報をよく読まないといけません 分からないことがあれば、質問してその回答をよく聞かなければなりません あ、わたしには選挙権はないのでした・・・ 任せました、出中生のみなさん! その容姿が目をひく候補者 話がうまい候補者 何だか面白い候補者 ・・・ 果たして、未来の出町中学校生徒会のリーダーとして自分たちを導き、よりよい出町中学校生徒会にしてくれる候補者にとって必要なものは何でしょう? おとなも、選挙の際は候補者のこのことをよく考えて投票に臨み、子供たちに範を示せたらと思います 第115号 自由な研究 at イチタモ休み時間には興味深く作品を鑑賞する生徒の姿があります 展示が始まってから日数が経っているのですが、多くの生徒が見ています なかなかの力作揃いでとても面白いです コロナ禍にあって、保護者や地域のみなさんに見ていただけないのが残念です 並んでいる作品は国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語、その他、多岐にわたっています 現況をよく表している作品もあります 「木製の足踏み式手指消毒装置」「オリンピックスタジアムの模型」等の工作、「安全性の高いマスクはどれ?」と様々なマスクについて調べた研究等があります 話題になったピクトグラムもありました(※執行部が運動会のエンディングセレモニーでも披露しましたね) 「1本の赤ペンで朝倉先生の○は何個?」という興味深い作品もあります これは、1本の赤ペンでどれだけ○を書き続けられるのかを、インクを使い切るまでに引ける線の長さから導き出した研究です その他にも、ユニークだったり、時間と労力をかけた作品であったり、個性あふれる多くの自由な研究が並んでいます まだあまりよく観ていない出中生には、ぜひ観てほしいです 興味が無いと思っていても、思いもかけず刺激を受けることもあります これからは、自分で課題を見付けられることが大切です ここに並んでいる作品は、自分で課題を見付け、本気で根気よく取り組んだ成果ばかりです・・・おそらく 今週10日(金)に作品は返却されますから、展示期間はあと数日 出中生よ 急げ!第1多目的スペース イチタモへ!!! 第114号 東京2020オリンピック・パラリンピック
東京2020オリンピック・パラリンピックが幕を閉じました
人間の力・可能性を、改めて感じさせてくれた大会でした 特に、パラリンピックに関しては、今回ほどしっかり観た大会はありません そのため、多くの気付きがありました その中でも特に、競泳の木村敬一選手、陸上の道下美里選手の姿から、表現できない強いものを感じさせられました 木村敬一選手 名前が同じ敬一であることから、以前から注目していた選手です 前回のリオデジャネイロ・パラリンピックまでの3大会で、獲得したメダルは銀3個、銅3個 リオ大会では金メダルの大本命と言われながら2位・・・ その悔しさから、まわりの反対を押し切って単身渡米し、水泳修行 それはアメリカのコーチでさえもアンビリーバブルと驚く行動でした なぜなら、介助を同伴しなかっただけでなく、そもそも彼は英語が話せない状態だったからです 9/3(金)の男子100mバタフライ(視覚障害S11)のレースで、念願叶い優勝!! レース直後のインタビューでこう答えます 「この日のために頑張ってきたこの日って、本当に来るんだなと 特にこの1年はいろいろあって、この日は来ないんじゃないかと思っていたんで・・・ 家に帰って思い切り泣きたいです」 これまでの苦労や想いは、想像を遙かに超えるものでしょう 同じレースで銀メダルを獲得した冨田宇宙選手のインタビュー 「金メダルを目指して銀メダルなので本当は悔しがらなければいけないけど、木村君が金メダルを取ってくれたことが本当にうれしいし、そこに続いて僕がゴールできたことも本当にうれしい」 また、ライブ中継のスタジオの解説者、放送ブースの解説者が、話すことができなるほど涙する様子から、木村選手は本当に多くの方に応援されていた選手なのだと感じました 木村選手の世界一の本気が、多くの人の心に伝わったからでしょう 女子マラソンの道下美里選手 前回のリオデジャネイロ・パラリンピックは銀メダルで、表彰式で悔し涙を流します 膠様滴状角膜ジストロフィーという難病を発症し、中学2年で右目を失明 20代半ばには左目の視力もほとんど失ったそうです 26歳で入学した盲学校の体育の授業で、「音源走」という、音のする方向に向かって走る短距離走を初めて体験します 最初はダイエットが目的だった陸上ですが、学校に赴任してきた体育教師の安田祐司先生の指導で、本格的に取り組みます そして結婚後、転居した福岡県で視覚障害者のランニングクラブに加入 視覚障害者と伴走者をあわせて10人ほどだったメンバーは、現在180人近くに増えたそうです 「彼女が明るく前向きに頑張る姿を見て、少しずつ仲間が増えた」とクラブの元会長は話されていました 今回は雨の中のレース ゴール直前には、彼女の勝利を祝福し、そして彼女を支えた多くの人の支援を称えるかのように、雲間から日が差します 下の画像の影を見てもよく分かりますが、ゴールまであと400mのときはまだ日が差していません 雨が降り、湿度の高い中での熾烈なレースだったのがうそのような光景でした 生中継を観ていて、木村選手の姿も、道下選手の姿も、涙でよく見えなくなりました 歳をとると誠に涙腺が弱くなります 二人とも、「表彰台で国歌を聴いて、本当に1位になったと実感した」と言います メダルの色が見られない二人にとって、表彰台で国歌を聴くことがどれだけのことか・・・ 多くの人に応援してもらえる選手(人)は、強いです やはり、人は一人では生きてはいけないのです 道下選手が言います 「最高の伴走者と最強の仲間がいたから、たどり着いた 本当に夢みたい」 翌朝のインタビューで、「その日の夜は寝てしまうと、朝目が覚めたときに、『これは夢だった』となるかもしれないと、不安でなかなか寝られなかったんです」と、笑顔で答えていた姿からその人柄を感じました 二人に共通する、応援したくなる人ってどんな人でしょう? 出中生諸君! ぜひ考えてみてほしいです ちなみに、来年5月1日から15日まで、ブラジルで24回夏季デフリンピック競技大会が開催されます この大会も新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により2021年12月5日〜21日の開催予定だったものが、半年ほど延期されました 「夏季デフリンピック」 さて、この名称を聞いて、これが何の大会か分かる人は出町中学校にどれくらいいるのでしょう? これもどこかで出中生に聞いてみましょう・・・ 第113号 運動会 その2科学的ではないと言われますが、どうしてもテルテル様におすがりします 秋の空はうつろいやすく、案の定、天気予報がころころと変わりました ※気象庁及び気象関係者を非難しているつもりはさらさらありません それほど秋の天気の予報は難しいのです・・・ 前日まで、秋の天気に振り回された感があります 結果として、よいお天気でした よいお天気とは何をもって「よい」というかは人それぞれです 雨が「よい」人もいるでしょうし、晴れが「よい」人もいるでしょう ですからテルテル様も大変なのですが、わたしにとっては秋晴れの青空の下も「よい」天気ですし、熱中症の心配をそれほどしなくてよい曇り空も「よい」天気です 9月4日は朝6時に、開催決定をする会議を開きました この時点でも天気予報の中には、降雨予想のものもあったのですが、開催を決定します 終わってみれば、熱中症の心配をそれほどしなくてよい曇り空 時折、青空ものぞいていました 同じ県内でも場所によっては朝から強い雨が降り、運動会を中断した学校もあったようですから、出町中学校にとってはこの上もない「よい」天気でした 朝から係の活動で準備をする生徒と共に、PTA役員のみなさん、無観客対応のためにLIVE配信をしていただくTSTのみなさん、アルバム用写真を撮影していただく写真屋さんが来校されました PTA役員のみなさんにおかれては、雨の中、グラウンドで写真撮影などの打ち合わせをしていただいたり、LIVE配信に向けての環境整備をしていただいたりと、力強く支えていただきました 会長様をはじめ、みなさん、誠にありがとうございました 本当に、今回も多くのみなさんのご支援・ご協力のおかげで運動会が実施できました こういうことは子供の頃は全く考えていませんでした 歳を重ねる毎に、自分一人では何もできないことを痛感し、多くの方に支えられることを知りました 出中生の中には、既にそのことを感じている生徒もいるので素晴らしいです 競技や応援合戦に注目しがちですが、それに向けての活動、終了後の片付けなど、それぞれに本気で根気よく元気に取り組む出中生の姿がありました 今年も多くのことを出中生は学んでいます 生徒会執行部がエンディングセレモニーでみせてくれた企画力は、今年度の生徒会年間活動目標の「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」を、とても分かりやすい形で出中生に示してくれたと思います ありがとう そして、閉会式のあいさつで言いましたが、その生徒会執行部や団を引っ張った3年生に協力し、本気でついて行った2年生、1年生の存在も大切なのです ありがとう 2学期はスタートしたばかり これからも感染症予防を忘れることなく、思う存分「躍動」してくれればと願っています それを支えるのは教職員、おとなの役割です 第112号 運動会競技部門、応援部門、共に1位となった白団、おめでとう 他の団も、本当によくがんばりました 勝負の世界では勝ち負けがあります しかし、今日の運動会では勝敗を超えた様々なことを感じました 今、出中生のみんなはどのようなことを感じているでしょう この運動会で感じたこと、思ったことなど、ぜひ家の人にも伝えてほしいと思っています 競技の中で感染予防対策のため、声を出せない中、団の境を越えて応援する手拍子を聞きました 途中で転んでも、立ち上がりゴールを目指して走りきる姿を見ました 運動会の準備から競技中、解団式まで、ずっと「どうせ、だめや」とか「どうせ、むだや」といった、ダメダメの姿はなく、最後まで根気よく、本気で元気に取り組む姿がありました 開会式で武田信玄の言葉とされていると紹介した、「本気ですれば、何でもできる 本気でするから何でもおもしろい 本気でしているから、誰かが助けてくれる」を、改めて出中生にその言動で見せてもらった想いです 「本気でやり切ったこと」、「根気よくできたこと」、「元気でやれたこと」 ぜひ、忘れないでほしいです 「悔しい」とか、「ああすればよかった」という想いがあれば、それは自分の未来に生かしてください 新型コロナウイルス感染症の影響はまだ続きます しかし、みんなと一緒なら乗り越えられると思います 中心となって進めてくれた執行部、3年生のみなさん、改めてお礼を言います ありがとう 一緒に本気でがんばった、2年生、1年生のみなさん ありがとう 運動会の実施にあたり、関係していただいたすべてのおとなのみなさん ありがとうございました 動画配信で、離れて応援していただいたみなさん ありがとうございました 今後も、新しい学校生活の中で、みんなの「本気」「根気」「元気」の姿が見られることを楽しみにしています 写真の説明は、また機会があればしたいと思います ピクトグラム、団の境を越えた自然な活動、感染症対策への取組等々、出中生の力を様々な場面で感じたとだけ、今日はお知らせしておきます 第111号 本気・根気・元気妙にその姿が気になり後を追うと、グラウンドで活動していた生徒たちが授業を終えて校舎内へ入っていくタイミングで、グラウンド内へ入っていきました その手にはライン引きが・・・ 毎時間の生徒たちの、本気、根気、元気な活動でグラウンドのラインはすぐに消えていきます その目印のラインを、次の生徒たちが活動する前に二人で引き直しに行ったのでした ささっとラインを引くと、二人はさっさと校舎内へ 次の授業があるようです 今回はたまたまこの二人の姿を追いましたが、本校の教職員はよく動きます 明日の運動会へ向けて、また、日々の教育活動の中で、絶えずよりよいものを目指す意識が本校の教職員に感じられます その姿を見るからか、生徒たちも自分で考えてよりよいものを目指す言動をみせてくれます 昨日の団活動を遠くから眺めていて、限られた中で3年生を中心によくやっていると感じました それは3年生だけでなく、2年生や1年生も本気で取り組んでくれているからです その取組は一人一人違っていてよいです この取組は優劣をつけるものではありません 一人一人が今自分のできることを、本気で取り組むことが素敵なのです 人生には波がありますから、今は思うような言動ができないこともあります そのときも、今の自分ができることを、最後は自分で決めてやればよいと思うのです それは決して「〜をやる」という選択肢だけでなく、「〜をやらない」という選択肢もありです 違うようで同じだと思っていることが新型コロナウイルス感染症への対策です 昨朝、NHKの番組で「コロナ禍での学校」を取り上げ、「学校で気をつけること」を紹介していました 文書等でもお知らせしていますが、下の画像の3点は今一度みんなで確認したいことです 今、自分ができることを、自分で決めて、本気で取り組む 「本気・根気・元気」です 明日の運動会が楽しみです 第110号 ありがたし本校の学校司書が教師向けに発行しているものです この中で、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止についての記事がとてもありがたいのですが、蔵書点検完了のお知らせにも心惹かれました 夏季休業の後半に、すべての図書の点検を行われたお話です さりげない文章ですが、本校の蔵書数からすれば相当な作業量です それも一人での作業ですから、頭の下がる思いです わたしは理科教師ですから、備品整理で理科室や理科準備室の備品すべてを台帳を確認しながら整理する作業が、毎年ありました 時間がかかるのでだいたいは夏季休業中の作業です 大きな学校であれば理科教師が数人で手分けして行いますが、小さい学校では一人で行うこともあります その作業は大変でした・・・ ですから蔵書点検も大変だと想像するのです それに加えて、この図書館通信でその次に書いてあった文章がとびきりうれしかったです 「今回の点検では行方不明の本はありませんでした」 「大きな学校の無施錠の図書室で、行方不明図書が一冊もないというのは、本当に素晴らしいことです」 「どうぞ教室で生徒のみなさんをほめてあげてください」 「また、日頃からの声かけなど、先生方のご協力にも深く感謝いたします」 あたりまえのことなのですが、あたりまえのことがさらっとできている出町中学校が素敵だと感じるのです あたりまえだけど、ありがたし 自画自賛でしょうか・・・ 正しく図書室を利用している出中生のみんな そのように指導している教職員 そのように育ててくださっている保護者のみなさん、地域のみなさん そのことに感謝の気持ちをさりげなく伝える本校の学校司書 ・・・ これらに関する諸々のことが、校長として純粋にうれしいのです 本当にありがたいことです しばし天候でもやもやしていた心が、パァッと晴れた気がしました 何だかわたしは単純ですね と、気が抜けていたらまたまた天気予報が変わりました 天の気をとるために、テルテル様をもう一つ追加してみました 9/4はいろいろと本気で根気よく元気に取り組んでいる出中生のために、何とか晴れてほしいです 第109号 はじまりあるクラスでは早速タブレットを使って1学期の学習の続きを、・・・、というところでしたが、久しぶりでやや手間取っていました やはり、継続して操作に慣れることは大切ですね 生徒たちはすぐに勘を取り戻しているようでしたので、その若さをうらやましく思いました 8/30、31には全校登校日を実施しましたが、半日を2グループに分けての実施でした 今日は、全校が登校し、給食も実施します 授業も始まり、学校での教育活動が動き出しています TOPページの掲載どおり、感染予防対策についてのお願いやお知らせについて、ご理解・ご協力をお願いしたいと存じ上げます ちなみに、今日の始業式はオンラインとし、生徒たちは各教室でわたしの式辞を聞くのみとしました その中でわたしが話したことは、大きく4点です ・新学期の始まりに当たり新型コロナウイルス感染症感染予防の徹底についての再確認 ・もし、身の回りで感染者、濃厚接触者となった人がいたらみんなはどうするかの問いかけ ・医療関係者をはじめ、エッセンシャルワーカーのみなさんの存在を意識してほしいというお願い ・未来に向けてパラリンピックの父と呼ばれるルートウィッヒ・グットマン医師が残した言葉「失ったものを数えるな 残されたものを最大限に活かせ」について わたしは、グットマン医師の言葉や、パラリンピアンのみなさんがみせるその姿勢から、「おまえもできなくなったことではなく、今できることに目を向けろ!」というメッセージを感じています 「みんなの命を守り、安心・安全を守り、今できることは何かを追求する」 このことを教育関係者、保護者、地域のおとなだけでなく、出中生とも一緒に本気で考え実践できればと思っています 校長室のテルテル様が、いつの間にか深く首を傾けていました どおりで雨模様が続くわけです 9/4の好天を願い、テルテル様には姿勢よく居ていただけるように手を添えました 移ろいやすい9月の天気 9/4・・・天が相手だけに、これは祈るのみです あ! 天気予報が変わりました・・・ こんなことってあるのでしょうか・・・ 午前中は雨予報だったのです 第108号 心は密で昨日も今日も、午前中を2グループに分け、分散登校による活動です 手指消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンス等、やれる対策を今一度確認しながらの活動です 例年であればグラウンドや体育館から、生徒たちの大きな声や太鼓の音が校長室にも聞こえ、運動会へ向けての生徒たちの想いがストレートにバシバシと伝わってくるのですが、今年は違います 生徒たちは新型コロナウイルス感染症感染拡大防止について自分たちでも考え取り組んでいます 応援合戦では団役員以外は原則声を出さないと決めたので、練習中も静かです 静かですが、見ていると3年生を中心に段々と本気のスイッチが入ってきていると感じます 見た目には生徒同士の距離はありますが、心は次第に密です 密になってひとつになったとき、きっと多くの人の心を動かす応援になるのだろうと、当日を楽しみにしています 第107号 今、できること
新型コロナウイルス感染症の感染状況が悩ましい状況となっています
このような状況下で2学期がスタートすることについて、マスコミ、ネット等に様々な言葉が飛び交っています その中には真偽の定かでない情報、感情的な意見なども含まれます 保護者のみならず生徒たちもこれらの情報にふれていることでしょう 何を感じているでしょうか・・・ 今、私たちおとなの役割は何でしょう 新型コロナウイルス感染症で医療が逼迫しつつある状況は事実です この状況でも、それ以外の病気・事故等で、多くの人が医療機関を頼らなければならない件数が以前からそんなに変わることがないことも事実でしょう 学校においても、新型コロナウイルス感染症にのみ気を奪われてしまうことについては、少し心配しています 生徒の命に関わることは、以前からこれ以外にもいろいろあるからです 時間も、人も、その他にも、限りはありますが、今どうすることがベターなのでしょうか? 本校では教職員の力を結集して、ときには生徒の知恵も活かして、2学期もよりよい教育を展開できるようにと準備を進めています 「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ」 これは、英国の医師であり、パラリンビックの父である、ルートウィッヒ・グットマン氏(1899-1980)の言葉です できなくなったことではなく、今できることに最善を尽くすということだと思っています 新学期も、本気・根気・元気です 忙しそうに活動している教職員を見ながら、とりあえずわたしは9月4日に運動会が無事開催できるように、「テルテルさん」を机上に登場させました 秋の空はうつろいやすいので長期予想は毎日めまぐるしく変わっています・・・ 第106号 やることをやる
県立学校の夏休みの延長が昨日発表されました
小中学校は各市町村判断となっており、砺波市では感染症対策を徹底しながら予定通り教育活動を実施します 一部、マスコミには砺波市内中学校の9/4の運動会の実施について、2校で無観客との報道がありましたが、砺波市では4中学校すべてが(1)時間短縮による午前半日での実施、(2)無観客での実施、(3)参加確認をとっての実施としています 詳細については本日、明日の登校日で生徒を通じて案内文書を配付し、保護者のみなさんに詳細をお知らせします また、本ホームページでも案内します 今朝、たまたま廊下で会った○○さんに「夏休みはどうでしたか?」と聞くと、少し考えてから「とても充実した、よい夏休みでした」と笑顔で答えてくれました 様々な要因で世界中で大変な状況になっていますが、その環境の中でもできることを精一杯やった○○さんの姿が想像されました 昨日は、本校職員が今日の登校日のために、校内のアルコールの補充・整備をする姿がありました 洗面所のソーシャルディスタンス確保用足形マークも保健委員会によって更新されています 安心・安全が学校教育の基盤です 登校に際して不安を感じられる場合は、ご相談ください また、ご家族に発熱等心配される症状が出た場合は学校へお知らせください <swa:ContentLink type="doc" item="42700">本日10:00に更新した、「新学期に向けた新型コロナウイルス感染症対策について(お願い)」をぜひご覧ください</swa:ContentLink> 第105号 改めて、確認したい again
「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!〜負のスパイラルを断ち切るために〜」
https://www.jrc.or.jp/saigai/news/200326_006124... これは、昨年3月26日に、日本赤十字社のホームページに掲載された記事です この日からもう1年と5ヶ月が経過しようとしています このホームページに、次のような文章があります 新型コロナウイルスによる感染症は、世界中で感染の拡大が続いている状況です この感染症は、"3つの顔"を持っており、これらが"負のスパイラル"としてつながることで、更なる感染の拡大につながっています 出中生にもオリジナルのホームページを閲覧してほしいです 1年と5ヶ月が経過しても、この記事を古く感じないのは、あまりよいことではないのかもしれません それは1年と5ヶ月が経過しても、状況が好転しているわけではなく、むしろ悪くなっているとも考えられるからです ただし、これまでに分かったことはたくさんありますし、認識できたこともたくさんあります 暗い気持ちでいるだけでなく、今できることを、本気で、根気よく、粛々と取り組むのみだという想いは、今も変わりません 実はこれ、5月21日の第37号にも取り上げた内容です 2学期のスタートを控え、また、富山県がステージ3という状況だからこそ、再び日本赤十字社のホームページの画像を一部抜粋して転載します ほんの一部ですが、改めて確認したいことと感じています ぜひ、日本赤十字社のホームページをご覧ください 第104号 道を探す新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を踏まえた手指消毒、マスク着用、3密の回避はもちろん、エアコンの効いた教室内で熱中症対策をとりながらの活動です 電子黒板を活用しながらそれぞれの団が工夫をしながら活動している様子をみると、何とも言えない気持ちになります 廊下や階段で出会う生徒に「進み具合はどうですか?」と尋ねると、どの生徒も「ぼちぼちです」とか、「ちょっとずつですが確実に進んでいます」などと、輝いた表情で答えてくれます 最上級生として、今自分たちができることを本気で根気よく取り組んでいることがひしひしと伝わります 空調の効いた図書室では執行部が準備を進めています 生徒会室とは違い、広いスペースを使いながらの活動です 新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を注視しつつ、9月4日の運動会は、その実施方法などを工夫し、実施する予定です そのために、市教委や市内4中学校が連携を図り、他市の学校の対応状況も確認しながら対応についての協議を進めています ※迫る運動会以外については小学校8校とも常に連携しています 今週中にはホームページにて概要をお知らせします よろしくお願いいたします 第103号 天資養活 自他共栄「天資養活 自他共栄」 右の写真は、令和2年度卒業生が卒業記念として贈呈して、正面玄関に掲げられているアルミ鋳物製の校訓プレートです 令和2年度卒業生のみなさんは、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた学年でした 2年生のときは約1ヶ月にわたる、3月の突然の休業 3年生に進級した直後、始業式から数日して4月から5月までの、今までに経験のない、長い休業 厳しい状況での中学生生活でした 世界中が新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い混乱している中で、みなさんはとことん前向きに取り組んだと聞いています みなさんが中心となって取り組んだ生徒会活動で、そのことは顕著に現れます 年間目標「挑戦〜自ら『新しい』を創り出そう〜」の下、「挑戦」を続けられたこともそのひとつでしょう そして、様々な制限がある中、限られた時間の中で考え抜き、運動会に代わる「出中の挑戦・夏」や、和鐘文化祭に代わる「出中の挑戦・秋」が企画されます わたしは直接、卒業生のみなさんと出町中学校で過ごすことはありませんでしたが、みなさんが後輩である今の出中生たちに伝えてくれたもので、みなさんを感じることができます 困難な状況にあるときだからこそ、よりすばらしいものが創り出されることがあります 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が進行している中で2学期を迎えようとしている今 生徒のみならず教職員も、卒業生が残してくれた校訓プレートから感じるられるものがあるのではないでしょうか 「天資養活」 →天から与えられた我が資質を鍛え養い未来に活かす 「自他共栄」 →互いに信頼し合い助け合うことで、自分も他の人も共に栄えることができる そうした自他共に栄える世の中を作る どちらも、今の時代にも大切なことを示しています 第102号 心機一転「もう13日か・・・」なのか、「まだ13日も」なのかは、気のもちようです 出中生のみんなはどう思っているでしょう 保護者のみなさんはどちらでしょう 今朝の体育館の床は、ワックスが塗りたてでぴかぴかと光っています まるで、出中生が「本気・根気・元気」で活動するのを待っているように見えます これも気のもちようです 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まりません 富山県は県独自の警戒レベルをステージ3としています 誰かを責める 誰かに文句を言う 「自分くらいは」と好きに行動する 等々、どのような言動をとるかは人それぞれです わたしは、改めて感染防止について今必要なことは何かを確認し、粛々と実践していくことが大切だと考えています 漫画「ドラえもん」で、次のような一コマがあります 床をたたきながら「ああ!!ぼくはどうすればよいのだ。」と泣き叫ぶ野比のび太に、ドラえもんが「なやんでいるひまに、ひとつでもやりなよ。」と、冷静に声をかけるシーンです 宿題がたまって困っているときだった気がしますが、この一コマだけが脳裏に焼き付いています 新型コロナウイルス感染症に関するネットやマスコミの記事に触れると、なぜか、このシーンが思い出されるから不思議です 「何でこんなに人が出歩いているのだ!危機感が足りない!!」と大型ショッピングセンターでインタビューを受けて怒っている人 なぜか、あの野比のび太の姿と重なるのです 知っているつもり、分かっているつもりではなく、2学期のスタートに向けて心機一転、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策、熱中症対策等をはじめ、安心・安全をベースとする教育活動の準備を、教職員全員で整えていきます 第101号 学校閉庁期間終了閉庁期間中に職員室等の清掃が実施され、出勤してきた教職員は最初に机や椅子、ロッカー等を運ぶことから今日の仕事が始まりました 新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが3となり、より一層感染症対策に留意しながら、今後の教育活動を進める必要があります 蔓延防止地域に指定された富山市は8/26までの登校日は中止、部活動は原則中止の措置をとっています 部活動について、本校では小矢部市、高岡市、氷見市、射水市と同様、他校との交流を中止としますが、感染症対策を施し、熱中症に留意しながら、原則、本校単独での活動とします 運動会や修学旅行・宿泊学習等の2学期の行事については、その実施方法について検討しているところです 先ほど、3年生を対象とした「令和3年度学びの体験オープンハイスクール」の中止案内があり、本ホームページに記事を掲載しました まだ、新型コロナウイルス感染症感染による影響は続くようです 今大切なことは、いのちを守ることを最優先としながら、今為すべきことは何かを考え、できることを粛々と実践することだと考えます 午前の部活動を終えた2年生の3人が、グラウンドで自主トレーニングをしていました 「何だ、人が増えてますね」と声をかけると、「はい」と元気に答えてくれます その後、二言三言会話してその場を離れました 3人の元気な姿や、彼らの屈託のない笑顔を見て、出中生のために自分のできることをやるのみという想いが、改めて強くなりました 第100号 終戦記念日 8/15
本日、8月15日
先の大戦の全戦没者に対し、国を挙げて追悼の誠をささげるため、昭和57年4月13日の閣議決定「「戦没者を追悼し平和を祈念する日」について」に基づき、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で行われました 新型コロナウイルス感染症の影響で、遺族の参列者について、今年は「緊急事態宣言」下での開催となるため、昨年よりも半数以上減って過去最少となったようです 戦後76年で遺族の高齢化が進んでいることも、影響していると考えられます 富山県においても平和への祈りをこめ、先の大戦で亡くなられた戦没者のご冥福をお祈りするため、県民会館ホールにおいて、第59回「富山県戦没者追悼式」が開催されています 富山県戦没者数は30,764人です (内訳) 軍人軍属戦没者:24,974人 外地一般邦人死没者:3,043人 戦災死没者:2,747人 広島、長崎の被爆者と同様に、直接体験談を伺う機会は減っています 黙祷 |
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