最新更新日:2024/06/28 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
第149号 読書の秋思い思いに本棚から読みたい本を選んでいます 朝読書でも読むのでしょうか? また、学校司書さんが本日の朝刊をラックに取り付けてくれています 書籍ばかりでなく、毎日最新の新聞を自然に読めるのも、学校司書さんのおかげです 27日から読書週間が始まっています(※11月9日まで) 1947年(昭和22年)11月17日に、第1回『読書週間』が始まりました 終戦後、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」と、出版関係者、図書館関係者、マスコミ関係者が中心となって開催されたようです これが好評で、翌年の第2回からは期間を10月27日〜11月9日(文化の日を中心とする2週間)とし、その後、全国にこの運動が拡がります 現在、電子メディアが紙の書籍に取って代わろうとしていますが、紙の書籍のよさを感じている人が多くいます わたしもその一人かもしれません 出中生のみんなはどうですか? わたしは読書のよさは、世界のどこへでも飛んでいけることや、時間をも超えられることと思っています リアルの世界だけでは会うことのできない、多くの人やものにも出会えます 時空を超えて誰とでも出会えたり、想像もできない世界に身を投じられる経験は、わたしにとってとても魅力的です、1度きりの人生ですから・・・ デジタル書籍も同じではないかと言われても、ページをめくりながら次へ進むことや、どこででもすぐにさっと開いて読み出せるところが、わたしにはよいのです ※電子書籍もページはスライドしますし、暗闇でも読めますが・・・ 文書内容が頭に残る効率は変わらないという論文を読んだこともありますが、感覚的にやはり違うのです 音楽にたとえるなら、DVDでライブ映像を観るのと、実際にライブ会場で聴く音楽が違うことと通じるようにも感じます 頭に残る効果は変わらなくても、それ以上に魅力を感じるものが、紙の書籍にはあると表現すればよいでしょうか 読書のおかげでわたしは何度も地球外へ旅立てました 戦国武将をはじめ歴史上の著名な人たちに出会うことができました 多くの人の考え方を聞くことができました 過去を旅することができました 冒頭に紹介しましたが、本校にはそんな素敵な出会いに導いてくれる学校司書さんに在籍してもらっています 出中生のみんなも、積極的に声をかけて、新しい読書の世界に飛び込んでみてはどうでしょう? わたしにとっては毎日が読書週間ですが、日本全国、特に力を入れるこの「読書週間」は、普段自分から手を伸ばさない書籍の世界へ飛び込む、よい機会ではないでしょうか? わたしは今、「武将メシ」「江戸しぐさ」の世界を漂い中です 2021・第75回読書週間で選出された標語は「最後の頁を閉じた 違う私がいた」です うまいこと考えますね 中学生の柔軟な発想に驚かされます 第148号 分からないときこれは当たり前だとわたしは思います、未来に向かって生きているのであれば・・・ 分からないからこそ、挑戦する意義はあると感じます 分からないからこそ、わくわくすると思います 分からないからこそ、多少うまくいかなくても当たり前だと思います 先日実施した和鐘文化祭で、出中生はそのことを本気で表現していた、と感じました 中学生はまだ若く、おとなにとっては当たり前と感じることも、分からないことがあります まだ若く、経験したことのないことがたくさんあるのですから当たり前です うまくいかないとき、支援するのがおとなでしょう 和鐘文化祭でよりよい合唱を披露するために、学級の仲間とどのように関わり合いながら、みんなの本気を調和させていくか? これは、今まで2回経験している中学3年生にとっても、今年は今年の仲間ですから、新しい挑戦であり、簡単ではありません 多くの出中生が、悩みながら、ぶつかり合いながら、励まし合いながら、一人一人がそれぞれの想いで合唱コンクール当日を迎えたと想像します そして、その合唱を聴くわたしたちにも歌声を通してその本気を伝え、砺波市文化会館を包むハーモニーをつくってくれました 各学級の本気と、聴く人々の心が共鳴し合ったハーモニーです 人は、しんどくなると心の安全装置が働いて、緊急対応をとるための思考をします それは生きていくためにとても大切なシステムですが、エネルギーをある程度復活させたら、ふり返ることが大切ではないでしょうか また、しんどくなったから安全装置が働いたのか、単純に面倒くさいから安全装置が働いたように感じているのか自分自身と対話することも大切ではないでしょうか 例えば、 自分が分からないから、それは間違っていると必要以上に強く指摘する 自分が分からないから、それを誰かの責任にする 自分が分からないから、それを守らない 自分が分からないから、それはしない などの言動をとってしまう場合って、自分の中で何が起こっているのでしょう? この先にあるものは、何でしょう? 未来の自分は、今の自分に何と言うでしょう? 自分自身と対話する それで煮詰まってしまえば、誰かに想いを発信する(吐き出す) 「吐き出す」とは、「口から+(プラス)、−(マイナス)を出すこと」で、そのうちの−(マイナス)がなくなれば、それは「叶(かな)う」と、ゴルゴ松本氏が言っていたことを思い出しました おとなになっても自分との対話は難しいことがありますが、わたしも意識していかねばと思いました 誠に、いろいろなことを出中生に教えてもらっています いつも、ありがとう 第147号 和鐘文化祭閉幕 出中生のみんなへ新型コロナウイルス感染症感染予防のため、例年通りとはなりませんが、今できることは何かを本気で考え、準備を進め、この日を迎えられました 出中生、本校教職員、そして様々な場面で支援していただいたPTA役員様及び保護者の皆様、地域の皆様など、本校に関わってくださっているすべての方々のおかげです 出中生のみんなは、それぞれの場面でよくがんばりました 生徒会長をはじめとする生徒会役員のみんなは、選挙に当選し、任命された直後から、和鐘文化祭に向けて着々と準備を進めてきました エンディングセレモニーでステージ上に並んだときに見られた表情は素敵でした エンディングセレモニーと言えば、最後のクイズにも工夫が凝らされていました 最終日の生徒会ステージは、密を回避するために運動会の団毎に体育館への入場を制限した入れ替え制を採用していたため、そのクイズにはリモートで教室からも参加できるように企画してくれました 学習で使っているタブレットを用いて、離れて参加している学級の回答を体育館へ飛ばし、タブレット画面に4択回答の色を表示するアイデアです 物理的に離れていても、心はつなぐという素敵なアイデアでした 今、出中生のみんなに、下の写真を見ながら、本気で考えてほしいことがあります 2日間の合唱コンクールは砺波市文化会館での実施でした そこには、せっせと座席をアルコール消毒してくれている仲間がいました 会場内のすべての座席には、ひとつ飛ばしで座席使用不可を案内する出中マスコットが貼られていました 3日目の生徒会ステージでは教室でも参加できるよう、ときには演者に近付いてよりよい画角を探し、撮影してくれている仲間がいました 2日目の合唱コンクールを家庭でも観られるように、ストリーミング配信用の撮影をされる業者の方がおられました 一声おかけすると、「任せてください」と力強く答えていただきました 2日目の合唱コンクールで、ステージ練習をじっと見守る担任の熱い視線がありました 1日目の授業参観では、出入口で保護者の方を整理・案内されているPTA役員の方々がおられました そして何より、お忙しい中、みんなの躍動する姿を見るために、来校された多くの保護者の方がおられました これらはほんの一部です ここに書き切れないことや、わたしが気付いていないこともあるでしょう さて、こられの光景は、いったい何でしょう? 合唱コンクールの最後にみんなの前で話をする機会がありました そこでみんなに改めて感じさせてもらった「ハーモニー」「調和」の話をしました 実は、あのとき、みんなの歌い終わった表情を見て感動し過ぎてしまい、言い忘れたことがひとつあります たとえ歌う人が一人であっても、何かする人が一人であっても、ハーモニーは大切だということです 言い換えれば、合唱ではなく、一人での歌唱(独唱)であっても、ハーモニーが大切だと言うことです そのとき、ステージ上には一人かもしれませんが、ホールの中には多くの人がいます ホール中のすべての人が、「ハーモニー」を大切にすることで、よりよい音楽が生まれます 合唱コンクールも同じなのです 一緒に歌っている学級の仲間の「ハーモニー」だけでなく、会場で聴いている人や裏方の人たちすべての「ハーモニー」がよりよい音楽をつくり、多くの人を感動させます 和鐘文化祭も同じです いろいろな場所でそれぞれが本気で自分の為すべきことをする それが「ハーモニー」となって大きなすばらしい響きとなると思うのです 合唱コンクールの学級紹介で3年生のある学級が、練習をしてきた中で大切なことに気付いたというものがありました 和鐘文化祭で見られた光景は、それなのです それって何でしょう? いつも以上に長文になったのでこの辺でやめます このことを、ぜひ、本気で考えてみてください 和鐘文化祭 閉幕 10/26この後、ふりかえりを行い、今後の活動につなげていきます いろいろな形で支えていただいた多くのみなさんに感謝申し上げます ありがとうございました ※写真は生徒会ステージの様子です 和鐘文化祭3日目(非公開) 10/26雨は上がったので、この後青空が見られるでしょう 本日は和鐘文化祭最終日 午前に生徒会ステージが開催されます 生徒会執行部を中心に、生徒たちの手による、生徒たちがつくりあげるステージです 朝から体育館では本番に向けて緊張感を漂わせながら準備を進めるスタッフや演者の姿がありました 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、本日は参観を遠慮いただいています また、当ホームページでお知らせします 和鐘文化祭 合唱コンクール10/25※写真上1段目:結果発表 3年生は、今日の結果を超えて、学年がひとつになって今後の学校生活に臨むため、文化会館で学年合唱の練習を始めました 今後のよりよい学校生活を目指し、学年議会が企画しています ※写真上2段目:3年学年委員会企画 和鐘文化祭 合唱コンクール10/25
1年生の部が終了しました
どの学級も、練習の成果が感じられる見事な合唱の発表でした 観覧いただく保護者のみなさんの入れ替えが終了後、3年生の部が始まります 和鐘文化祭 合唱コンクール10/25ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします また、保護者限定ですが、本日19時からは、PTA企画、TST制作のストリーミング配信が実施されますので、ぜひご利用ください 和鐘文化祭 合唱コンクール10/25コンクール本番が迫っています チューリップ公園で、学級毎に声出しが行われています 今朝も早くからPTA役員の皆さんに、運営等についてご支援いただいています ありがとうございます 第146号 躍動今日から始まった、「令和3年度 和鐘文化祭」でも、生徒たちはこのテーマを意識しています 文化委員を中心とした合唱コンクール運営の打ち合わせ 各学級における熱のこもった合唱練習 展示発表に向けて作品の仕上げや飾り付け 今日の授業参観での授業の取り組みも、いつも以上に躍動している、・・・かな・・・ そんな生徒たちをずっと支えている保護者の皆様も、お忙しい中、学校へ足を運んでくださっています(写真上) 今日は都合で来られない方もおられるでしょう 明日の合唱コンクールも、直接会場で聴くことができない方もおられるでしょう PTA役員のみなさんのご尽力、会員のみなさんのご理解・ご協力によるライブ配信で、明日の合唱コンクールを視聴いただける方もおられるでしょう 生徒たちが自分たちで考え、決めて、実践しようとしている今年度の生徒活動テーマ「躍動」の具体的な姿を、ぜひ、その一部でもご覧いただけたらと思います 出中生は、よくやっているのです 直接ご覧いただけない場合は、お子さんを通じて、見ることのできなかった「躍動」の様子を聞いていただければと思います 写真下は左が「和らぎの鐘」つまり「和鐘」です オープニングセレモニーで、生徒会長とわたしで、鐘の音を2回響かせました その様子を各教室で全校生徒がリモートで見守っていました 写真下の右は明日の合唱コンクールの賞状です 生徒会長印、学校長印が押され、後は該当学級を書き込むだけとなっています さて、この賞状を手にする学級はどこでしょう?! そのときの生徒たちの表情を想像しながらせっせと印を押しました 明日も楽しみです 愛媛からのたより その2 10/22愛媛県総合運動公園陸上競技場で開催されている、JOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会 本校から棒高跳び女子に出場した○○さんの跳躍が終わりました 結果は記録なしでしたが、初めての全国大会で堂々としたパフォーマンスだったようです 本人コメント 「記録を残せなくて悔しいです この経験をいかしてこれからもがんばります」 誕生日の関係で、来年の出場資格もあります 再チャレンジできるよう、今回の結果を未来につなげてくれると思います よくがんばりました 第145号 信頼1年生にとっては初めての和鐘文化祭であり、みんな楽しみにしながら準備していること 2年生は例年とは違う形で実施となった昨年度の出中秋の経験を活かして準備を進めていること 3年生は中学生活最後の和鐘文化祭をやりきろうと準備を進めていること ・・・等々 準備の進行状況を聞かせてくれました また、和鐘文化祭を今年度の生徒会活動テーマである、「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」の実現につなげようとする気持ちを伝えてくれました 1年生は来年度は2年生となり、後輩にその姿を見せる立場になること 2年生は来年度は最上級生として、出町中学校生徒会をリードする立場になること これらのことにつなげてほしいと、具体的にそれぞれの姿をイメージした言葉でした そして、3年生は自分たちの未来のために、和鐘文化祭での経験を活かしてほしいとの想い 今年度の和鐘文化祭の開催に向けて不安がないか尋ねると、 「少しはあるかもしれませんが、みんながいるので大丈夫です」 と、生徒会員を信頼し、目標に向かって進もうとする生徒会長の想いを知ることができました ますます、和鐘文化祭が楽しみとなりました 出中生にとって、よりよい和鐘文化祭になるよう、教職員も本気で、根気よく支援しています 愛媛からのたより 10/22朝今日から、JOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会が愛媛県総合運動公園陸上競技場で始まり、本校の○○さんが棒高跳びに出場します 競技は10:00から、練習跳躍は9:00頃から始まります その準備のため、7:00過ぎからウォーミングアップを開始したという連絡でした 最後に、○○さんの言葉が添えられていました 「自己新記録となる2m20からのスタートになりますが、記録を残せるように頑張ります。」 砺波から、本気で応援しています!! 戦う相手は過去の自分です がんばれ!!! 第144号 脱皮1学期に引き続き、今年度2回目です 生徒たちの様子や、教職員の様子を直接観られ、本校の教育がよりよくなるために指導いただいています ありがたいことです 11月1日には県教育委員会西部教育事務所のみなさんをお迎えして研修を行います よい授業を多く観られている方や、絶えずよりよい教育の在り方を考えておられる方に、本校の教育を観て指導いただくことは、とてもありがたいことです よりよい授業づくりのためには、独りよがりや、思い込み、勘違いの世界から脱する必要があるからです 中学校の新学習指導要領が今年度に全面実施となり、授業も変えていく必要があります 特に、「主体的・対話的で深い学び」というキーワードについて、我々は強く意識することが大切です 「脱皮しない蛇は滅びる」なのです 今日の授業でも、タブレット等ICTを自然に活用している場面や、生徒が生徒に対して自分の考えを述べる場面、教師の問いに本気で考える場面等が観られました 主体的に学んでいたでしょうか? 対話的に学んでいたでしょうか? 深い学びになっていたでしょうか? 果たしてよりよい授業とは何でしょう? AIではなく、ロボットではなく、人間が人間の前で対面で授業する意味は何でしょう? そんな授業が展開される学校とは何でしょう? 我々教職員はこれらのことを絶えず考え、脱皮し続けたいものだと思っています 今日も寒いと思っていましたが、立山室堂や雄山山頂は、またその姿を変えていました これは脱皮とは言いませんね 第143号 ものをみるこんなとき、「真実」というものを写すカメラがあればと思うことがあります しかしそのようなものはなく、事実を確認し、真実らしきものを類推したり、想像したりすることとなります 特にその対象が人の心であればなおさらです 生徒もおとなも関係なく、人間として悩みは尽きません この人はどのような思いでいるのか? 自分自身の思いが、自分自身でも分からないことがありますから、難しいことです 今の様子を観ることのできるカメラはあります ライブカメラはその一つで、昨日と今朝で、その様子が一変したことがよく分かります ただし、カメラの映像がすべて正しいとの思い込みは間違った判断のもととなるので、留意する意識は大切です 立山周辺のライブカメラ映像を観て、そうだろうなと信じるのは、今朝の気温の低さであり、今までのこのライブカメラ映像の実績です(※室堂で自分が写っているこの映像を、現場でまさしくライブでスマホを使って観た経験もあります) 真実を写すカメラはなくても、経験を積むことで人は真実らしきものを感じられるようになるのでしょうか・・・ 第142号 諸行無常「どうしたのだろう?」と、その足下を見ると小動物の死骸が・・・ どうもヤモリのようです(写真1) ドアに挟まったのか、頭部がつぶれています そのままコンクリートの上に放置しておくことがはばかれたので、後で埋葬しようと土の方へとりあえず運びました ばたばたしていたためしばらく時間が経ってから亡骸を埋葬しようと行ってみると、数匹のアリが集まっていました(写真2) 理科教師の性で、そのまま様子をみることとし、数時間後に再び観に行くと、今度は身体全体にアリが集まっています(写真3) そして、翌朝までそのままにしておくと、ほぼ、骨だけになっていました(写真4) 自然の力を見ました その横の前庭には、技術の学習で栽培しているブロッコリーが、立派に成長して大きな葉を広げています まだ1ヶ月も経たないので、その成長スピードに驚かされます 別の意味での、自然の力を見ました ブロッコリー越しに、保健体育で元気に学習に取り組む出中生が見えます 出中生も見た目だけでなく、内面もぐんぐん成長しています そして、教職員も成長しています 諸行無常 絶えず身の回りは変化していますね 出中生自身のみんなもそのことに気付けているかな? 第141号 はじまり はじまり休み明けのこの日は、生徒たちにとってどのような日なのでしょう? 「よーし! 今週もやるぞぉ!!」 「ああ 1週間が始まるな・・・」 「○○さんと会うのが楽しみだなぁ」 ・・・などなど ちなみに、今朝学校へ向かうときの気持ちを、○○教頭先生に聞いてみました 「1週間が始まるぞ!! あっ、土日の間にまだあの件ができていなかったぁ・・・ ううむ がんばろう・・・」 だそうです このことについては、子どももおとなも関係ないですね 今朝は学校に到着すると、いつもより多くの出中生が正面玄関の解錠を待っていました 今朝は、和鐘文化祭の生徒会ステージオーディションの初日だったのです 眠そうな表情の中に、緊張感が見られる出中生もいます 今年度の和鐘文化祭は、1日目、学校での授業発表・作品展示、2日目、砺波市文化会館での合唱コンクールは保護者の方限定で、指定した時間帯での観覧となります 体育大会同様、PTAのみなさんの尽力により、ネットでの配信も計画していますのでご期待ください ただし、生徒会ステージは、生徒のみの観覧となります 当ホームページで生徒たちの活動の様子の一部をお伝えする予定です ここでも、本気・根気・元気です 第140号 生命力 元気「本気で考える」シリーズとして、数学の図形の問題や、教育課程外の難解漢字を出題したり、錯覚や簡単なパズルを紹介したりと、出中生が「おやっ!?」と思ったり、「うーん・・・」と悩んだり、「なるほど!!」と感じたりする瞬間をつくるための掲示をするときがあります 昨日、今日と実施した中間考査に向けて、先週から掲示していたのは「兀兀」です 廊下から、「3.141592・・・」と数字を言う声が聞こえます 「あ、これは言えない」とか、「何、にやにやしとる?!」と、間違えた読み方が頭に浮かんで、友達と会話している声が聞こえます 中には、「ん?パイパイ、か??」と、ストレートにはっきり言っている声も聞こえます これは中間考査に向けてのメッセージも込めていたのですが気付いた出中生はどれほどいたでしょうか? 正解は「コツコツ」です このタイミングでこの漢字をチョイスするところが教師っぽいなぁと、やや自省しています ※まあ、わたしは教師なのですが・・・ そして、今週も難解漢字を掲示しています 技術の学習で、前庭で栽培している作物【写真2段目】がぐんぐん大きくなっているので、今後、益々の成長を祈っての出題です 難解漢字の正解は、・・・、大ヒントを書いたので、ここでは書きません 毎日、鉢の植物は少しずつ成長しているので、本来はあまり成長を意識できないと思うのですが、思いの外毎日ぐんぐん成長していて驚いています 強い生命力を感じます 何も言わず、ただひたすら葉を拡げて日光を浴び、ぐんぐん成長する姿に、何だかパワーをもらいます 強い生命力と言えば、道ばたの黄色い花も真っ盛りです【写真3段目】 夢の平スキー場のコスモスも【写真4段目】真っ盛りで、「きれいだなあ」と感じますが、道ばたの黄色い花は何だかそう思えない自分がいます これは差別・偏見なのでしょうか? セイダカアワダチソウ 子供の頃には見なかった植物です わたしが教師に成り立ての頃、教材研究をしている中で、関東や関西で繁殖しているセイダカアワダチソウの記事を読みました そのときは、セイダカアワダチソウが全く映像として頭に浮かばなかったことを記憶しています 当時は富山ではあまり見られなかったと思うのです それが今は、どこへ行ってもその姿を見ます この経緯が、コスモスを見たときの印象との違いを生み出すのかもしれません 侵略されているイメージであり、防衛本能であり、DNAで引き継いできた危機管理対応でしょうか そんなわたしの思いとは関係なく、体育の授業(ティーボール、サッカー)に取り組む出中生の歓声が、グラウンドから聞こえています 出中生は今日も本気・根気・元気です 第139号 本気日頃の学習の成果が試されます 決して優劣をつけるためのものではなく、現在の自分の理解度を確認するためのものです 入学選抜検査や、入社試験のように「選抜」や「ふるい落とし」のテストではなく、今までの取組をふりかえり、これからの取組に活かすものです また、定期テストは教師にとっても、自分の授業を中心とする学習指導についてふり返る機会です 今回出題したの問題で、多くの生徒が間違える問いがあるとすれば、それは指導のやり方を変える必要性を示すものかもしれません ※出題の仕方に問題がある場合もあります 生徒にしても、教師にしても、「本気」で取り組み、未来へ活かすという点で、中間考査は重要です 今朝、廊下で生徒と教師が会話をしている声が聞こえました ※決して聴き耳を立てていた訳ではありませんよ・・・ 生徒「おはようございます!」 教師「おはようございます! 勉強はしてきたかな?」 生徒「今日は2時間しか寝ていません」 教師「え! それはやり過ぎですよ」 生徒「2時までやっていて、寝ようとしたけれど眠られなかったのです・・・」 何だか、この気持ち、分かる気がするなぁと感じました 中学校、高校、大学、そしておとなになってからもいろいろなテストを受けてきましたが、何度受けても慣れるものではありません とにもかくにも、 中間考査を受ける生徒も、 問題を作成し、今後採点・分析する教師も、 「本気」で取り組みます その、お互いの本気が、それぞれの未来を創っていきます 第138号 磨く本校は砺波地区理科部会の会場で、3年6組の理科の授業を公開しました 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に関して、富山県独自の警戒レベルはステージ1になっていますが、感染防止で三密を避けるために、砺波地区内の学校からは各校1名の参加です そのため、理科部会ではリモートで授業の様子を観られるように環境を整え、理科教師一人一人の研修の機会を確保しました また、三密回避のためにグループ毎に時間を決めて隣の部屋から授業の様子を観る形式を取りました 出中生はいつも同様、本気で授業に取り組み、積極的に学習を進めました そのおかげで、よりよい授業を目指すための、有意義な研修となりました 中学校は、中学生が学ぶ場です いろいろな学びを通して出中生は成長します 自分で自分を磨き、人と交わりながらも磨き合う体験もします そして、教師はその学びをよりよいものにするために、日々自分自身を磨きます どの職業においても自己研鑽は重要です 毎日の生活において、子供により近いところに存在している教師は、生きるおとなの背中を子供たちに見せられているでしょうか 今日のお昼に、愛媛県で開催されるJOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会に出場する○○さんへ、出町中学校同窓会からお預かりした激励金を、代理で手渡しました 今回の出場は、県の代表として、日本一を競う舞台での競技です 競技に取り組む出中生の姿や、その頑張りはおとなの我々にパワーを与えてくれます おとなの背中を見せるどころか、子供たちから教えられたり、元気をもらったりの毎日です 自己ベストを目指して、当日は力を出し切ってほしいと思います よりよい結果になることを祈っています 離れていはいますが、砺波から応援しています |
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