最新更新日:2024/05/29
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

誰かのおかげ no.257

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朝出勤し、駐車場から校門を抜けて校舎に入ろうとすると、既に教室の窓が開いています
今日は月曜日であり、この土日の二日間ずっと窓が開いていて危機管理が欠如している!!と、いうお話しではありません
これは、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のひとつである、換気のための開放です

ただし、まだ生徒玄関の開錠前であり、まだ一人の生徒も登校していない時刻です
当然、窓が勝手に開くわけはありません
職員室の集中管理で、ボタンひとつで全教室の窓が開くわけでもありません
誰かが朝早くに窓を開けているのです

生徒が登校する前の校舎内をまわると、ほとんどの学級の窓が開いています
途中、窓を開け終えて職員室へ戻る○○先生に出会いました
「先生、窓の開放をありがとうございます」と声をかけると「どういたしまして」と、さわやかな返事がありました
※夏に近付くと、朝のうちに開けないと、教室内はかなりの高温になっています


そんな姿は教職員だけではありません
3階の特別教室前の廊下に、長机が並んでいました
大きな長机が4つ
幅がある机のため、2列に置かれていると、廊下の半分以上がふさがれた形になっています
何らかの不測の事態が起こり、この廊下を避難のために通らなければならない状況になったとしたら危険です
そこで、たまたま朝早く登校してきていた3年4組の教室で、「誰か、手伝ってくれませんか?」と、お願いすると、○○さん、○○さん、○○さん、○○さんの4名が「はい」と言って、手伝ってくれました
そのスピードと、さわやかさは、誠実の二文字そのものでした
彼らにとっては朝の貴重な時間だっただろうし、自分のやりたいことがあって早く登校していたかもしれない中、手伝ってくれたことに感謝します
本当にありがとう
この姿は日頃の家庭、地域や学校での経験のたまものでしょう
出町中学校の素晴らしさは、そういった地域の力で支えられている部分が大きいのです

この後、午前中は高岡市への出張でしたが、とてもうれしい気持ちで会場へ向かいました
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根気よく、継続  no.256

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昨日入学した1年生も、今朝から朝の読書活動に取り組んでいます
朝の短い時間ですが、毎日続けることで思いの外多くの本を読むことができます
そして、本を読むことに対する抵抗が少なくなります

担任時代、授業の準備や評価、担当の校務、部活動指導等で休日もなくばたばたしていて、読書をおろそかにしている頃がありました
しかし、朝の読書を生徒と共にすることで、毎日継続して読書することができました
都会のように、列車やバス等、公共交通機関での通勤であれば、移動時間中に読書も可能かもしれませんが、自家用車通勤ですから、その時間は使えません
生徒と共に過ごす朝の読書の時間はとても貴重だったのです

毎日短い時間でも、ルーティーンとして習慣化すると、大きな力になる、大きな成長につながることを、多くの人がその姿で証明しています
読書でも、体操でも、学習でも、それは子供もおとなも関係なく効果的です
日々、記録をとるとその成果や成長が見える化され、より励みになるという事例もあります


毎日ではありませんが、今日各学年で行っている身体計測も年に何回か実施し、自分の成長を数字で実感できるものです

わたしは体重の増加に歯止めがかからず、逆に見える化が苦痛になり、最近は体重計に乗らなくなりました
現実逃避ですね
だめだめです
今日、帰ってからまた体重計に乗る習慣を復活させようかなと、出中生が読書したり、身体計測をしたりする姿を見て思いました

出中生のみなさん 刺激を与えてくれてありがとう

影の支え  no.255

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本日入学式を挙行しました
新入生196名が加わり、令和4年度は全校生徒645名でのスタートです

新入生は今日の式をどのように感じたでしょう
帰る間際の新入生の何人かに尋ねてみました
「緊張したけれど、先輩たちの応援を見て吹き飛びました」
「緊張していけれど、温かく迎えていただいると感じ、安心しました」
「先輩たちがいろいろ準備してくださっているを感じた」
「緊張もしたけれど、ワクワクがとまりません」
突然の質問に協力してくれてありがとう
すべて紹介できずごめんなさい
(※式は、わたしも緊張しました そして、考えもしない間違いをいくつかしました この歳にもなって・・・ 準備不足です・・・ 激しく反省です)


今日は、会場だけでなく、校地内の至る所が入学式仕様になっていました
これは自然になったものではありません
2、3年生、教職員が準備したからです

新入生のみなさんに改めて伝えておきます
対面式で合唱を披露してくれた先輩は、新入生のためにと志願してくれた人たちです
気持ちよく入学してもらえるように、昨日玄関前スロープを念入りに掃除したのは先輩です
校舎に入る時の玄関幕を朝早くから掛けてくれたのも先輩です
玄関幕をかける時に危険な箇所を担当したのは教職員です
その他、いろいろ・・・

本気で根気よく元気に準備する出中生や教職員を見て、わたしはとても幸せな気持ちになりました
お互いに支え合いながら、よりよい成長を目指す環境をつくりだす
生徒も教職員も共に成長する、脱皮する、発展する、変化する、進化する・・・
このような雰囲気を、今後も大切にしていきたいと思うのです

出町中学校の学校生活に新入生が加わり、より発展できるように、本校教職員は支えていきます

成長途中  no.254

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4月から新たに向かえた教職員の新任式
そして、令和4年度の開始を意識できる始業式

出中生のまっすぐに視線を結ぶ姿は、ステージに立った着任者にとってどのように映ったでしょうか?
特に、新規採用として今年度は4名が本校で教師生活を開始しました
まっすぐな出中生の視線を受けて、緊張感が高まったのではと推察します

親とは、子供がいるから親であり、子供の年齢と共に親として成長します
同様に、教師とは生徒がいるから教師であり、生徒と共に教師として成長していきます
夢をもった新規採用者をはじめ、教育活動に励む教職員の姿に刺激を受けて、わたしも成長中です
毎日、生徒や教職員だけでなく、保護者や地域の皆様のおかげで、校長として成長させていただいていると感じています

新しい学級で、新しい仲間と共に過ごす初日
生徒たちはいろいろな想いを抱えています
不安もまだまだあることでしょう
そんな中で、一人一人の成長があります
その成長を支援するのが我々教職員の使命です

校舎内を歩くと、学級では新しく配布されたものに氏名を記入したり、新しい教科書の中を確認したりする姿が見られ、初日の緊張感、期待感、不安感等が入り交じった独特の雰囲気が広がっていました

このように大切な今日
早くもわたしはいくつもの失敗をしています
失敗したら、「1:過ちを素直に認め、2:謝罪し、3:自分なりの責任をとる」というのが、マイ・ルールです
このマイ・ルールが初日から連発されるという情けなさ・・・
日々精進します

「日々鍛錬し、いつ来るとも分からぬ機会に備えよ」

これは、朝のドラマに登場する、伴 虚無蔵さん のセリフです
わたしから発信するキーワードは今年度も「本気・根気・元気」
今年度は特に、「根気」に焦点を当てて、教育活動に取り組んでいきます

今年度もがんばります
この文章を読んでいただいている皆様、改めてよろしくお願い申し上げます

計算通り・・・?  no.253

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ドキドキしながら先週見続けていた週間天気予報が大きく変わり、今週は穏やかな天候が続く予報になりました
心配していた4月6日の新任式・始業式や4月7日の入学式を、青空の下で挙行できることはありがたいことだと思っています

天気は自然現象でありながら、スーパーコンピュータを用いた膨大な量の計算によるシミュレーションにより、予報の精度は各段に上がっています
天体観測等における軌道計算もそうです
何月何日の何時何分の、空のどこにその星があるのか、容易に知ることができます
地球を周回しているISS(国際宇宙ステーション)を見られることもその1つです
先日、北陸地方での観測に適している条件になることを知り、その時間帯に空を見上げました
カシオペア座、北斗七星をかすめながら空を横切るISSの光を見ることができました
流星と同様、音もなく、スーッと空を横切るその光を見ると、いろいろな思いがこみ上げます
現在、日本人はそこに搭乗していませんが、あの光の中に人間がいるのです(※現在は7名かな・・・https://humans-in-space.jaxa.jp/iss/crew/
計算通りの時刻に、忽然と空の真ん中あたりでその光は消えました

いよいよ明日からは計算通りとはならない、令和4年度の教育活動を開始します
生徒たちの力はおとなの想定を超えることが多く、それは我々学校関係者にとってもうれしいことです
今日も、新3年生が明日からの学校生活の準備に登校して、活動してくれました
指示を聞いて行動するだけでなく、よりよくなるよう自分なりに工夫して活動する姿が校舎内の至る所で見られました
また、全体準備の終了後も、校歌の披露をする有志の合唱メンバーや、応援を披露するメンバー、会場幕の微調整に協力する生徒などが残って追加の準備を進めました
その姿を見ながら、頼もしく思うと同時に、計算通りにならないから人生は楽しいのだよなと、思うのでした

誠に頼もしい新3年生です
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サクラサク no.252

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風は冷たいですが、昨日、一昨日と春の陽気が広がりました
本日も、よい青空が広がっています

各地でサクラの花が咲き始めています
サクラの花を見ると、何だか元気になるから不思議です
新年度のスタートにおける、心身の春スイッチなのかもしれません

サクラの花びらは、花吹雪のイメージがあるからか、直ぐにとれるように思われますが、この時期の花びらは少しくらい引っ張ってもとれません
※花びらのもとが白いと、引っ張る癖がわたしにはあります
もう少し詳しく言うと、花びらのもと、花の中央付近(めしべのもとあたり)が白いと、少しくらいの風が吹こうが、花びらは散りません
しかし、花びらのもとの部分が赤くなると、少しの風でも花びらは散ります

この違いは何でしょう?

それは、受粉(受精)したかどうかです
サクラの花はおしべの花粉がめしべの柱頭に付いて受粉し、花粉の中の精核がめしべの胚珠の中の卵核に受精すると、花びらの中心あたり(花びらのもと)が赤く見えるのです
受粉(受精)が終われば、花びらはその役割を果たし、潔く散っていくということです
何とも清々しい
引き際を分かっているように感じます
歳をとってきたわたしは、この潔さを見習わねばとサクラの花を見るたびに思うのでした

学校につきもののサクラ
本校敷地内にはサクラはありません
何か、理由があるのかしら・・・
※以前の記事で書きましたが、本校敷地には紅白の梅があります
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☆令和4年度の開始! no.251

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4月1日
年度最初の日です
この日がエープリールフール(April Fools' Day)とは、いったいなぜなのでしょう?
嘘をついても良いという風習で、イギリスではオークアップルデーに倣い、嘘をつける期限を正午までとする風習があるとか、それ以外の地域では一日中行われるとか、全くもって謎の風習です
年度当初の決意や、年度最初の会議で話す内容がうそっぽくならないかと、いらぬ心配をしなければなりません

本校では、午前8時30分から今年度の教職員が参加し、第1回の職員会議を開催しました
そこでわたしが教職員に示した、今年度の本校の学校運営について(※概略)は次の通りです

1 校訓 天資養活 自他共栄
2 目指す生徒像
 知:広く学び、深く考え、想像力豊かな生徒(創造)
 徳:思いやりがあり、言動に品位のある生徒(品位)
 体:自らの心身を鍛え、たくましく生きる生徒(鍛錬)
 ・教育活動の場面を意識した指導を通して生徒が育つ
 ・1年間を見通した指導を通して生徒が育つ
3 本年度の重点目標
 「何事にも 根気よく 取り組む 生徒の育成」
   ※キーワード「本気・根気・元気」
4 学校運営の方針
出町中学校の特色を活かし、保護者や地域と連携しながら、一人一人の生徒が「根気よく」学び合える学校づくりを推進する
 (1) 命と人権の大切さを実感する教育の推進
 (2) 確かな学力の育成
 (3) 健やかな体の育成
 (4) 情報発信を大切にした、信頼される学校づくり

  ※各項目等の詳細は省略

今年度もよろしくお願い申し上げます
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行事予定
5/13 小中学校研修会(午後)
5/15 砺波市4中吹奏楽部・合唱部合同演奏会