最新更新日:2024/08/05 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
ありがたし no.373理科教師でありながら、植物や動物の同定におおいに不安を抱える私は、こんな時はすぐにお尋ねします 「これは、何でしょう?」 優しく「ユリの花ですよ」と教えてくださいました ユリの花のこのような姿をわたしは見た記憶がありません 出中生はどうでしょう? 校長室前を通る出中生の何人かに聞いてみましたが、わたしと同様に見たことがないようでした よく観るとその姿は不思議です きっとここに種子があったのだなと推測できますが、出中生のみんなはどうでしょう イメージすることは重要ですよ 多くの出中生が見られるように、校内での展示を理科主任にお願いしました 持ってきていただいたS様も、多くの出中生が興味をもってみてくれることを望んでおられました わたしも好奇心旺盛な出中生であることを期待します ユリ(百合)は、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属(学名:Lilium)の多年草の総称で、北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しています 原種は100種以上、品種は約130品種(アジア71種、北アメリカ37種、ヨーロッパ12種、ユーラシア大陸10種)であり、日本には15種があり7種は日本特産種です 山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多いが、数種は湿地に自生します 代表的な種に、ヤマユリ、オニユリ、カノコユリ、ササユリ、テッポウユリ、オトメユリなどがありますが、いただいたものがどれなのかはよく分かりません 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 時期を過ぎて種子を残し、その役割を終えてもこの存在感 なかなかのものだと、感心しました S様ありがとうございました 立山山頂付近ライブカメラには雪が積もっている様子が・・・ 季節は確実に冬へ近づいています 暑かった夏が信じられない程の天気です これは1年の周期ですが、よくよく考えるとありがたいことです ISS no.372出中生のみんなは、空を見上げているでしょうか 下を向いているときがあってよいです いや、そんなときもあります そんなときでも、たまにはぐっと背を伸ばして、空を見上げてみませんか・・・ 2022年10月5日(水)正午(※アメリカ東部夏時間 (UTC-4))(※日本時間10/6(木)午前1時)に、アメリカ、フロリダ州のケネディ宇宙センターで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一宇宙飛行士が、3名の宇宙飛行士と共に、国際宇宙ステーションISSへ向けて飛び立ちました 無事成功して、関係者でもないのですがホッとしています 今回のミッションについて、司令官ニコール・マン宇宙飛行士は、次のように語っています 「国際宇宙ステーションに滞在中、Crew-5は宇宙での人間の臓器のはたらきや心臓病の理解に関する研究など、200以上の科学実験と技術デモンストレーションを行います。私たちの視線は宇宙を向いていますが、これらの使命が地球上での生活も改善されることを決して忘れないようにしましょう。」 日本人の若田宇宙飛行は5回目の搭乗であり、ミッションスペシャリストとして司令官やパイロットと緊密に連携し、打ち上げと再突入の段階で宇宙船を監視する重要な任務があります そして、ステーションに搭乗すると、彼は第68次長期滞在のフライトエンジニアを務めます ※NASAのSpaceX Crew-5ミッションとコマーシャルクループログラムについて、下のリンク先に詳細があります https://www.nasa.gov/exploration/commercial/cre... 若田宇宙飛行士は29日のオンライン記者会見で次のように語っています 「打ち上げ準備は順調。体調管理は万全で、適度な集中力を維持できている。将来世代の皆さんに、新しい希望や夢を持ってもらえるようなミッションにしたい」 「タブレット端末で操作する新しい時代の宇宙船。これまでの宇宙船との違いを実体験して、皆さんにお伝えしたい。」 加齢による体力低下に対する危惧について、「毎日ジムで1時間半、有酸素とウェイトすれば保てる」と、即答されています 管理職に近い役割で、超絶多忙な中でこれをやり続けられるすごさを感じます 加えて、国籍を問わず後進の育成に尽力されていることなど、彼の言動を知れば知るほど、本気・根気・元気の究極を感じます 彼に及ばずとも、少しでも近づけるように精進します そんなことを考えながら、わたしは昨日、某所田んぼの真ん中で、宵の空を横切る光の筋を眺めていました 時間は18:15〜18:21頃の数分間です 一昨日、昨日とこの辺りで観測できる絶好日だったのですが、一昨日は雲に邪魔されており、昨日もやや心配していましたが、雲の切れ間から観ることができました 若田宇宙飛行士が向かっているISS、国際宇宙ステーションです 流星群もそうですが、音もなくスーッと空を横切る光跡を眺めると、不思議な気持ちになります 次に観られる条件が整う日は、既に若田宇宙飛行士も搭乗しているはずです 学習や部活動で頑張る出中生のみんなも、たまには空を見上げてみてはどうでしょう ちなみに、次にISSがよく観られるのは、10月21日(金)午前5:14〜5:20です その翌日10月22日(土)午前4:27'30〜4:31も観測に適しています 参考サイト 「#きぼうを見よう」 https://lookup.kibo.space/ ※このサイトはJAXAの支援のもと、KIBO宇宙放送局が運営するISS「きぼう」可視情報サービスです ホンモノの力 no.371演題は「暮らしの中のAI 〜コミュニケーションロボットとの共存〜」 介護や福祉について理解を深め、自分の生き方や将来のはたらき方について考える機会になればと、砺波市「社会に学ぶ「14歳の挑戦」」を体験したこの時期での実施です 学習を終えた出中生たちの感想を聞くのが楽しみです 今回、介護ロボットとして活躍している3体のロボットが吉牟田先生に同行してくれました 講演会終了後、校長室へその3体も寄ってくれましたが、その中の最古参、「パロ」はわたしがかつて勤務した城端中学校出身の柴田 崇徳 教授が開発されたアザラシ型セラピーロボットで、懐かしく思わず抱き上げてしまいました まだ、意識があったパロは「キュー、キュー」と大きな声で鳴いたので、校長室の隣の事務室の人々から、「校長はいったいどうしたのだ!?」と心配されました 途中、今回の講演会をサポートした2年生が講演会で使用された道具を運んで校長室へやってきたので、○○さんや○○さんにもパロを触ってもらいました また、途中吉牟田先生を案内してくれた○○さんは、わたしが抱きかかえているパロを見て、「どこかで会ったことがある」と言います かすかな記憶で「おばあちゃんの家であったような・・・」ということでした 確かにパロは心を癒してくれると、実感しました 値段を聞くのは野暮なので尋ねませんでしたが、近くにいてほしい存在に思えました ううむ、わたしもストレスをためているのでしょうか・・・ 講演会における2年生の反応も、校長室でのパロに癒されるわたしの反応も、ホンモノの力を実感していることを証明しているのでした 発信(外へ出す)の工夫 no.370昨日も書きましたが、外へ出すことで自分の学びを確実なものにするこのような活動は、様々な教科の授業で見られます 総合的な学習の時間や、修学旅行・校外学習の事後学習では、資料を準備して自分の学びを多くの人に伝える活動もよく行います 生徒だけでなく教師にとっても、毎日の授業をはじめとする教育活動に多くの発信の場面があります その中には指示や、注意も含まれます その時に独りよがりの発信では、大切なことが伝わりません そのために教師は、毎日伝え方に工夫を凝らします ※その毎日の工夫も、思い通りに伝わるとは限らず、未来への教訓とすることが多いです 学校現場ではありませんが、「傍聴してみたい」「知りたくなる」「予算の使い道がわかりやすい」と先日評判を呼んだ、とある地方の議会案内があります 北海道上川郡鷹栖町議会の町民向けチラシです(下写真) 制作した広報広聴常任委員長を務める 片山 兵衛 議員(44)は「決算というのはその重要性のわりにあまり注目されず、傍聴者はほとんどいない。金額に目がいきやすいチラシ風であれば、注目してもらえるのではと期待した」とマスコミ取材に答えています このPR効果によって傍聴者が増加し、議員の質向上や議会の活性化につながると期待されています 鷹栖町議会は過去にも、写真のような議会案内を制作して話題となっています(下写真) 町議会議員選挙が3回連続で無投票となった危機感から始まったそうです 「議会としては町民の方に関心を持ってもらうためには手段を選んでいられない状況」が、このような工夫を生み出したようです 果たして本校ではどうでしょう? 我々の意図や想いを、出中生や保護者、地域のみなさんに、うまく伝えられているでしょうか? 教職員も、保護者も、地域も「子供たちのよりよい成長」を目指す点で一致しているはずであり、その手法等については様々ですから、今の学校の考えを丁寧にお伝えし、ご理解・ご支援を賜ることが重要です そのための情報発信、相互情報交換は丁寧に行わなければと考えます 学校の取組だけで「子供たちのよりよい成長」は決してかないません 今後ともよろしくお願い申し上げます 外へ出す no.369また、チューリップ公園で本校吹奏楽部が、陸上自衛隊富山駐屯地創立60周年記念行事に招待いただき、演奏を披露しました どちらも、これまでの出中生の努力を外へ向けて表現しています 積み重ねて身につけた技能・技術・体力だけでなく、これまで本気・根気・元気で取り組み感じた想いも、外へ向けて表現していました 周りから刺激を受けるだけでなく、自分の中で熟成させ、「外へ出す(反応する)」というイメージでしょうか アウトプットとよく表現されますが、学習や経験で得た学びを、自身の言動に反映させることを意味します 単純に外へ出すという意味ではありません 「外へ出す」ことは、周りに今の自分を見せることだけではなく、これまでに学んだことなどを改めて再認識し、確実に自分のものにするために重要だと考えます 駅伝競走大会では、襷に思いを込めてつないでいく出中生の姿を見ていると、表現できない想いが溢れてきました 招待演奏での吹奏楽部の様子を観ていると、3年生にとってのラストステージだということもあり、これまた表現できない想いが溢れてきました 本日も、授業の中で自分と他の考えを交流して自分の考えをまとめて発表する場面、練習の成果をパート毎に確認しながらよりよい合唱を目指すために意見を出し合う場面、よりよい学級づくりのために座席について自分の考えを出し合う場面など、出中生が自分の言葉で「外へ出す」場面が多く見られます 「外へ出す」ことで、学びや気付きを確実にするのです 自分自身を振り返ると、教師として多くの言葉を生徒や教職員に発してきましたが、そのことで自分自身が学んだり気付いたりしたことが多かったと感じています 十数年前、社会人となった卒業生に、その当時の悩みをわたしがこぼしたときに、「何を言っているのですか!中学生の頃、先生は私たちに○○と教えてくださったじゃないですか!」と、叱られたことがあります 自分が「外へ出した」言葉が、当時の教え子を通じ、時代を超えて自分に返ってきた瞬間でした 教師は誠に素敵な職業だと身に染みた瞬間でもありました また、よりよく成長しているかつての教え子たちの力を実感した瞬間でした ありがたいことです 感謝の気持ちも「外へ出す」ことが大切ですね そのことなしでは、相手に伝わりませんから 今後も、教師として「外へ出す」ということを意識し続けます そのことで頭の中が整理されます このホームページも、学校として外へ向けての情報発信ですから、「外へ出す」ことのひとつです |
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