最新更新日:2024/07/04
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

気付く no.415

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no.140でも紹介した生活向上委員会が実施している「ありがとうの花を咲かせようプロジェクト」
上の写真は12/2から12/8にかけての様子が分かる3枚です
みなさんはその違いに気付くことができますか?
「上段・中段と下段との比較」と絞った方が分かりやすいでしょうか?
2点です

すみません、簡単でしたね

その1 ありがとうの花が増えたこと
その2 掲示の位置が下がったこと
※わたしの想定はこの2つであり、この他にもあったら教えてください

その1については、出中生の優しい心、気付きの心、感謝の心等が見える形で表れているなとうれしくなります
その2については、出中生の気付きの心と、よりよくあろうとする心を感じられて、これまたうれしくなります
そして、気付くだけでなく、実行に移す力も大切であり、そこを出中生はあたりまえのように実践できているところが、またまたうれしいです

昨夜、今年度最後の満月でした(写真下:上段)
アメリカではコールド・ムーンと呼ぶとか・・・
最初、雲に隠れていた月が、火星を伴って姿を現しました

本日の久しぶりに広がった青空(写真下:下段)も、そんな出中生の姿と重なって一層輝いて見えました
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「誰か」のこと じゃない no.414

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12月4日(日)〜12月10日(土)は、「第74回人権週間」です
1948年12月10日、国際連合の第3回総会で「世界人権宣言」が採択されました
「世界人権宣言」は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、初めて人権保障の目標や基準を、国際的に宣言したものです
採択日である12月10日は、「Human Rights Day(人権デー)」と定められました

日本では法務省の人権擁護機関が、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、1949年から毎年、関係諸機関等が連携して、全国規模で人権啓発活動を強化しています。
未だになくならない様々な人権問題
その解決には、我々一人一人が様々な人権問題について、「誰かのこと」と考えるのではなく自分事として、人権を尊重し合うことの大切さについて理解を深めること等が大切でしょう

この人権週間をきっかけに、出中生のみんなも人権について考えてみてはどうでしょう

法務省HP 人権週間について
法務省HP 世界人権宣言について
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たいせつ no.413

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本日も冬型の空模様です

国立天文台発表の令和4年(2022)暦要項では、中央標準時12月07日12時46分に太陽黄経255度となり、本日が二十四節気の「大雪」
本格的に冬が到来する頃であり、山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もる頃です
また、新しい年の準備をはじめる「正月事始め」も、この時期から行われます
そして初侯は、閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
砺波の空も重い雲に覆われ、自然界では生き物たちが寒さから身を守るために、じっと息をひそめる頃です

校舎内では生徒活動の時間
生徒議会を傍聴すると、協議の仕方等について戸惑っている経験の浅い1年生の学級代表に、生徒会執行部が優しくアドバイスをしている場面がありました
生徒自治が脈々と受け継がれている一端を見た気がします

校内の様々な場所で、生徒会を中心とした活動を展開しています
頼もしいかぎりです
多くのことを経験し、多くのことを学びます

環境委員が生徒玄関で校内環境保全の啓発用ポスターを掲示していました
「ありがとう! なになに、『砂をとろう』か・・・」
と、ポスターの言葉を読みながら、ねぎらいの声をかけると、
「いえ、『砂を落(お)とそうです』」と、きっぱりと教えてくれました
またも私の見誤りであり、早合点であり、早とちりだったのです
そこを間髪入れず指摘してくれる出中生
ここでも出中生の素晴らしさを実感しました
相手が誰であっても、間違いは間違いと言えることは大切です

毎日、出中生の素晴らしさに出会うのは誠にうれしいことです
外の空模様とは違い、心の中は晴れ晴れしている「大雪(たいせつ)」です

光 no.412

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冬型の天気で、朝から外は荒れています
びしょ濡れで登校してくる出中生がいて心配になりました
初雪もそろそろの空気を肌で感じる冬の空気であり、冬の空です

冬の空と言えば、鉛色の厚い雲に覆われ、雪が降っていたかと思ったら、さっと雲が切れて青空が広がり、雪面がきらきら光ることがあります
あの風景が個人的にものすごく好きで、ここに生まれてよかったと実感できる瞬間です

今朝も、さっと雲が切れて、雪はありませんが校長室へも日が差しました
すると、職員室と校長室の間に、丸い光が並んでいます(写真上:上段、中段)

さて、出中生のみんなはこの正体が分かるでしょうか?

正解は、「太陽」です
ブラインドのすきまを通った光が、ピンホールカメラの原理で、ちょうど壁にピントが合って、太陽の実像が並んで見えているのです

改めて「面白いなぁ・・・」と思いつつ3階へ上がると、暗幕で光が遮られた理科室の中で、1年生が光の学習をしていました
今日は、教師による演示実験で、光が当てられた4枚の紙の色が何色かを観察しています(写真上:下段)
光源であるライトに色が付けられているので、人間の目には自然光で見えるような色には見えないことを実感します

「へえ〜!」「あれ?」と、みんなが感じることはないかもしれませんが、中学生の間に様々な学問の基礎に触れることは、昨日の「校長室より」風に言えば、「守」だと思っています
おとなになってよく分かる、いろいろなことが結び付いているこの世の中
今できることを本気で根気よく元気に取り組むことが、自分自身のよりよい未来につながっていることを、出中生のみんなにも信じてほしいと思いながら、理科室を後にしました

型にはめる no.411

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本日、今年度2回目の避難訓練を実施しました
多くの命を預かる本校において、全員の安全・安心を確保するための、「型にはめる」訓練です

「型にはめる」という表現から、ネガティブな印象を受ける方がおられるかもしれません
「人権侵害」「個性をつぶす」等と感じられる方がおられるかもしれません

避難訓練の場合、わたしはそう考えません
それは、わたしが少し武道をかじっていたからかもしれません

日本の武道や芸術に関わり、「守破離(しゅはり)」という言葉に出会った方は多いでしょう (※顧問として剣道部で発行した部活動通信や、担任時代の学級通信に、「守破離」と名付けていたこともありました)

デジタル大辞泉では、次のように解説されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しゅ‐は‐り【守破離】
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの
」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階
」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階
」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今は亡き、18代 中村勘三郎(歌舞伎役者)氏が、心に残る言葉として、TBSラジオのこどもでんわ相談室への質問に対する、無着 成恭 氏の回答をあげたことを思い出します

質問に対して、無着 成恭 先生は、
基礎がしっかり出来ていて、
そのうえで型やしがらみを打ち破ることが型破りで、
基礎も何にも出来ていないのに、
あれこれとやることを形無しと言うんだよ
と言われたんです(故 18代 中村勘三郎 氏 談)

「守」「破」の段階を経て「離」の段階に達する境地が「型破り」であり、「守」「破」の段階で勝手に我流で進めることは「形無し」ということでしょうか

地道に根気よく、基礎的なことをひたすら繰り返すことは、単調だと感じたり、やり方が古いと感じたりと、結構しんどいことです
そんな時、「自分は理由を付けて逃げようしているだけではないか?」と、考えることは、未来へ向かうためには大切だと思っています

最近は、けが等に悩まされているテニスの 錦織 圭 選手
彼は2014年全米オープン男子シングルスの準優勝者であり、アジア男子史上初のグランドスラム シングルス ファイナリストという実力者です
世界ランキング トップ10目前で、なかなかその壁を突破できずにいた彼をファイナリストにした一人がマイケル・チャン コーチです
チャン コーチは、壁に阻まれていた錦織 選手に、徹底的な基礎練習をさせました
練習中にできるプレーと、激戦が2週間も続くグランドスラムの中で体力の限界に近い状態でも発揮できるプレーとは、別物だという考えたからです
試合で通用するレベルを身に付け、へとへとに疲れても自信をもってプレーできるようにするためには、プロ選手でも基礎練習の反復が必要なのです
※基礎練習と言っても、我々の考えるレベルとは違うでしょうが・・・

今年度2回目の避難訓練
冒頭に書いたように、これは「型にはめる」基礎訓練です
緊急時に冷静になれるとか、勝手に身体が動くとか、型通りに確実に動けるようになることが大切です
非常時への備えは、スポーツで言うところの素振りです
実戦をイメージしての素振りと、何も考えない素振りとが違うように、もしもの備えとして、避難訓練に取り組むことが大切です
決して「空振り」ではなく、「素振り」なのです

このことは学習や仕事にもつながるでしょう
効率よく成果を出したい気持ちは誰にでもありますが、より大きな成果を目指すには、強固な基盤の上に大きな建造物を建てることと同様、「形無し」ではなく「型破り」を意識したいと思うのです
そんなことを思わせてくれた、今日の避難訓練でした

蛇足
東日本大震災で起こった「大川小学校の悲劇」は、決して「型にはまった」対応だったからではないとわたしは考えています
結果論になりますが、状況に応じて考える部分は大切であり、そこは「型破り」です
最初からマニュアルも計画もないものは、「形無し」だと考えます

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朝から、泣ける・・・no.410

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学校正面玄関前に生活向上委員会が掲示してくれた「思いやりの木(※勝手に命名してごめんなさい)」に、早くも「ありがとうの花」が咲き始めています
そしてさっそく花見の姿が見られます
このような花見もよいですね
出中生は本気・根気・元気に、前向きに学校生活を送ろうと、未来を見据え前向きにがんばっています
「思いやりの木」には感謝の言葉が溢れていて、今朝のサッカー日本代表の試合後のインタビューと重なるように感じました

FIFAワールドカップ カタール大会 日本代表 対 スペイン代表 の戦い
早朝から泣けました

前半を耐え忍んだ選手たち
前線からプレッシャーをかけ続ける前田選手たち
起用にこたえて確実にチャンスをものにした堂安選手
最後まであきらめずに走り込み、執念の折り返しをした三苫選手
そのボールを来ると信じて走りこんで決めた田中選手
そのゴールが取り消しにならなかったVARのありがたさ
けがを抱えながら交代起用にこたえて守った富安選手、遠藤選手
コスタリカ戦でのプレーについて痛烈に批判された吉田選手の、集中し続けたプレー
現地や日本、世界各地から応援したサポーター
千載一遇のチャンスをものにする今までの数年かけての準備
多くの批判に晒されながら、信念を貫く森保監督
・・・・

後半30分あたりからは長く感じました
後半44分、フェラン・トーレス選手とのワンツーパスで抜けて、ダニ・オルモ選手がシュートを打つ直前は一瞬心臓が止まりました
権田選手、よくぞキャッチしてくれました
そして、アディショナルタイムが7分で、「ドイツ戦と同じか」とがっくり
同じく長いと感じた様子の、解説をしていた本田圭佑氏が、「ここまで来たら、根性だ」と発言していことが興味深かったです
このレベルでもそうなのですね

ふりかえれば、グループ・ステージの3試合は、よいも悪いも含めてすべてが予想を裏切る戦いでした
感情の乱高下は血圧と同じで身体に悪い・・・
試合途中、ドイツ 対 コスタリカ のスコアが1−2となり、少しの間でしたが、グループE突破が日本とコスタリカという状況になったときも、真剣勝負の怖さを感じました
ノックアウト・ステージでは次戦に勝てば、ブラジルとの真剣勝負の可能性があります
※まさかスペインがそれを狙ったわけではないでしょう・・・
まあ、とにもかくにも次戦です
ノックアウト・ステージ ラウンド16のクロアチア戦は、日本時間12月6日0:00キックオフ
遠い空の下から応援します
※ちなみに試合終了後堂安選手が背負っていた日の丸(写真下)は、ドイツでの強化試合の際に、デュッセルドルフ日本人学校のみなさんが寄せ書きをした日の丸だというメッセージが、インタビュー後すぐにドイツから届きました


今朝は、出町中学校の出来事もカタールの出来事も、日本人も他の国の人も、諸々のすべてのことはつながっていると感じましたが、思考が超越し過ぎでしょうか・・・

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季節はうつろう no.409

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遠くの山にうっすらと雪がかかり、図書室から見える本校中庭の雪つりがそろそろその役目を果たし始める頃です

本日は12月1日

師走の始まりであり、今年は11月27日から今日までが、七十二候の第五十九候「「小雪(しょうせつ)」の次候」の、
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」です
北風や木枯らしが吹く季節となって、木の葉を散らす頃になったことが表現されています
100年以上前に考えられたものですが、今の季節感にも合っていると実感すると共に、昔の人たちは誠に繊細に季節のうつろいをとらえていたものだと感心します

木枯らしは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く北寄りの強風のことで、冬型の気圧配置になったことを示します
その定義は気象庁で定められており、東京は気象庁予報部予報課の天気相談所、大阪は大阪管区気象台気象防災部予報課がそれぞれ発表します
東京においての木枯らしの条件は、
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹く
3 東京における風向が、西北西から北
4 東京における最大風速が、おおむね風速8m/s以上
大阪においての木枯らしの条件は、
1 期間は、霜降(10月23日頃)から冬至(12月22日頃)まで
2 気圧配置は、西高東低の冬型の気圧配置
3 風向・風速は、北よりの風が吹き、最大風速8m/s以上

少し暦とずれているといえばずれていますね、特に大阪は・・・

明日からは七十二候の第六十候の季節である、
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
小雪の末候であり、「橘の実が黄色くなり始める」という意味です
この候での橘は柑橘類である「ヤマトタチバナ(ニッポンタチバナ)」です(※江戸時代は「橘(タチバナ)」と言えば柑橘類全般を指していたよう)
冬になって、タチバナが黄色くなり始めた様子が表現されています

季節感を大切にする日本人の感性は素敵だと、個人的に思っています
出中生のみんなはどこに季節を感じているでしょうか?
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