最新更新日:2024/07/01
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

愛のカタチ no.435

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各学年フロアの廊下に、給食用の配膳台があります
給食時に利用する以外は衛生上の理由から布製のカバーがかけられています
1年生のある学級の前にある、配膳台カバーが他の学級と少し違っています
このことに気付いている出中生はどれほどいるのでしょうか?
担任から聞いた話では、○○さんが、配膳台カバーが破れていることに気付き、週末に持ち帰って彼が裁縫して直してくれたそうなのです

うーん
思わず、唸りました

破れていることに気付く
直そうと考える
その方法として自分で裁縫する
そして、さりげなく元の場所へ戻す(※目立ってはいますが・・・)

気付くだけでなく行動に移したところ
家の人に頼むわけではなく、自分で学習の成果を活かして直したところ

とてもうれしくなると共に、わたし自身が刺激を受ける話でした
この出来事は2学期のことだったので、担任は2学期末保護者会でお母様にそのことを伝えたそうで、お母様も驚いておられたそうです

彼の言動から、彼の成長を感じます

そして何より、直された配膳台カバーにSMILEの刺繡が施してあり、その縫い目から、彼の愛を感じます

文字通り笑顔(スマイル)にさせてくれる配膳台カバー
○○さん、ありがとう
これも、愛のカタチです

知っても仏 no.434

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学校をまわって授業の様子や出中生の活動の様子、学校施設の状況などを見ていると、「お!」と思うことがあります
その中には「お!早急に改善せねば」と思うことがあれば、「あ〜、気付いてしまったぁ!!」と、少し残念に思うこともあります
「知らぬが仏」だなぁと感じてしまう、まだまだ修行が足りない未熟なわたしです

「知らぬが仏」

この言葉の反対の意味を示す言葉は何でしょう?

「知るは閻魔」? 「知るは悪魔」??

悪魔も閻魔も本当に悪い存在なのかは個人的に疑問に思っています
別に、悪を推奨しているという意味ではなく、立場や見方によって善か悪かは異なると思うからです
閻魔様は市内にある芹谷山千光寺にも、その像があります
前任校の校外学習で子供たちと一緒にお参りさせていただいたことがありますが、悪いことをした人を裁く裁判官のイメージですから悪い存在ではないでしょう
では悪魔はどうでしょう?
わたしが中高生の頃にはまっていた作家、アーサー・C・クラーク氏が執筆したSF小説「地球幼年期の終わり」(ハヤカワ・SF・シリーズ 福島正実訳 早川書房 1964年 初版)では、危険な状態だった地球を平和で豊かな惑星に変える存在となる地球外生物が、第2部でいよいよ人類の前に姿を現しましたが、その姿は人類が過去から思い描いていた悪魔そのものでした
人類には悪魔の姿が悪の象徴のようにすり込まれているので、その地球外生物は自分たちの姿を人類に見せるタイミングをはかっていたのでした
人も悪魔も見た目で判断してはいけません
いつも通りに、何だか話がずれてきていますね

「知らぬが仏」は「知れば不快になったりすることでも、知らなければ平静でいられる」という意味です
「江戸いろはかるた」の札のひとつですね
これが転じて、「本来はあなたも知っていなくてはならないことなのに、知らないからそんなに落ち着いていられるんだよ」と、若干相手を責めるような言葉として使うこともあるようで、「知らぬが仏、知るが煩悩」という表現で使われることもあります
そして、反対の意味を表す言葉には「知は力なり」とか、「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」などとなるようです
どれも完全な反対の意味を示す言葉ではないですが、「知らない方がよい」ではなく、「知っておいた方がよい」という意味でしょうか

画像でも紹介しようとネットを検索したところ、江戸いろはカルタの絵は仏像の頭にカラスが乗っていたり、トンボがとまっていたりのものしか見付けられません
著作権で問題になった学校も他県にありますし、そもそも仏様に失礼な気がして、自分で描くことにして、木の葉を頭の上にのせてみました(上画像)※一層失礼なのか・・・

「知っても仏」を目指し、修行を積まなければならないなと思う、2023年及び3学期の始まりでした

けっして「知っても ほっとけ(放っておけ)」ではありません・・・、念のため

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こころもち no.433

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朝から昼まで、出張でいつもより立山連峰に近づいた場所に居ました
朝、その場所へ向かう途中、山の端から日が昇る瞬間が観られました
昼前、学校へ戻ろうと建物を出る頃には日が高くなり、雪をかぶった立山連峰が、出町中学校から拝むことのできる姿よりも大きく、圧倒的な美しさで迫ってきました
誠に美しい・・・

学校へ戻ると、正面玄関に掲示してある昨日の書初大会で金賞となった作品が目に飛び込んできます
休み時間には多くの出中生も眺めます
これまた迫力のあるその文字が迫ってきます
出中生が本気で根気よく向き合った迫力を感じます
※各学年、他の作品もそうです 単なるうまい・へたではありません


お昼休みに、先日の地区アンサンブルコンテストに出場した5組のリーダーが報告のために校長室を尋ねてくれました
一人一人の感想を聞かせてもらいましたが、それぞれの言葉に未来へのつながりが感じられ、これまた感動しました


書初大会の揮毫に金・銀・銅と賞がつきます
アンサンブルコンテストには、金賞・銀賞・銅賞と賞がつきます
それぞれに審査する人がよいと思うものを本気で選びます
人によっては感じ方・見方が違うので、複数の人が審査します
そして結果が出ますが、忘れてほしくないのは、自分自身がどう感じたかだと思っています
評価されたその結果(事実)も重要ですが、それはそれです
自分自身の力を出し切れて、その上での評価であれば、よいも悪いも納得できるのです
身内びいきなのかもしれませんが、アンサンブルコンテストの出町中学校の演奏はそれぞれに素晴らしかったです
4組は金賞を獲得するも地区代表はかないませんでしたが、それはそれであり、この結果は未来につないでほしいです


改めて出町中学校の3階から、立山連峰を眺めます
多くの人から「美しいなぁ」と思われても、立山連峰は何も変わらずそこに居ます
その姿に、また感動します

※「ありがとう!!」と立山連峰に喜ばれるとそれはそれで怖いですな

節目は好機 no.432

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本日始業式を実施し、今年度最後の学期がスタートです
学期は最後ですが暦の上で、令和5年の始まりです
今年は「ウサギ年」
「ウサギ年」ということで、大きな耳のウサギのように情報を集めるとか、人の話をよく聴こうとか、ぴょんぴょん跳ねるウサギのように飛躍の年にしようとか、年の初めに目標を決めた出中生もいるのではないでしょうか?
今年の十干十二支(じっかん じゅうにし)は「癸卯(みずのと・う)」
「癸(みずのと)」は十干の十番目、生命の循環で言えば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態を表しており、「卯(う)」は、ウサギではなくて控えめに成長することを表していると、とある本で読みました
この二つが合わさり、それは「寒気が緩み、芽ばえを促す」ことを意味し、つまり、厳冬が去り、春の兆しが訪れたことを表すようです
新しい何かが始まる予感がします
年明けのこのタイミングをよい機会として、今年、目指すものを決める
既に何かを決意した人であれば、あとは行動あるのみであり、具体的に何をするかを決める
信じるものは救われます
本気・根気・元気で行動し、成長する自分を実感してはどうでしょう

3年生は進路選択及び、卒業に向け
2年生は最上級生となることに向け
1年生は新入生を迎える先輩となることに向け

このことについても、それぞれが自分で考え・決意し・具体的に行動することが大切でしょう
周りの人と比べる必要はありません
過去の自分、今の自分が、未来の自分のために考え、決め、行動するのです

出中生をはじめ出中に関わる全てのみなさんにとって、よりよい学期・年になることを祈り、そして、応援します


新学期初日には恒例の書き初め大会を学年ごとに体育館で実施しました(上写真は第2学年の様子)
決められた時間・空間で学年が集まり、同じ説明を聞き、揮毫の前に心を落ち着かせます
※猛烈に精神集中している○○さんに目が釘付けでした・・・
合図とともにそれぞれが本気で用紙に向かい、根気よく筆を走らせる姿を見て、年始早々、いつものように出中生からエネルギーをもらいました
しあわせなことです

そんな中、心配事があります
今、新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザも流行の兆しをみせていることがそのひとつです
基本的な感染症対策の徹底を意識することについて、始業式の式辞の結びに話しました
保護者、地域のみなさんにも、このことについてお願い申し上げます
本気・根気・元気な出町中学校の教育活動を今年も進めていきます

それぞれに no.431

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中学生年代の日本一を決める「Jr.ウインターカップ 2022-23(※2022年度 第3回 全国U15バスケットボール選手権大会)」が、1月4日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開幕しています
昨日の大会2日目に、本校男子バスケットボール部が中心の(※ほぼ出町中と言っても過言ではないか・・・)クラブチーム「出町GOLDEN WARRIORS」が、富山県代表として山形県代表の「山形U15」と対戦しました
途中リードするも、結果は62−68で惜敗
全国大会のコートに立ったことや、会場の雰囲気を身体で直接感じたことは、未来の自分のために貴重な体験だったと思います
ここまでよく頑張りました
指導者のみなさんや保護者のみなさん、お疲れさまでした
PTA、文化体育後援会、同窓会、市や地域の方からも多くの応援をいただきました
関係するすべてのみなさんに、彼らが所属する出中の校長としてお礼申し上げます


学校では全教職員による会議や、学年ごとの会議(写真下)、担当者による入試業務等、3学期のスタートに向けて準備を進めています

先日、わたしの好きな番組である「僕らの時代」の特番『笑う台場に福来たる 2023新春SP』に、「FIFAワールドカップ・カタール大会」で活躍した谷口彰悟選手・田中碧選手・権田修一選手が出演していました
そのすべての会話が興味深かったのですが、特に、権田選手が言った次の言葉が印象に残っています

2人と接して思うのは、1番試合に出られなかった時にトレーニングしているのは2人な気がする
いつもジム行っている印象があって
準備をちゃんとしている人って裏切られないんだなって
出た時に自信をもってできるメンタリティは、2人を見ていると、いい準備をして自信をもってやることがすごい大事だなと・・・
もし、これ(※この番組)を観ていて、「プレッシャーに(対して)どうしたらいいですか?」って(質問する)人には、この2人がお手本ですって伝えたい

出町中学校教職員も3学期の本格的スタートに向けて、粛々と準備を整え、出中生を迎えます

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応援 no.430

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なぜでしょう
本気で物事に取り組む人を、応援したくなります

なぜでしょう
根気よく物事に取り組む人を、応援したくなります

なぜでしょう
元気に物事に取り組む人からは、自分が元気をもらえて、応援されているような気がします

自分がそのように感じられない状態のときもありますが、「本気・根気・元気」な人には刺激を受けることが多いです

その姿は、羨ましかったり、憧れだったり、勇気をもらったり、元気をもらったり・・・


今日の3年生は、学力テストに取り組み、進路選択に向けてがんばっています
その姿から、またいろいろ学ばせてもらいます

「がんばれ」という言葉を、苦痛に感じる人もいるのであまり使わないという話もありますが、敢えて今日は使いたい

「がんばれ、出中生!! 応援しています」

はじまり、はじまり no.429

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本日は学校も閉庁が明け、仕事始め
校長室のカレンダーも新年1月になりました
棟方志功氏のカレンダーも毎年校長室にかけていますが、1・2月は 原 石鼎 氏作の「大いなる初日 据りぬ 昇るなり(昭和18年作)」
初日が顔を出し、ゆっくりと確実に昇り続ける様子を、「据りぬ」と、まるで初日が空にドンっと鎮座している情景を想像させる句です
一瞬の感動が永遠に続くようなその表現は、初日の出を真正面から見据え、豊かな色彩を想起させる句であり、その情景を荒々しい削りと、鮮やかな色彩で棟方氏が表現した迫力ある作品です(※個人的見解です)

令和4年度最後の3学期、令和5年のスタート!
カレンダーの表紙をめくり、再び1・2月をよく観て、「よーし、頑張ろう!!」と、決意した朝なのでした

校舎内をまわると、図書室で明日実施される3年生の実力テストの準備がなされています
教室では、数日後に開催される第44回アンサンブルコンテスト砺波地区大会(1/9)に向けて最終段階の練習に励む吹奏楽部の音色が響いています
また、体育館や武道場など様々な場所で、部活動に励む出中生の姿があります
そして、新学期・新年に向けてそれぞれの業務を進める教職員がいます

なぜでしょう?
多くの人のがんばる姿を見ること・感じることでより一層頑張れる気がします

本年も出町中学校を、よろしくお願いいたします
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行事予定
1/18 3年保護者会pm
1/19 3年保護者会pm

学校だより

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相談室より

感染症対策

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学校からのお知らせ

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