最新更新日:2024/06/03 | |
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砺波市立出町中学校
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それぞれの想い no.470その2学年先輩の3年生へ向けた想いは、どのようなものでしょう? 今日の5限 3年生の音楽科の授業で、今までの自分たちの頑張りを聴いてほしいと、担任教諭を呼んで合唱を披露していました この合唱に込められた彼らの想いは、どのようなものでしょうか? 合唱を聴いた担任教諭の想いは、どのようなものでしょうか? 第1学年では生き方講演会が開かれ、講師をお招きして「生き方」について考えました 年齢を重ねると、「生き方」を考える機会がしばしばあります 個人的には歳をとるほどに増えている気がします どのようにして生きるのかは、その人自身を示すものだと思います 中学生、特に1年生にとって、自分の「生き方」というものはどのようにとらえられるものでしょう? わたしも中学1年生を経験しているとはいえ、あまりにも過去のことであり、また、わたしが中学1年生の頃と今では生きる環境が大きく異なっています 講師の先生の想いと、それを聴く出中生の想い それぞれの想いが渦巻く場の中で、出中生自身の想いはどうでしょう? ふりかえりの時間に、1年生のみんながどのようなことを発信するのか楽しみです 校舎の外は、すっかり雪が融け、一帯が春を迎えており、否応なしに年度末を実感します そんな中で、出中生はそれぞれの学年やそれぞれの環境で、それぞれに己の想いをもっているのだろうとも想像します わたしも、わたしなりにある想いをもって、年度末を過ごしています 33 no.469元々は3月上旬の巳の日だった五節句のひとつの桃の節句ですが、後に3月3日に行われるようになります 旧暦3月3日が桃の花が咲く季節だったことから「桃の節句」の名称がよく使われます 上巳の日に川で身を清め不浄を祓う古来中国の習慣が、平安時代に日本に入り、その後、紙で小さな人の形(形代)を作ってそれにけがれを移して川や海に流して不浄を祓うようになります この風習が、現在の「流し雛」です この人形が次第に手の込んだものになって流さずに飾るようになったことが、現代の「雛祭り」に通じているようです そもそもは宮中や貴族の祭りでしたが、武家社会でも行われ、江戸時代には庶民の行事となります 様々なものには歴史があり、それぞれに古の方々の想いが詰まっていると感じます そして、今日は1956(昭和31)年に日本耳鼻咽喉科学会が制定した「耳の日」であり、「み(3)み(3)」の語呂合せは有名です ただ、あまり知られていないかもしれませんが、今日は電話の発明者グラハム・ベル氏の誕生日です そして、ジョアンナ(アン)・マンズフィールド・サリヴァン・メイシー氏(Ms. Johanna Mansfield Sullivan Macy)が目、耳、声の三重の障害をもっていたヘレン・ケラー氏の指導を始めた日です (※ちなみに、ヘレン・ケラー氏が7歳(1887年)の時、その両親は聴覚障害児の教育を研究していたベル氏を訪れて娘のことについて相談します そして、ベル氏の紹介でマサチューセッツ州にあるパーキンス盲学校の校長マイケル・アナグノス氏に手紙を出し、家庭教師の派遣を要請したそうで、縁を感じます) わたしはサリヴァン先生のすごさは、ヘレン氏のことを愛し、信じたことだと思っています そして、ヘレン氏のすごさは障害を乗り越えた(障害を受け入れ、よりよく生きることを選択した)ことはもちろんですが、先生の愛情を最後は理解して受け止め、自分自身が変わり成長し、その後は先生の想いを他の人につないでいることだと思っています 出中生のみんなはどのように感じるでしょう? この話に出会っていない出中生はぜひ、この年度末休業中にでも出会ってほしいと思います 歴史が長くなればなるほど、エピソードは多くなります すると、毎日が記念日です 33は、「散々な日」ではなく「サンサンの日」ということで、よい1日になると自分勝手に考える朝です 要は自分の考え方次第で、自分の気持ちはコントロールできるということでしょう 今日という日が、新たな記念日になるかどうかが楽しみです 健康第一 no.468背筋の伸びた姿勢 満面の笑顔 はつらつとした動き 元気な状態をイメージするとこんなことを思い浮かべます こうでない場合、「元気がないな」とか「元気を出してね」と声をかけられることがあります ただ、そもそも元気とは、自分で感じることだかなと思っています 以前、「元気」とは、やる気、気力等の「気」が、「元」通りになるということと聞いたことがあります 病気が回復して元通りになることを「減気」や「験気」等と言っていたことからきているという話もあり、どちらにしても「気」ですから、身体よりも心の状態のことを表している気もします ただし、「元気」でも、身体の調子が悪いと、本来の力は出せません 身体の調子がよくても、「元気」がない状態(気力が悪い状態)でも、本来の力は出せません 「元気」は「気が満ちていること」であり、「身体の状態がよいこと」と合わせて「健康」と言えるのではないでしょうか つまり、身体も心もよい状態であることが「元気」であり、「健康」だと感じます 出町中学校で出中生が健康に教育活動に取り組み、成長できるように、昨日、学校保健委員会を開催しました 学校医、学校歯科医、学校薬剤師、PTA会長、PTA学年コミュニケーション委員長、そして本校教職員、生徒会保健委員会代表が出席する会議です 前半のみ出席してくれた生徒会保健委員会代表の2年生2名からは、保健委員会の取組の報告や、及びアンケート結果をふまえた提案がありました この中でわたしが特に気になったのは、次の2点です 1 感染症対策の意識が低くなっていないかという指摘 2 生活習慣アンケート結果のネット利用時間の長さの指摘 保健委員会が自分たちの役割を自覚し、主体的に活動していることが分かりますし、自分たちで何とか出中生の健康への意識を高めようとしている想いが伝わり、とてもたくましく感じました 出席者からもご指摘がありましたが、生活を見直す必要性についてや電子機器の仕様の影響か視力低下の危惧については、早急におとなも取り組む必要があります また、新型コロナウイルス感染症対策の緩和等について、専門的なご意見をいただきましたので、今後の教育活動に活かしていきます 本委員会のねらいは、「生徒の心身の健康について、学校三師、保護者、教職員、生徒それぞれの立場から協議し、健康教育の推進に資する」です 大変有意義な時間になりました 参加いただいた委員のみなさん、ありがとうございました 3月 no.467暦の二十四節気の上で、今は雨水(うすい) 雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となります そして、梅が咲き、鶯の声が聞かれ、農作業の準備が始まります 七十二候では、本日から雨水の末候「草木萠動(そうもく めばえ いずる)」です ※七十二候(しちじゅうにこう)とは、1年を72等分し、約5日ごとに移ろう細やかな季節の出来事を名前にした暦です 冬の間は枯れていた植物も花々も綺麗に咲かせ始めています 花屋さんの店頭に並ぶ花の種類も増えてきたように感じます 上写真のように、本校敷地内のプランターには顔を出した芽が大きくなり、中庭の木々も芽もその姿を変えています 校舎内では、「となみ花と笑顔のプロジェクト」でプレゼントしていただいたチューリップの花が、玄関や廊下、そして洗面所等に生けられています 春です 陽光がやさしく春を感じさせてくれます 山々が薄緑に色づいて見られる頃もそろそろです 新しい命が、土の中ばかりではなく、木々の枝やその幹からいっせいに芽生えはじめます 新しい季節への希望を期待させる力強さを、物言わずも静かに確実に伸びるその姿が感じさせてくれます 県立学校の入試が迫る3年生も、しばし息抜きに春の空気を感じてみてはどうでしょう ※花粉症の場合は無理しないように 草木萠動(そうもく めばえ いずる) 数年前まで秋や冬が好きだったのですが、最近はなぜか春が好きになってきています 人の心は変わるものです |
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