最新更新日:2024/06/01
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

予餞会 no.474

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予餞会
あらかじめの、はなむけの、会
はなむけは、馬の鼻を進む方向へ向けることのようで、旅立つ人へのはなむけの言葉のはなむけもこれです
卒業証書授与式の前に行う会にふさわしい名称です
生徒たちの会であり、生徒たちのための会であり、生徒たちによる会です
生徒の手による3年生を送り出す会であり、生徒の手による卒業の会とも言えます
創意工夫あふれる企画・運営で、多くの3年生の笑顔が見られました
そして、1、2年生の笑顔も、教職員の笑顔も見られました
教師になって、この場に一緒に居られてよかったと思う場面のひとつです
出中生の笑顔には、表現できないキラキラした宝物のようなものを感じられるのです
生徒会執行部を中心に、生徒会員全員のおかげです
すべての人に感謝を伝えたいです
ありがとう

来週はいよいよ卒業証書授与式です
久しぶりに全校生徒が一堂に会しての式となります

しかけ no.473

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今朝も春靄の中、日が昇ります
本日は県立学校の一般選抜学力検査2日目
天候の影響はなさそうで、少しほっとしています

「諦めるな 諦めるな 諦めるな
 喰らいつけ 最後まで」

これは、アニメ「鬼滅の刃」の主人公 竈門炭治郎 氏の言葉です
昨日まで、校長室前の掲示板に掲示していました
受検する3年生に少しでもわたしの応援の想いが届けばと願った掲示です
※今は、井上 靖 氏 の言葉に差し替えました
それぞれの検査会場で、出中生が本気で根気よく検査問題に取り組む様子を想像しながら、ただひたすら力を出し切ることができることを祈るのみです
昨日も書きましたが、「最後の最後まで、焦らない、でも、あきらめない」です

さて話は変わり、わたしもよく利用するネット検索
ある言葉を検索すると、その後から表示される画面にはその検索に関連するワードが溢れます
また、ネットであるアーティストの楽曲を一度視聴すると、そのアーティストの過去の作品や、似たジャンルのアーティストが検索候補として並ぶようになります
他にも、ネットでニュースを読むと、そのニュースに関連する話題ばかりが表示されるようになります
最近、このようなネットの状況を、心底怖く感じる瞬間があります
これらはすべてAIを利用した情報提供(※広告も含めて)の結果です

ネットが今ほど生活に入り込んでいない時代、わたしにとってのそれはテレビでした
テレビ番組の映像が子供たちの成長を阻害するとの抗議の声に、あるテレビ局関係者が「それほど影響はないですよ」と答えたところ、「それならば、なぜCMを流すのだ!!」と言われ、そのテレビ局関係者が絶句している姿をテレビで観た記憶があります
映像・画像や音楽は脳に刺激を与え、その影響は大きいのです
CM以上に個々人が関心のある情報を流すことのできるネット世界では、受け手側がよほど意識していなければ、偏った情報や、怪しい情報が溢れる環境にどっぷりと浸ることとなります
それは自分の興味があり、心地の良い情報であるからこそ厄介です
そのような情報をもとに思考するとはどういうことでしょう
いや、もう思考していないのかもしれません
ダラダラと依存症のように流れる情報を何も考えずに観続ける状態
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等のメディアよりも、より巧妙な「しかけ」がそこにあると思います
きっとテレビっ子だったわたしが今の時代に中学生だったら、ネットの世界にドはまりしている情景しか想像できず、恐ろしいかぎりです

ただし、ものごとは表裏一体
「しかけ」をよりよい成長につなげることもできるはずです
実際、アナログの時代から学校教育の中で「しかけ」は教師の中で意識されていました
教科の学習だけでなく、特別活動や学校行事も含め、学校内での教育すべての中です
「しかけ」のないところには何も起こりません
種をまかずして、芽が出るわけはないのです
また、種をまくだけでなく、水をやることで種は発芽することも重要です
自然は我々にその現象で多くのことを教えてくれています
そのひとつが人間の成長にも、「しかけ」が必要だということでしょう
例えば、校長室だより「それぞれの想い no.470」でほんの少しだけ紹介した音楽科での担任へ向けての3年生の合唱もそうです
音楽科担当教諭の「しかけ」があって、出中生の中で感謝の芽が出て、大きくなり、あの素敵な時間・場が生まれたのです
多くの場合、その「しかけ」に気付く生徒は少ないかもしれません
生徒に気付かれないように「しかける」ことが、教師の腕の見せ所ですから
生徒に気付かれることは「やらされ感」満載となりますから、感動も何もあったものではないでしょう
そこにあるのは、しらけたムードです
自然な流れの中で素敵なふるまいができる出中生・教職員であってほしいと願っていますし、わたし自身がそうありたいと思っています
これはなかなかに難しいことですが、チャレンジしなければ何事も始まりません
これは「しかけ」のひとつです

そして、冒頭に登場した校長室前の掲示物も、「しかけ」のひとつです

3年教室へ向かう階段にも後輩たちのメッセージが掲示されています↓
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日が昇る no.472

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春靄の中、日が昇ります
本日は県立学校の一般選抜学力検査の1日目です
関係する出中生一人一人が、自分の力を発揮できるよう祈るのみです

部活動の試合でもそうですが、顧問・監督、親として応援するよりも、自分でやった方がメンタル的に楽かもと思うことが多いです
見守ることしかできませんから

あえてこの言葉を使います
今日の検査に臨む出中生のみんな、がんばれ!!
最後の最後まで、焦らない、でも、あきらめない

昇る朝日もそんな出中生を応援しているように感じるのは、自分本位過ぎますね

昨夜は満月に近い月が、昇っていました
月も応援していたように感じています
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それも準備 no.471

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朝から中庭の雪つりを外す作業が始まっています
朝の会と1限の間にその様子を観ている2年生
個人的にはこういうことに気付いて興味をもって観るという行為が大事だと思うので、その様子を見てうれしくなります
スマホのカメラを向けるとなぜか彼らは窓際から離れましたが・・・(※わたしは決して教室へ入れとのメッセージを送ったつもりはないのですよ うれしかったのですよ)

昨日は啓蟄であり、雪つりを外す作業をしばし見ながら、誠に古の方々は生活体験から暦を的確にとらえていると感じました
そして、これは雪つりの役割が終わっての片付けですが、これからの準備でもあるなと思いました
いつ吊って、いつ外すか
1日の中でいつ作業するのがよいか
すべて経験です
教師も教育実践から多くの経験を積み、そこから自分なりの法則なり手段なりを見つけていくことがあります
ただ、そこで終わりではなく、実践と理論とが結びつくことで、より教育に厚みが出ると考えます
理論だけでは役に立たないことは理解しやすいですが、実践だけでも役に立たないことがあるのです

実践と理論

そのためには当然、実践があることと、理論を学ぶことが必要でしょう
決してノウハウの習得ということではなく、愛を基盤とした理論に裏付けされた実践による教育の体得
言うは易しで、このことにゴールはないと思っています

単に「生徒のために」をキーワードとする、教職員への「やりがい搾取」は厳禁ですが、生徒の成長を信じ、願い、そして指導・支援することはわたしたちの責務だと、わたしは思っています

明日から県立学校の一般選抜検査です
受検者を応援し続けます

それぞれの想い no.470

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先週末に1年生が本気で根気よく制作していた、卒業を控えた3年生へのメッセージを掲示していました
その2学年先輩の3年生へ向けた想いは、どのようなものでしょう?

今日の5限
3年生の音楽科の授業で、今までの自分たちの頑張りを聴いてほしいと、担任教諭を呼んで合唱を披露していました
この合唱に込められた彼らの想いは、どのようなものでしょうか?
合唱を聴いた担任教諭の想いは、どのようなものでしょうか?

第1学年では生き方講演会が開かれ、講師をお招きして「生き方」について考えました
年齢を重ねると、「生き方」を考える機会がしばしばあります
個人的には歳をとるほどに増えている気がします
どのようにして生きるのかは、その人自身を示すものだと思います
中学生、特に1年生にとって、自分の「生き方」というものはどのようにとらえられるものでしょう?
わたしも中学1年生を経験しているとはいえ、あまりにも過去のことであり、また、わたしが中学1年生の頃と今では生きる環境が大きく異なっています
講師の先生の想いと、それを聴く出中生の想い
それぞれの想いが渦巻く場の中で、出中生自身の想いはどうでしょう?
ふりかえりの時間に、1年生のみんながどのようなことを発信するのか楽しみです


校舎の外は、すっかり雪が融け、一帯が春を迎えており、否応なしに年度末を実感します
そんな中で、出中生はそれぞれの学年やそれぞれの環境で、それぞれに己の想いをもっているのだろうとも想像します
わたしも、わたしなりにある想いをもって、年度末を過ごしています

33 no.469

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3月3日は、上巳、桃の節句です
元々は3月上旬の巳の日だった五節句のひとつの桃の節句ですが、後に3月3日に行われるようになります
旧暦3月3日が桃の花が咲く季節だったことから「桃の節句」の名称がよく使われます
上巳の日に川で身を清め不浄を祓う古来中国の習慣が、平安時代に日本に入り、その後、紙で小さな人の形(形代)を作ってそれにけがれを移して川や海に流して不浄を祓うようになります
この風習が、現在の「流し雛」です
この人形が次第に手の込んだものになって流さずに飾るようになったことが、現代の「雛祭り」に通じているようです
そもそもは宮中や貴族の祭りでしたが、武家社会でも行われ、江戸時代には庶民の行事となります
様々なものには歴史があり、それぞれに古の方々の想いが詰まっていると感じます


そして、今日は1956(昭和31)年に日本耳鼻咽喉科学会が制定した「耳の日」であり、「み(3)み(3)」の語呂合せは有名です
ただ、あまり知られていないかもしれませんが、今日は電話の発明者グラハム・ベル氏の誕生日です
そして、ジョアンナ(アン)・マンズフィールド・サリヴァン・メイシー氏(Ms. Johanna Mansfield Sullivan Macy)が目、耳、声の三重の障害をもっていたヘレン・ケラー氏の指導を始めた日です (※ちなみに、ヘレン・ケラー氏が7歳(1887年)の時、その両親は聴覚障害児の教育を研究していたベル氏を訪れて娘のことについて相談します そして、ベル氏の紹介でマサチューセッツ州にあるパーキンス盲学校の校長マイケル・アナグノス氏に手紙を出し、家庭教師の派遣を要請したそうで、縁を感じます)

わたしはサリヴァン先生のすごさは、ヘレン氏のことを愛し、信じたことだと思っています
そして、ヘレン氏のすごさは障害を乗り越えた(障害を受け入れ、よりよく生きることを選択した)ことはもちろんですが、先生の愛情を最後は理解して受け止め、自分自身が変わり成長し、その後は先生の想いを他の人につないでいることだと思っています
出中生のみんなはどのように感じるでしょう?
この話に出会っていない出中生はぜひ、この年度末休業中にでも出会ってほしいと思います


歴史が長くなればなるほど、エピソードは多くなります
すると、毎日が記念日です

33は、「散々な日」ではなく「サンサンの日」ということで、よい1日になると自分勝手に考える朝です
要は自分の考え方次第で、自分の気持ちはコントロールできるということでしょう

今日という日が、新たな記念日になるかどうかが楽しみです

健康第一 no.468

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大きな声
背筋の伸びた姿勢
満面の笑顔
はつらつとした動き

元気な状態をイメージするとこんなことを思い浮かべます
こうでない場合、「元気がないな」とか「元気を出してね」と声をかけられることがあります
ただ、そもそも元気とは、自分で感じることだかなと思っています
以前、「元気」とは、やる気、気力等の「気」が、「元」通りになるということと聞いたことがあります
病気が回復して元通りになることを「減気」や「験気」等と言っていたことからきているという話もあり、どちらにしても「気」ですから、身体よりも心の状態のことを表している気もします
ただし、「元気」でも、身体の調子が悪いと、本来の力は出せません
身体の調子がよくても、「元気」がない状態(気力が悪い状態)でも、本来の力は出せません
「元気」は「気が満ちていること」であり、「身体の状態がよいこと」と合わせて「健康」と言えるのではないでしょうか
つまり、身体も心もよい状態であることが「元気」であり、「健康」だと感じます

出町中学校で出中生が健康に教育活動に取り組み、成長できるように、昨日、学校保健委員会を開催しました
学校医、学校歯科医、学校薬剤師、PTA会長、PTA学年コミュニケーション委員長、そして本校教職員、生徒会保健委員会代表が出席する会議です

前半のみ出席してくれた生徒会保健委員会代表の2年生2名からは、保健委員会の取組の報告や、及びアンケート結果をふまえた提案がありました
この中でわたしが特に気になったのは、次の2点です
1 感染症対策の意識が低くなっていないかという指摘
2 生活習慣アンケート結果のネット利用時間の長さの指摘

保健委員会が自分たちの役割を自覚し、主体的に活動していることが分かりますし、自分たちで何とか出中生の健康への意識を高めようとしている想いが伝わり、とてもたくましく感じました
出席者からもご指摘がありましたが、生活を見直す必要性についてや電子機器の仕様の影響か視力低下の危惧については、早急におとなも取り組む必要があります

また、新型コロナウイルス感染症対策の緩和等について、専門的なご意見をいただきましたので、今後の教育活動に活かしていきます
本委員会のねらいは、「生徒の心身の健康について、学校三師、保護者、教職員、生徒それぞれの立場から協議し、健康教育の推進に資する」です
大変有意義な時間になりました
参加いただいた委員のみなさん、ありがとうございました

3月 no.467

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富山地方気象台は昨日、昨年よりも13日遅れて、北陸地方で春一番が吹いたと発表しました
暦の二十四節気の上で、今は雨水(うすい)
雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となります
そして、梅が咲き、鶯の声が聞かれ、農作業の準備が始まります
七十二候では、本日から雨水の末候「草木萠動(そうもく めばえ いずる)」です
※七十二候(しちじゅうにこう)とは、1年を72等分し、約5日ごとに移ろう細やかな季節の出来事を名前にした暦です

冬の間は枯れていた植物も花々も綺麗に咲かせ始めています
花屋さんの店頭に並ぶ花の種類も増えてきたように感じます
上写真のように、本校敷地内のプランターには顔を出した芽が大きくなり、中庭の木々も芽もその姿を変えています
校舎内では、「となみ花と笑顔のプロジェクト」でプレゼントしていただいたチューリップの花が、玄関や廊下、そして洗面所等に生けられています

春です
陽光がやさしく春を感じさせてくれます

山々が薄緑に色づいて見られる頃もそろそろです
新しい命が、土の中ばかりではなく、木々の枝やその幹からいっせいに芽生えはじめます
新しい季節への希望を期待させる力強さを、物言わずも静かに確実に伸びるその姿が感じさせてくれます

県立学校の入試が迫る3年生も、しばし息抜きに春の空気を感じてみてはどうでしょう
※花粉症の場合は無理しないように

草木萠動(そうもく めばえ いずる)

数年前まで秋や冬が好きだったのですが、最近はなぜか春が好きになってきています
人の心は変わるものです

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行事予定
3/14 同窓会入会式
3/15 卒業証書授与式
3/16 県立高校合格者発表

学校だより

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相談室より

感染症対策

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