最新更新日:2024/06/05 | |
本日:225
昨日:601 総数:902443 |
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
成長を no.754学習のテーマは生徒たちで決めた「ONE TEAM」 サブタイトルが「みんなで支え合える最高の仲間をつくろう」です 出発式が始まる10分ほど前にその場所へ行き、みんなの動きを見ていました 過日の第3学年の修学旅行のときとはやはり違います 今回の宿泊学習で多くの体験をし、2年後に3年生になった時には成長した姿を見せるのだろうなと想像しながら、その様子を見守ります 出発式は8時40分から始まる計画でした 始まったのは8時46分 新幹線や在来線などの公共交通機関を利用していたとしたら、既に乗り遅れています 今回は貸切バスでの移動ですから、これも貴重な経験です ただ、貴重な経験として、未来への教訓とするかどうかは、指導者や生徒たちが意識できたかどうかに関わってきます 全体の指揮を担当する○○教諭は集合点呼が完了し、全体が静かになった後、静かにこの遅れのことをみんなに伝えました そして、この事実をみんなはどのように変えるのかを問いました 気付き、そしてそのことを未来へつなげる 課題に気付けなければ教訓にはなりません 同じことを繰り返すことにもなります 集団で行動することとはどういうことか それは社会性を身に付けることにつながります さて、今日、明日の2日間 1年生のみんなが明日帰校したときの言動が楽しみです 教育は即効性があるものではないですが、1日でも成長による変化はあります それはほんの小さな時もあれば大きな時もあります 周りから見えるものだけでなく、内面の成長もです 内面の成長はなかなかに見えにくいですが、内面の成長は何らかの言動となって表出するものですから、そこを我々は確実にみたいと思うのです 出発式を運営していた実行委員会 司会の○○さんも、代表あいさつの○○さんも緊張しながら、本気・根気・元気で取り組んでいました 司会の○○さんは出発式の最中、絶えず資料を見つつ、次に備えています その姿が、既に○○さんの成長を想像させます ここまでに実行委員のみんなは他の人たちより時間をかけて、宿泊学習がよりよくなるように準備してきたと思います そしてこの2日間は、リーダーとしてその役割を果たすために大きなエネルギーを使うことでしょう 実行委員以外のみんなも係分担をし、それぞれの役割があります だからこそ、一人一人が自分は何ができるのか、何をするのかを考え、意識し、行動することが重要でしょう わたしは理科の作用・反作用の法則と成長は似ていて、他の人より緊張したり、大変な思いをした人は、その分大きな成長があると思っています やるからこそ、返ってくるというイメージです 面倒だからやならい、嫌だからやらないでは、その人の成長はおぼつきません だから「本気・根気・元気、そして勇気 一歩 踏み出す」なのです いってらっしゃい!! 充実した2日間になることを祈っています 1年後 no.75310分間ですが、毎日継続することで結構な文章を読むことができます その影響か、本校図書室は休み時間に多くの出中生が利用しています 集中して読書している出中生の姿を見て、ふと学校生活だけでなく社会に大きな影響を及ぼした「新型コロナウイルス感染症」のことを思います 今日はちょうど1年後の日です それは、新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」(※感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)になり、今日が丸1年間経過した日とも言えます 1年前に、法律に基づいて行政が様々な要請や関与をしていた仕組みが、個人の選択を尊重して、国民の自主的な取組をベースとした対応に変わりました(※厚生労働省発表資料より) 変更ポイントは次の通り ・政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない ・感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる ・限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる ・医療費等について、健康保険が適用され1割負担から3割負担が基本となるが、一定期間は公費支援を継続する この1年間を振り返ると、直近の新規患者数は減少傾向にあり、新たな変異株の拡大も報道されていませんが、この1年間は、感染規模は例年より大きかったようです 国立感染症研究所公表データから次のような特徴が見られます ・乳幼児がかかりやすい夏風邪の一種ヘルパンギーナは昨年7月、1医療機関当たりの新規患者数が過去10年で最多 ・子どもの肺炎を引き起こすRSウイルスが、例年比で高い水準を継続 ・例年は夏に流行ピークを迎える咽頭結膜熱(※プール熱)が、昨年11月に警報レベル ・例年1〜2月に流行ピークのインフルエンザが、昨年は春夏を過ぎても勢いを維持し、昨年12月に過去10年中最速で患者数が警報基準を超過 日常活動が戻ってきたこともあるでしょうが、感染症対策の徹底の影響で、総じて病原体への免疫が低下したと考えられています 今後も手洗いをはじめとする基本的な感染対策を続けることが大切であろうと専門家は指摘しています これから暑くなり熱中症対策にも留意が必要となりますが、再流行時には手洗いの徹底やマスクの着用など、これまでに蓄積した経験を生かしていく必要があります 日常的には、「よく食べる」「よく寝る」「ストレスと上手に付き合う」等、自分自身の免疫力を高めることでしょうか 昔からよく言われていることですが、先人の知恵はやはり参考になります 読書も時空を超えて多くの人の経験や知見を吸収する方法であり、だからこそ、若いうちに多くの良書に触れてほしいです 伝え方 no.752校舎内のいろいろな場所で授業が行われています 教室から漏れ聞こえる出中生の意見を言い合う声 廊下の先から元気な歌声も聞こえます そんな歌声に引き込まれるように第2多目的教室へ足が向かいました 「この学級はとても元気がよい歌声ですよ!」と○○教諭が声をかけてくれたので、その歌声に耳を傾けます 確かに歌い出しから元気のよい歌声が響きます ただ、終わりに近づくにつれその元気がしぼんでいくように素人耳には聴こえたのでそのことをストレートに伝えました すぐに「あとの方はなかなか難しいんですよねぇ」と、教えてくれる○○さん なるほど!! 教えてくれて納得しました 難しく感じているから自信を持って歌えていないのですね すかさず○○教諭は前半部の歌声のよさを伝えつつ、後半部について取り上げています どんどん、みんなが一緒に見ることのできる掲示された音符に印や言葉が加筆されます やはり思っていること、考えていることを周りに伝えることは課題を解決することや未来へ向けて成長するために重要だと再認識しました ふと、以前に○○教諭が書いてくれて、その伝え方がおもしろいと職員室のわたしの机上に挟んでおいたメモを思い出しました さっそく職員室へ戻り、撮影します 下の写真の2枚目です アベマリアの歌唱について、ひらがなを用いてそのイメージを表現したものです 直観的に抑揚が分かりやすい!と思ってとっておいたのでした 伝え方はいろいろです 方法も、タイミングもそれぞれです 指導者のみならず生徒も、主体的・対話的で深い学びを目指す授業スタイルの中で、聴くことはもちろんですが、どのように伝えるかもとても大切なのです 指導者はそのモデルを示す存在でもあります これは、指導者というより、「おとな」ですね 自分自身の伝え方はどうだろうかと、日々反省です 生徒総会 no.751今日の総会の開会の言葉でも生徒会長は生徒会員に対して、「立場が違うものだからこそ、見える視点がある」と語っていました 令和6年度の全校生徒600名をリードする会長のたくましさを感じます 第1号議案 令和5年度 会計決算報告 第2号議案 令和6年度 年間目標案 第3号議案 令和6年度 活動計画案 第4号議案 令和6年度 会計予算案 と審議・議決され、第5号議案 全校討議 となりました テーマは「”変わり続けるための一歩”を踏み出すために、生徒会としてできる取組を考えよう」でした それぞれがそれぞれの立場で、そして思いで意見を述べ、それに対して答弁する 途中、来訪者があり総会会場を後にしましたが、後ろ髪を引かれる思いでした 有言実行 頭で理解できていても、行動が伴わないことがあります こころがあっても、行動できないことがあります 生徒会長が答弁で言った、「失敗を恐れず、勇気をもって挑戦できる雰囲気をつくりたい」という言葉の意味はそこにあります 本気・根気・元気、そして勇気 そして前期生徒会が掲げる「安心して挑戦できる生徒会」は、勇気を出すには安心・安全な環境が大切であることも意識されています 教職員は今年度も、出中生を全力で支援します 変化 no.750元日の能登半島地震から4ケ月が経ちました その間に、道路を中心にインフラの復旧が急ピッチで進められ、住民の方々もそれぞれに未来へ向けて日々尽力しておられます たまたま、家族の何人かが仕事の関係や、ボランティアで現地へ行ってお手伝いをしており、復興に向けて日々変化していく状況を聞きます 人間の強さやたくましさ、そしてやさしさを感じています 何が起こるか分からないこの世の中だからこそ、出中生にも冷静に物事を見て、判断し、行動できる力をつけてほしいと思っています 誰かの指示通りに動くとか、指示待ちではなく、自分で考え行動することを、意識してほしいのです 先週の第3学年の修学旅行では、実行委員会をはじめ班長、副班長、保健係、生活係として、一人一人が自覚し、意識し、考え、行動する場面がありました 京都市の班別学習では、インバウンドの影響で多くの観光客や修学旅行生で大混雑している京都市内で、臨機応変に状況に応じて学習を進める姿がありました しおりに明記してある、修学旅行のテーマについて、事後学習でふりかえり、自分たちの未来へ活かします 修学旅行に参加しなかった人に、実際に修学旅行の3日間で学んだことを伝えることも、修学旅行のテーマにあるとわたしは思っています 「「挑戦・協力・感謝」そして、今の自分より一歩、進歩しよう!」 今一度、わたしはもちろん、3年生及び3学年担当教職員に修学旅行のテーマの意味を考えてほしいです カレンダーをめくり、5月1日のスタートを切った今朝 その近くの掲示板に、本校校訓と今年度の重点目標、キーワード、そしてわたしの意識する言葉を明示してあることを確認します 校長室前の出中生や教職員向けの掲示板や、様々な式などでわたしが述べる話はアウトプットしているようでありながら、実は自分自身に向けて伝えている言葉でもあります 校長室内の掲示板も毎日目にしますから、自分自身が絶えず意識するための環境づくりです 校長室の机上のチューリップが昨日から徐々に花を開いています 昨日はずっとその姿を変えていないように見えましたが、今朝から目に見えて変化しています 植物もヒトも、変化していないようで変化しており、今の自分は昨日の自分とは違うのです そして明日の自分も、今日の自分と違うはずです どのように変化するかは、そのヒト次第かな 要は、どのように変化したいのかと考える、そのヒトの想いによるかもしれません また、想いだけでなく、実際に行動することが重要です 今、校長室前の掲示板にあるのは、荒 了寛氏の言葉です 「思った通りにはならないが やった通りにはなる」 とにもかくにも、やってみよう 一歩、踏み出す 本気・根気・元気、そして、勇気 未来へつなぐ3日間 no.749教職員はもちろん、多くの保護者の方に迎えられ、学校に到着しました 帰校式では実行委員長の言葉、添乗員さんへのお礼の言葉、団長の挨拶、そして、サプライズで実行委員への感謝のことばがありました 今は帰校式を終え、ほとんどが帰途についています 第3学年のメンバーで過ごす3日間 砺波を離れ、いつもとは違う3日間 多くのモノや、ヒトに出会う3日間 それは、様々な刺激を受ける3日間 この3日間のすべての経験を、自分の未来へとつなぐことが大切だとわたしは思っています この3日間で、今までわたしが気づいていなかった、見えていなかった素敵な姿をたくさん見られました それはこの上のないうれしいことです この3日間で「自分は、何を為すか?」 それを問うた修学旅行 一人一人がよりよい修学旅行を目指し、具体的な言動を意識することで、よりよい自分自身の未来へと続く充実した3日間になると、わたしは信じていると伝えていました 果たして一人一人の評価はどうだったでしょうか? 実行委員のみんなをはじめ、班長などそれぞれが担った役割 リーダーだけでなく、集団を支えるフォロワーとしての言動 などなど、色々な学びがありましたが、それを未来へつなげるかどうかを決めるのは最終的に自分です 他の誰でもありません だから人のせいにすることもできません 自分の人生なのですから わたし自身、この修学旅行をふりかえるといろいろな反省があります 例えば、本日の帰校時刻をホームページで発信していたこともそのひとつです 先頭車の情報は伝えていましたが、最後尾のバスの情報を発信しておらず、予測よりも遅くなってしまったことはわたしのミスです 保護者の皆さんや教職員に大変申し訳なく思っています 貴重な時間を奪っていますから このことに関連して、学校へ帰ってくるときに1台のバスが他の4台よりも10分程度遅れました その状況でありながら、最後の1台が到着するまで整然と待っていた3年生 また、帰校式が終わってから実行委員に感謝を伝えようと声を上げた3年生 確実に修学旅行での学びが未来へつながっているようにわたしは感じました 3日間で、語り合いたいことは山ほどあるのですが、もう一度わたし自身もしおりを使って振り返りつつ、未来へつなげたいと思います まだ、修学旅行の学びは続きます 第3学年 修学旅行2日目no.748今日も実行委員会、班長たちをはじめ、みんな本気・根気・元気だったかなと思いつつ、何かもやもやするわたしがいます 班別学習の集合のことだろうか? 班長会での発言だろうか? 今日の活動全般についてだろうか? その原因もはっきりせず、一層モヤモヤなのです 3年生の活動だけでなく、活動の中で分かったことも影響している気もします 改めて今回の修学旅行の我々教職員のねらいを確認して、明日の最終日に備えます 第3学年修学旅行 1日目no.747本物に触れるとか、現場に身を置くことは、間接的に学ぶこと以上に様々なことを感じるものだとわたしは思っています 平和記念公園、資料館には日本で生活するものとして、過去の事実を知る大切な意味があると考えます 今回も多くのガイドさんに付いていただき、多くを学ばせてもらいました 能登半島地震の被害を心配してくださったり、出中生の話を聞く態度を絶賛していただいたり、別の意味でもありがたく感じたわたしでした また、朝から色々な場面で修学旅行実行委員や班長、またそんなリーダーたちを支える出中生の素敵な姿が見られ、これまたうれしく感じるわたしでした 班長会で班長たちが出していた意見は誠に班長に相応しいものでした 明日の学習活動に生かされることを楽しみにしています 気づいているけれどなかなかうまくできなかった部分もありました 「本気・根気・元気」はもちろん、「そして勇気」を、わたしは求めます 明日は班別学習とUSJでの学習 今日の反省を存分に生かせる場面が多くあります 明日はよく晴れそうです 写真1枚目:禎子の像の前でのセレモニー 写真2枚目:ホテルでの実行委員長挨拶 写真3枚目:夜の班長会 一歩踏み出す no.746執行部で討論され、1年間を通して全校生徒で目指そうとするテーマ案ができたようです 5月2日の生徒総会で承認されれば正式決定となります テーマについて語る会長、副会長の本気がとても伝わる時間でした やはり出町中学校生徒会は素晴らしい そして6限には、3年生が明日からの修学旅行の出発式に臨みました 修学旅行実行委員長のあいさつから始まり、修学旅行テーマの確認、そして団長としてわたしからお話をしました しおりに書いたことを述べたのですが、書いていない、修学旅行での最重要ミッションについても話しました 明日からの3日間 3年生全員にとってよりよい学びの機会になるよう、教職員一同本気で支援します 3年生全員の中には、事情で参加できない出中生も含みます 体験を伝えることも、伝えられることも学びです 修学旅行の実施にあたって、準備を進めた修学旅行実行委員をはじめ、事前学習に取り組んできた3年生 しおりの作成にあたり、表紙絵、裏表紙絵、挿絵の担当者や編集したみんなにも感謝です あまりうまく紹介できませんが、表紙絵、裏表紙絵、挿絵はなかなかに素敵です 青空 no.745出中生が登校してくる音が聞こえだします 職員が校長室へ「校長先生!気球が飛んでます!!」と教えに来てくれました さっそく玄関出てみると本校隣の砺波市体育センターの上を複数の気球が浮かんで、風に乗って流れていきます 「少し前はもっと近くだったんですよ」と追加情報を教えてもらいました 気持ちよさそうに浮遊する姿を見届け、校舎内を廻ってふと西の空を見ると、さっきの気球の姿は散らばって結構遠くに見えました 風に任せてゆっくり飛行しているように見える気球も、確実に進むことで結構遠くまで移動するものだと感心します 我々の営みも地道にコツコツ続けることで大きな成果を生み出すことと、このことがつながっている気がして、先日の創校記念式で深松様が語られた「継続は力なり」の言葉が思い返されます 本日は昼から授業参観、PTA総会、そして学年懇談会 保護者の皆様に、出中生の学校での姿を直接見ていただく大切な時間です 教職員一同、お待ちしております そんな朝、校長室のわたしの机の上に、職員がチューリップを活けてくれました 小振りで淡い色のチューリップが得も言われぬ心持ちにさせてくれます 年度初めであまり余裕のない心にしみます 細やかな心遣い ありがたいことです 多くの人にわたしは支えられています ありがたや、ありがたや no.744委員長である教育長様をはじめ、お世話になっている事業所等の代表のみなさん、市関係者等が一堂に会し、令和6年度の本事業の実施に向けて協議しました 出席者の想いはひとつ 砺波市内の中学2年生の成長です 5日間、学校外での職場体験活動などに参加することで、規範意識や社会性を高め、将来の自分の生き方を考えるなど、生涯にわたってたくましく生き抜く力を身に付けます(県教育委員会作成資料より抜粋) 自分のよさを見つけ、自分の成長のチャンスにする いろいろな人の想いをのせて、26年目を迎える事業です 誠に多くの方に支えられ、継続していることは、ありがたいことです そんな会議の前 給食の準備の時間に1階の廊下を歩いていると、何やら視線を感じます 3階からこちらを見ている3年生の視線でした 昨年、14歳の挑戦を体験した彼らに、当時のことを尋ねておこうと一瞬思いましたが、ちょっと距離があり過ぎました そんな彼らの写真を撮ろうとしたとき、中庭に響き渡る「こんにちは〜」の声 あちらも私の視線を感じてくれたようです わたしもあちらを真似して手で双眼鏡をつくってのぞいて眺めていたから気付いてくれたのかもしれません 何だか意味もなくつながった気がしてうれしかったです これまた、ありがたいことです 明日は授業参観、PTA総会、学年懇談会 多くのみなさんの来校をお待ちしております check! no.7432年生と、調査を終えた3年生の一部は、歯科検診を受けます どちらも目的があって行っているものです 全国学力・学習状況調査の目的は次の通りです(マニュアルより) 「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における生徒への学習指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。」 短くすると、義務教育の機会均等とその水準を維持向上するためであり、学習のみならず教育に関する検証改善サイクルを確立するということでしょう 決して都道府県の結果ランキング作成のためでも、市町村別ランキング作成のためでもありません 自校が義務教育のねらいを達成しているかの確認であり、他との比較ではなく、過去の自校との比較(自校の取組の成果の確認、課題の改善のため)だとわたしは考えます そのために正しい結果が必要ですから、実施にあたって全国共通のマニュアルが存在します 調査責任者である校長と、調査を担当する教師が熟読するよう文部科学省から指示されているマニュアルは99ページ 教室監督者等マニュアルは41ページ 実施にあたり、手順等に間違い等がないように細心の注意を払います そして、歯科検診は健康診断の一種であり、治療を要する部分があれば改善するためです 正しく検診できるよう、受診前の注意事項が大きく掲示され、生徒は待つ間にそれを熟読します また、校医の先生は部位を正しく目視するために専用の器具を用いて検診されています プロフェッショナルとしての準備がいろいろなところで見られます それだけ、正しい結果を出すために専門家であっても注意が必要であるということです どちらも細心の注意が払われてのチェックであり、出た結果は事実として貴重な意味をもちます その結果を未来へどう活かすかが重要であり、それをどのようにするかを決めるのは自分自身でしょう むし歯は自然治癒しませんから、放っておいてよいことはないのです 教育も未来の自分のために今やれることを本気・根気・元気に取り組むことであり、その中には勇気が必要なこともあるでしょう 一歩踏み出すことで、自分でも気づかなかった自分と出会えることもあるなど、自分自身の言動が未来の自分に影響を与えるのです 先日、拾ってきたサクラの花びら どうなったかチェックしてみたら、保存が悪く干からびていました 何の処理をすることもなく放っておいた結果がこれです 瓶か何かに、油か薬剤で封入すればよかったかなと今は反省中です 校長室まで持ってきたときはまだまだその色と形をとどめていたのですが・・・ いつもと違う日 no.7423種類ほどの会合の梯子状態であり、緊張と共に脳もフル回転し、疲労困憊 お昼の気分転換の散歩中に胴咲桜を見つけました 胴咲桜 個人的に好きな、サクラの咲き方です また、既に葉桜になっている中に、一輪で満々と花開くサクラも見つけて何だかうれしく感じました 周りよりも早く花開かせるサクラがあれば、周りより遅く花開かせるサクラもある どちらにしても受粉していれば果実をつくります 早い遅いはサクラにとって関係ないのです 少し元気メーターを回復 午後の会議等3種類の最後の会合会場は、本来は立山連峰が一望できるのですが、今日は春霞のせいかその雄姿が見られず・・・ その残念な思いを抱えつつ途中退席し、出町中学校PTA全体委員会への出席のため北陸自動車道をひた走りました お忙しい中、PTA役員のみなさんに来校いただき、令和6年度のPTA活動が本格化しています 4月20日(土)のPTA総会で承認されての正式スタートではありますが、今年もよろしくお願いいたします 創校記念式 no.741和風会館 ふかまつ 代表の、深松篤夫様を講師としてお招きした記念講演では、本校生徒に熱く、そして分かりやすく、今を生きるためのメッセージを伝えていただきました ・中学生活3年間は人生の中で自身の人生を考える大切な時期であること ・からだを動かすことの大切さ ・自分で考えることの重要性 ・一生懸命やっていたら、それを誰かが見ていること ・決して一人ではなく、誰かが応援してくれること ・今を大切にすること 等々、ご自身の経験・体験をもとに、分かりやすくお話していただきました 本校校訓「天資養活 自他共栄」 そして、今年度も発信している、「本気・根気・元気、そして勇気」につながる、具体的なエピソードを多くお話しいただき、わたしはとてもありがたかったです わたし自身も、とても多くの学びがありましたし、出中生も考えることが多くあっただろうと思っています みなさん、お忙しい中、誠にありがとうございました 熱い、暑い no.740小学校との学習でのギャップが大きくならないように、砺波市では「となみ授業スタンダード」を市内の全小中学校の教職員が共有していますが、まだ2週目ですし、教科毎に指導者が異なることなどから、まだまだ慣れていない出中生もいるでしょう 焦らず、ゆっくり一歩一歩いきましょう 困ったこと等は話しやすいおとなに相談してください 理科室では1年生が植物の観察をしていました 虫メガネやルーペを使って観察しています なかなかに集中して熱く学習に取り組む様子が見られ、うれしくなります がんばる人を見ると、なぜにこんな気持ちになるのでしょう? 応援したくなるからますます不思議です 正しいルーペの使い方に慣れていない様子も見られましたが、大丈夫です 意識して使うことですぐに使いこなせるようになります 「無理」と思ってやらなければ身に付きませんが、「やるぞ!」と取り組み続けることでできるようになります 本気・根気・元気、そして勇気です グラウンドでは3年生が保健体育科の授業でからだつくり運動の学習です グループになって、先頭の人のペースに合わせて決まった時間を走り切る運動中でした 午前中から、何もしていないわたしが若干暑く感じます わたしはミートテックを身にまとっており熱が逃げないので、普通の人以上に暑さに弱いのですが、それでも昨日の暑さと言い、まだ身体が慣れていないこの時期の摂氏20度後半はどんな人でも身体に堪えるでしょう 養護教諭や保健体育科の教師とは熱中症対策について既に留意するよう話をしていますが、みんなで注意が必要です 本校HPの右メニューリンクの保健関係にある環境省熱中症予防情報サイトはまだ新しい情報提供がされていません 令和5年度の暑さ指数(WBGT)・熱中症警戒アラートの情報提供が、10月25日(水)をもって終了し、今年度の情報提供は4月下旬開始予定となっています それほどに、気象状況は例年とは大きく変わりつつあるということかと思いつつ、生徒たちの命を預かる学校としては、早め早めの対策を意識する必要があります 今日の砺波市の最高気温の予想は摂氏25.3度(一般財団法人日本気象協会および株式会社ALiNKインターネットが運営するtenki.jpより) まだ、身体が暑さに慣れていませんから、摂氏25.3度といっても侮れません 適切な水分補給、教室の換気、服装での調節等、留意しての教育活動となります この気温と明日の雨でサクラはその花弁をすっかり散らすでしょうか・・・ 時は確実に流れていきます CHALLENGE → CHANGE no.739グラウンドでは保健体育科の授業で3年生が「からだつくり運動」の学習中でした 昨日と言い、どうも出中生の笑い声や元気な声に引き寄せられる習性があるわたしです 今日の種目は「大縄跳び」のようです 限られた中でのトライの時間 やればやるほど、「声を出そう!」とか、「もっと高く!」とか、互いに意見を出し合いながらそれぞれのグループが問題点を修正をします 最初はすぐに引っ掛かってうまくいかない様子でしたが、チャレンジすればするほど修正が加わり跳ぶ回数が増えていきます 跳べては笑い、引っ掛かっては笑う その光景は見ているわたしも元気になります 体験を伴う学びは変化が実感できます チャレンジすることがチェンジとなる 言い換えれば、挑戦することが自分の成長となる 学校の学びの中にはそのチャンスがたくさんあります 偶然あるわけではなく、そのチャンスが多く準備させられています 同年齢、あるいは1年、2年違いの異年齢の交流など、そのチャンスの状況もいろいろです 最初からうまくいくわけはないわけで、少しずつ成長していく自分を実感することが、自分を信じることができる未来へつながります お昼休みの時間、中庭で3年生が新入生や2年生のために「校歌」と「応援歌」を披露していました 学年議会が企画・運営してくれました これもチャンスであり、チャレンジ、そしてチェンジです 出中生、出町中学校の「本気・根気・元気、そして勇気」が具体的に見られる時間でした ありがとう がんばろう、出中生 がんばろう、出町中学校 知りたい no.7381年生の教室から笑い声が聞こえます 楽しく社会科の学習をしていました そして、そのまま3階へ向かうと、3年生の全学級が何やらグループで話し合ったり、タブレットでせっせと調べたりしていました 今月末の修学旅行の事前学習です 見学ルートの確認や、施設についての情報を調べるとき、ネットはとても便利です ただ周りの人と意見をすり合わせるには、直接会話が効率的です デジタルとアナログを織り交ぜながら、自分たちで学習を進めます 中庭に、白い花が咲き乱れています 理科教師でありながら今一つその名前をズバリと言えないわたしは、ネットで調べてみます スマホに動植物を同定するアプリも入っていますが、今日は撮影した写真をもとにグーグル・レンズのお世話になりました クリック一つで「ハクモクレン」が第1候補として提示されます 何とも便利です 「知りたい」と感じた時に、すぐに調べられます 「あとで調べよう・・・」と思い、そのまま忘れてしまっていた過去のわたしにも教えてあげたいほどです ただし、その快適さにがっつり頼っていては脳の働きが落ちる気がします 使い方については十分留意する必要があります おとなもこどもも ありがたし no.737
今朝は昨日とは打って変わり、青空が広がる天気
やや肌寒いものの、青い空を見上げて玄関に向かっていたら、後ろから「おはようございます」と爽やかな声が 本校卒業生が登校のために駅へ向かうところでした 颯爽と自転車で通り過ぎていきます 後ろから声をかけてもらったうれしさと、颯爽と走り去る男子高校生たちの爽やかさと、広がる青空と、朝からとてもうれしくなりました ありがたいことです その後、ぐるっと校舎内を廻って今日は富山へ出張でした 会議内容はなんともびっしりでしたが、朝の爽やかこころ貯金のおかげで、最後まで乗り切れました そして、夜は校区の夜の会合へ 昼の会合でも、夜の会合でも、みなさんの熱意や温かさが心にしみます 明日までにやることはてんこ盛りですが、やれることをやるのみです 出中生に負けることなく、本気・根気・元気、そして勇気なのです こう思わせてくれるのも出中生の存在ですな ありがたし 雨の朝 no.736憂鬱な雨 恵みの雨 雨は何も考えず、ただただ降るのですが、人間がその時の気分で勝手に降る雨に意味をもたせている印象です 人間はこころ次第で見えるものや聞こえるものをはじめ、五感での感じ方が変わるから不思議です 1年生は本格的中学生活がスタートして2日目 今日の雨をどのように感じたでしょう? 1年生が登校して教室へ向かう途中にある生徒会連絡用ホワイトボードに執行部が生徒会活動の予定を書いています 彼はどのような気持ちで雨の中を登校し、今、どのような気持ちで予定を書いているのでしょう? この雨で、一気に花開いているサクラの花が散ると、朝から残念がる声を複数聞きました ただし、自然は不思議なもので、単純にそうとは言い切れません それはサクラの花の成長具合で花弁(花びら)の散りやすさは違うからです サクラの花弁は、咲き始めの頃は少しくらい引っ張ってもとれません (※花弁のもとが白いと引っ張るという癖がわたしにはあります) もう少し詳しく言うと、花弁のもと、つまりサクラの花の中央付近(めしべのもとあたり)が白いと、少しくらいの風が吹こうが、花びらは散らないのです しかし、花弁のもとの部分がピンクっぽく赤くなると、少しの風でも花びらは散ります この違いは、受粉(受精)したかどうかです(下の写真) サクラの花はおしべの花粉がめしべの柱頭に付いて受粉し、花粉の中の精核がめしべの胚珠の中の卵核に受精すると、花弁の中心あたり(花弁のもと)が赤くなるのです 受粉(受精)が終われば、花弁はその役割を果たし、潔く散っていくということです 何とも清々しい 引き際を分かっているように感じます そろそろのわたしは、この潔さを見習わねばとサクラの花を見て思うのでした 学校につきもののサクラ 本校敷地内にはサクラはありません 何か、理由があるのかしら・・・ ※本校敷地には紅白の梅が、かつての正門、今は裏門にあります 機会があれば大先輩に尋ねてみましょう 過去記事:「サクラサク no.252」 春 no.7351年生にとっては中学生活初めての給食も 午前中には時間帯をずらして全校生徒の身体測定等を実施しました 1年生は聴覚検査も実施しています 身体も心もその成長は人それぞれです 他と比べて、早いとか遅いと一喜一憂することは、わたしはそのことに価値を感じません 他と比較することは自分の今を知るための手段ではありますが、それはあくまでも指標の一つです 本気で比べるのなら、過去の自分と比べてはどうかとわたしは思います そのことで、自分自身の成長を感じることができるでしょう ここ数日で街中の桜が一斉に花弁を開いています 桜の木をよく見ると、みんながみんな同じではありません 同じ木でもつぼみでまだ堅く花弁を閉じているものがあります 昨日、たまたま能登半島地震で被害の大きかった地域を通りましたが、地震の揺れのせいか、倒れている桜の木がありました その倒れた桜の木や、あるいは、幹が裂けて地面に垂れている木が、花弁を開いていました 誰に言われるわけでもないですが、桜の花一つ一つがそれぞれに精一杯生きていると感じます 本気・根気・元気、そして勇気 これから花開く桜も、既に大きく花弁を開いた桜も、それぞれに他と比較することなく、ただただ未来に向けて生きています その姿に、圧倒されます |
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