最新更新日:2024/06/24
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

心配 no.778

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6月6日の記事で紹介した校内某所のスズメの巣
最近その近くを通っても鳴き声が聞こえません
巣立ったのか?
何者かに襲われたのか?
「無事、巣立っていればよいのだが・・・」と思っていると、数日前から例年営巣されていた場所からヒナの鳴き声が聞こえるようになりました
又も、その部分の撮影にチャレンジしたものが上の写真です
どうやら3羽の黄色いクチバシが見えます
せっせと餌を運ぶ親鳥の姿も見られます
誰から教えられたわけでもないはずなのですが、そのことをする親鳥の姿を何とも言えない気持ちで見つめてしまいます

そしてなぜかどの動物も生まれたての子供たちは何とも愛くるしい
そう感じるように作られているのか?そのように感じるように我々のDNAに組み込まれているのか?これまた不思議です


今から思えば就学前や小学生の頃は近所の方々にいろいろ迷惑をかけつつ遊びまわっていたように思います
地域が寛容であったというか、温かく見守られていたというか・・・
子供だけで何をしていても、どこか安心だったというか、特に危険を感じなかったというか
単に鈍感だっただけなのか、実際に見守られていたのか
よく人さらいに注意するように、周りのおとなからは聞かされていた記憶があるので、その当時も完全に安全だったわけではないのでしょうが

先日、関西から講師を招いての研修会を実施したとき、「ほんまに富山の学校は塀などがなく、オープンですよねぇ」と言われたことを思い出します
過日、東京へ研修で出かけたときに、たまたま宿舎の隣に中学校がありましたが、そこも高い金網で校地は囲まれ、出入り口の開閉はしっかりと管理されていました

悪意があれば校地にはすぐに侵入できる本校
校内への侵入についてはオートロック等で対応していますが、都会の学校に比べれば大きな差があります
近くのこども園の園児たちや地域の方が、校地を歩いて通り抜けられる本校
ある意味教育活動の様子が見えやすい環境と言えます
地域の実態に応じて安全を確保することは重要であり、悩ましいことです


数日前からヒナ鳥の鳴き声が聞こえるようになった巣
昨夕、スズメのヒナがその巣から落ちたようです
夕方の会議を終えて校長室へ戻ると、そんな報告を受けてすぐに救助に向かいました
ほぼほぼ羽毛も生えそろい、「そろそろ巣立ちかな」というところまで成長したひな鳥が、少し震えながらそこにいます
すぐに巣の中へ戻したのですが、果たしてその後しっかりと餌をもらえるだろうかと不安になりました

今朝、再び落ちた様子はなかったので少し安心しました
無事巣立つことを願います

学校図書館の日 no.777

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本日、6月11日は学校図書館の日
1997年6月11日に学校図書館法に関する一部を改定する法律が公布されたことで、全国学校図書館協議会がこの日を記念日と制定しました
この法律には、学校教育において欠かせない図書室を、全ての学校に設置することが定められています
また、図書室の設置と共に、司書教諭の配置が義務化されました
司書教諭のおかげで、図書室が整備され、利用しやすくなったことはもちろん、より読書の世界へ引き込まれる工夫がなされて読書をする生徒が増えたように感じます

本校でも、芒種の候を過ぎ、そろそろ梅雨を迎える時期ですから、「アメニモマケズ」コーナーや、新紙幣発行を控えて、渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎に関するコーナーや、明日の「アンネの日記の日」にちなんだコーナーなど、すぐに本を手に取りたくなる環境が整っています

出中生のみんなには当たり前の光景かもしれませんが、昔から比べるととても恵まれた環境なのですよ

ああ、昔のことと比較するなど、わたしはやはり歳ですな

脱皮し続ける no.776

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本日の避難訓練
そして、放課後の道徳科の研修

いつものように授業を進めての訓練、研修は教職員にとってなかなかにハードだったでしょう
訓練ではそれぞれの役割を自覚し、確実にその責務を果たしています
消防署から我々教職員の動き等について評価いただき、もしものときの備えをよりよく修正しています
よりよい教育の追及も含め、本校教職員は脱皮し続けています

研修の後、某学校行事の実行委員会も実施
分刻みのスケジュールの中で、出中生のことを思いつつ、教職員も本気・根気・元気、そして勇気なのです

校長としてありがたいことですが、無理のない勤務となるよう留意しなければと改めて思わされる週の初めの月曜日となりました

教育実習 no.775

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上の写真は3年生2学級での保健体育科の授業の様子です
今日の学習は「健康と環境」の単元です
これから高温多湿となる時季となりますから、熱中症予防を意識しての学習はより実態に合った学習となって3年生も学びやすいと思います
この単元での学習の目標は、身体には、環境に対してある程度まで適応能力があることや、快適で能率のよい生活を送るための至適温度には、一定の範囲があることを理解することと、環境を整えることで、自らの健康管理ができることを理解することの2点です
いつもは一緒に保健体育科の実技の授業を一緒にやっている2学級が、今日はそれぞれの学級で保健分野の学習です
ひとつの学級は教育実習生の授業を、指導教諭がサポートしており、もうひとつはベテラン教諭が同じ内容を授業しています
それぞれの雰囲気の中授業が進み、興味深く参観しました

そして、自分自身が教育実習をしていた頃を思い出しました
大学で教職課程を履修したものの、理学部に在籍していた当時のわたしは教師の道を意識していなかったことやそのノウハウも学んでいなかったため、教育実習で授業をすることになっても、何をどうしてよいのかよく分からず、当時の生徒(高校生)のみなさんには迷惑をかけたと思います
唯々無我夢中な感じだったことしかよく覚えていません
ただ、そのとき教育実習の指導をしていただいた先生の学級に、本校の教頭や、本校の部活動指導をしていただいているコーチがおられたことが、人の縁と言うか、世の中のつながりを感じさせられています
その時その時を本気・根気・元気で過ごしていることが、未来の自分につながっていることを痛感しています
まあ、そのお二人ともわたしが教育実習で担当していたことは覚えておられませんでしたが、・・・
まあ、2週間の実習期間でしたし、当時教育実習生が同時期に20名ほどいたので仕方ないでしょうし、そもそも昔からずっと存在感のないわたしですから

出中生の前で、本気・根気・元気な姿で実習に取り組んでいる教育実習生の二人を見ていると、出中生にとっても刺激になると感じ、うれしく思います
二人とも本校の卒業生です
授業を拝見しながら、ぜひ、将来は教壇に立って富山県の教育を支えてもらえたらありがたいと強く感じました

環境 no.774

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本校1階、図書室前の目立つ場所に、今年度の生徒会年間目標が掲示されています
生徒会執行部が素案をまとめ、生徒総会を経て決定されたものです

Go Forward !!
直訳すれば「前進する

そして次の言葉が付されています
変わり続けるために、一歩踏み出そう

出町中学校生徒会の力を感じます
この言葉を毎日意識し、目標達成目指し、「本気・根気・元気、そして勇気」でチャレンジしてほしいと思います
とても、楽しみです


掲示物は、自然と目に触れるものです
見ていないつもりでも視界に入り、無意識に意識されます(※これは、変な日本語ですが、そのように感じます)
言葉を精選し、発することを教師は意識しますが、掲示物も同様です
何でもかんでも貼って発信しまくっていては、意識されにくいでしょう
精選し、掲示することが、よりよい教育環境づくりに資すると考えます

そして、環境づくりは掲示物だけではなく、花が活けてある環境であったり、素晴らしい芸術作品がある環境であったりと様々です

また、安心・安全な学校であるための環境づくりも必須です
今3階3年教室前の廊下には簾がかかっています
先人の知恵はすばらしく、簾があると日射を遮り、気温上昇が抑えられます
それでいて風通しはよい
日本の気候に合ったものです
ちょうど、NHKの大河ドラマで平安時代が描かれており、宮中で簾がかけられていることとイメージが被る気もします
あ!、これはわたしだけかもしれません・・・
そもそもその使い道が違いますから(日よけか、仕切りか等)、普通の感覚では被りませんね
どうも私は思考がどーんと飛躍してしまいます

そんなことを思いつつ校舎内外を歩いていると鳥のヒナの声が聞こえるところがあります
この時期は鳥のヒナの声がよく聞こえる出町中学校です
例年玄関からよく聞こえるポイントがあったのですが、今年は想定外の場所から聞こえます
そこでは頻繁に親らしき鳥が鳴き声が聞こえるあたりから出入しています
とても高い位置なので、脚立を持ち出し、一瞬のぞいてみました
フラッシュをたくとヒナにとって良くないと思い、ノーマル撮影したのが下の画像です
残念ながら画像処理してもヒナの姿ははっきりしませんでした
光量不足です
ただ、親鳥がヒナのためにせっせと環境づくりをしたことは感じられます

そうです、人間も鳥も子を育てるための環境づくりをするのです

環境には親をはじめ、おとなそのものも含まれます
親の姿を見て育つ
おとなの姿を見て育つ
教師の姿を見て育つ
考えれば考えるほど、おとなの責任を痛感します

言葉、しぐさ、姿勢、行動、・・・
出中生にとって、周りのおとなはどのような環境となっているでしょうか?
じっくりと、わたし自身ふりかえってみます
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2つのお便り no.773

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昨日、わたしの手元に2つのお便りが届きました
ひとつは、先日道徳科の師範授業をしていただいた川崎(※崎はタテザキ)校長先生からの道徳通信「飛翔」、ふたつめは、3年生が修学旅行でお世話になってお礼状を出した奈良県のシルバーガイドの方からのお手紙です

道徳通信には生徒が授業の振り返りで書いた文章を取り上げ、それに対してのコメントが書かれています
1年生の振り返り&感想の中に興味深い文章があり、おそらく普通の先生は取り上げないだろうけれど、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は取り上げられるだろうなと予想していたものが、案の定掲載されていました
許可なく勝手に紹介します
「(前略)授業の感想 楽しかったし、こんなにも意見が飛び交っていい授業だったなと思います でも、黒板がごちゃごちゃし過ぎだから見やすいようにした方がいいと思いますよ!!」
これに対してのコメントは、
「分かりました 工夫します!!」
でした ※すべてのふりかえりにコメントがあります
僭越ながら、川崎(※崎はタテザキ)校長先生の絶えずよりよいものを目指す姿勢が、このコメントに感じられます
ちなみに、2年生の授業を終えてのふりかえりには、「黒板に書いてある文字を見て人が発表したものがどんどんつながっていって分かりやすかったです」というものがあったことも紹介しておきます
3学年各学級の出中生は「飛翔」をどのような思いで読んだのでしょう?
よい学びになったことと願っています


ふたつめのシルバーガイドさんからの、礼状に対するお返事には、法隆寺を見学した際の3年生のある学級の姿・態度や、送られた礼状に対して感じられた想いがつづられていました
これまた勝手ですが、一部紹介させていただきます

「(前略)ご丁寧な礼状を拝読させてもらいました
 校長先生をはじめ、各先生方の教育熱心さが伝わってまいります
 このような教育環境に恵まれた生徒たちも幸せであり、将来の大きな価値を蓄積されていることと、拝察します
 (中略)
 各先生方、生徒の皆様にもよろしくお伝えください(後略)」

大変過分なお言葉をいただき恐縮なのですが、とてもうれしく感じます

どちらのお便りも、未来に向けて一層頑張ろうと力が湧くお便りで、とても幸せな気持ちになります

誠にありがたいことです

特別の no.772

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昨日の貝塚市立貝塚西小学校 川崎(※崎はタテザキ)校長先生をお迎えしての研修会
本日の西部教育事務所主任指導主事 前橋先生をお迎えしての研修会
学びに終わりはないことを再認識します

GIGAスクール構想により一人1台端末の活用が始まり、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善が進められています
生徒たちが「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」も重視されており、具体的には、次の3つの要素が意識されています

1 主体的な学び
 自分自身で学びの方向を決め、自分の興味や目標に基づいて学習する能力を育てます
 単なる知識を受動的に身に付けるのではなく、主体的に問題を解決し、自分の考えを形成し、主張するプロセスです

2 対話的な学び
 他者とコミュニケーションを取りながら学び、異なる視点・意見を尊重しつつ共同で知識を構築します
 対話を通じて深い理解が生まれ、協力や共感のスキルも養われます

3 深い学び
 表面的な知識だけでなく、深い理解や洞察を得ます
 問題解決や批判的思考、創造性を伴う学習を重視します


中学校は教科担任制です
教科の特性があり、その指導にもそれぞれ特徴がありますが、基盤の部分は共通すると思っています
特別の教科「道徳」(以下、道徳科)は、その基盤の部分が、教科担任の違いを越えて共に研修できるものとも思っています

「対話的な学び」を、ただ表面上のみでとらえていたとすればそれは違います
いみじくも、昨日の川崎校長先生の話にも「対話」について登場しました
道徳科の授業における対話とは何か?
川崎(※崎はタテザキ)校長先生は4つの対話が重要であることを示されました
1、資料との対話
 読み物資料の中に登場する人物の生き方と対話すること
2、人との対話(生徒同士の対話)
 生徒同士の対話により、多様な思いや考えに触れること

道徳科の授業が、ここで終わっていることはないかと、わたしも感じます
大切なことはこの先です

3、教師との対話
 主題(本時のねらい)に迫るために、教師と生徒が対話すること
 生徒の意見を受容し、問い返すことで深めていく
 主題(本時のねらい)に迫っていく
 これが、指導者の中で意識されているか?
4、自己との対話
 振り返りにおいて、自分自身と対話する

4について、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は振り返りでの考えは自分自身のものであり、学級全体に広める必要はあるのかと提起されました
とにもかくにも、3、4なくして、深い学びは期待できないとわたしも思います
十数年前にある大学の教授が紹介された生徒主体で学ぶ授業について、活動はあり生徒たちは充実感を味わっているようだが、学びはどうなのだろうか?と思ったことがいまだにわたしの記憶に強く残っています
「不易と流行」は、よく教育界で使われる言葉です
時代に応じて変えるものは変える必要がありますが、人間のよりよい成長に関して、本質的に変えてはいけないものもあるということでしょう

道徳科の授業だけでなく、教育全体について、我々はよく考える必要があります
「読み・書き・そろばん」→ 学びの基礎
「なくならない学校という存在」→ 学校の役割
「発達段階における指導のタイミング」→ 啐啄同時
等々・・・・

考えることに終わりはありません
前回も書きましたが、死ぬまで学ぶ続けるのが人間でしょうな

脱皮しない蛇は滅びる

余談
校長室前掲示板の掲示物を、「脱皮しない蛇は滅びる」の言葉と、脱皮した蛇の皮に変更しようとしたら、数名の教職員が蛇の皮に対して強い拒否感を示したので断念しました・・・

大人も学ぶ no.771

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貝塚市立貝塚西小学校 校長 川崎(※崎はタテザキ)雅也先生をお迎えし、研修会を実施しました
今年度、県教委より人権教育の研究指定を受けており、その研修の一環として市内小中学校にも公開して実施したものです
日本道徳学会近畿支部の副代表を務められ、貝塚市教育委員会で人権教育を担当しておられた川崎(※崎はタテザキ)先生の授業を本校教職員が参観することで、道徳科の授業で大切なことを学び事や、放課後には人権教育と道徳教育の共通点と相違点等、基本的なことから学ぶ事など、濃密な研修をしました

明日は、本校で中学校教育課程研究会の道徳科の研究大会があります
出中生以上に出中の教職員の学びが続きます

大人になっても学びは続きます
動物の中でも人間は特に学びを大切にしている存在だとわたしは思っています
いや、学び続けることこそ人間として生きることと思います
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行事予定
6/12 生徒会活動
6/15 地区選手権大会
中文連美術部門写生会
6/16 地区選手権大会
6/17 休業日
6/18 期末考査(4教科)
部活動停止(〜21日)