最新更新日:2024/06/07
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

教育実習 no.775

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上の写真は3年生2学級での保健体育科の授業の様子です
今日の学習は「健康と環境」の単元です
これから高温多湿となる時季となりますから、熱中症予防を意識しての学習はより実態に合った学習となって3年生も学びやすいと思います
この単元での学習の目標は、身体には、環境に対してある程度まで適応能力があることや、快適で能率のよい生活を送るための至適温度には、一定の範囲があることを理解することと、環境を整えることで、自らの健康管理ができることを理解することの2点です
いつもは一緒に保健体育科の実技の授業を一緒にやっている2学級が、今日はそれぞれの学級で保健分野の学習です
ひとつの学級は教育実習生の授業を、指導教諭がサポートしており、もうひとつはベテラン教諭が同じ内容を授業しています
それぞれの雰囲気の中授業が進み、興味深く参観しました

そして、自分自身が教育実習をしていた頃を思い出しました
大学で教職課程を履修したものの、理学部に在籍していた当時のわたしは教師の道を意識していなかったことやそのノウハウも学んでいなかったため、教育実習で授業をすることになっても、何をどうしてよいのかよく分からず、当時の生徒(高校生)のみなさんには迷惑をかけたと思います
唯々無我夢中な感じだったことしかよく覚えていません
ただ、そのとき教育実習の指導をしていただいた先生の学級に、本校の教頭や、本校の部活動指導をしていただいているコーチがおられたことが、人の縁と言うか、世の中のつながりを感じさせられています
その時その時を本気・根気・元気で過ごしていることが、未来の自分につながっていることを痛感しています
まあ、そのお二人ともわたしが教育実習で担当していたことは覚えておられませんでしたが、・・・
まあ、2週間の実習期間でしたし、当時教育実習生が同時期に20名ほどいたので仕方ないでしょうし、そもそも昔からずっと存在感のないわたしですから

出中生の前で、本気・根気・元気な姿で実習に取り組んでいる教育実習生の二人を見ていると、出中生にとっても刺激になると感じ、うれしく思います
二人とも本校の卒業生です
授業を拝見しながら、ぜひ、将来は教壇に立って富山県の教育を支えてもらえたらありがたいと強く感じました

環境 no.774

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本校1階、図書室前の目立つ場所に、今年度の生徒会年間目標が掲示されています
生徒会執行部が素案をまとめ、生徒総会を経て決定されたものです

Go Forward !!
直訳すれば「前進する

そして次の言葉が付されています
変わり続けるために、一歩踏み出そう

出町中学校生徒会の力を感じます
この言葉を毎日意識し、目標達成目指し、「本気・根気・元気、そして勇気」でチャレンジしてほしいと思います
とても、楽しみです


掲示物は、自然と目に触れるものです
見ていないつもりでも視界に入り、無意識に意識されます(※これは、変な日本語ですが、そのように感じます)
言葉を精選し、発することを教師は意識しますが、掲示物も同様です
何でもかんでも貼って発信しまくっていては、意識されにくいでしょう
精選し、掲示することが、よりよい教育環境づくりに資すると考えます

そして、環境づくりは掲示物だけではなく、花が活けてある環境であったり、素晴らしい芸術作品がある環境であったりと様々です

また、安心・安全な学校であるための環境づくりも必須です
今3階3年教室前の廊下には簾がかかっています
先人の知恵はすばらしく、簾があると日射を遮り、気温上昇が抑えられます
それでいて風通しはよい
日本の気候に合ったものです
ちょうど、NHKの大河ドラマで平安時代が描かれており、宮中で簾がかけられていることとイメージが被る気もします
あ!、これはわたしだけかもしれません・・・
そもそもその使い道が違いますから(日よけか、仕切りか等)、普通の感覚では被りませんね
どうも私は思考がどーんと飛躍してしまいます

そんなことを思いつつ校舎内外を歩いていると鳥のヒナの声が聞こえるところがあります
この時期は鳥のヒナの声がよく聞こえる出町中学校です
例年玄関からよく聞こえるポイントがあったのですが、今年は想定外の場所から聞こえます
そこでは頻繁に親らしき鳥が鳴き声が聞こえるあたりから出入しています
とても高い位置なので、脚立を持ち出し、一瞬のぞいてみました
フラッシュをたくとヒナにとって良くないと思い、ノーマル撮影したのが下の画像です
残念ながら画像処理してもヒナの姿ははっきりしませんでした
光量不足です
ただ、親鳥がヒナのためにせっせと環境づくりをしたことは感じられます

そうです、人間も鳥も子を育てるための環境づくりをするのです

環境には親をはじめ、おとなそのものも含まれます
親の姿を見て育つ
おとなの姿を見て育つ
教師の姿を見て育つ
考えれば考えるほど、おとなの責任を痛感します

言葉、しぐさ、姿勢、行動、・・・
出中生にとって、周りのおとなはどのような環境となっているでしょうか?
じっくりと、わたし自身ふりかえってみます
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2つのお便り no.773

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昨日、わたしの手元に2つのお便りが届きました
ひとつは、先日道徳科の師範授業をしていただいた川崎(※崎はタテザキ)校長先生からの道徳通信「飛翔」、ふたつめは、3年生が修学旅行でお世話になってお礼状を出した奈良県のシルバーガイドの方からのお手紙です

道徳通信には生徒が授業の振り返りで書いた文章を取り上げ、それに対してのコメントが書かれています
1年生の振り返り&感想の中に興味深い文章があり、おそらく普通の先生は取り上げないだろうけれど、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は取り上げられるだろうなと予想していたものが、案の定掲載されていました
許可なく勝手に紹介します
「(前略)授業の感想 楽しかったし、こんなにも意見が飛び交っていい授業だったなと思います でも、黒板がごちゃごちゃし過ぎだから見やすいようにした方がいいと思いますよ!!」
これに対してのコメントは、
「分かりました 工夫します!!」
でした ※すべてのふりかえりにコメントがあります
僭越ながら、川崎(※崎はタテザキ)校長先生の絶えずよりよいものを目指す姿勢が、このコメントに感じられます
ちなみに、2年生の授業を終えてのふりかえりには、「黒板に書いてある文字を見て人が発表したものがどんどんつながっていって分かりやすかったです」というものがあったことも紹介しておきます
3学年各学級の出中生は「飛翔」をどのような思いで読んだのでしょう?
よい学びになったことと願っています


ふたつめのシルバーガイドさんからの、礼状に対するお返事には、法隆寺を見学した際の3年生のある学級の姿・態度や、送られた礼状に対して感じられた想いがつづられていました
これまた勝手ですが、一部紹介させていただきます

「(前略)ご丁寧な礼状を拝読させてもらいました
 校長先生をはじめ、各先生方の教育熱心さが伝わってまいります
 このような教育環境に恵まれた生徒たちも幸せであり、将来の大きな価値を蓄積されていることと、拝察します
 (中略)
 各先生方、生徒の皆様にもよろしくお伝えください(後略)」

大変過分なお言葉をいただき恐縮なのですが、とてもうれしく感じます

どちらのお便りも、未来に向けて一層頑張ろうと力が湧くお便りで、とても幸せな気持ちになります

誠にありがたいことです

特別の no.772

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昨日の貝塚市立貝塚西小学校 川崎(※崎はタテザキ)校長先生をお迎えしての研修会
本日の西部教育事務所主任指導主事 前橋先生をお迎えしての研修会
学びに終わりはないことを再認識します

GIGAスクール構想により一人1台端末の活用が始まり、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善が進められています
生徒たちが「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」も重視されており、具体的には、次の3つの要素が意識されています

1 主体的な学び
 自分自身で学びの方向を決め、自分の興味や目標に基づいて学習する能力を育てます
 単なる知識を受動的に身に付けるのではなく、主体的に問題を解決し、自分の考えを形成し、主張するプロセスです

2 対話的な学び
 他者とコミュニケーションを取りながら学び、異なる視点・意見を尊重しつつ共同で知識を構築します
 対話を通じて深い理解が生まれ、協力や共感のスキルも養われます

3 深い学び
 表面的な知識だけでなく、深い理解や洞察を得ます
 問題解決や批判的思考、創造性を伴う学習を重視します


中学校は教科担任制です
教科の特性があり、その指導にもそれぞれ特徴がありますが、基盤の部分は共通すると思っています
特別の教科「道徳」(以下、道徳科)は、その基盤の部分が、教科担任の違いを越えて共に研修できるものとも思っています

「対話的な学び」を、ただ表面上のみでとらえていたとすればそれは違います
いみじくも、昨日の川崎校長先生の話にも「対話」について登場しました
道徳科の授業における対話とは何か?
川崎(※崎はタテザキ)校長先生は4つの対話が重要であることを示されました
1、資料との対話
 読み物資料の中に登場する人物の生き方と対話すること
2、人との対話(生徒同士の対話)
 生徒同士の対話により、多様な思いや考えに触れること

道徳科の授業が、ここで終わっていることはないかと、わたしも感じます
大切なことはこの先です

3、教師との対話
 主題(本時のねらい)に迫るために、教師と生徒が対話すること
 生徒の意見を受容し、問い返すことで深めていく
 主題(本時のねらい)に迫っていく
 これが、指導者の中で意識されているか?
4、自己との対話
 振り返りにおいて、自分自身と対話する

4について、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は振り返りでの考えは自分自身のものであり、学級全体に広める必要はあるのかと提起されました
とにもかくにも、3、4なくして、深い学びは期待できないとわたしも思います
十数年前にある大学の教授が紹介された生徒主体で学ぶ授業について、活動はあり生徒たちは充実感を味わっているようだが、学びはどうなのだろうか?と思ったことがいまだにわたしの記憶に強く残っています
「不易と流行」は、よく教育界で使われる言葉です
時代に応じて変えるものは変える必要がありますが、人間のよりよい成長に関して、本質的に変えてはいけないものもあるということでしょう

道徳科の授業だけでなく、教育全体について、我々はよく考える必要があります
「読み・書き・そろばん」→ 学びの基礎
「なくならない学校という存在」→ 学校の役割
「発達段階における指導のタイミング」→ 啐啄同時
等々・・・・

考えることに終わりはありません
前回も書きましたが、死ぬまで学ぶ続けるのが人間でしょうな

脱皮しない蛇は滅びる

余談
校長室前掲示板の掲示物を、「脱皮しない蛇は滅びる」の言葉と、脱皮した蛇の皮に変更しようとしたら、数名の教職員が蛇の皮に対して強い拒否感を示したので断念しました・・・

大人も学ぶ no.771

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貝塚市立貝塚西小学校 校長 川崎(※崎はタテザキ)雅也先生をお迎えし、研修会を実施しました
今年度、県教委より人権教育の研究指定を受けており、その研修の一環として市内小中学校にも公開して実施したものです
日本道徳学会近畿支部の副代表を務められ、貝塚市教育委員会で人権教育を担当しておられた川崎(※崎はタテザキ)先生の授業を本校教職員が参観することで、道徳科の授業で大切なことを学び事や、放課後には人権教育と道徳教育の共通点と相違点等、基本的なことから学ぶ事など、濃密な研修をしました

明日は、本校で中学校教育課程研究会の道徳科の研究大会があります
出中生以上に出中の教職員の学びが続きます

大人になっても学びは続きます
動物の中でも人間は特に学びを大切にしている存在だとわたしは思っています
いや、学び続けることこそ人間として生きることと思います

激励 no.770

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今日、明日と小矢部陸上競技場で実施されている、第58回砺波地区中学校陸上競技選手権大会・第77回富山県民体育大会予選
既に、市民体育大会(市民スポーツ大会)が実施されている競技もありますが、運動部活動・地域クラブに所属する中学生にとって、全国大会へつながる地区大会のはじまりです

立場上、朝の開会式で激励の言葉を伝える機会がありました
誰かに向けてのメッセージはいつも悩むのですが、特に相手が中学生となると一層悩みますし、緊張します
中学生たちの前に立って、話しはじめようとするとき、キラキラした目でこちらを見られるともう緊張は極限に達します
一瞬で頭が真っ白になります

今朝もそのような心持ちで砺波地内の中学生の前に立ちました

開催に向けて準備を進めていただいた競技会役員、小矢部陸上競技場のみなさんをはじめ、すべての大会関係者の方々に、深く感謝申し上げました
特に陸連のみなさんには大会運営にあたり大きな支援をいただいています
また、来場いただいていた保護者のみなさんには、日頃から生徒を支えていただいていることへの、生徒の感謝の気持ちが、全力で競技に取り組むその姿を通して伝わればということをお話ししました

自分自身と戦いながら自己ベストをめざして今まで努力して来た選手のみなさんには、何事でも、本気で取り組むと、なぜかライバルや共にがんばる仲間が現れることや、ライバルがいる喜びや、共に厳しい練習に取り組んだ仲間がいる幸せを感じながら、自分の精一杯の瞬間を今ここで発揮してほしいと伝えています

陸上競技は、見えない『強さ』を、「距離、時間、高さ」といった数字にするスポーツだと言った人がいます
選手のみなさんが練習の中で身に付けて来た力を出し切って、その見えない『強さ』といわれるものを、跳ぶ、走る、投げるなどのパフォーマンスとして見られることを期待していることを伝え、激励の言葉としました

大会の主役は、自分自身なのです
それぞれにとってよりよい結果となることを祈っています

リアル ライヴ no.769

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上の写真は、本日、1年生の技術・家庭科(家庭分野)の授業の様子です
「日本の衣文化」の単元を学習中
この単元の目標は「日本の伝統的な衣文化について知り、和服と洋服の構成や着方の違いに気付く」
衣服と社会生活との関わり(和服)について理解すること(知識・技能)や、衣文化の継承について、課題の解決に主体的に取り組もうとしている(主体的に学習に取り組む態度)を、観点別評価規準としています
学習指導要領に明記してある力を確実に定着させられるように、教師はその指導法等を工夫します
○○教諭は実物の和服を生徒たちに提示しました
ホンモノのもつ力は大きいのです

写真や図よりも、ホンモノの情報量はけた違いに多く感じます
また、視覚的なそのモノだけでなく、感触やにおいなどの感覚すべてに刺激を与えてくれるように感じます


下の写真は壮行会の様子です
6限後、体育館で砺波地区中学校総合選手権大会、砺波市民体育大会、砺波地区中学校写生大会の壮行会が生徒会主催で開催されました
文化体育後援会会長様をお迎えし、出町中学校に関わるものが体育館で一堂に会するものであり、それぞれの大会に臨む出中生を、みんなで応援しました

新型コロナウイルス感染症に翻弄されていた頃は、オンラインで電子黒板越しに壮行会を実施したこともありました
放送を使って実施したこともありました
昭和人間のわたしは、やはり今日のような壮行会が人間の習性に合っているのではと思うのです
空気感というか一体感というか、リアル感、ライヴ感は、人間の感覚を激しく刺激すると感じます
それは、新たなエネルギーを得る、元気の源となるイメージです

スポーツ大会にしても写生大会にしても、共通して根っこにあるのは自分との戦いということです
その想いを込めて、今日は戦う出中生に、本気でエールを送りました

本気・根気・元気
そして、勇気

そのときには自信のもてる力を出し切って、戦ってほしいと思います
それは運動部だけでなく、写生大会もです

すべての出中生にとってよりよい結果となることを祈っています
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応援団 no.768

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昨夜、令和6年度砺波市立出町中学校文化・体育後援会の総会がありました
御多忙の中、また、悪天候により大変足場の悪い中、役員、地区委員のみなさんに参集いただいたこと、改めて本会の素晴らしさとありがたさを感じつつその場に身を置いていました

本会は、出町中学校生徒の文化・体育活動の振興をはかることを目的とし、その目的の達成のために、部活動の育成や、大会等への派遣助成などの事業がなされています

昭和47年に出町中学校女子バスケットボール部が全国中学校体育大会で優勝し、日本一になったことをきっかけに、翌年昭和48年に発足したものと伝え聞いています

それからずっと、次代を担う出町中学校生徒の文化・体育活動(主に部活動)を物心両面から支援と、力強い応援団として全力で支えていただいていることに感謝しかありません
地域のみなさんに出中生が支えられていることを強く感じることのひとつです
出中生の活躍についてのお便りや、声をかけていただくことで、地域のみなさんの温かい応援を肌で感じ、今後ますます「本気・根気・元気、そして勇気」の心で教育活動に邁進していきたいと思います

ありがとうございます

今後とも、よろしくお願い申し上げます

学びは続く no.767

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本日は午後から砺波地区中学校教育課程研究大会
教師の研修です
教師の学びとも言えます
よりよい教育を目指し、研鑽を積む日です
教師にとって授業は教育の要であり、よりよい授業を我々教師は教師生活が終わるまで追及し続けます
教師に限らず、人間は死ぬまで学び続けます

日本型の授業研修は実際の授業をもとにその指導法等を協議するスタイルをとっており、これが一定水準の授業力を維持するために効果的と感じます

本校では保健体育の授業研究が行われ、2年生が陸上競技のハードル走の学習に取り組みました
課題は「自己の課題に合ったポイントを意識して、滑らかにハードルを走り越そう」です
前の時間に見つけた自分の課題を克服するために踏み切り位置、抜き足、上体の前傾を意識し、練習します
動画撮影により、自分の目で自分のフォームを確認しながら課題解決に迫る姿は、本気でした
課題の「滑らかに」という部分が重要です
その部分を出中生は意識していました


この研究授業
授業者にとってはとても緊張する1時限です
そんな教師の思いを知ってか知らずか、生徒たちはいつも以上、いや、いつも通りに、本気・根気・元気で学習に取り組んでいました

事後の協議会では保健体育科を担当する教師たちが今日の授業について分析し、よりよい指導法を模索します
決して本日の授業者を責めるわけではなく、参加者全員にとって今日の授業を自分事として捉え、よりよい授業づくりのために貴重な時間となっています

日本人は議論や討論が苦手いう話を耳にします
どうも改善点を指摘されると批判されるように感じ、嫌な思いになるとか、こんなことを言うと、相手に失礼に感じるとか。
ですから議論や討論で意見を激しくかわした者同士はどうもその後が不自然になると。
それに対して海外では喧々諤々の議論や討論をし、それが終われば肩を組んで仲良く飲みに行くと。

この違いは若い頃から激論を交えるということがないからでしょうか?

とにもかくにも、本日の本校○○教諭の提案授業が、砺波地区の保健体育科の指導力向上に役立ったとすれば何よりです
そして一番は、本日研修会で授業を公開した○○教諭の経験が、○○教諭自身の教師生活に有意義な研修会であったことを願っています

参加者のみなさんありがとうございました
指導助言をいただいた西部教育事務所 主任指導主事 様、ありがとうございました
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安全第一 no.766

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交通安全集会を実施し、交通安全協会、市役所、そして砺波警察署のみなさんをお迎えしました
体育館で全体指導をしていただき、その後、下校指導・見守りもしていただきました

全体指導であった出中生の改善ポイントは、重大事故につながるだけに、この瞬間からやめましょう
指摘いただいたポイントは次の2点
・自転車での並進(広がっての運転)
・一時停止義務違反(指定場所一時不停止等違反と踏切不停止等違反)

褒めていただいたことは、ヘルメットの着用と、横断歩道等でのありがとうのあいさつでした

交通違反だからとか、叱られるからではなく、安全のため、自分の未来のために交通ルールを守ってほしいと言われたことは、ずっとわたしも思っていることです
これはすべてに通じることで、本気・根気・元気、そして勇気も結局は自分自身の未来の為だと思っています
それは決して誰の為でもないのです
「情けは人の為ならず」とは、うまく表現した言葉だと思います

今日、サイクル安全リーダーが全校に向けてメッセージを発信してくれましたが、わたし自身も交通安全に留意して運転します

都会 no.765

東京ではよく歩く
車社会どっぷりのわたしにはなかなかハード
そして、今日は暑かった
そして、熱かった
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本日は no.764

本日、東京は曇天なり
知らないところで多くの方々に支えられていることを感じます
出中生は元気かな?
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どう説く? no.763

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今日、3年生のある学級での道徳科の授業を参観しました
出中生が本気で考える姿を、どの授業でも観られことは、とてもうれしいことです
そんな出中生の姿が観られるのは、指導者が多くの時間を使って準備をしているからであり、その事実はなかなか出中生には気付かれないだろうなと思いつつ、手前味噌ですが、教育に本気な本校の教職員に頭が下がる思いで教室を後にしました

「学校における道徳教育は、特別の教科である道徳の時間(以下、「道徳科」という。)を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり、道徳科はもとより、各教科、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて、生徒の発達の段階を考慮して、適切な指導を行わなければならない。」
これは、我々教師が指導のための基本とする、学習指導要領の文章の一部です

他の教科とは違い、全ての教育活動にわたって行うことを求められているのが道徳教育です
その道徳教育の要として位置付けられているのが道徳科であり、「特別」なのです
また、教科を指導する場合は教科の免許状が必要ですが、道徳科においては免許状取得の制度が整備されていないこともあり、免許状を有していなくても指導できることとなっており、「特別」なのです
そして、「道徳の時間」とされていた授業が教科化されたことも、ある意味「特別の教科」ということでしょう
主に生徒により近い存在である学級担任が道徳科の授業を行いますが、必ずしも学級担任が指導しなくてもよいこととされています
本校でも教師がローテーションを組んで指導しています

道徳科の目標は、「第1章総則の第1の2の (2) に示す道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる」です(※学習指導要領解説より)
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ものをみる視点 no.762

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今週の、校長室の机上の花は、上の1枚目の写真のマーガレット、ガーベラ
花というと、多くの場合このようなものを連想します
花といってもマツやスギのように、花びら(花弁)をもたない花があります
また、そもそも花を咲かせない植物もいます

ちょうど植物の学習をしている1年生が、理科室で顕微鏡をのぞいていました ※正確には双眼実態顕微鏡(立体的に観察できます)
花を咲かせない植物がなかまを増やすための仕組みの学習中です
イヌワラビの葉の裏にある胞子のうが胞子を飛ばす様子の観察です
顕微鏡を使ってものを観ると、胞子のうのカタチがよく分かります
○○さんは「キャビアのようだ!」と、何とも面白い表現でその様子を教えてくれました
その後、理科室を出たのですが、胞子のうがはじけて、胞子が飛び出す様子を観られたでしょうか


自分の知識だけでは思いもよらないことは身の回りにたくさんあります
これは死ぬまでずっとそうでしょう
だからこそ学びがおもしろくあり、必要であり、そして、それは中学生に限ったことではなく、我々おとなもでしょう

植物といった具体物だけでなく、身の回りのものすべてについて考えるとき、「どのようにものをみるか」の視点を意識したいと思っています

「ものをみる」ことで情報を収集し、反応を考え・判断し行動する
その結果を「みる」ことで、次の行動が生まれる

勇気をもって一歩踏み出すことも、ただやみくもに踏み出すことが勇気なわけではなく、よく「ものをみる」ことがあっての行動で、自分のよりよい未来へつながるとわたしは考えます

「みる」ということは、単に光の刺激を眼球内の網膜で受け、視神経を通して脳細胞で処理されるということではないとわたしは考えます

成長の機会 no.761

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昨日、新砺波市誕生20周年記念 砺波市中学生生徒活動研修会を、砺波市文化会館を会場として行いました
砺波市内4中学校から生徒会役員が集まり、グループ・ワークをしてリーダーとしてのスキルを高める研修会です
以前は宿泊研修として実施されていたこともありました
砺波市教育長様と砺波保護区保護司会会長様から激励の言葉や講評をいただくなど、支援をいただいています

砺波市内の中学生のよりよい成長のみならず、その中学生を指導する教師の研修の機会ともなっています

今回も活動のまとめとして10分科会がそれぞれテーマに関する発表を行いました
個人的にこの発表が興味深く、楽しみにしているものです
今回も、他のグループを巻き込む分科会や、歌を作詞作曲して披露する分科会など、どの分科会も創意工夫が凝らされていました
タブレットを活用してプロジェクターを用いた発表や、画用紙や模造紙を使ったカードや掲示物を用いての発表、役割演技やクイズを使った発表など、誠におもしろかったです

はじめのあいさつで言ったのですが、ぜひ、この研修会で学んだことをそれぞれの中学校での活動に生かしてほしいと思いますし、きっと生かしてくれるでしょう

指導に当たってもらった各中学校の教師のみなさんにも感謝します
中学生たちと同様、今回の研修会での振り返りを、自身の教師としてのキャリアに生かしてほしいと思います

温度差 no.760

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今年度の運動会団抽選会をライヴで観ることは叶いませんでした
出張があってその時間に学校を空けていたからです

ううむ、埋められない温度差があるように感じてしまい、少し寂しいです・・・


今回の団抽選会は天候の関係で、体育館での実施となりました
大いに盛り上がったと報告を受けました

運動会は9月末を予定していますから、まだ時間はあるのですが、なぜこの時期に団決めを行ったのか・・・?
それは、せっかくの学年の枠を超えた異年齢集団としての団を、生徒会活動に生かせないかと生徒会執行部が考えたからです
今までも、卒業生たちは運動会後に団の結束を活かした活動に取り組んだことがありましたが、わたしの記憶では運動会後の活動でした
それを今年度は運動会前から団のチームとしてのまとまりを醸成しようと考えたようです
先輩たちの取組を活かし、自分たちなりの工夫でよりよい活動を模索する
そんなかられの想いや、それを実現しようとするところに出中生の素晴らしさを感じ、うれしくなります

リアルタイムで観ることができなかった団抽選会でしたが、この後の団を中心とした活動は見られるので、楽しみにしています

集団で何かを為すということには様々な困難がつきものですが、その困難さが大きいほど、乗り越えた後の達成感は大きいでしょう

楽しみ、楽しみ
出中生による団の様々な活動を妄想していたら、団抽選会に参加できずに感じていた寂しさは、どこかに吹き飛びました

少し単純すぎますね

    令和6年度運動会 団編成
 白団:3年1組、2年3組、1年5組
 紫団■:3年2組、2年2組、1年3組
 黄団■:3年3組、2年1組、1年2組
 赤団■:3年4組、2年5組、1年1組
 緑団■:3年5組、2年4組、1年4組
  ※白団は文字を白にすると見えなくなるので、ごめんなさい

表情 no.759

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第2学年の宿泊学習
夜の活動で、借人競争に取り組んだことも報告を受けています
くじを引いて、当てはまる人と一緒にリレーするものです
直接その様子を観ることは叶いませんでしたが、記録写真で2年生の活動を想像します
レクリエーションにもいろいろな学びがあります

レクリエーションも遊びも、複数で活動する場合、そこには関係性が生じ、活動をする中でその関係性を意識しながら直接体験でそのものを学ぶこととなります
幼児が砂遊び等で誰かとトラブルになることも、将来生きていくための人間関係の学びでしょう
犬を飼っているわけでもないのに、気晴らしに近くのドックランへ行って犬たちの様子を観ていると、人間と同じように人見知り(犬見知り?)する犬や、積極的にほかの犬に近づこうとする犬がいるから興味深いです
犬社会ももともとは社会性が必要な群れ社会ですから、人間の様子と重なるのでしょう
そう言えば、動物園に行ってもサル山など社会性に関係する動物に興味が湧くのはわたしの性格なのかもしれません

中学生も人間関係においていろいろな問題が発生します
ネット社会となり、複雑な問題も起こりますが、その複雑さを紐解いていくと、シンプルに互いの理解不足であったり、誤解であったりになることが多いように思います
また、その言動が誰の為かを考えると、起こらなかった問題もあります
今のうちに人間関係における適切な距離感を体得するとか、人間関係で失敗したときにどのようにその関係性を修復するかとか、体験を通して学ぶことも学校教育の大切な役割と思っています

第2学年の宿泊学習での夜のレクリエーション
見せてもらった記録写真には、素敵な表情があふれていました
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ことば no.758

歳を重ねるほどに「ことば」を意識するようになりました
日本語の奥深さを多言語と比べて感じることもあります
ますますそれがおもしろく感じるので不思議なものです
もっとまじめに勉強すればよかったと思いつつ、今からでもまだまだ勉強できるとも思います

「忙」
そうですね
「忙しい」と「心を亡くし」ますな・・・
気をつけたいものです

かわいい子には・・・ no.757

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がらんとした本日の2年生フロア
教室は外の青空と対照的にやや暗く静かです

かわいい子には旅をさせよ

昔の旅は今の旅とは全く違い、移動は基本的に徒歩ですから、宿にたどり着くにも一苦労
日が落ちてしまうと真っ暗で物騒なことになります
その他の様々な困難もつきもので、修行や参拝、湯治など理由がないと旅に出られないとか、大げさに言えば命を懸けてのこともあったようです

そんな旅を我が子にさせるのは親としては心配なのですが、そんな試練を乗り越える大切さも理解できます

旅は、壁とか、困難と読み替えてもよいでしょう

旅でなくても、それらのしんどい経験は人を強くする面もあることを、多くのおとなは知っています


安心・安全を確保しつつの学習ですから、ここまでたいそうなことではないですが、日常生活を離れて宿泊学習に取り組む2年生
先日の修学旅行に出た3年生、宿泊学習を終えた1年生もそうですが、学校での学習では得られない学びがあるでしょう

この後は夜の活動が始まると報告がありました

充実した学習になることを願っています
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音楽 no.756

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詩はなくても生きていけるけれども
音楽はなくちゃ生きていけない

これは音楽教育実践ジャーナルvol.12 no.1 2014.8に掲載された特集記事で、谷川俊太郎氏が述べた言葉です
太古の昔から人類は音楽を奏で、文字をもたない種族も音楽を奏でます
リズムであったり、調べであったり、メロディであったり
不思議と音楽は心を震わせます

5/11(土)に砺波市文化会館で、「新砺波市誕生20周年記念 砺波市四中学校吹奏楽部・合唱部 合同演奏会」を開催しました
1年生にとっては初めてのステージになった人もいます
6月の地区吹奏楽際の前に、貴重な機会となったのではないでしょうか
多くの保護者や地域のみなさんにも来場いただきました
ありがたいことです

終演し、観客の皆さんに退場いただいた後、出演者が振り返りを行っています
午前中の練習もそうですが、この合同演奏会にとって重要な時間です
各校各部の代表がみんなの前で今日をふりかえり語り、そして今後に向けて語りました
それを聞きながら二つのことを思いました

ひとつは先日聞いた、ある指揮者の話
「音符通りに演奏しても、聴衆に感動を届けられない」

そしてもうひとつは、今までいろいろな演奏を聴いてきて思ったこと
それは、吹奏楽も合唱も、ソロパートがあるにしてもそのほとんどはそれぞれ個性あふれる違った音色が合わさって生み出すハーモニーであり、旋律ということです

どちらも、音楽だけでなく、我々の社会においても通じることが多くあると感じます

ふりかえりの際、多くの生徒が今日の演奏をやり切れたと意思表示してくれました
今後ますますよりよい音楽を追求してくれるでしょう
それは、よりよい自分を追求することと、同意だと思っています
これは音楽に限らず、本気・根気・元気、そして勇気の先にあるものとも思っています
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行事予定
6/26 生徒会活動
6/28 壮行会