最新更新日:2024/06/24
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

平和とは no.785

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昨日は沖縄戦から79年の「慰霊の日」
戦没者を追悼し、平和への願いを新たにする1日です
太平洋戦争末期、沖縄では住民を巻き込んでの激しい地上戦があり、県民の4人に1人が亡くなっています
6月23日は旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日であり、沖縄県が「慰霊の日」と定めました
最後の激戦地となった糸満市の平和祈念公園で、戦没者追悼式が行われています
そこで、今年は宮古高校3年、仲間友佑さんが詩「これから」を朗読しました
その全文は以下の通りです

「これから」
短い命を知ってか知らずか蝉が懸命に鳴いている
冬を知らない叫びの中で僕はまた天を仰いだ

あの日から、79年の月日が流れたという
今年18になった僕の祖父母も、戦後生まれだ
それだけの時が流れたというのに

あの日短い命を知るはずもなく
少年少女たちは誰かが始めた争いで
大きな未来とともに散って逝った
大切な人は突然誰かが始めた争いで
夏の初めにいなくなった
泣く我が子を殺すしかなかった
一家で死ぬしかなかった
誰かが始めた争いで常緑の島は色を失くした
誰のための誰の戦争なのだろう
会いたい、帰りたい
話したい、笑いたい
そういくら繰り返そうと誰かが始めた争いがそのすべてを奪い去る

心に落ちた暗い暗い闇はあの戦争の副作用だ
微かな光さえも届かぬような絶望すらもないような
怒りも嘆きも失くしてしまいそうな深い深い奥底で
懸命に生きてくれた人々が
今日を創った
今日を繋ぎ留めた
両親の命も
僕の命も
友の命も
大切な君の命も
すべて

心に落ちたあの戦争の副作用は人々の口を固く閉ざした
まるで戦争が悪いことだと言ってはいけないのだと口止めするように
思い出したくもないほどのあの惨劇がそうさせた

僕は再び天を仰いだ
抜けるような青空を飛行機が横切る
僕にとってあれは恐れおののくものではない
僕らは雨のように打ちつける爆弾の怖さも
戦争の「せ」の字も知らない
けれど、常緑の平和を知っている
あの日も海は青く同じように太陽が照りつけていた
そういう普遍の中にただ平和が欠けることの怖さを僕たちは知っている

人は過ちを繰り返すから時は無情にも流れていくから
今日まで人々は恒久の平和を祈り続けた
小さな島で起きたあまりに大きすぎる悲しみを
手を繋ぐように受け継いできた

それでも世界はまだ繰り返してる
79年の祈りでさえもまだ足りないというのなら
それでも変わらないというのなら
もっともっとこれからも僕らが祈りを繋ぎ続けよう
限りない平和のために
僕ら自身のために
紡ぐ平和がいつか世界のためになる
そう信じて

今年もこの6月23日を平和のために生きている
その素晴らしさを噛みしめながら


この朗読を聴き、先日ユニセフの職員が発言した内容が思い出されました
「いま世界で起こっている紛争・戦争、そのすべては、子供が起こしたものでも、やったものでもない
しかし、最大の被害者は子供たちだ」

仲間さんが言う、「(世界平和のためになると信じて)もっともっとこれからも僕らが祈りを繋ぎ続けよう」とはまた別の何かをおとなはできているのだろうか
それは当然、わたしもです・・・

ゲシ no.784

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本日は1年を24の季節に分けた二十四節気の中の、「夏至」です
その二十四節気をそれぞれ3つに分け、日本独自の気候や風土、動植物の動きなどに名前を付けたものが七十二候であり、今日はその七十二候のひとつで、二十四節気の夏至の初候にあたるの「乃東枯(だいとうかるる)(なつかれくさかるる)」です
具体的には6月21日から25日頃を指し、「乃東が枯れる頃」という意味なのですが、「乃東(だいとう)」とは何でしょう?
調べてみると、夏枯草(かごそう、なつかれくさ)や、うつぼ草の異名のようです
冬の冬至頃に芽を出し、夏至の頃に紫色の花が黒ずんで枯れているように見えるため、乃東枯と呼ばれているとのこと
この夏枯草は、昔から薬草、漢方として広く用いられ、生薬には利尿作用や消炎作用があり、煎じて飲まれていたようです
また、煎じたものを湿布の代わりにしたり、うがい薬として使うこともあったようで、英名が「オールヒール」で、「全てを癒す」という意味だそうです
今度、少し探してみようと思いました

乃東枯の時期は、梅雨入りの頃であり、憂鬱な気分になりがちです
そんな気分を吹き飛ばす方法として食べることは、そのひとつです
この時期の旬は、鮎、夏みかん、アナゴ、ミョウガ・・・
庄川の鮎もシーズンです

ミョウガも夏らしい食べ物です
おとなになると好きになりました
ミョウガの香り成分がスッキリさせて眠気を遠ざけ、集中力をアップさせるようです

ああ、期末考査前に紹介しておけばよかったですね
いやいや、これからも集中して物事に取り組んでほしいので、遅いということはないですな
参考までに

夏至は一年の中で一番昼が長い日
冬至と比べると、およそ4時間も明るい時間が長くなります
長くなるこの時期も、短くなるその時期も、それぞれに人生の楽しみへと変換できたら幸せですね

80と8と no.783

今日は4月1日から経過した日が80日
だから何だということなのですが、キリがよいと、何か特別な思いとなるから不思議です

そんな日に、新規採用で本校の教壇に立っている3名の研修に参加しました
月に一度、校長として講師を務めるのです
今日は「自分が目指す教師」をテーマに考えてみました
80日というキリの良い日であるために、8にちなんだわけではないですが、最近上り調子の大谷翔平選手がかつて取り組んでいたマンダラチャートに取り組みました
「自分が目指す教師」のイメージを中心に、8つのキー・ワードを記入します
そして、それぞれのキー・ワードを達成するために8つの具体的な方策を記入します

書かれた内容は個人情報なので紹介しませんが、自分の頭の中を整理し、具体的な言動のイメージがそこにあり、今日の活動が未来につながってくれればと願っています

出中生だけでなく、教職員も本気・根気・元気、そして勇気であり、日々学びを追求します
脱皮しない蛇は滅びるのです

そうそう、マンダラチャートで重要なことは、自分自身で絶えず進捗状況を確認することです
これは目標を立てたときと同じですね

※下の写真は脱皮した蛇の皮
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2通のメール no.782

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先週、先々週と届いた2通のメールで、とある昔のポスター(上の写真)を思い出しました

【メール その1】
差出人: 富山県警察 安全情報ネット <toyama-police@sg-p.jp>
日時: 2024年6月12日 7:44:55 JST
件名: 【小矢部警察署】カモシカの目撃について
 本日(6月12日)午前7時ころ、小矢部市西町地内においてカモシカ1頭の目撃情報がありました。
 カモシカは広範囲に移動している可能性があります。
 新たにカモシカを目撃した場合は、安全な場所に移動してから、最寄りの警察署又は市役所へ通報してください。
・不要・不急の外出を控えて、安全確保に努めましょう。
・住宅、車庫、倉庫等の戸締りを徹底してください。
★このメールを見た人は、周囲の方に注意喚起してください!
小矢部警察署 0766-67-0110

【メール その2】
差出人: 富山県警察 安全情報ネット <toyama-police@sg-p.jp>
日時: 2024年6月7日 16:48:41 JST
件名: となみチューリップ安全メール【ニホンカモシカの目撃情報について】
本日(7日)午後4時頃、砺波市東開発地内において、ニホンカモシカ1頭の目撃情報があり、現在警察官が出動して付近警戒中です。
外出する際はお気を付けください。
カモシカを目撃した場合には、近づくことなく、安全な場所から警察や市役所に通報してください。
★砺波警察署★ 0763−32−0110
(※文章の一部を省略しています)


以前、南砺市のある中学校に勤務していた時、校地内にカモシカがいることがありました
ずっと、カモシカはシカの仲間だと思っていたのですが、三重県菰野(こもの)町のポスターを見て、初めて間違いに気付きます
理科教師としてお恥ずかしい・・・
そのポスターが上の写真なのですが、これは2019年にいくつかの候補作品の中から町民が選んだものであり、その候補作品が下の写真です
投票総数385票のうち103票を獲得たそうで、わたしも上の写真のポスターに1票を投じますな

このポスターを知るまで、カモシカがウシの仲間だと知りませんでした
このポスターを知るまで、菰野町という町の存在を知りませんでした

何事もインパクトが大切ですね
その影響でいまだにカモシカというワードで三重県菰野町を思い出すのですから
これは大切なことを記憶する方法として使えるかもしれませんな

昨日は期末考査1日目
そして、明日、明後日が期末考査2日目、3日目です

出中生のみなさん
考査前日はよく寝ましょう
睡眠をとることで翌日の脳の働きがよくなります

ちなみに、熱中症対策でも睡眠は重要であることを確認しておきます
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こころ もち no.781

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砺波地区中学校総合選手権大会
勝負事ですから、勝敗があります
次のステージである富山県中学校総合選手権大会に出場を決めた団体・個人があれば、出場を逃した団体・個人がありました
わたしも中学校教師として、長い間、運動部活動顧問という立場で何種類かの競技に関わりました
保護者としても数年間、何種類かの競技に関わりました

地区選手権大会を勝ち抜いて県選手権大会へ出場することを目標とした年があれば、北信越大会を勝ち抜いて全国中学校体育大会へ出場することを目標とした年もあります
あと1ポイントで北信越出場を逃したことがあります
あと1ポイントで全国大会出場を逃したことがあります
あと少しで敗退、絶体絶命という場面で大逆転し、県選手権大会で優勝したことがあります
全国大会に出場し、1回戦で敗退は2度です
勝利のために多くの敗戦がありました・・・

どの競技でも、どの試合でも一瞬です
その一瞬のために毎日の練習があって、多くの人の支えがあって、しんどいこともあればうれしいこともありました
多くのことを生徒や保護者、指導に携わっていただいた方々に教えてもらった時間でもありました

今回の地区選手権大会を観ていて、なぜかそんないろいろなことを思い出しました


昨日、サッカー元日本代表のフォワードで、日本代表として歴代3位の50得点を記録した岡崎慎司選手の引退記者会見がありました
会見の中で、ふたつの話が印象に残っています

ひとつめは、選手生活を通じて残した記録についての質問に対しての発言
「満足していません。もっと取れたし、もっと重要な記憶に残るゴールを取れると思ってやってきました。」

そして、ふたつめは、子どもたちへのメッセージを求められての発言
「『諦めるな』のひと言。反骨精神は自分自身に自信がないと反骨する気持ちもうまれません。諦めず考え抜いてやる。諦めるときは勝手にくるので、それまでは諦めなくていい。」

地区選手権大会で県選手権大会の出場を決めた選手には、まだまだ上を目指す戦いが続きます
県選手権大会の出場を逃した選手は、その競技を続ける選択肢は残っています
別の競技や別のことを始める選択もあります
まだまだ、中学生には未来があります
どんな未来にするかは自分で決めましょう
困った時、しんどい時は当然周りを頼って大丈夫です
「助けて」と言えることは重要です
その先に、岡崎選手の言葉にある、「諦めない」がある
時には「諦める」瞬間もありますが、「諦めない」かぎり、かなえたい願いはかなう可能性がある

出中生には、今自分のできることをやり切って、未来を目指してほしいと思います

同じくサッカー日本代表だった本田 圭佑 氏が、元陸上競技選手の為末 大 氏と、脳科学者の茂木 健一郎 氏と対談した「リアル投資ドキュメンタリー 『ANGELS(PIVOT 公式チャンネル)』」の中で、語ったメンタルについて語る動画があります
きっと未来を目指す出中生に参考になると思いますので、一部を紹介します

本田氏の発言
「メンタル強いという言葉を信用しない。」
「考え方です。メンタルが強いんじゃない。」
「一言でいえなポジティブ。悪いことに対してどう見れるかというだけの話。」
「それを悪い方から見ている人がメンタル弱くて、それをいい方から見る人がメンタル強いとなる。」
「例えば大事な試合でちょっとミスったとか、うまく活躍できなかったっていうときは、ラッキーと思う。」
「失敗したということは、こう改善できるとか、伸びしろがあるとか。」
「上には上がいるって嬉しくなるとか、いろんな考え方ひとつ。」
「上には上がいると知ったときに絶望感、もうやめようってなったり、失敗したときに、また失敗するのは怖いとなったりと、自分の成長にフォーカスしない。」
「見る角度を変えるだけで、これはトレーニングで解決できるだろうとか。」

これに対する、為末氏の発言
「競技の世界に居て思うのは、切れるかどうかは結構大きい。起きた出来事がパッと流れていくか、ずっと考えているとか。」
「次に何ができるかにフォーカスしている限りは、比較的前向きになる。」
「引きずる場合はよくない。うまくいかない。そのことを思っていつもスッキリしていない。技術的に獲得できることもあれば、性質もあるんだけれど、その1個が過去をスパッと切れるかだと思う。」

いかがですか?
生き方の参考になればと思います
わたしはネガティブを引きずりかけたときに、この動画を観返しています

※参照:リアル投資ドキュメンタリー「ANGELS」PIVOT 公式チャンネル(エンジェル投資家としても活動する本田圭佑氏 および国内外の一流投資家たちに 起業家がプレゼンし、投資を獲得する場を提供するリアルドキュメンタリー)

文部科学省検定済教科用図書 no.780

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砺波市役所庄川支所の3階資料室にて、本日6月14日(金)〜7月3日(水)の期間、令和6年度教科書展示会が開催されます
※6月4日(火)〜6月13日(木)は、法定外展示期間として既に高等学校用が展示されています

教科書展示会は、教育関係者の教科書研究の便宜を図り、一般公開を通じて地域住民等の多くの方々に教科書に触れていただくための取組です
各都道府県教育委員会は、教科書展示会の開催時期・場所等について、教育関係者はもとより、保護者等広く一般にも積極的に周知を図ることとされています

教科書の発行に関する臨時措置法(昭和 23 年法律第 132 号)第5条の規定に基づく教科書展示会は、6月 14 日から7月 31 日までの間で都道府県教育委員会において定める任意の連続した 14 日間(法定展示期間)開催すること(令和5年文部科学省告示第 13 号)となっており、本日からの14日間はこの期間となります

保護者の方はご自宅でお子様の教科書を見られることもあると思います
地域の皆様にも、ぜひ、この機会に今の中学生はどのような教科書を使って学習しているのかを知っていただければと思います
拡大教科書や点字教科書等、学習障害やその他の発達障害等により、教科書に一般的に使用されている文字等を認識することが困難な児童生徒向けに作成されている音声教材もございます

教師を目指す no.779

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教育実習が最終週を迎えています
昨日は2名の実習生が、3年生と1年生で道徳科の授業を公開しました

長く教科外活動として行われてきた「道徳の時間」が、小学校で2018年度、中学校で2019年度から「特別の教科」となります
実習生が小中学生の頃はまだ道徳科は教科化されておらず、また、大学の教職課程でも道徳教育についての必要単位数は多くありません
現職の教師にとっても学習指導要領に基づく道徳科の目標を理解し、その目標に準じた授業ができているかは、悩ましいものがあります

道徳科で育てるものは道徳性であり、一言でいえば「こころ」です
「よりよい生き方」を考え、「こころ」を育てる
価値観は人それぞれですから、ある価値観を強制するものではありません
昔からよく言われますが、決意表明の時間でも、懺悔の時間でもありません
また、その目標ゆえに、授業したからすぐ変わったというような即効性があるものでもありません
そのあたりを理解し、教師も生徒と共に「よりよい生き方」を追求する時間だと、わたしは思っています

教育実習生は緊張の中、精いっぱい授業に取り組んでいました
本気・根気・元気を出中生にその姿で示してくれていたと思います
その姿で授業を受ける出中生も、本気・根気・元気なのです
子供は大人のかがみです
子供と大人の関係だけでなく、対人関係はほとんどそうなのかもしれません
目の前の人の言動は、自分の相手に対する言動の鏡・・・

ああ、また話がずれています
教育実習も今週で終了
将来実習生が教壇に立つのかどうかは本人が決めることです
教師の道を進むにしても、進まないにしても、本校での教育実習の経験を自分の未来に生かしてくれたら、わたしはうれしいです

心配 no.778

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6月6日の記事で紹介した校内某所のスズメの巣
最近その近くを通っても鳴き声が聞こえません
巣立ったのか?
何者かに襲われたのか?
「無事、巣立っていればよいのだが・・・」と思っていると、数日前から例年営巣されていた場所からヒナの鳴き声が聞こえるようになりました
又も、その部分の撮影にチャレンジしたものが上の写真です
どうやら3羽の黄色いクチバシが見えます
せっせと餌を運ぶ親鳥の姿も見られます
誰から教えられたわけでもないはずなのですが、そのことをする親鳥の姿を何とも言えない気持ちで見つめてしまいます

そしてなぜかどの動物も生まれたての子供たちは何とも愛くるしい
そう感じるように作られているのか?そのように感じるように我々のDNAに組み込まれているのか?これまた不思議です


今から思えば就学前や小学生の頃は近所の方々にいろいろ迷惑をかけつつ遊びまわっていたように思います
地域が寛容であったというか、温かく見守られていたというか・・・
子供だけで何をしていても、どこか安心だったというか、特に危険を感じなかったというか
単に鈍感だっただけなのか、実際に見守られていたのか
よく人さらいに注意するように、周りのおとなからは聞かされていた記憶があるので、その当時も完全に安全だったわけではないのでしょうが

先日、関西から講師を招いての研修会を実施したとき、「ほんまに富山の学校は塀などがなく、オープンですよねぇ」と言われたことを思い出します
過日、東京へ研修で出かけたときに、たまたま宿舎の隣に中学校がありましたが、そこも高い金網で校地は囲まれ、出入り口の開閉はしっかりと管理されていました

悪意があれば校地にはすぐに侵入できる本校
校内への侵入についてはオートロック等で対応していますが、都会の学校に比べれば大きな差があります
近くのこども園の園児たちや地域の方が、校地を歩いて通り抜けられる本校
ある意味教育活動の様子が見えやすい環境と言えます
地域の実態に応じて安全を確保することは重要であり、悩ましいことです


数日前からヒナ鳥の鳴き声が聞こえるようになった巣
昨夕、スズメのヒナがその巣から落ちたようです
夕方の会議を終えて校長室へ戻ると、そんな報告を受けてすぐに救助に向かいました
ほぼほぼ羽毛も生えそろい、「そろそろ巣立ちかな」というところまで成長したひな鳥が、少し震えながらそこにいます
すぐに巣の中へ戻したのですが、果たしてその後しっかりと餌をもらえるだろうかと不安になりました

今朝、再び落ちた様子はなかったので少し安心しました
無事巣立つことを願います

学校図書館の日 no.777

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本日、6月11日は学校図書館の日
1997年6月11日に学校図書館法に関する一部を改定する法律が公布されたことで、全国学校図書館協議会がこの日を記念日と制定しました
この法律には、学校教育において欠かせない図書室を、全ての学校に設置することが定められています
また、図書室の設置と共に、司書教諭の配置が義務化されました
司書教諭のおかげで、図書室が整備され、利用しやすくなったことはもちろん、より読書の世界へ引き込まれる工夫がなされて読書をする生徒が増えたように感じます

本校でも、芒種の候を過ぎ、そろそろ梅雨を迎える時期ですから、「アメニモマケズ」コーナーや、新紙幣発行を控えて、渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎に関するコーナーや、明日の「アンネの日記の日」にちなんだコーナーなど、すぐに本を手に取りたくなる環境が整っています

出中生のみんなには当たり前の光景かもしれませんが、昔から比べるととても恵まれた環境なのですよ

ああ、昔のことと比較するなど、わたしはやはり歳ですな

脱皮し続ける no.776

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本日の避難訓練
そして、放課後の道徳科の研修

いつものように授業を進めての訓練、研修は教職員にとってなかなかにハードだったでしょう
訓練ではそれぞれの役割を自覚し、確実にその責務を果たしています
消防署から我々教職員の動き等について評価いただき、もしものときの備えをよりよく修正しています
よりよい教育の追及も含め、本校教職員は脱皮し続けています

研修の後、某学校行事の実行委員会も実施
分刻みのスケジュールの中で、出中生のことを思いつつ、教職員も本気・根気・元気、そして勇気なのです

校長としてありがたいことですが、無理のない勤務となるよう留意しなければと改めて思わされる週の初めの月曜日となりました

教育実習 no.775

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上の写真は3年生2学級での保健体育科の授業の様子です
今日の学習は「健康と環境」の単元です
これから高温多湿となる時季となりますから、熱中症予防を意識しての学習はより実態に合った学習となって3年生も学びやすいと思います
この単元での学習の目標は、身体には、環境に対してある程度まで適応能力があることや、快適で能率のよい生活を送るための至適温度には、一定の範囲があることを理解することと、環境を整えることで、自らの健康管理ができることを理解することの2点です
いつもは一緒に保健体育科の実技の授業を一緒にやっている2学級が、今日はそれぞれの学級で保健分野の学習です
ひとつの学級は教育実習生の授業を、指導教諭がサポートしており、もうひとつはベテラン教諭が同じ内容を授業しています
それぞれの雰囲気の中授業が進み、興味深く参観しました

そして、自分自身が教育実習をしていた頃を思い出しました
大学で教職課程を履修したものの、理学部に在籍していた当時のわたしは教師の道を意識していなかったことやそのノウハウも学んでいなかったため、教育実習で授業をすることになっても、何をどうしてよいのかよく分からず、当時の生徒(高校生)のみなさんには迷惑をかけたと思います
唯々無我夢中な感じだったことしかよく覚えていません
ただ、そのとき教育実習の指導をしていただいた先生の学級に、本校の教頭や、本校の部活動指導をしていただいているコーチがおられたことが、人の縁と言うか、世の中のつながりを感じさせられています
その時その時を本気・根気・元気で過ごしていることが、未来の自分につながっていることを痛感しています
まあ、そのお二人ともわたしが教育実習で担当していたことは覚えておられませんでしたが、・・・
まあ、2週間の実習期間でしたし、当時教育実習生が同時期に20名ほどいたので仕方ないでしょうし、そもそも昔からずっと存在感のないわたしですから

出中生の前で、本気・根気・元気な姿で実習に取り組んでいる教育実習生の二人を見ていると、出中生にとっても刺激になると感じ、うれしく思います
二人とも本校の卒業生です
授業を拝見しながら、ぜひ、将来は教壇に立って富山県の教育を支えてもらえたらありがたいと強く感じました

環境 no.774

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本校1階、図書室前の目立つ場所に、今年度の生徒会年間目標が掲示されています
生徒会執行部が素案をまとめ、生徒総会を経て決定されたものです

Go Forward !!
直訳すれば「前進する

そして次の言葉が付されています
変わり続けるために、一歩踏み出そう

出町中学校生徒会の力を感じます
この言葉を毎日意識し、目標達成目指し、「本気・根気・元気、そして勇気」でチャレンジしてほしいと思います
とても、楽しみです


掲示物は、自然と目に触れるものです
見ていないつもりでも視界に入り、無意識に意識されます(※これは、変な日本語ですが、そのように感じます)
言葉を精選し、発することを教師は意識しますが、掲示物も同様です
何でもかんでも貼って発信しまくっていては、意識されにくいでしょう
精選し、掲示することが、よりよい教育環境づくりに資すると考えます

そして、環境づくりは掲示物だけではなく、花が活けてある環境であったり、素晴らしい芸術作品がある環境であったりと様々です

また、安心・安全な学校であるための環境づくりも必須です
今3階3年教室前の廊下には簾がかかっています
先人の知恵はすばらしく、簾があると日射を遮り、気温上昇が抑えられます
それでいて風通しはよい
日本の気候に合ったものです
ちょうど、NHKの大河ドラマで平安時代が描かれており、宮中で簾がかけられていることとイメージが被る気もします
あ!、これはわたしだけかもしれません・・・
そもそもその使い道が違いますから(日よけか、仕切りか等)、普通の感覚では被りませんね
どうも私は思考がどーんと飛躍してしまいます

そんなことを思いつつ校舎内外を歩いていると鳥のヒナの声が聞こえるところがあります
この時期は鳥のヒナの声がよく聞こえる出町中学校です
例年玄関からよく聞こえるポイントがあったのですが、今年は想定外の場所から聞こえます
そこでは頻繁に親らしき鳥が鳴き声が聞こえるあたりから出入しています
とても高い位置なので、脚立を持ち出し、一瞬のぞいてみました
フラッシュをたくとヒナにとって良くないと思い、ノーマル撮影したのが下の画像です
残念ながら画像処理してもヒナの姿ははっきりしませんでした
光量不足です
ただ、親鳥がヒナのためにせっせと環境づくりをしたことは感じられます

そうです、人間も鳥も子を育てるための環境づくりをするのです

環境には親をはじめ、おとなそのものも含まれます
親の姿を見て育つ
おとなの姿を見て育つ
教師の姿を見て育つ
考えれば考えるほど、おとなの責任を痛感します

言葉、しぐさ、姿勢、行動、・・・
出中生にとって、周りのおとなはどのような環境となっているでしょうか?
じっくりと、わたし自身ふりかえってみます
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2つのお便り no.773

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昨日、わたしの手元に2つのお便りが届きました
ひとつは、先日道徳科の師範授業をしていただいた川崎(※崎はタテザキ)校長先生からの道徳通信「飛翔」、ふたつめは、3年生が修学旅行でお世話になってお礼状を出した奈良県のシルバーガイドの方からのお手紙です

道徳通信には生徒が授業の振り返りで書いた文章を取り上げ、それに対してのコメントが書かれています
1年生の振り返り&感想の中に興味深い文章があり、おそらく普通の先生は取り上げないだろうけれど、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は取り上げられるだろうなと予想していたものが、案の定掲載されていました
許可なく勝手に紹介します
「(前略)授業の感想 楽しかったし、こんなにも意見が飛び交っていい授業だったなと思います でも、黒板がごちゃごちゃし過ぎだから見やすいようにした方がいいと思いますよ!!」
これに対してのコメントは、
「分かりました 工夫します!!」
でした ※すべてのふりかえりにコメントがあります
僭越ながら、川崎(※崎はタテザキ)校長先生の絶えずよりよいものを目指す姿勢が、このコメントに感じられます
ちなみに、2年生の授業を終えてのふりかえりには、「黒板に書いてある文字を見て人が発表したものがどんどんつながっていって分かりやすかったです」というものがあったことも紹介しておきます
3学年各学級の出中生は「飛翔」をどのような思いで読んだのでしょう?
よい学びになったことと願っています


ふたつめのシルバーガイドさんからの、礼状に対するお返事には、法隆寺を見学した際の3年生のある学級の姿・態度や、送られた礼状に対して感じられた想いがつづられていました
これまた勝手ですが、一部紹介させていただきます

「(前略)ご丁寧な礼状を拝読させてもらいました
 校長先生をはじめ、各先生方の教育熱心さが伝わってまいります
 このような教育環境に恵まれた生徒たちも幸せであり、将来の大きな価値を蓄積されていることと、拝察します
 (中略)
 各先生方、生徒の皆様にもよろしくお伝えください(後略)」

大変過分なお言葉をいただき恐縮なのですが、とてもうれしく感じます

どちらのお便りも、未来に向けて一層頑張ろうと力が湧くお便りで、とても幸せな気持ちになります

誠にありがたいことです

特別の no.772

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昨日の貝塚市立貝塚西小学校 川崎(※崎はタテザキ)校長先生をお迎えしての研修会
本日の西部教育事務所主任指導主事 前橋先生をお迎えしての研修会
学びに終わりはないことを再認識します

GIGAスクール構想により一人1台端末の活用が始まり、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善が進められています
生徒たちが「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」も重視されており、具体的には、次の3つの要素が意識されています

1 主体的な学び
 自分自身で学びの方向を決め、自分の興味や目標に基づいて学習する能力を育てます
 単なる知識を受動的に身に付けるのではなく、主体的に問題を解決し、自分の考えを形成し、主張するプロセスです

2 対話的な学び
 他者とコミュニケーションを取りながら学び、異なる視点・意見を尊重しつつ共同で知識を構築します
 対話を通じて深い理解が生まれ、協力や共感のスキルも養われます

3 深い学び
 表面的な知識だけでなく、深い理解や洞察を得ます
 問題解決や批判的思考、創造性を伴う学習を重視します


中学校は教科担任制です
教科の特性があり、その指導にもそれぞれ特徴がありますが、基盤の部分は共通すると思っています
特別の教科「道徳」(以下、道徳科)は、その基盤の部分が、教科担任の違いを越えて共に研修できるものとも思っています

「対話的な学び」を、ただ表面上のみでとらえていたとすればそれは違います
いみじくも、昨日の川崎校長先生の話にも「対話」について登場しました
道徳科の授業における対話とは何か?
川崎(※崎はタテザキ)校長先生は4つの対話が重要であることを示されました
1、資料との対話
 読み物資料の中に登場する人物の生き方と対話すること
2、人との対話(生徒同士の対話)
 生徒同士の対話により、多様な思いや考えに触れること

道徳科の授業が、ここで終わっていることはないかと、わたしも感じます
大切なことはこの先です

3、教師との対話
 主題(本時のねらい)に迫るために、教師と生徒が対話すること
 生徒の意見を受容し、問い返すことで深めていく
 主題(本時のねらい)に迫っていく
 これが、指導者の中で意識されているか?
4、自己との対話
 振り返りにおいて、自分自身と対話する

4について、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は振り返りでの考えは自分自身のものであり、学級全体に広める必要はあるのかと提起されました
とにもかくにも、3、4なくして、深い学びは期待できないとわたしも思います
十数年前にある大学の教授が紹介された生徒主体で学ぶ授業について、活動はあり生徒たちは充実感を味わっているようだが、学びはどうなのだろうか?と思ったことがいまだにわたしの記憶に強く残っています
「不易と流行」は、よく教育界で使われる言葉です
時代に応じて変えるものは変える必要がありますが、人間のよりよい成長に関して、本質的に変えてはいけないものもあるということでしょう

道徳科の授業だけでなく、教育全体について、我々はよく考える必要があります
「読み・書き・そろばん」→ 学びの基礎
「なくならない学校という存在」→ 学校の役割
「発達段階における指導のタイミング」→ 啐啄同時
等々・・・・

考えることに終わりはありません
前回も書きましたが、死ぬまで学ぶ続けるのが人間でしょうな

脱皮しない蛇は滅びる

余談
校長室前掲示板の掲示物を、「脱皮しない蛇は滅びる」の言葉と、脱皮した蛇の皮に変更しようとしたら、数名の教職員が蛇の皮に対して強い拒否感を示したので断念しました・・・

大人も学ぶ no.771

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貝塚市立貝塚西小学校 校長 川崎(※崎はタテザキ)雅也先生をお迎えし、研修会を実施しました
今年度、県教委より人権教育の研究指定を受けており、その研修の一環として市内小中学校にも公開して実施したものです
日本道徳学会近畿支部の副代表を務められ、貝塚市教育委員会で人権教育を担当しておられた川崎(※崎はタテザキ)先生の授業を本校教職員が参観することで、道徳科の授業で大切なことを学び事や、放課後には人権教育と道徳教育の共通点と相違点等、基本的なことから学ぶ事など、濃密な研修をしました

明日は、本校で中学校教育課程研究会の道徳科の研究大会があります
出中生以上に出中の教職員の学びが続きます

大人になっても学びは続きます
動物の中でも人間は特に学びを大切にしている存在だとわたしは思っています
いや、学び続けることこそ人間として生きることと思います

激励 no.770

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今日、明日と小矢部陸上競技場で実施されている、第58回砺波地区中学校陸上競技選手権大会・第77回富山県民体育大会予選
既に、市民体育大会(市民スポーツ大会)が実施されている競技もありますが、運動部活動・地域クラブに所属する中学生にとって、全国大会へつながる地区大会のはじまりです

立場上、朝の開会式で激励の言葉を伝える機会がありました
誰かに向けてのメッセージはいつも悩むのですが、特に相手が中学生となると一層悩みますし、緊張します
中学生たちの前に立って、話しはじめようとするとき、キラキラした目でこちらを見られるともう緊張は極限に達します
一瞬で頭が真っ白になります

今朝もそのような心持ちで砺波地内の中学生の前に立ちました

開催に向けて準備を進めていただいた競技会役員、小矢部陸上競技場のみなさんをはじめ、すべての大会関係者の方々に、深く感謝申し上げました
特に陸連のみなさんには大会運営にあたり大きな支援をいただいています
また、来場いただいていた保護者のみなさんには、日頃から生徒を支えていただいていることへの、生徒の感謝の気持ちが、全力で競技に取り組むその姿を通して伝わればということをお話ししました

自分自身と戦いながら自己ベストをめざして今まで努力して来た選手のみなさんには、何事でも、本気で取り組むと、なぜかライバルや共にがんばる仲間が現れることや、ライバルがいる喜びや、共に厳しい練習に取り組んだ仲間がいる幸せを感じながら、自分の精一杯の瞬間を今ここで発揮してほしいと伝えています

陸上競技は、見えない『強さ』を、「距離、時間、高さ」といった数字にするスポーツだと言った人がいます
選手のみなさんが練習の中で身に付けて来た力を出し切って、その見えない『強さ』といわれるものを、跳ぶ、走る、投げるなどのパフォーマンスとして見られることを期待していることを伝え、激励の言葉としました

大会の主役は、自分自身なのです
それぞれにとってよりよい結果となることを祈っています

リアル ライヴ no.769

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上の写真は、本日、1年生の技術・家庭科(家庭分野)の授業の様子です
「日本の衣文化」の単元を学習中
この単元の目標は「日本の伝統的な衣文化について知り、和服と洋服の構成や着方の違いに気付く」
衣服と社会生活との関わり(和服)について理解すること(知識・技能)や、衣文化の継承について、課題の解決に主体的に取り組もうとしている(主体的に学習に取り組む態度)を、観点別評価規準としています
学習指導要領に明記してある力を確実に定着させられるように、教師はその指導法等を工夫します
○○教諭は実物の和服を生徒たちに提示しました
ホンモノのもつ力は大きいのです

写真や図よりも、ホンモノの情報量はけた違いに多く感じます
また、視覚的なそのモノだけでなく、感触やにおいなどの感覚すべてに刺激を与えてくれるように感じます


下の写真は壮行会の様子です
6限後、体育館で砺波地区中学校総合選手権大会、砺波市民体育大会、砺波地区中学校写生大会の壮行会が生徒会主催で開催されました
文化体育後援会会長様をお迎えし、出町中学校に関わるものが体育館で一堂に会するものであり、それぞれの大会に臨む出中生を、みんなで応援しました

新型コロナウイルス感染症に翻弄されていた頃は、オンラインで電子黒板越しに壮行会を実施したこともありました
放送を使って実施したこともありました
昭和人間のわたしは、やはり今日のような壮行会が人間の習性に合っているのではと思うのです
空気感というか一体感というか、リアル感、ライヴ感は、人間の感覚を激しく刺激すると感じます
それは、新たなエネルギーを得る、元気の源となるイメージです

スポーツ大会にしても写生大会にしても、共通して根っこにあるのは自分との戦いということです
その想いを込めて、今日は戦う出中生に、本気でエールを送りました

本気・根気・元気
そして、勇気

そのときには自信のもてる力を出し切って、戦ってほしいと思います
それは運動部だけでなく、写生大会もです

すべての出中生にとってよりよい結果となることを祈っています
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応援団 no.768

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昨夜、令和6年度砺波市立出町中学校文化・体育後援会の総会がありました
御多忙の中、また、悪天候により大変足場の悪い中、役員、地区委員のみなさんに参集いただいたこと、改めて本会の素晴らしさとありがたさを感じつつその場に身を置いていました

本会は、出町中学校生徒の文化・体育活動の振興をはかることを目的とし、その目的の達成のために、部活動の育成や、大会等への派遣助成などの事業がなされています

昭和47年に出町中学校女子バスケットボール部が全国中学校体育大会で優勝し、日本一になったことをきっかけに、翌年昭和48年に発足したものと伝え聞いています

それからずっと、次代を担う出町中学校生徒の文化・体育活動(主に部活動)を物心両面から支援と、力強い応援団として全力で支えていただいていることに感謝しかありません
地域のみなさんに出中生が支えられていることを強く感じることのひとつです
出中生の活躍についてのお便りや、声をかけていただくことで、地域のみなさんの温かい応援を肌で感じ、今後ますます「本気・根気・元気、そして勇気」の心で教育活動に邁進していきたいと思います

ありがとうございます

今後とも、よろしくお願い申し上げます

学びは続く no.767

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本日は午後から砺波地区中学校教育課程研究大会
教師の研修です
教師の学びとも言えます
よりよい教育を目指し、研鑽を積む日です
教師にとって授業は教育の要であり、よりよい授業を我々教師は教師生活が終わるまで追及し続けます
教師に限らず、人間は死ぬまで学び続けます

日本型の授業研修は実際の授業をもとにその指導法等を協議するスタイルをとっており、これが一定水準の授業力を維持するために効果的と感じます

本校では保健体育の授業研究が行われ、2年生が陸上競技のハードル走の学習に取り組みました
課題は「自己の課題に合ったポイントを意識して、滑らかにハードルを走り越そう」です
前の時間に見つけた自分の課題を克服するために踏み切り位置、抜き足、上体の前傾を意識し、練習します
動画撮影により、自分の目で自分のフォームを確認しながら課題解決に迫る姿は、本気でした
課題の「滑らかに」という部分が重要です
その部分を出中生は意識していました


この研究授業
授業者にとってはとても緊張する1時限です
そんな教師の思いを知ってか知らずか、生徒たちはいつも以上、いや、いつも通りに、本気・根気・元気で学習に取り組んでいました

事後の協議会では保健体育科を担当する教師たちが今日の授業について分析し、よりよい指導法を模索します
決して本日の授業者を責めるわけではなく、参加者全員にとって今日の授業を自分事として捉え、よりよい授業づくりのために貴重な時間となっています

日本人は議論や討論が苦手いう話を耳にします
どうも改善点を指摘されると批判されるように感じ、嫌な思いになるとか、こんなことを言うと、相手に失礼に感じるとか。
ですから議論や討論で意見を激しくかわした者同士はどうもその後が不自然になると。
それに対して海外では喧々諤々の議論や討論をし、それが終われば肩を組んで仲良く飲みに行くと。

この違いは若い頃から激論を交えるということがないからでしょうか?

とにもかくにも、本日の本校○○教諭の提案授業が、砺波地区の保健体育科の指導力向上に役立ったとすれば何よりです
そして一番は、本日研修会で授業を公開した○○教諭の経験が、○○教諭自身の教師生活に有意義な研修会であったことを願っています

参加者のみなさんありがとうございました
指導助言をいただいた西部教育事務所 主任指導主事 様、ありがとうございました
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安全第一 no.766

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交通安全集会を実施し、交通安全協会、市役所、そして砺波警察署のみなさんをお迎えしました
体育館で全体指導をしていただき、その後、下校指導・見守りもしていただきました

全体指導であった出中生の改善ポイントは、重大事故につながるだけに、この瞬間からやめましょう
指摘いただいたポイントは次の2点
・自転車での並進(広がっての運転)
・一時停止義務違反(指定場所一時不停止等違反と踏切不停止等違反)

褒めていただいたことは、ヘルメットの着用と、横断歩道等でのありがとうのあいさつでした

交通違反だからとか、叱られるからではなく、安全のため、自分の未来のために交通ルールを守ってほしいと言われたことは、ずっとわたしも思っていることです
これはすべてに通じることで、本気・根気・元気、そして勇気も結局は自分自身の未来の為だと思っています
それは決して誰の為でもないのです
「情けは人の為ならず」とは、うまく表現した言葉だと思います

今日、サイクル安全リーダーが全校に向けてメッセージを発信してくれましたが、わたし自身も交通安全に留意して運転します
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行事予定
7/13 県中学校総合選手権大会
7/14 県中学校総合選手権大会
7/15 県中学校総合選手権大会
海の日
7/17 生徒会活動