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最新更新日:2024/07/04 |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
けんしょく no.793![]() ![]() それよりもはるか前に、わたしは本日の給食を食べています 今日はそのことを○○さんに目撃されてしまいました 4限の終わり頃に職員室前を通りかかった○○さんに、食べ終わった給食の食器を片付けているわたしの姿が目撃されたのでした 「あ! 校長先生、もう食べてるんですか?!」 その口調には「自分ばっかりずるい」という意図を感じ、すぐにわたしは大人気もなく反論します 「いやいや、これは毒見しているんですよ」 「何かあればわたしの体調が悪くなるわけで、みんなが食べる前にそのことを確認しているんですよ」 「ああ、そうなのですか」と、一応は理解を得たように感じました 「検食」のことを知らない出中生は多いようです そもそも教職員でも「何でいつも校長ばかり先に給食を食べているのだ!?」と、思っている人がいるのではと思っています 何より若い頃のわたしがそうでした 「こちらはまだ4限目の授業をしているというのに・・・」とも思っていた記憶があります それを感じてか、当時の校長が「今日は廣瀬さんに、検食を頼みます」と言われ、それで「検食」について理解したのでした 誠に若い頃はダメダメの教師でした(※今もそれほど成長していないか・・・) さて、学校給食における「検食」 これは、食材や調理過程の安全性を確認するために行われる重要なプロセスです 具体的には、 ・食材の品質や鮮度、調理の適正さを確認し、食中毒などの健康被害を未然に防ぐための安全の確保 ・子供たちが毎日食べる給食の味や栄養価が適切かを確認するための、味や栄養価の確認 ・調理場や給食室の衛生状態を確認し、適切な管理が行われているかを確かめるための衛生管理 と、いったことがねらいです 毎日、給食センターではサンプルが取り出され、一定期間(通常は1週間)保存されます 食中毒などの問題が発生した場合に原因を特定するためです また、採取したサンプルについて、見た目、におい、味、温度などを確認します また、必要に応じて細菌検査などが行われます これは、給食の専門知識を持った栄養士や調理師が主に担当します 加えて、学校では配膳された給食を管理職が検食し、出中生が給食を食べる前に確認を行っています これらは、学校給食に関して基本的な基準を定める「学校給食法」という法律に基づいて行われています 検食は、子供たちの健康と安全を守るための重要な取り組みであり、学校給食の質を維持するために欠かせないものなのです このように説明文章を作成しつつ、改めて「検食」について意識しました これもすべて、○○さんのおかげですな ありがたいことです ↓ 毎日検食簿を記入しています ![]() ![]() 3日、そして3日目 no.792![]() ![]() 朝から暑い そして、2年生の砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」の3日目 数字の「3」に、人間の心に何か影響を与える気がします それは安定感を覚える形、三角形が「3」だからでしょうか 立体でいえば四角錐は、底辺は正方形ですが、側面は三角形です その代表がエジプトのピラミッド ピラミッドの建設当時に使われていたかどうか不勉強ですが、建設の分野では設計等で三角関数や三角法などの手法が使われます また、3つのもので、そのモノやことを代表する場合が多いです いわゆる「三大○○」というものです ・日本三大祭り(祇園祭、天神祭、神田祭) ・日本三景(天橋立、松島、厳島) ・日本三名園(兼六園、偕楽園、後楽園) ・日本三大河川(信濃川、利根川、石狩川) ・世界三大宗教(キリスト教、イスラム教、仏教) ・世界三大珍味(キャビア、トリュフ、フォアグラ) ・三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂肪) ・三大発明(火薬、羅針盤、活版印刷) ・三大大仏(奈良大仏、鎌倉大仏、高岡大仏※) ※三大大仏については、その3つ目は江戸時代までは京都の方広寺にあった京の大仏だったようですが焼失し、戦前は神戸市の能福寺にあった兵庫大仏とされ、戦後は高岡大仏や岐阜大仏などがあげられます わたしが尊敬する大先生には、「まあ、三大○○の3つ目は、大体、日本中にたくさんある」とのことです 富山の高岡大仏を現地で「三大大仏のひとつですから」と言ったときに言われました この他にも、「3」にまつわる言葉はたくさんあります ・三権分立 ・三種の神器 ・光と色の「三原色」 ・物質の三態(固体、液体、気体) ・徳川御三家(尾張、紀州、水戸) ・非核三原則(核兵器を持たない、作らない、持ち込ませない) ・日本国憲法の三原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義) ・野球の三冠王(打率、打点、本塁打) ・三部作(映画、音楽、小説等でよくみられる) ・○○トリオ ・○○三兄弟、○○三姉妹(毛利三兄弟、浅井三姉妹等) それから、なんとなく「3」を基本としていることもあります 「大・中・小」「上・中・下」「安・近・短」「報・連・相」「松・竹・梅」「金・銀・銅」「優・良・可」「天・地・人」「陸・海・空」「雪・月・花」「心・技・体」「い・ろ・は」「A・B・C」「断・捨・離」「じゃん・けん・ポン」「グー・チョキ・パー」「いち・に・さん」「チャー・シュー・メン」「ホップ・ステップ・ジャンプ」・・・ あ! 「・・・(テン・テン・テン)」もですな 「三拍子」のリズム感が日本人の感覚に合っているのかもしれません ことわざにも「3」に関わるものが多いです 「三つ子の魂百まで」「石の上にも三年」「桃栗三年柿八年」「三人寄れば文殊の知恵」「二度あることは三度ある」「三度目の正直」「早起きは三文の徳」「仏の顔も三度まで」・・・ そして、「三日坊主」 昔から、3日間がものごとをやるにあたっての壁ができる時間なのかもしれません 2年生が取り組む「14歳の挑戦」は今日が3日目 ちょっぴりしんどい頃かな ここを乗り切り5日間やり切る経験が、未来につながります だからこそ、「14歳の挑戦」は5日間の体験活動なのだろうとわたしは思っています 今日は暑くなりそうです 熱中症にも気を付けて、14歳の挑戦で多くを学んでほしいと思ます そして、3年生、1年生は学校で、今日も多くを学びましょう 「本気・根気・元気」 あ!これも3だ!! と、言いつつ、今年度は「そして、勇気」が加わり、厳密には4ですね ちょっとした工夫から no.791![]() ![]() ○○さんがが旧生徒数分の牛乳パックが入った牛乳コンテナを運ぶその姿が、自分がいつもイメージする姿と違っていたので(※上の図:あまりうまくないので伝わらないかもしれません)、ちょっぴり驚き、声をかけてしまいました 「そのもち方の方が、楽なのですか?」(※コンテナに入っている牛乳がすべて正面のわたしに見えるもち方) 「はい」と答えて、自分がイメージする状態に持ち直したので「いやいや、安全に運べるなら、自分が運びやすいもち方でよいのですよ」と伝えました 「はい、こちらの方が楽です」と、再び持ち方を変えて教室へ向かっていきました ちょっとしたことなのですが、人間は様々な場面で「よりよさ」や「より楽」を求めて「工夫」すると思います 動物すべてかもしれません 工夫のよさをAI(ChatGPT)に問うてみます すると、一瞬でいくつもの「工夫」エピソードを作文し、教えてくれました エピソード1: おもちゃの修理と改造 アンはお気に入りのおもちゃの車が壊れてしまいました。タイヤが取れてしまい、走らないのです。 そこで、お父さんと一緒にタイヤを直そうとしましたが、アンは「もっとカッコよく改造したい」と言い出しました。彼らは古いおもちゃのパーツを使って、新しいタイヤやライトをつけました。 修理しただけでなく、改造したことでおもちゃの車は以前よりも素敵になり、アンはもっと楽しく遊べるようになりました。 教訓: 創意工夫によって、壊れたものが新しい魅力を持つものに生まれ変わり、さらに楽しさが増すことがある。 エピソード2: 学校のプロジェクト 学校で「自分の好きな動物について発表する」というプロジェクトが出されました。みんなはポスターを作っていましたが、ジョンはもっと目立ちたいと思っていました。 そこでジョンはお母さんと一緒に、動物の模型を作って、動物の生息地を再現したミニチュアのジオラマを作ることにしました。 ジョンの発表は大好評で、先生もクラスメートも驚きました。みんながジョンの工夫を褒め、彼の発表はとても印象に残るものとなりました。 教訓: 創意工夫をすることで、他の人と違った方法で自分を表現し、注目を集めることができる。 エピソード3:自作の科学プロジェクト 理科の授業で、自由なテーマでレポートを作成する課題が出されました。みんなが教科書の実験を選んでいましたが、ケンはもっとユニークなことを考えました。 ケンは、家にある材料を使って、自分でソーラークッカーを作ることにしました。太陽光を利用して卵を調理するというアイデアです。 ケンのプロジェクトは大成功し、クラスメートや先生から大きな賞賛を受けました。ケンは、単に教科書通りの実験をするだけでなく、自分のアイデアを形にすることの楽しさと達成感を味わいました。 教訓: 創意工夫によって、既存のものにとらわれずに新しいものを生み出し、大きな成果を上げることができる。 エピソード4: 部活動での新しい練習方法 サッカー部の練習が毎日同じメニューで、部員たちは少し飽きていました。試合の成績も思うように上がらず、みんなが悩んでいました。 部長のアヤは、他の部員と一緒にインターネットで新しい練習方法を調べ、新しい練習メニューを考案しました。例えば、ミニゲーム形式での練習や、特定のシナリオを設定しての実践練習などです。 新しい練習方法を取り入れることで、部員たちは新鮮な気持ちで練習に取り組むようになり、試合でも戦術の幅が広がって成績が向上しました。 教訓: 創意工夫によって、単調な練習が楽しく効果的になり、チーム全体の成績向上につながる。 エピソード5:家庭科の創作料理 家庭科の授業で自由に料理を作る課題が出されました。多くの生徒はレシピ通りの料理を作っていましたが、マサトはオリジナルのレシピを考えました。 マサトは、家にある余った食材を使って「余り物フライパンパスタ」を作ることにしました。独自のソースやトッピングを工夫して、他にはない一品を完成させました。 マサトの料理は先生からも高評価を受け、クラスメートからも「すごく美味しい!」と称賛されました。マサトは、自分で考えたアイデアが評価される喜びを感じました。 教訓: 創意工夫によって、ありきたりなものを特別なものに変えることができ、周りの人に喜ばれること。 エピソード6: 地域のボランティア活動 地域の清掃活動に参加していたカナは、ただゴミを拾うだけでなく、もっと楽しくて効果的な方法を考えました。 カナは、地域の子どもたちを巻き込んで「エコ探検ゲーム」を企画しました。ゴミを拾いながら、リサイクルや環境保護について学べるクイズを出したり、拾ったゴミを分類してポイントを競うゲームにしました。 活動は大成功で、子どもたちも大人たちも楽しみながら参加することができました。ゴミの量も大幅に減り、地域がきれいになりました。 教訓: 創意工夫によって、単調な作業が楽しくなり、多くの人を巻き込むことができる。 エピソード7: 学校新聞の編集 学校新聞の編集部に所属していたリナは、新しい記事のアイデアに悩んでいました。普通の記事ではなく、もっと読者が興味を持つものを考えたかったのです。 リナは、学校の先生や生徒にインタビューし、その人たちの特技や趣味を紹介する「人間ドキュメンタリー」特集を企画しました。これにより、普段知らない一面を知ることができ、学校生活がより楽しく感じられるようになりました。 新しい特集記事は大好評で、新聞の読者が増えました。リナは、自分のアイデアが学校全体に良い影響を与えたことを実感しました。 教訓: 創意工夫によって、既存の枠を超えた新しい視点や価値を提供することができる。 エピソード8: クラブ活動のプロジェクト エミは放送部に所属していて、文化祭での特別番組を企画することになりました。例年通りの内容ではなく、もっとインパクトのある番組を作りたいと考えました。 エミは、学校の歴史をテーマにしたドキュメンタリーを制作することにしました。卒業生や元教職員にインタビューし、過去の写真や映像を集めて編集しました。 エミのドキュメンタリーは文化祭で大きな反響を呼び、視聴者から高い評価を受けました。学校の歴史を知ることで、みんなが学校に対する愛着を深めました。 教訓: 創意工夫によって、単なるイベントが特別な経験となり、みんなの記憶に残るものになる。 一瞬で文章を作成するその能力に驚くと共に、何となくパターン化されている気もします また、このAIの開発も、人の創意工夫が生み出したものですね 最後に、「同じ質問をした場合、同じエピソードが回答されますか?」と問うてみました AI(ChatGPT)は、「同じ質問をされた場合、同じエピソードが回答されることもありますが、異なるエピソードを提供することも可能です。」と答えました 何とも、すごいと感心するのでした 明るい未来のために活用されるのであれば大歓迎ですが、悪意をもって使われることがあればそれは不幸なことです いつもと違う5日間 no.790![]() ![]() ![]() ![]() いつもは元気な声が聞こえるのですが・・・ 今日から、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」がはじまり、登校することなくそれぞれの活動場所へ通う5日間がスタートしたための光景です 平成11年度に始まり、今年で26年目を迎えるこの事業 事業所・保護者・地域の皆様のお陰様で、14歳の中学2年生にとって、何物にも代え難い貴重で素晴らしい経験ができる、よい機会となっています 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、砺波市では令和2、3年度の本事業を中止としています 令和4年度からは、事業所・保護者・地域の皆様のご理解ご協力のもと、2日間での実施にするなどの工夫を凝らしつつ、3年ぶりに実施しました そして、昨年度は5日間の実施となりました 今年度は、1月1日の能登半島地震の影響なども心配でしたが、昨年同様の形で活動できることとなりました 昨年度の実施後アンケートの自由記述欄から3点紹介します 【生徒の声】 「任せられた仕事が終わっても次から次へと仕事が来て、正直大変でした。でもこのことで父や母や働いている人たちは凄いと改めて感じました。」 【保護者の声】 「働いている人の視点で物事を見て、今までと違う見方ができたと思います。学校とは違う学びとして、社会の人が関わってくださることはよいことだと思いました。」 【事業者の声】 「日を追うごとに積極性が感じられ、最終日にはたくましさを感じました。引き続きこのような機会は必要だと思います。地域社会と共に自社があることを再認識できた社員教育の機会でもありました。」 本事業の意味を改めて強く感じる言葉です 今年度からは実施期日が7月第1週に変更となり、熱中症対策など新たな課題もありますが、多くの方々のご理解・ご協力やご支援で、出町中学校の2年生が、例年以上に貴重な経験の機会となることを願っています 最初の1日 出中生は、どうだろうか・・・??? |
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