最新更新日:2024/07/14 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
未来へつなぐ3日間 no.749教職員はもちろん、多くの保護者の方に迎えられ、学校に到着しました 帰校式では実行委員長の言葉、添乗員さんへのお礼の言葉、団長の挨拶、そして、サプライズで実行委員への感謝のことばがありました 今は帰校式を終え、ほとんどが帰途についています 第3学年のメンバーで過ごす3日間 砺波を離れ、いつもとは違う3日間 多くのモノや、ヒトに出会う3日間 それは、様々な刺激を受ける3日間 この3日間のすべての経験を、自分の未来へとつなぐことが大切だとわたしは思っています この3日間で、今までわたしが気づいていなかった、見えていなかった素敵な姿をたくさん見られました それはこの上のないうれしいことです この3日間で「自分は、何を為すか?」 それを問うた修学旅行 一人一人がよりよい修学旅行を目指し、具体的な言動を意識することで、よりよい自分自身の未来へと続く充実した3日間になると、わたしは信じていると伝えていました 果たして一人一人の評価はどうだったでしょうか? 実行委員のみんなをはじめ、班長などそれぞれが担った役割 リーダーだけでなく、集団を支えるフォロワーとしての言動 などなど、色々な学びがありましたが、それを未来へつなげるかどうかを決めるのは最終的に自分です 他の誰でもありません だから人のせいにすることもできません 自分の人生なのですから わたし自身、この修学旅行をふりかえるといろいろな反省があります 例えば、本日の帰校時刻をホームページで発信していたこともそのひとつです 先頭車の情報は伝えていましたが、最後尾のバスの情報を発信しておらず、予測よりも遅くなってしまったことはわたしのミスです 保護者の皆さんや教職員に大変申し訳なく思っています 貴重な時間を奪っていますから このことに関連して、学校へ帰ってくるときに1台のバスが他の4台よりも10分程度遅れました その状況でありながら、最後の1台が到着するまで整然と待っていた3年生 また、帰校式が終わってから実行委員に感謝を伝えようと声を上げた3年生 確実に修学旅行での学びが未来へつながっているようにわたしは感じました 3日間で、語り合いたいことは山ほどあるのですが、もう一度わたし自身もしおりを使って振り返りつつ、未来へつなげたいと思います まだ、修学旅行の学びは続きます 第3学年 修学旅行2日目no.748今日も実行委員会、班長たちをはじめ、みんな本気・根気・元気だったかなと思いつつ、何かもやもやするわたしがいます 班別学習の集合のことだろうか? 班長会での発言だろうか? 今日の活動全般についてだろうか? その原因もはっきりせず、一層モヤモヤなのです 3年生の活動だけでなく、活動の中で分かったことも影響している気もします 改めて今回の修学旅行の我々教職員のねらいを確認して、明日の最終日に備えます 第3学年修学旅行 1日目no.747本物に触れるとか、現場に身を置くことは、間接的に学ぶこと以上に様々なことを感じるものだとわたしは思っています 平和記念公園、資料館には日本で生活するものとして、過去の事実を知る大切な意味があると考えます 今回も多くのガイドさんに付いていただき、多くを学ばせてもらいました 能登半島地震の被害を心配してくださったり、出中生の話を聞く態度を絶賛していただいたり、別の意味でもありがたく感じたわたしでした また、朝から色々な場面で修学旅行実行委員や班長、またそんなリーダーたちを支える出中生の素敵な姿が見られ、これまたうれしく感じるわたしでした 班長会で班長たちが出していた意見は誠に班長に相応しいものでした 明日の学習活動に生かされることを楽しみにしています 気づいているけれどなかなかうまくできなかった部分もありました 「本気・根気・元気」はもちろん、「そして勇気」を、わたしは求めます 明日は班別学習とUSJでの学習 今日の反省を存分に生かせる場面が多くあります 明日はよく晴れそうです 写真1枚目:禎子の像の前でのセレモニー 写真2枚目:ホテルでの実行委員長挨拶 写真3枚目:夜の班長会 一歩踏み出す no.746執行部で討論され、1年間を通して全校生徒で目指そうとするテーマ案ができたようです 5月2日の生徒総会で承認されれば正式決定となります テーマについて語る会長、副会長の本気がとても伝わる時間でした やはり出町中学校生徒会は素晴らしい そして6限には、3年生が明日からの修学旅行の出発式に臨みました 修学旅行実行委員長のあいさつから始まり、修学旅行テーマの確認、そして団長としてわたしからお話をしました しおりに書いたことを述べたのですが、書いていない、修学旅行での最重要ミッションについても話しました 明日からの3日間 3年生全員にとってよりよい学びの機会になるよう、教職員一同本気で支援します 3年生全員の中には、事情で参加できない出中生も含みます 体験を伝えることも、伝えられることも学びです 修学旅行の実施にあたって、準備を進めた修学旅行実行委員をはじめ、事前学習に取り組んできた3年生 しおりの作成にあたり、表紙絵、裏表紙絵、挿絵の担当者や編集したみんなにも感謝です あまりうまく紹介できませんが、表紙絵、裏表紙絵、挿絵はなかなかに素敵です 青空 no.745出中生が登校してくる音が聞こえだします 職員が校長室へ「校長先生!気球が飛んでます!!」と教えに来てくれました さっそく玄関出てみると本校隣の砺波市体育センターの上を複数の気球が浮かんで、風に乗って流れていきます 「少し前はもっと近くだったんですよ」と追加情報を教えてもらいました 気持ちよさそうに浮遊する姿を見届け、校舎内を廻ってふと西の空を見ると、さっきの気球の姿は散らばって結構遠くに見えました 風に任せてゆっくり飛行しているように見える気球も、確実に進むことで結構遠くまで移動するものだと感心します 我々の営みも地道にコツコツ続けることで大きな成果を生み出すことと、このことがつながっている気がして、先日の創校記念式で深松様が語られた「継続は力なり」の言葉が思い返されます 本日は昼から授業参観、PTA総会、そして学年懇談会 保護者の皆様に、出中生の学校での姿を直接見ていただく大切な時間です 教職員一同、お待ちしております そんな朝、校長室のわたしの机の上に、職員がチューリップを活けてくれました 小振りで淡い色のチューリップが得も言われぬ心持ちにさせてくれます 年度初めであまり余裕のない心にしみます 細やかな心遣い ありがたいことです 多くの人にわたしは支えられています ありがたや、ありがたや no.744委員長である教育長様をはじめ、お世話になっている事業所等の代表のみなさん、市関係者等が一堂に会し、令和6年度の本事業の実施に向けて協議しました 出席者の想いはひとつ 砺波市内の中学2年生の成長です 5日間、学校外での職場体験活動などに参加することで、規範意識や社会性を高め、将来の自分の生き方を考えるなど、生涯にわたってたくましく生き抜く力を身に付けます(県教育委員会作成資料より抜粋) 自分のよさを見つけ、自分の成長のチャンスにする いろいろな人の想いをのせて、26年目を迎える事業です 誠に多くの方に支えられ、継続していることは、ありがたいことです そんな会議の前 給食の準備の時間に1階の廊下を歩いていると、何やら視線を感じます 3階からこちらを見ている3年生の視線でした 昨年、14歳の挑戦を体験した彼らに、当時のことを尋ねておこうと一瞬思いましたが、ちょっと距離があり過ぎました そんな彼らの写真を撮ろうとしたとき、中庭に響き渡る「こんにちは〜」の声 あちらも私の視線を感じてくれたようです わたしもあちらを真似して手で双眼鏡をつくってのぞいて眺めていたから気付いてくれたのかもしれません 何だか意味もなくつながった気がしてうれしかったです これまた、ありがたいことです 明日は授業参観、PTA総会、学年懇談会 多くのみなさんの来校をお待ちしております check! no.7432年生と、調査を終えた3年生の一部は、歯科検診を受けます どちらも目的があって行っているものです 全国学力・学習状況調査の目的は次の通りです(マニュアルより) 「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における生徒への学習指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。」 短くすると、義務教育の機会均等とその水準を維持向上するためであり、学習のみならず教育に関する検証改善サイクルを確立するということでしょう 決して都道府県の結果ランキング作成のためでも、市町村別ランキング作成のためでもありません 自校が義務教育のねらいを達成しているかの確認であり、他との比較ではなく、過去の自校との比較(自校の取組の成果の確認、課題の改善のため)だとわたしは考えます そのために正しい結果が必要ですから、実施にあたって全国共通のマニュアルが存在します 調査責任者である校長と、調査を担当する教師が熟読するよう文部科学省から指示されているマニュアルは99ページ 教室監督者等マニュアルは41ページ 実施にあたり、手順等に間違い等がないように細心の注意を払います そして、歯科検診は健康診断の一種であり、治療を要する部分があれば改善するためです 正しく検診できるよう、受診前の注意事項が大きく掲示され、生徒は待つ間にそれを熟読します また、校医の先生は部位を正しく目視するために専用の器具を用いて検診されています プロフェッショナルとしての準備がいろいろなところで見られます それだけ、正しい結果を出すために専門家であっても注意が必要であるということです どちらも細心の注意が払われてのチェックであり、出た結果は事実として貴重な意味をもちます その結果を未来へどう活かすかが重要であり、それをどのようにするかを決めるのは自分自身でしょう むし歯は自然治癒しませんから、放っておいてよいことはないのです 教育も未来の自分のために今やれることを本気・根気・元気に取り組むことであり、その中には勇気が必要なこともあるでしょう 一歩踏み出すことで、自分でも気づかなかった自分と出会えることもあるなど、自分自身の言動が未来の自分に影響を与えるのです 先日、拾ってきたサクラの花びら どうなったかチェックしてみたら、保存が悪く干からびていました 何の処理をすることもなく放っておいた結果がこれです 瓶か何かに、油か薬剤で封入すればよかったかなと今は反省中です 校長室まで持ってきたときはまだまだその色と形をとどめていたのですが・・・ いつもと違う日 no.7423種類ほどの会合の梯子状態であり、緊張と共に脳もフル回転し、疲労困憊 お昼の気分転換の散歩中に胴咲桜を見つけました 胴咲桜 個人的に好きな、サクラの咲き方です また、既に葉桜になっている中に、一輪で満々と花開くサクラも見つけて何だかうれしく感じました 周りよりも早く花開かせるサクラがあれば、周りより遅く花開かせるサクラもある どちらにしても受粉していれば果実をつくります 早い遅いはサクラにとって関係ないのです 少し元気メーターを回復 午後の会議等3種類の最後の会合会場は、本来は立山連峰が一望できるのですが、今日は春霞のせいかその雄姿が見られず・・・ その残念な思いを抱えつつ途中退席し、出町中学校PTA全体委員会への出席のため北陸自動車道をひた走りました お忙しい中、PTA役員のみなさんに来校いただき、令和6年度のPTA活動が本格化しています 4月20日(土)のPTA総会で承認されての正式スタートではありますが、今年もよろしくお願いいたします 創校記念式 no.741和風会館 ふかまつ 代表の、深松篤夫様を講師としてお招きした記念講演では、本校生徒に熱く、そして分かりやすく、今を生きるためのメッセージを伝えていただきました ・中学生活3年間は人生の中で自身の人生を考える大切な時期であること ・からだを動かすことの大切さ ・自分で考えることの重要性 ・一生懸命やっていたら、それを誰かが見ていること ・決して一人ではなく、誰かが応援してくれること ・今を大切にすること 等々、ご自身の経験・体験をもとに、分かりやすくお話していただきました 本校校訓「天資養活 自他共栄」 そして、今年度も発信している、「本気・根気・元気、そして勇気」につながる、具体的なエピソードを多くお話しいただき、わたしはとてもありがたかったです わたし自身も、とても多くの学びがありましたし、出中生も考えることが多くあっただろうと思っています みなさん、お忙しい中、誠にありがとうございました 熱い、暑い no.740小学校との学習でのギャップが大きくならないように、砺波市では「となみ授業スタンダード」を市内の全小中学校の教職員が共有していますが、まだ2週目ですし、教科毎に指導者が異なることなどから、まだまだ慣れていない出中生もいるでしょう 焦らず、ゆっくり一歩一歩いきましょう 困ったこと等は話しやすいおとなに相談してください 理科室では1年生が植物の観察をしていました 虫メガネやルーペを使って観察しています なかなかに集中して熱く学習に取り組む様子が見られ、うれしくなります がんばる人を見ると、なぜにこんな気持ちになるのでしょう? 応援したくなるからますます不思議です 正しいルーペの使い方に慣れていない様子も見られましたが、大丈夫です 意識して使うことですぐに使いこなせるようになります 「無理」と思ってやらなければ身に付きませんが、「やるぞ!」と取り組み続けることでできるようになります 本気・根気・元気、そして勇気です グラウンドでは3年生が保健体育科の授業でからだつくり運動の学習です グループになって、先頭の人のペースに合わせて決まった時間を走り切る運動中でした 午前中から、何もしていないわたしが若干暑く感じます わたしはミートテックを身にまとっており熱が逃げないので、普通の人以上に暑さに弱いのですが、それでも昨日の暑さと言い、まだ身体が慣れていないこの時期の摂氏20度後半はどんな人でも身体に堪えるでしょう 養護教諭や保健体育科の教師とは熱中症対策について既に留意するよう話をしていますが、みんなで注意が必要です 本校HPの右メニューリンクの保健関係にある環境省熱中症予防情報サイトはまだ新しい情報提供がされていません 令和5年度の暑さ指数(WBGT)・熱中症警戒アラートの情報提供が、10月25日(水)をもって終了し、今年度の情報提供は4月下旬開始予定となっています それほどに、気象状況は例年とは大きく変わりつつあるということかと思いつつ、生徒たちの命を預かる学校としては、早め早めの対策を意識する必要があります 今日の砺波市の最高気温の予想は摂氏25.3度(一般財団法人日本気象協会および株式会社ALiNKインターネットが運営するtenki.jpより) まだ、身体が暑さに慣れていませんから、摂氏25.3度といっても侮れません 適切な水分補給、教室の換気、服装での調節等、留意しての教育活動となります この気温と明日の雨でサクラはその花弁をすっかり散らすでしょうか・・・ 時は確実に流れていきます CHALLENGE → CHANGE no.739グラウンドでは保健体育科の授業で3年生が「からだつくり運動」の学習中でした 昨日と言い、どうも出中生の笑い声や元気な声に引き寄せられる習性があるわたしです 今日の種目は「大縄跳び」のようです 限られた中でのトライの時間 やればやるほど、「声を出そう!」とか、「もっと高く!」とか、互いに意見を出し合いながらそれぞれのグループが問題点を修正をします 最初はすぐに引っ掛かってうまくいかない様子でしたが、チャレンジすればするほど修正が加わり跳ぶ回数が増えていきます 跳べては笑い、引っ掛かっては笑う その光景は見ているわたしも元気になります 体験を伴う学びは変化が実感できます チャレンジすることがチェンジとなる 言い換えれば、挑戦することが自分の成長となる 学校の学びの中にはそのチャンスがたくさんあります 偶然あるわけではなく、そのチャンスが多く準備させられています 同年齢、あるいは1年、2年違いの異年齢の交流など、そのチャンスの状況もいろいろです 最初からうまくいくわけはないわけで、少しずつ成長していく自分を実感することが、自分を信じることができる未来へつながります お昼休みの時間、中庭で3年生が新入生や2年生のために「校歌」と「応援歌」を披露していました 学年議会が企画・運営してくれました これもチャンスであり、チャレンジ、そしてチェンジです 出中生、出町中学校の「本気・根気・元気、そして勇気」が具体的に見られる時間でした ありがとう がんばろう、出中生 がんばろう、出町中学校 知りたい no.7381年生の教室から笑い声が聞こえます 楽しく社会科の学習をしていました そして、そのまま3階へ向かうと、3年生の全学級が何やらグループで話し合ったり、タブレットでせっせと調べたりしていました 今月末の修学旅行の事前学習です 見学ルートの確認や、施設についての情報を調べるとき、ネットはとても便利です ただ周りの人と意見をすり合わせるには、直接会話が効率的です デジタルとアナログを織り交ぜながら、自分たちで学習を進めます 中庭に、白い花が咲き乱れています 理科教師でありながら今一つその名前をズバリと言えないわたしは、ネットで調べてみます スマホに動植物を同定するアプリも入っていますが、今日は撮影した写真をもとにグーグル・レンズのお世話になりました クリック一つで「ハクモクレン」が第1候補として提示されます 何とも便利です 「知りたい」と感じた時に、すぐに調べられます 「あとで調べよう・・・」と思い、そのまま忘れてしまっていた過去のわたしにも教えてあげたいほどです ただし、その快適さにがっつり頼っていては脳の働きが落ちる気がします 使い方については十分留意する必要があります おとなもこどもも ありがたし no.737
今朝は昨日とは打って変わり、青空が広がる天気
やや肌寒いものの、青い空を見上げて玄関に向かっていたら、後ろから「おはようございます」と爽やかな声が 本校卒業生が登校のために駅へ向かうところでした 颯爽と自転車で通り過ぎていきます 後ろから声をかけてもらったうれしさと、颯爽と走り去る男子高校生たちの爽やかさと、広がる青空と、朝からとてもうれしくなりました ありがたいことです その後、ぐるっと校舎内を廻って今日は富山へ出張でした 会議内容はなんともびっしりでしたが、朝の爽やかこころ貯金のおかげで、最後まで乗り切れました そして、夜は校区の夜の会合へ 昼の会合でも、夜の会合でも、みなさんの熱意や温かさが心にしみます 明日までにやることはてんこ盛りですが、やれることをやるのみです 出中生に負けることなく、本気・根気・元気、そして勇気なのです こう思わせてくれるのも出中生の存在ですな ありがたし 雨の朝 no.736憂鬱な雨 恵みの雨 雨は何も考えず、ただただ降るのですが、人間がその時の気分で勝手に降る雨に意味をもたせている印象です 人間はこころ次第で見えるものや聞こえるものをはじめ、五感での感じ方が変わるから不思議です 1年生は本格的中学生活がスタートして2日目 今日の雨をどのように感じたでしょう? 1年生が登校して教室へ向かう途中にある生徒会連絡用ホワイトボードに執行部が生徒会活動の予定を書いています 彼はどのような気持ちで雨の中を登校し、今、どのような気持ちで予定を書いているのでしょう? この雨で、一気に花開いているサクラの花が散ると、朝から残念がる声を複数聞きました ただし、自然は不思議なもので、単純にそうとは言い切れません それはサクラの花の成長具合で花弁(花びら)の散りやすさは違うからです サクラの花弁は、咲き始めの頃は少しくらい引っ張ってもとれません (※花弁のもとが白いと引っ張るという癖がわたしにはあります) もう少し詳しく言うと、花弁のもと、つまりサクラの花の中央付近(めしべのもとあたり)が白いと、少しくらいの風が吹こうが、花びらは散らないのです しかし、花弁のもとの部分がピンクっぽく赤くなると、少しの風でも花びらは散ります この違いは、受粉(受精)したかどうかです(下の写真) サクラの花はおしべの花粉がめしべの柱頭に付いて受粉し、花粉の中の精核がめしべの胚珠の中の卵核に受精すると、花弁の中心あたり(花弁のもと)が赤くなるのです 受粉(受精)が終われば、花弁はその役割を果たし、潔く散っていくということです 何とも清々しい 引き際を分かっているように感じます そろそろのわたしは、この潔さを見習わねばとサクラの花を見て思うのでした 学校につきもののサクラ 本校敷地内にはサクラはありません 何か、理由があるのかしら・・・ ※本校敷地には紅白の梅が、かつての正門、今は裏門にあります 機会があれば大先輩に尋ねてみましょう 過去記事:「サクラサク no.252」 春 no.7351年生にとっては中学生活初めての給食も 午前中には時間帯をずらして全校生徒の身体測定等を実施しました 1年生は聴覚検査も実施しています 身体も心もその成長は人それぞれです 他と比べて、早いとか遅いと一喜一憂することは、わたしはそのことに価値を感じません 他と比較することは自分の今を知るための手段ではありますが、それはあくまでも指標の一つです 本気で比べるのなら、過去の自分と比べてはどうかとわたしは思います そのことで、自分自身の成長を感じることができるでしょう ここ数日で街中の桜が一斉に花弁を開いています 桜の木をよく見ると、みんながみんな同じではありません 同じ木でもつぼみでまだ堅く花弁を閉じているものがあります 昨日、たまたま能登半島地震で被害の大きかった地域を通りましたが、地震の揺れのせいか、倒れている桜の木がありました その倒れた桜の木や、あるいは、幹が裂けて地面に垂れている木が、花弁を開いていました 誰に言われるわけでもないですが、桜の花一つ一つがそれぞれに精一杯生きていると感じます 本気・根気・元気、そして勇気 これから花開く桜も、既に大きく花弁を開いた桜も、それぞれに他と比較することなく、ただただ未来に向けて生きています その姿に、圧倒されます 入学式、そして対面式 no.734新入生呼名では、様々な表情の新1年生を正面に、一人一人と向き合うことができてうれしかったです そして、ますます緊張感が高まりました 式の次第をすべて無事に終え、わたしからの学年担当の紹介を終えての対面式 生徒会が主催の式ですが、出町中学校の伝統とその力を感じました 完全に自画自賛ですが、出中生の力、可能性を再認識する機会でした 応援団による新入生へのエールもですが、2、3年生による合唱は素晴らしかったです これも自画自賛ですね 新入生のみんなはどのように感じたでしょうか? 来週、入学式の感想や、中学生になっての思いを聞くことを楽しみにしています 今日帰ってから、そして明日明後日と今日の入学式・対面式を思い返してもらって、そして月曜日にまた会えることを楽しみにしています 生徒会執行部をはじめ応援団、2、3年生全員、そして初めて中学校での式に臨んだ新入生 みんな、立派でした これからも楽しみです ※入学式の写真は役割上、撮影できませんでした 海よりも深く反省 no.733
備えあれば憂いなし
出中生を迎えての初日にあたり、自分なりに備えたつもりが、憂いだらけの新年度スタートとなりました まずは、タブレット貸与式です 3年生代表Nさんと2年生代表Hさんにタブレットを渡し、3年生代表Nさんの宣言を受けて、わたしが言葉を述べたとき、Nさんの名前を間違えるという失態をしてしまいました 自分の頭では正しく名前を言っているのですが、口から出てきたのは2回目から「Nしまさん」と、違う名前を発していたのです 脳が衰えてきているせいか、何なのか自分でもよく分かりません ステージから降りて指摘され、そのことを理解したのですぐにマイクを使って訂正と謝罪をし、式の終了後にはNさんに再び直接謝りました 二つ目は教職員紹介で、名簿で名前を追いながら、本人の顔と一致させて確認しながら出中生に紹介していたところ、あるところで名簿から次の方の氏名を見失います そのせいでしばし間が空いてしまったのです Cさんには大変失礼なことをしました Cさんにも直接謝りました どちらも名前に関することで、自分としては「絶対に失敗してはいけない」と思っていることです この後、提出しなければならない書類の提出忘れが分かり、あたふたと多くの方に迷惑をかけたり助けていただいたりということが起こります 期限を守ることは時間を守ることであり、時間を守ることは相手を大切にすることと思っているわたしが、「絶対失敗してはいけない」と思っていることです つまり、今日のダメダメの2つはどちらも自分にとって最上位ランクの失敗したくないことの失敗だったのです 「失敗してはいけない」と思うことが、余計に失敗させたのでしょうか? いやいや、そうではなく、やはり準備不足であり、心のゆるみです 明日は入学式 202名の新入生を迎えるにあたり、今日の失敗を教訓に、確実に準備を整えます 反省・・・ 反省だけなら猿でもできるそうなので、有言実行あるのみです 朝、新しい学級所属が発表されました 出中生のみんなは何を思ったでしょう 各学級前の掲示物の前でのぞき込む出中生の姿を観て、わたしもなぜかドキドキしていました そして、その姿を見ながら渡辺和子さんの「置かれたところで咲きなさい」という言葉を思い出しました わたし自身が小学生や中学生の頃は、置かれたところに不満をもってばかりだった気がします もっと、もっとと、過大な幻想を抱き、他人任せで自分では何もしない嫌な人間だった、自己嫌悪感が渦巻く若い時代です おとなになっても若干その傾向は残っていますが、今の自分の置かれた環境に感謝し、そこで自分を磨くことは、子供だけではなくおとなにとっても大切だと、歳を重ねるほどに思うようになっています このことを、無理やり出中生のみなさんに押し付けるつもりはありませんが、ちょうどケーブルテレビで放送されている砺波地区内の中学校の卒業証書授与式を観ていると、一層強く感じます 「この学校でよかった」 「みんなと出会えてよかった」 「みんなありがとう」 「ケンカしたこともよい思い出」等々 不思議とそんな言葉がよく聞かれます そういう編集だと言われればそうかもしれませんが、この職業について何回も卒業生を見送っていると、編集のせいだけではないと思うのです おとなになればなおさら、言い換えればいろいろなことを経験すればするほど、このことを実感するのではないでしょうか? 明日は新入生を迎え、いよいよ令和6年度出町中学校生徒数600名となります 楽しみでありつつ、今日のようなことが起こらないようにと考える、緊張の心もちです 新3年生 no.732それぞれの場所で、活動する新3年生の姿はとても頼もしかったです 体育館に集合したときに、前に誰かが立ち、話があるのだと気づくと自然と聴く態勢になれる場面にも、最上級生としての自覚を感じました ひととおりの準備が整ったあと、対面式で新入生に披露する合唱の練習をする場面も、観ていてうれしくなりました 前号でも書きましたが、明日は新3年生196名と、新2年生202名で始まる令和6年度出町中学校始業式 そして、明後日は新入生202名を迎えて、全校生徒600名の出町中学校です わたしは、楽しみとドキドキで、ここ数日間、緊張し続けています ちなみに、全校生徒600名は、男子300名、女子300名となっており、何とも言えない数字です 本日、登校して準備を進めた新3年生に感謝します 明日からも、本気・根気・元気、そして勇気で、共に学び合っていきましょう 明日がその第一歩です こだわり no.731わたしも時間を見つけて、出中生の身分証明書に押印しました(写真上) 令和6年度は600押! 4月1日現在で出中生の数は、3年生が196名、2年生が202名、そして新入生202名で、合計600名となります 10年ほど前に教頭として本校に赴任した時は、全校生徒758名だった記憶がありますから、ずいぶんと減りました とはいえ砺波地区内では最大数です 授業等で直接出中生と接触することが少ない校長の身として、卒業証書授与式で一人一人に卒業証書を手渡すことや、年度初めに配付される身分証明書に職員を押すことは、自分の手で行いたいと思っています 結構、600枚を押印するのは大変なのですが、想いを込めて押印します 印刷ではないので1枚1枚、印影の位置・角度・薄さなどが違っていますがお許しください 校舎内では学年ごとの会議や、分掌部会と言って業務内容で分かれた会議が行われました それぞれに、本気・根気・元気の準備が進みます(写真下) ※情報管理のため、ぼかしが入っています 新年度のはじまり no.730令和6年度のはじまりです 既に、昨年度末から準備が始まっていますが、この日は学校関係者にとって特別な日です 職員室では配置の変更に伴い、大掃除も モザイクをかけると何をやっているのか分かりませんが、新年度の情報はまだ出せないのでごめんなさい 某所には教科書も準備万端で待機中です まだまだ、始業式、入学式に向けてやることは山積みです 今年度も、本気・根気・元気 そして、勇気をもって、教育活動に取り組んでいきます よろしくお願いいたします |
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