最新更新日:2024/06/21 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
ゲシ no.784その二十四節気をそれぞれ3つに分け、日本独自の気候や風土、動植物の動きなどに名前を付けたものが七十二候であり、今日はその七十二候のひとつで、二十四節気の夏至の初候にあたるの「乃東枯(だいとうかるる)(なつかれくさかるる)」です 具体的には6月21日から25日頃を指し、「乃東が枯れる頃」という意味なのですが、「乃東(だいとう)」とは何でしょう? 調べてみると、夏枯草(かごそう、なつかれくさ)や、うつぼ草の異名のようです 冬の冬至頃に芽を出し、夏至の頃に紫色の花が黒ずんで枯れているように見えるため、乃東枯と呼ばれているとのこと この夏枯草は、昔から薬草、漢方として広く用いられ、生薬には利尿作用や消炎作用があり、煎じて飲まれていたようです また、煎じたものを湿布の代わりにしたり、うがい薬として使うこともあったようで、英名が「オールヒール」で、「全てを癒す」という意味だそうです 今度、少し探してみようと思いました 乃東枯の時期は、梅雨入りの頃であり、憂鬱な気分になりがちです そんな気分を吹き飛ばす方法として食べることは、そのひとつです この時期の旬は、鮎、夏みかん、アナゴ、ミョウガ・・・ 庄川の鮎もシーズンです ミョウガも夏らしい食べ物です おとなになると好きになりました ミョウガの香り成分がスッキリさせて眠気を遠ざけ、集中力をアップさせるようです ああ、期末考査前に紹介しておけばよかったですね いやいや、これからも集中して物事に取り組んでほしいので、遅いということはないですな 参考までに 夏至は一年の中で一番昼が長い日 冬至と比べると、およそ4時間も明るい時間が長くなります 長くなるこの時期も、短くなるその時期も、それぞれに人生の楽しみへと変換できたら幸せですね 80と8と no.783
今日は4月1日から経過した日が80日
だから何だということなのですが、キリがよいと、何か特別な思いとなるから不思議です そんな日に、新規採用で本校の教壇に立っている3名の研修に参加しました 月に一度、校長として講師を務めるのです 今日は「自分が目指す教師」をテーマに考えてみました 80日というキリの良い日であるために、8にちなんだわけではないですが、最近上り調子の大谷翔平選手がかつて取り組んでいたマンダラチャートに取り組みました 「自分が目指す教師」のイメージを中心に、8つのキー・ワードを記入します そして、それぞれのキー・ワードを達成するために8つの具体的な方策を記入します 書かれた内容は個人情報なので紹介しませんが、自分の頭の中を整理し、具体的な言動のイメージがそこにあり、今日の活動が未来につながってくれればと願っています 出中生だけでなく、教職員も本気・根気・元気、そして勇気であり、日々学びを追求します 脱皮しない蛇は滅びるのです そうそう、マンダラチャートで重要なことは、自分自身で絶えず進捗状況を確認することです これは目標を立てたときと同じですね ※下の写真は脱皮した蛇の皮 2通のメール no.782【メール その1】 差出人: 富山県警察 安全情報ネット <toyama-police@sg-p.jp> 日時: 2024年6月12日 7:44:55 JST 件名: 【小矢部警察署】カモシカの目撃について 本日(6月12日)午前7時ころ、小矢部市西町地内においてカモシカ1頭の目撃情報がありました。 カモシカは広範囲に移動している可能性があります。 新たにカモシカを目撃した場合は、安全な場所に移動してから、最寄りの警察署又は市役所へ通報してください。 ・不要・不急の外出を控えて、安全確保に努めましょう。 ・住宅、車庫、倉庫等の戸締りを徹底してください。 ★このメールを見た人は、周囲の方に注意喚起してください! 小矢部警察署 0766-67-0110 【メール その2】 差出人: 富山県警察 安全情報ネット <toyama-police@sg-p.jp> 日時: 2024年6月7日 16:48:41 JST 件名: となみチューリップ安全メール【ニホンカモシカの目撃情報について】 本日(7日)午後4時頃、砺波市東開発地内において、ニホンカモシカ1頭の目撃情報があり、現在警察官が出動して付近警戒中です。 外出する際はお気を付けください。 カモシカを目撃した場合には、近づくことなく、安全な場所から警察や市役所に通報してください。 ★砺波警察署★ 0763−32−0110 (※文章の一部を省略しています) 以前、南砺市のある中学校に勤務していた時、校地内にカモシカがいることがありました ずっと、カモシカはシカの仲間だと思っていたのですが、三重県菰野(こもの)町のポスターを見て、初めて間違いに気付きます 理科教師としてお恥ずかしい・・・ そのポスターが上の写真なのですが、これは2019年にいくつかの候補作品の中から町民が選んだものであり、その候補作品が下の写真です 投票総数385票のうち103票を獲得たそうで、わたしも上の写真のポスターに1票を投じますな このポスターを知るまで、カモシカがウシの仲間だと知りませんでした このポスターを知るまで、菰野町という町の存在を知りませんでした 何事もインパクトが大切ですね その影響でいまだにカモシカというワードで三重県菰野町を思い出すのですから これは大切なことを記憶する方法として使えるかもしれませんな 昨日は期末考査1日目 そして、明日、明後日が期末考査2日目、3日目です 出中生のみなさん 考査前日はよく寝ましょう 睡眠をとることで翌日の脳の働きがよくなります ちなみに、熱中症対策でも睡眠は重要であることを確認しておきます こころ もち no.781勝負事ですから、勝敗があります 次のステージである富山県中学校総合選手権大会に出場を決めた団体・個人があれば、出場を逃した団体・個人がありました わたしも中学校教師として、長い間、運動部活動顧問という立場で何種類かの競技に関わりました 保護者としても数年間、何種類かの競技に関わりました 地区選手権大会を勝ち抜いて県選手権大会へ出場することを目標とした年があれば、北信越大会を勝ち抜いて全国中学校体育大会へ出場することを目標とした年もあります あと1ポイントで北信越出場を逃したことがあります あと1ポイントで全国大会出場を逃したことがあります あと少しで敗退、絶体絶命という場面で大逆転し、県選手権大会で優勝したことがあります 全国大会に出場し、1回戦で敗退は2度です 勝利のために多くの敗戦がありました・・・ どの競技でも、どの試合でも一瞬です その一瞬のために毎日の練習があって、多くの人の支えがあって、しんどいこともあればうれしいこともありました 多くのことを生徒や保護者、指導に携わっていただいた方々に教えてもらった時間でもありました 今回の地区選手権大会を観ていて、なぜかそんないろいろなことを思い出しました 昨日、サッカー元日本代表のフォワードで、日本代表として歴代3位の50得点を記録した岡崎慎司選手の引退記者会見がありました 会見の中で、ふたつの話が印象に残っています ひとつめは、選手生活を通じて残した記録についての質問に対しての発言 「満足していません。もっと取れたし、もっと重要な記憶に残るゴールを取れると思ってやってきました。」 そして、ふたつめは、子どもたちへのメッセージを求められての発言 「『諦めるな』のひと言。反骨精神は自分自身に自信がないと反骨する気持ちもうまれません。諦めず考え抜いてやる。諦めるときは勝手にくるので、それまでは諦めなくていい。」 地区選手権大会で県選手権大会の出場を決めた選手には、まだまだ上を目指す戦いが続きます 県選手権大会の出場を逃した選手は、その競技を続ける選択肢は残っています 別の競技や別のことを始める選択もあります まだまだ、中学生には未来があります どんな未来にするかは自分で決めましょう 困った時、しんどい時は当然周りを頼って大丈夫です 「助けて」と言えることは重要です その先に、岡崎選手の言葉にある、「諦めない」がある 時には「諦める」瞬間もありますが、「諦めない」かぎり、かなえたい願いはかなう可能性がある 出中生には、今自分のできることをやり切って、未来を目指してほしいと思います 同じくサッカー日本代表だった本田 圭佑 氏が、元陸上競技選手の為末 大 氏と、脳科学者の茂木 健一郎 氏と対談した「リアル投資ドキュメンタリー 『ANGELS(PIVOT 公式チャンネル)』」の中で、語ったメンタルについて語る動画があります きっと未来を目指す出中生に参考になると思いますので、一部を紹介します 本田氏の発言 「メンタル強いという言葉を信用しない。」 「考え方です。メンタルが強いんじゃない。」 「一言でいえなポジティブ。悪いことに対してどう見れるかというだけの話。」 「それを悪い方から見ている人がメンタル弱くて、それをいい方から見る人がメンタル強いとなる。」 「例えば大事な試合でちょっとミスったとか、うまく活躍できなかったっていうときは、ラッキーと思う。」 「失敗したということは、こう改善できるとか、伸びしろがあるとか。」 「上には上がいるって嬉しくなるとか、いろんな考え方ひとつ。」 「上には上がいると知ったときに絶望感、もうやめようってなったり、失敗したときに、また失敗するのは怖いとなったりと、自分の成長にフォーカスしない。」 「見る角度を変えるだけで、これはトレーニングで解決できるだろうとか。」 これに対する、為末氏の発言 「競技の世界に居て思うのは、切れるかどうかは結構大きい。起きた出来事がパッと流れていくか、ずっと考えているとか。」 「次に何ができるかにフォーカスしている限りは、比較的前向きになる。」 「引きずる場合はよくない。うまくいかない。そのことを思っていつもスッキリしていない。技術的に獲得できることもあれば、性質もあるんだけれど、その1個が過去をスパッと切れるかだと思う。」 いかがですか? 生き方の参考になればと思います わたしはネガティブを引きずりかけたときに、この動画を観返しています ※参照:リアル投資ドキュメンタリー「ANGELS」PIVOT 公式チャンネル(エンジェル投資家としても活動する本田圭佑氏 および国内外の一流投資家たちに 起業家がプレゼンし、投資を獲得する場を提供するリアルドキュメンタリー) 文部科学省検定済教科用図書 no.780※6月4日(火)〜6月13日(木)は、法定外展示期間として既に高等学校用が展示されています 教科書展示会は、教育関係者の教科書研究の便宜を図り、一般公開を通じて地域住民等の多くの方々に教科書に触れていただくための取組です 各都道府県教育委員会は、教科書展示会の開催時期・場所等について、教育関係者はもとより、保護者等広く一般にも積極的に周知を図ることとされています 教科書の発行に関する臨時措置法(昭和 23 年法律第 132 号)第5条の規定に基づく教科書展示会は、6月 14 日から7月 31 日までの間で都道府県教育委員会において定める任意の連続した 14 日間(法定展示期間)開催すること(令和5年文部科学省告示第 13 号)となっており、本日からの14日間はこの期間となります 保護者の方はご自宅でお子様の教科書を見られることもあると思います 地域の皆様にも、ぜひ、この機会に今の中学生はどのような教科書を使って学習しているのかを知っていただければと思います 拡大教科書や点字教科書等、学習障害やその他の発達障害等により、教科書に一般的に使用されている文字等を認識することが困難な児童生徒向けに作成されている音声教材もございます 教師を目指す no.779昨日は2名の実習生が、3年生と1年生で道徳科の授業を公開しました 長く教科外活動として行われてきた「道徳の時間」が、小学校で2018年度、中学校で2019年度から「特別の教科」となります 実習生が小中学生の頃はまだ道徳科は教科化されておらず、また、大学の教職課程でも道徳教育についての必要単位数は多くありません 現職の教師にとっても学習指導要領に基づく道徳科の目標を理解し、その目標に準じた授業ができているかは、悩ましいものがあります 道徳科で育てるものは道徳性であり、一言でいえば「こころ」です 「よりよい生き方」を考え、「こころ」を育てる 価値観は人それぞれですから、ある価値観を強制するものではありません 昔からよく言われますが、決意表明の時間でも、懺悔の時間でもありません また、その目標ゆえに、授業したからすぐ変わったというような即効性があるものでもありません そのあたりを理解し、教師も生徒と共に「よりよい生き方」を追求する時間だと、わたしは思っています 教育実習生は緊張の中、精いっぱい授業に取り組んでいました 本気・根気・元気を出中生にその姿で示してくれていたと思います その姿で授業を受ける出中生も、本気・根気・元気なのです 子供は大人のかがみです 子供と大人の関係だけでなく、対人関係はほとんどそうなのかもしれません 目の前の人の言動は、自分の相手に対する言動の鏡・・・ ああ、また話がずれています 教育実習も今週で終了 将来実習生が教壇に立つのかどうかは本人が決めることです 教師の道を進むにしても、進まないにしても、本校での教育実習の経験を自分の未来に生かしてくれたら、わたしはうれしいです 心配 no.778最近その近くを通っても鳴き声が聞こえません 巣立ったのか? 何者かに襲われたのか? 「無事、巣立っていればよいのだが・・・」と思っていると、数日前から例年営巣されていた場所からヒナの鳴き声が聞こえるようになりました 又も、その部分の撮影にチャレンジしたものが上の写真です どうやら3羽の黄色いクチバシが見えます せっせと餌を運ぶ親鳥の姿も見られます 誰から教えられたわけでもないはずなのですが、そのことをする親鳥の姿を何とも言えない気持ちで見つめてしまいます そしてなぜかどの動物も生まれたての子供たちは何とも愛くるしい そう感じるように作られているのか?そのように感じるように我々のDNAに組み込まれているのか?これまた不思議です 今から思えば就学前や小学生の頃は近所の方々にいろいろ迷惑をかけつつ遊びまわっていたように思います 地域が寛容であったというか、温かく見守られていたというか・・・ 子供だけで何をしていても、どこか安心だったというか、特に危険を感じなかったというか 単に鈍感だっただけなのか、実際に見守られていたのか よく人さらいに注意するように、周りのおとなからは聞かされていた記憶があるので、その当時も完全に安全だったわけではないのでしょうが 先日、関西から講師を招いての研修会を実施したとき、「ほんまに富山の学校は塀などがなく、オープンですよねぇ」と言われたことを思い出します 過日、東京へ研修で出かけたときに、たまたま宿舎の隣に中学校がありましたが、そこも高い金網で校地は囲まれ、出入り口の開閉はしっかりと管理されていました 悪意があれば校地にはすぐに侵入できる本校 校内への侵入についてはオートロック等で対応していますが、都会の学校に比べれば大きな差があります 近くのこども園の園児たちや地域の方が、校地を歩いて通り抜けられる本校 ある意味教育活動の様子が見えやすい環境と言えます 地域の実態に応じて安全を確保することは重要であり、悩ましいことです 数日前からヒナ鳥の鳴き声が聞こえるようになった巣 昨夕、スズメのヒナがその巣から落ちたようです 夕方の会議を終えて校長室へ戻ると、そんな報告を受けてすぐに救助に向かいました ほぼほぼ羽毛も生えそろい、「そろそろ巣立ちかな」というところまで成長したひな鳥が、少し震えながらそこにいます すぐに巣の中へ戻したのですが、果たしてその後しっかりと餌をもらえるだろうかと不安になりました 今朝、再び落ちた様子はなかったので少し安心しました 無事巣立つことを願います 学校図書館の日 no.7771997年6月11日に学校図書館法に関する一部を改定する法律が公布されたことで、全国学校図書館協議会がこの日を記念日と制定しました この法律には、学校教育において欠かせない図書室を、全ての学校に設置することが定められています また、図書室の設置と共に、司書教諭の配置が義務化されました 司書教諭のおかげで、図書室が整備され、利用しやすくなったことはもちろん、より読書の世界へ引き込まれる工夫がなされて読書をする生徒が増えたように感じます 本校でも、芒種の候を過ぎ、そろそろ梅雨を迎える時期ですから、「アメニモマケズ」コーナーや、新紙幣発行を控えて、渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎に関するコーナーや、明日の「アンネの日記の日」にちなんだコーナーなど、すぐに本を手に取りたくなる環境が整っています 出中生のみんなには当たり前の光景かもしれませんが、昔から比べるととても恵まれた環境なのですよ ああ、昔のことと比較するなど、わたしはやはり歳ですな 脱皮し続ける no.776そして、放課後の道徳科の研修 いつものように授業を進めての訓練、研修は教職員にとってなかなかにハードだったでしょう 訓練ではそれぞれの役割を自覚し、確実にその責務を果たしています 消防署から我々教職員の動き等について評価いただき、もしものときの備えをよりよく修正しています よりよい教育の追及も含め、本校教職員は脱皮し続けています 研修の後、某学校行事の実行委員会も実施 分刻みのスケジュールの中で、出中生のことを思いつつ、教職員も本気・根気・元気、そして勇気なのです 校長としてありがたいことですが、無理のない勤務となるよう留意しなければと改めて思わされる週の初めの月曜日となりました 教育実習 no.775今日の学習は「健康と環境」の単元です これから高温多湿となる時季となりますから、熱中症予防を意識しての学習はより実態に合った学習となって3年生も学びやすいと思います この単元での学習の目標は、身体には、環境に対してある程度まで適応能力があることや、快適で能率のよい生活を送るための至適温度には、一定の範囲があることを理解することと、環境を整えることで、自らの健康管理ができることを理解することの2点です いつもは一緒に保健体育科の実技の授業を一緒にやっている2学級が、今日はそれぞれの学級で保健分野の学習です ひとつの学級は教育実習生の授業を、指導教諭がサポートしており、もうひとつはベテラン教諭が同じ内容を授業しています それぞれの雰囲気の中授業が進み、興味深く参観しました そして、自分自身が教育実習をしていた頃を思い出しました 大学で教職課程を履修したものの、理学部に在籍していた当時のわたしは教師の道を意識していなかったことやそのノウハウも学んでいなかったため、教育実習で授業をすることになっても、何をどうしてよいのかよく分からず、当時の生徒(高校生)のみなさんには迷惑をかけたと思います 唯々無我夢中な感じだったことしかよく覚えていません ただ、そのとき教育実習の指導をしていただいた先生の学級に、本校の教頭や、本校の部活動指導をしていただいているコーチがおられたことが、人の縁と言うか、世の中のつながりを感じさせられています その時その時を本気・根気・元気で過ごしていることが、未来の自分につながっていることを痛感しています まあ、そのお二人ともわたしが教育実習で担当していたことは覚えておられませんでしたが、・・・ まあ、2週間の実習期間でしたし、当時教育実習生が同時期に20名ほどいたので仕方ないでしょうし、そもそも昔からずっと存在感のないわたしですから 出中生の前で、本気・根気・元気な姿で実習に取り組んでいる教育実習生の二人を見ていると、出中生にとっても刺激になると感じ、うれしく思います 二人とも本校の卒業生です 授業を拝見しながら、ぜひ、将来は教壇に立って富山県の教育を支えてもらえたらありがたいと強く感じました 環境 no.774生徒会執行部が素案をまとめ、生徒総会を経て決定されたものです 「Go Forward !!」 直訳すれば「前進する」 そして次の言葉が付されています 「変わり続けるために、一歩踏み出そう」 出町中学校生徒会の力を感じます この言葉を毎日意識し、目標達成目指し、「本気・根気・元気、そして勇気」でチャレンジしてほしいと思います とても、楽しみです 掲示物は、自然と目に触れるものです 見ていないつもりでも視界に入り、無意識に意識されます(※これは、変な日本語ですが、そのように感じます) 言葉を精選し、発することを教師は意識しますが、掲示物も同様です 何でもかんでも貼って発信しまくっていては、意識されにくいでしょう 精選し、掲示することが、よりよい教育環境づくりに資すると考えます そして、環境づくりは掲示物だけではなく、花が活けてある環境であったり、素晴らしい芸術作品がある環境であったりと様々です また、安心・安全な学校であるための環境づくりも必須です 今3階3年教室前の廊下には簾がかかっています 先人の知恵はすばらしく、簾があると日射を遮り、気温上昇が抑えられます それでいて風通しはよい 日本の気候に合ったものです ちょうど、NHKの大河ドラマで平安時代が描かれており、宮中で簾がかけられていることとイメージが被る気もします あ!、これはわたしだけかもしれません・・・ そもそもその使い道が違いますから(日よけか、仕切りか等)、普通の感覚では被りませんね どうも私は思考がどーんと飛躍してしまいます そんなことを思いつつ校舎内外を歩いていると鳥のヒナの声が聞こえるところがあります この時期は鳥のヒナの声がよく聞こえる出町中学校です 例年玄関からよく聞こえるポイントがあったのですが、今年は想定外の場所から聞こえます そこでは頻繁に親らしき鳥が鳴き声が聞こえるあたりから出入しています とても高い位置なので、脚立を持ち出し、一瞬のぞいてみました フラッシュをたくとヒナにとって良くないと思い、ノーマル撮影したのが下の画像です 残念ながら画像処理してもヒナの姿ははっきりしませんでした 光量不足です ただ、親鳥がヒナのためにせっせと環境づくりをしたことは感じられます そうです、人間も鳥も子を育てるための環境づくりをするのです 環境には親をはじめ、おとなそのものも含まれます 親の姿を見て育つ おとなの姿を見て育つ 教師の姿を見て育つ 考えれば考えるほど、おとなの責任を痛感します 言葉、しぐさ、姿勢、行動、・・・ 出中生にとって、周りのおとなはどのような環境となっているでしょうか? じっくりと、わたし自身ふりかえってみます 2つのお便り no.773ひとつは、先日道徳科の師範授業をしていただいた川崎(※崎はタテザキ)校長先生からの道徳通信「飛翔」、ふたつめは、3年生が修学旅行でお世話になってお礼状を出した奈良県のシルバーガイドの方からのお手紙です 道徳通信には生徒が授業の振り返りで書いた文章を取り上げ、それに対してのコメントが書かれています 1年生の振り返り&感想の中に興味深い文章があり、おそらく普通の先生は取り上げないだろうけれど、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は取り上げられるだろうなと予想していたものが、案の定掲載されていました 許可なく勝手に紹介します 「(前略)授業の感想 楽しかったし、こんなにも意見が飛び交っていい授業だったなと思います でも、黒板がごちゃごちゃし過ぎだから見やすいようにした方がいいと思いますよ!!」 これに対してのコメントは、 「分かりました 工夫します!!」 でした ※すべてのふりかえりにコメントがあります 僭越ながら、川崎(※崎はタテザキ)校長先生の絶えずよりよいものを目指す姿勢が、このコメントに感じられます ちなみに、2年生の授業を終えてのふりかえりには、「黒板に書いてある文字を見て人が発表したものがどんどんつながっていって分かりやすかったです」というものがあったことも紹介しておきます 3学年各学級の出中生は「飛翔」をどのような思いで読んだのでしょう? よい学びになったことと願っています ふたつめのシルバーガイドさんからの、礼状に対するお返事には、法隆寺を見学した際の3年生のある学級の姿・態度や、送られた礼状に対して感じられた想いがつづられていました これまた勝手ですが、一部紹介させていただきます 「(前略)ご丁寧な礼状を拝読させてもらいました 校長先生をはじめ、各先生方の教育熱心さが伝わってまいります このような教育環境に恵まれた生徒たちも幸せであり、将来の大きな価値を蓄積されていることと、拝察します (中略) 各先生方、生徒の皆様にもよろしくお伝えください(後略)」 大変過分なお言葉をいただき恐縮なのですが、とてもうれしく感じます どちらのお便りも、未来に向けて一層頑張ろうと力が湧くお便りで、とても幸せな気持ちになります 誠にありがたいことです 特別の no.772本日の西部教育事務所主任指導主事 前橋先生をお迎えしての研修会 学びに終わりはないことを再認識します GIGAスクール構想により一人1台端末の活用が始まり、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善が進められています 生徒たちが「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」も重視されており、具体的には、次の3つの要素が意識されています 1 主体的な学び 自分自身で学びの方向を決め、自分の興味や目標に基づいて学習する能力を育てます 単なる知識を受動的に身に付けるのではなく、主体的に問題を解決し、自分の考えを形成し、主張するプロセスです 2 対話的な学び 他者とコミュニケーションを取りながら学び、異なる視点・意見を尊重しつつ共同で知識を構築します 対話を通じて深い理解が生まれ、協力や共感のスキルも養われます 3 深い学び 表面的な知識だけでなく、深い理解や洞察を得ます 問題解決や批判的思考、創造性を伴う学習を重視します 中学校は教科担任制です 教科の特性があり、その指導にもそれぞれ特徴がありますが、基盤の部分は共通すると思っています 特別の教科「道徳」(以下、道徳科)は、その基盤の部分が、教科担任の違いを越えて共に研修できるものとも思っています 「対話的な学び」を、ただ表面上のみでとらえていたとすればそれは違います いみじくも、昨日の川崎校長先生の話にも「対話」について登場しました 道徳科の授業における対話とは何か? 川崎(※崎はタテザキ)校長先生は4つの対話が重要であることを示されました 1、資料との対話 読み物資料の中に登場する人物の生き方と対話すること 2、人との対話(生徒同士の対話) 生徒同士の対話により、多様な思いや考えに触れること 道徳科の授業が、ここで終わっていることはないかと、わたしも感じます 大切なことはこの先です 3、教師との対話 主題(本時のねらい)に迫るために、教師と生徒が対話すること 生徒の意見を受容し、問い返すことで深めていく 主題(本時のねらい)に迫っていく これが、指導者の中で意識されているか? 4、自己との対話 振り返りにおいて、自分自身と対話する 4について、川崎(※崎はタテザキ)校長先生は振り返りでの考えは自分自身のものであり、学級全体に広める必要はあるのかと提起されました とにもかくにも、3、4なくして、深い学びは期待できないとわたしも思います 十数年前にある大学の教授が紹介された生徒主体で学ぶ授業について、活動はあり生徒たちは充実感を味わっているようだが、学びはどうなのだろうか?と思ったことがいまだにわたしの記憶に強く残っています 「不易と流行」は、よく教育界で使われる言葉です 時代に応じて変えるものは変える必要がありますが、人間のよりよい成長に関して、本質的に変えてはいけないものもあるということでしょう 道徳科の授業だけでなく、教育全体について、我々はよく考える必要があります 「読み・書き・そろばん」→ 学びの基礎 「なくならない学校という存在」→ 学校の役割 「発達段階における指導のタイミング」→ 啐啄同時 等々・・・・ 考えることに終わりはありません 前回も書きましたが、死ぬまで学ぶ続けるのが人間でしょうな 脱皮しない蛇は滅びる 余談 校長室前掲示板の掲示物を、「脱皮しない蛇は滅びる」の言葉と、脱皮した蛇の皮に変更しようとしたら、数名の教職員が蛇の皮に対して強い拒否感を示したので断念しました・・・ 大人も学ぶ no.771今年度、県教委より人権教育の研究指定を受けており、その研修の一環として市内小中学校にも公開して実施したものです 日本道徳学会近畿支部の副代表を務められ、貝塚市教育委員会で人権教育を担当しておられた川崎(※崎はタテザキ)先生の授業を本校教職員が参観することで、道徳科の授業で大切なことを学び事や、放課後には人権教育と道徳教育の共通点と相違点等、基本的なことから学ぶ事など、濃密な研修をしました 明日は、本校で中学校教育課程研究会の道徳科の研究大会があります 出中生以上に出中の教職員の学びが続きます 大人になっても学びは続きます 動物の中でも人間は特に学びを大切にしている存在だとわたしは思っています いや、学び続けることこそ人間として生きることと思います |
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