最新更新日:2024/06/21 | |
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12月16日(月)今日の給食今日は給食に初めて登場する玄米について話をします。玄米は、収穫した稲から外した籾の籾殻を除いた状態、稲の種のことをいいます。その玄米から、果皮、胚芽、ぬかを削り取ったものが白米になります。ひとことで言い表すと、精米していないお米のことです。つまり玄米は、稲という植物の「果実・種子」なのです。実際、玄米に水をやると芽が出ます。これが発芽玄米です。そして玄米のすごさは、白米が削り取った皮や胚芽、ぬかにあります。これにビタミンやミネラル、食物繊維といった、私たちの消化・代謝を助ける大事な栄養素がたっぷり詰まっています。具体的には、玄米の食物繊維は白米の約6倍、ビタミンEは約12倍、ミネラル分のマグネシウムは約5倍です。ちなみに、「粕(カス)」という字を右から読むと「白米」になりますよね。白米は玄米からわざわざ栄養素を取り除いた「カス」とのこと。昔の人たちは上手いことを言ったものです。白米は栄養がいくらか取り除かれてしまいますが、味はとてもおいしいため、普段は白米が中心となります。どちらもいいところがあるご飯をしっかり食べましょう。(栄養教諭) |
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