最新更新日:2024/04/26 | |
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砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366 富山県砺波市表町18番29号 TEL:0763-33-2329 FAX:0763-33-2330 |
第197号 涙のわけ
最近、以前にも増して涙もろくなりました
学校で、 生徒が本気で学習に取り組む姿を見ると泣けてきます 生徒が思春期の中でもがいている姿を見ると泣けてきます 学校外で、 風景を見ていると 音楽を聴いていると泣けてきます テレビ番組を観ていると泣けてきます 映画を観ていると泣けてきます 若い頃はあまり感情のない、冷たい人間だったのですが・・・ これって、なぜでしょう? そこそこ生きているので、いろいろな目に遭ったからでしょうか うれしいこと、楽しいこと、しあわせなこと、安心すること 苦しいこと、悲しいこと、悔しいこと、寂しいこと・・・ 改めて振り返ると、いろいろありました ちょっと前まで考えもしなかったことを経験しました 「まさか自分が!」と思うことを経験しました そんなことを繰り返すうちに、涙もろくなった気がします 涙がこぼれるのは、苦しみ、悲しみばかりではありませんから 先日、ネットで、魚乃目 三太さんの漫画を目にしました この作品を観ても、泣けました ※下おりたたみ記事 おそらく中学生の頃のわたしは何も感じないでしょう 気にも留めなかったと思います しかし、今は目に留まり、涙してしまいます 出中生も一人一人が今まで経験したことに差がありますから、若かりし頃のわたしと同じで何も感じない人もいるでしょうし、中学生でもいろいろと感じる人もいるでしょう 学校ではいろいろなことが起こります 本校は砺波地区において生徒数が一番多い中学校ですから、毎日何かがあって当たり前です そして、それは社会の縮図であり、人生の1ページです けっして不要なものではなく、すべての経験は未来への教訓であり、自信につながるものとなるでしょう 学校における授業はもちろん、学校生活すべてに学びがあります それらはすべて、未来の自分のためです 周りのおとなは、経験の浅い子供たちをどのように支援すればよいのでしょう 「かわいい子には旅をさせよ」「鉄は熱いうちに打て」「子供のやりたいことを応援せよ」等、昔から世の中にはいろいろな考えがあります 「これが答えだ!!」というものはないとわたしは思います ただし、どのような支援であっても、その土台として、目の前の子を想う「愛」は大切でしょう 3学期が始まり、久しぶりに授業に本気で取り組む生徒たちを観ながら、そんなことを考えます |
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