最新更新日:2024/05/20
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
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第230号 過去の自分も未来の自分も 今の自分次第

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あっという間にもう3月
そして、既に3月2日
歳をとったせいか、時間の流れが加速度的に速くなっている気がします
頭がボーとしている時間が増えているからかもしれません
周囲から見ると、わたしの時間の流れが遅く感じられ、相対的にわたしが周囲の時間を早く感じるということかもと、最近やや困っています

それはさておき、校内では、今年度のまとめと新年度の準備が並行して進められています
第3学年のすべての教室前掲示板には「3年間の感謝の気持ち」が掲示されています
一人一人が感謝を伝えるその相手は、「学年の友達」「学級の友達」「後輩」「先生」「自分自身」です
それぞれが書いた感謝のメッセージを読むと、どのことばからも愛を感じます

その中で、わたしは特に「自分自身」に宛てた感謝のことばに惹かれました
「テストの時には必死に勉強してくれてありがとう」
「大変なこともあったけど、諦めずに乗り越えてくれてありがとう 以前に比べて成長することができました」
「健康に過ごすことができてありがとう いろんなことに挑戦できました」
「3年間お疲れ! 3年間いろいろなことがあったけどうまく乗り越えることができました 高校でも自分に厳しくがんばろう!」
過去の自分への、今の自分からの感謝があふれています
全員の文章を紹介したいですが、スペースの関係で叶わず、ごめんなさい


古代ギリシャの哲学者であるエピクテトスは、こんなことを言っています

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人間の領分を守り、他人のものを欲しがらず、自分に与えられたものを活用することだ
そして、自分に恵まれなかったものを欲しがらないことだ
また、何かを取り上げられても、執着せずにすぐに手放すことだ
そして、人生という自分に与えられた時間に感謝することだ
大人なら、母親や乳母がいなくても子供のように泣くわけではないのと同じようなものだ
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彼は感謝するのは現在あるものだけではないと言います
3年生が自分自身にも感謝のことばを述べることは、今自分にあるものを感謝するだけでなく、過去のものごとに対しても感謝しているということです
こんな3年生は、今、関わっている人たちだけでなく、過去にお世話になった人たちのことも感謝できるでしょう
今の自分があるのはその人たちのおかげだと、気付けるからです
おかしく聞こえるでしょうが、過去と現在に感謝できることは、未来に対しても感謝できると思います
どんなことにもよいところがあります
感謝できる人は、そのことに気付きやすくなるのではないでしょうか

3年生は進路決定や卒業を控え、今日も限られた1時間1時間の授業を大切にしているように感じます
その熱い視線、前向きな姿勢を見て、3年生のみんなにはそんな今の自分自身を褒めてほしいですし、信じてほしいと改めて思いました

そんなみんなを、多くの人が応援します
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