校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
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ありがたし no.285

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「ありがたし」
別の表現では「ありがとう」
なかなか、いつもあることではないこと、つまり普通ではない特別なことが、「ありがたし」こと
だから、「ありがとう」の反対の意味は「あたりまえ」

身の回りには「ありがたし」ことがあふれているのですが、何となくいつも通りと思い込んでいることが多いのです

朝、学校をまわっていると多目的スペースで第2学年議会が学年テーマを掲示する準備に励んでいました
この立場になると、生徒と直接関わる機会が激減するので、こんな時は声をかけてしまいます・・・

「More active!! 〜限界に挑戦〜 」とは、どういう意味ですか?」
「より、活動的にということです」と、○○さんが答えてくれます

「限界に挑戦とは?」
「自分たちの限界を超えられるようにみんなで挑戦するのです」と、これまたよどみなく答えてくれます
さすが、学年議会を中心に学年で練り上げたテーマだからでしょう
ここで、ひねくれているわたしはこんな質問をします

「2年生の限界とは何ですか?」
「・・・」これは、想定外の質問だったようです
※質問の言葉がよくなかったか・・・

「超えるべき「限界」が分からないと、挑戦できなくないですか?」
あああ、なんと意地が悪いのでしょう・・・
「では、宿題としましょう」と、その場を去りました

限界の質問について「う〜ん」と考えてくれた第2学年議会のメンバー、宿題にすると言ったら「はい」と答えてくれた第2学年議会のメンバー
さわやかな対応、ありがとう
決してそのような対応は当たり前ではできません
加えて、これから当たり前のように目にするであろう学年テーマの掲示を、朝からせっせと準備してくれているメンバーがいるという事実を、メンバー以外の2年生のみなさんに伝えたい
これは、ありがたいことです
当たり前ではないのです


「当たり前ではない」と言えば、最近当たり前のようにその言動でわたしを癒やしてくれていた、本校某所で子育てをするセキレイ一家
その巣が、昨日からぱたりと静かになりました
○○さんに尋ねると、どうも他の動物に襲われてヒナが連れ去られ、親鳥も姿を消したようです
このことについて、○○先生は「自然は厳しいですね」と言われました
そうですね
毎日が当たり前に過ごせることは、自然界ではないのです
未来はどうなるか、誰にも分からないことを、再認識させられました
こうして学校に来られていることも、「ありがたい」ことなのです

さて、第2学年議会メンバーへの宿題は、いつ提出されるのでしょう
しまった、締め切りを伝え忘れました・・・
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行事予定
5/27 中間考査 2日目