最新更新日:2024/05/08 | |
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砺波市立出町中学校
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「石動」「常陸」 no.711
数日前、茨城県の悩みが話題になっていました
それは、「常陸牛」「常陸乃国いせ海老」等、茨城県が「常陸○○」と名付けた地元食材のブランド化を進めるにあたって、想定しなかった課題が判明したというものです それは、「常陸」の読み方です どうも、「常陸」を読めない若者が多いのではないかという話になり、まさかそんなことはないだろうとネットで調査した結果、全国20〜30代の約半数程度が読めなかったのです 出町中学校ではどうか、聞き取り調査を実施しました 調査数は出中生5名、教職員5名の計10名です ※少なくてすみません 調査方法は、廊下で出会った人に突然質問する形式でした ちなみに、調査は2問で、最初は「石動」の読みを問い、その次に「常陸」の読みを問いました 「いするぎ」正答者10名(正答率100%) 「ひたち」正答者3名(出中生0名 教職員3名)(正答率30%) おそらく、茨城県で調査すると、この逆の結果になり、北海道や九州四国あたりで調査すると、「石動」も「常陸」も正答率は落ちると予想されます 富山県民だから「石動」は読めるのでしょう ※「常陸」を読めた教職員の一人は関東出身で、来県したころは「石動」を読めなかったそうです ※ちなみにわたしは石動中学校の卒業生です 言葉は時代や場所によって独特です 方言もそのひとつです それはそれで味があってよいと思うのですが、日本に住む者同士の円滑なコミュニケーションに、正しい日本語は重要でしょう 今日も本気で国語の学習に取り組む出中生の姿があります ※そのほかの学習も、「本気」「根気」「元気」です 昨日の読書の話と関連しますが、多くの言葉をインプットし、それを思い通りに操ることができるということは、表現のバリエーションが増えることとなります また、読み解く力も付くと思います そんな力に、わたしはとても憧れます さて、出中生は学びの先にある未来を、どのようにみているのでしょう |
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