最新更新日:2024/05/16
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
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海よりも深く反省 no.733

備えあれば憂いなし

出中生を迎えての初日にあたり、自分なりに備えたつもりが、憂いだられけの新年度スタートとなりました

まずは、タブレット貸与式です
3年生代表Nさんと2年生代表Hさんにタブレットを渡し、3年生代表Nさんの宣言を受けて、わたしが言葉を述べたとき、Nさんの名前を間違えるという失態をしてしまいました
自分の頭では正しく名前を言っているのですが、口から出てきたのは2回目から「Nしまさん」と、違う名前を発していたのです
脳が衰えてきているせいか、何なのか自分でもよく分かりません
ステージから降りて指摘され、そのことを理解したのですぐにマイクを使って訂正と謝罪をし、式の終了後にはNさんに再び直接謝りました

二つ目は教職員紹介で、名簿で名前を追いながら、本人の顔と一致させて確認しながら出中生に紹介していたところ、あるところで名簿から次の方の氏名を見失います
そのせいでしばし間が空いてしまったのです
Cさんには大変失礼なことをしました
Cさんにも直接謝りました

どちらも名前に関することで、自分としては「絶対に失敗してはいけない」と思っていることです

この後、提出しなければならない書類の提出忘れが分かり、あたふたと多くの方に迷惑をかけたり助けていただいたりということが起こります
期限を守ることは時間を守ることであり、時間を守ることは相手を大切にすることと思っているわたしが、「絶対失敗してはいけない」と思っていることです

つまり、今日のダメダメの2つはどちらも自分にとって最上位ランクの失敗したくないことの失敗だったのです
「失敗してはいけない」と思うことが、余計に失敗させたのでしょうか?
いやいや、そうではなく、やはり準備不足であり、心のゆるみです

明日は入学式
202名の新入生を迎えるにあたり、今日の失敗を教訓に、確実に準備を整えます

反省・・・
反省だけなら猿でもできるそうなので、有言実行あるのみです


朝、新しい学級所属が発表されました
出中生のみんなは何を思ったでしょう
各学級前の掲示物の前でのぞき込む出中生の姿を観て、わたしもなぜかドキドキしていました
そして、その姿を見ながら渡辺和子さんの「置かれたところで咲きなさい」という言葉を思い出しました
わたし自身が小学生や中学生の頃は、置かれたところに不満をもってばかりだった気がします
もっと、もっとと、過大な幻想を抱き、他人任せで自分では何もしない嫌な人間だった、自己嫌悪感が渦巻く若い時代です
おとなになっても若干その傾向は残っていますが、今の自分の置かれた環境に感謝し、そこで自分を磨くことは、子供だけではなくおとなにとっても大切だと、歳を重ねるほどに思うようになっています
このことを、無理やり出中生のみなさんに押し付けるつもりはありませんが、ちょうどケーブルテレビで放送されている砺波地区内の中学校の卒業証書授与式を観ていると、一層強く感じます
「この学校でよかった」
「みんなと出会えてよかった」
「みんなありがとう」
「ケンカしたこともよい思い出」等々
不思議とそんな言葉がよく聞かれます
そういう編集だと言われればそうかもしれませんが、この職業について何回も卒業生を見送っていると、編集のせいだけではないと思うのです

おとなになればなおさら、言い換えればいろいろなことを経験すればするほど、このことを実感するのではないでしょうか?

明日は新入生を迎え、いよいよ令和6年度出町中学校生徒数600名となります
楽しみでありつつ、今日のようなことが起こらないようにと考える、緊張の心もちです
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