最新更新日:2024/05/09
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

第128号 本気の本気

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昨日の生徒会活動の時間に、当選証書授与式、認証式を経て正式に後期生徒会役員となった新執行部のメンバーが、校長室を訪ねてくれました
その数日前の昼休みの時間には、前期執行部のメンバーも、校長室を訪ねてくれています

前期執行部は、本気で根気よく元気に生徒会活動に取り組んでくれました
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、いろいろな制約の中、考えて工夫して誠実に取り組む姿が印象的でした
後期には生徒会役員としてではなく、生徒会員として、別の形で生徒会活動を支えてくれると信じています(※委員長としてがんばる、と言ってくれる生徒もいます)
執行部での経験を、今後も発揮してくれるでしょう

そして、やや緊張の面持ちで校長室に入ってきた後期生徒会役員のみんな
それぞれに、強い想いを語ってくれました
頼もしいです
前期から引き継いだ生徒会テーマ「躍動」の実現に向けて、具体的に何ができるか、知恵と実行力が試されます
校長室でみせてくれたみんなの本気の目は、きっとやってくれると、期待できるものでした
いや、やってくれます
さっそく、和鐘文化祭での生徒会ステージの実施について、わたしに要望を伝えてくれました

出中生のみなさん
選挙で選ばれた新執行部を信じ、よりよい出町中学校生徒会づくり、そして生徒会テーマ「躍動」の実現を、共に目指してください
集団はリーダーだけではその力を発揮できません
リーダーと、それをフォローする人がいて、足し算以上の力、かけ算の力が発揮されます
ただし、かけ算の場合、0を掛けると、相手がどんな大きな数字でも0になります
そして、かけ算の場合、負の数字を掛けると、相手が大きい数字であればあるほど、とんでもない大きな負の数字になりますね・・・

新・出町中学校生徒会
わたしも本気で応援します

今朝、生徒会室でさっそく本気で・元気に活動する執行部の姿がありました
とにかく、いろいろ、やってみよう!!
不安や苦労を乗り越えた先に、きっと、「楽しさ」が待っています

第127号 旬

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今、2年生は技術・家庭科の技術分野の授業で栽培の学習をしています
苗を植えて世話をしているところにお邪魔して、○○さんに「いつ収穫ですか?」と聞くと、「うーん、11月頃でしょうか」と答えてくれました
この苗はブロッコリーであることを教えてくれたのは◇◇さんです
八百屋さんやスーパーマーケットで販売されているブロッコリーは、海外からも輸入されていますが、国内では収穫時期をずらしながら各地で栽培されています
そのことで通年、安定した流通につなっているわけです
ただ、本来最も美味しい旬の時期は、晩秋の11月頃から冬3月頃のようです
ですから、2年生が収穫する頃のブロッコリーはちょうど旬のものだということになります
店頭で購入できるブロッコリーの中で、春まきで夏に収穫されるものは、アオムシなどの害虫対策に多量の農薬が使われる事もあるようですから、2年生の栽培している無農薬で旬の時季の収穫となるブロッコリーは、とても魅力的です

家庭科室の前には、卒業生の学習の記録として、技術科の栽培の授業で育てたブロッコリーを、技術・家庭科の家庭分野の授業で調理した学習の掲示があります
※学習の見通しをもつために、このような掲示も大切です

今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大対策として調理実習は行っていませんが、今後の動向をみながら、収穫したブロッコリーを活用できる学習を工夫できればと考えます
学習にも旬があります

旬と言えば、月の暦で本日9月29日10時57分は下弦です
歳をとると夜中に目が覚めるようになり、昨夜も午前1時半過ぎに目が覚めました
窓の外に、下弦の月がぽっかり浮かんでいる様子が、ややかすんで見え、思わず枕元のスマートフォンで撮影しました(※この機種は既に5年と7ヶ月使用しているので、性能上月の姿がくっきり写りません 買い換え時か・・・)

虫の鳴き声と共に秋を感じる時間で、また寝不足になりました
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第126号 出会い

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朝出勤すると職員玄関前に小鳥の姿がありました
動かないのでてっきり息絶えていると思い、埋葬しようと荷物を校長室に置いてから小鳥のもとへ戻りました
死因が分かりませんから、直接触るのははばかれたので、申し訳なかったですが玄関にあったちりとりで運ぼうとすると、ぴくりと動きます
どうも、生きているようです
さっそく、ちりとりに乗せ、人目のつかない草の生えている場所へ運びました
運ぶ際は暴れることもなく、ほとんど目をつむっていました

しばらくして、どうしているのか気になり、置いた場所へ再び行ってみるとまだ居ます
今度はしっかり目を開けています
写真を撮ると、そのシャッター音に驚いたのか羽ばたいて飛び立ちました
掴まるところがすぐに見つからず、落ちそうになりながらも必死に掴まっています
結局、体育館横の屋根という、安定した場所に落ち着きました
なにはともあれ元気な様子で、よかった、よかった
ガラス窓か何かにぶつかって、脳しんとうでも起こしていたのでしょうか?

羽の色からウグイスだろうかと思いましたが、全く自信がありません
理科教師でありながら、動植物の同定は苦手です
困ったときは人に聞きましょう
学校はありがたいことに、各分野に詳しい方が居ますから、さっそく理科の先生に尋ねてみました(自分も理科教師なのに・・・)
今の世の中便利なもので、鳥を同定するアプリがあるということで、○○先生がサクサクっとそれを使って調べてくれました
アプリの回答は、「エゾムシクイ」※自分のスマホにアプリをインストールしてやってみると、「メボソムシクイ」と出ました・・・ ????(9/29)

ネットでエゾムシクイの画像を検索すると、確かにその画像に似ているように感じました
まだ、確たる自信はありませんが・・・
わたしも花を同定するアプリをスマートフォンに入れていますが、鳥のアプリは入れていなかったので、やはり困ったときは誰かに頼ることだと再認識した朝でした

さて、朝出会ったエゾムシクイ(メボソムシクイ?)
鳥と言えども、何かの縁
このあと、元気にその一生を全うしてほしいと願うのでした
と、言いつつ、ふと「鶴の恩返し」というワードが頭に浮かびます
「スズメの恩返しってあっただろうか?」
「エゾムシクイ(メボソムシクイ?)は恩返しをするのだろうか?」
特に恩を感じるまでのことをしたわけでもないのに、そんなことが頭に浮かぶとは・・・、我ながら残念

フジパンのホームページに「民話の部屋」というページがあります
そしてその中に、「動物の恩返しにまつわる昔話(全40話)」があります
https://minwa.fujipan.co.jp/genre/ongaeshi/
時間があるときに、ゆっくり読んでみます
あくまでも純粋な気持ちで

秋の夜長、出中生のみんなも、たまには民話に触れてはいかがでしょうか
もうすぐ中間考査で忙しいかもしれませんが、息抜きも必要ですよ

第125号 田舎派?都会派?

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今朝学校に着く頃、校舎の上には真っ青な空が広がっていました
そして、下弦になりつつある月がぽっかりと浮かんでいました
美しい空です
単純に富山に住んでいてよかったなぁと感じる瞬間です
中秋の名月を眺めていたのがつい先日だと思っていたのですが、お月様は結構スリムになっています
うらやましい・・・

さて、今朝は家からアルミ缶を持ってきました
今日から地域交流委員会主催のアルミ缶回収が始まるからです
少しでもお役に立てればと、飲みためていたアルミ缶です
今回は、「第2回あなたはどっち派?アルミ缶回収」です
将来、都会、田舎のどちらに住みたいのかを決めて、該当の袋に持ってきたアルミ缶を入れるリールです
わたしは迷わず「田舎」に入れました
始まったばかりだったこともあるのか、ほとんどが「田舎」の袋に入っていました
出中生は「都会」が多いのかと思っていたので、意外でした
明日まで続きますから、結果はどうなるでしょう?
楽しみです
地域交流委員会のみなさんありがとう
そして、協力してくれたみなさんありがとう

第124号 敬遠

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昨日の秋分の日
いつもはあまり観ない野球の生中継を、たまたま、久しぶりに観てしまいました

アメリカ大リーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手
22日(日本時間23日)、本拠地でのアストロズ戦、「3番・指名打者」で先発出場です
初回2死走者の第1打席、4回先頭打者としての第2打席は、2打席連続フォアボール
逆転して迎えた7回2死2塁の第4打席、延長10回の第5打席は2打席連続の申告敬遠
本塁打王争いの中で勝負してもらえず、スタンドからは大ブーイングでした
今日の試合でも大谷選手は2四球だったようで、特に野球ファンでもないですが微妙な気分になります
今季のホームラン王は難しいかな・・・

今日までの大谷選手の四球数は84
※ちなみに、メジャー歴代最多はバリー・ボンズ選手の2004年シーズンの120個

23年前、1998年5月28日サンフランシスコ・ジャイアンツ対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦
ダイヤモンドバックスが8対5でリードして迎えた9回裏、ジャイアンツは1アウト後、3四球などで1点を返し、2死満塁のチャンス
そして打席には、このシーズン歴代最多73本塁打を放つことになるバリー・ボンズ選手
最高の場面で最高の打者に回ったことで、沸き立つホームのジャイアンツファン
しかし、ダイヤモンドバックスはここで敬遠を選択
当然のように大ブーイングです
ジャイアンツは何もせず1点をもらったわけですが、次の打者が倒れ、結果的にダイヤモンドバックスが勝利します
当時の監督バック・ショーウォルターは「空いているベースは常にある その夜はホームが空いていた」とインタビューに答えています

日本では、高校野球での松井秀喜選手5打席連続敬遠が印象的です
※阪神・掛布選手、中日・宇野選手の1984年10連続四球もありますが・・・

これもたまたまテレビ観戦していました
1992年8月16日甲子園球場で行われた、第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦の明徳義塾高等学校(高知)対星稜高等学校(石川)戦
明徳義塾高校が星稜高校の4番・松井秀喜選手を5打席連続で敬遠します
試合後、マスコミなどでおおいに取り上げられ、高校野球の「勝利至上主義」について議論されました
第4打席、2死ランナーなしでの敬遠は、流石にびっくりした記憶があります
多くの人が「高校野球らしくない」「卑怯だ」というような発言をしました
そんな中、故 野村克也氏は、このとき次のようなコメントをしています
「ちょっと待て、それは野球の本質を見誤っているんじゃないか」
「敬遠が「卑怯な戦法」だったとしても、松井選手ほどの強打者であれば、敬遠されることを前提に作戦を立てなければならないだろう」
当事者の松井選手は当時、「歩かせるのも作戦ですから、自分がどうこう言えるものではない」と試合後のインタビューで語っています
この試合、結果として星陵高校は2対3で明徳義塾高校に敗れています

プロの大リーグの試合と、アマチュアの高校野球の試合とを同列で扱うことはどうかとも思いますが、「勝負」ということについて考えるには面白い話題だと感じます
そう言えば当時、道徳の時間でこの話題を扱っていた同僚が居ました
出中生は、大谷選手の敬遠をどのように考えるでしょうか?

第123号 悩みながらも、工夫する

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今、2年生の理科の授業では、植物のからだのつくりを学習しています
今日は、植物に色水を吸わせ、茎の横断面や縦断面を観察した次の時間の授業を、しばらく観せてもらいました
タブレットに記録した観察結果や、一人一人のまとめの一覧を参考に、観察から分かったことを交流しているところでした(上写真1段目2枚)
今年度からタブレットを使用するようになり、教師も生徒も積極的に活用しています
悩みながらも工夫しながら授業に取り組む姿が見られます
教師も生徒もキーワードは、「本気」「根気」です
タブレットの導入について、国が進めるGIGAスクール構想と、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のためのリモート学習が混同されている書き込みをネットで観ることがあります
そのもの本来のねらいや目的に執着しすぎることはよくないですが、そもそものねらいを忘れてはならないと考えます(※臨機応変さは必要だが、大切なことを見失わないようにしたいということ)

教室を出ると、先週から第2学年の廊下にある、何やらプールを上から見たような掲示が目を引きます(上写真2段目3枚)
一番上には「DEMACHIオリンピック2021」開催中!と書いてあります
朝の会で、登校した時に、「石けんで手洗いをしている人が何人いるか」を調べ、人数の割合で進むマスの数が決まっており、早くゴールできるのはどの学級か!?という学年議会の企画です
学年議長にわざわざ説明してもらいました
今回の企画のルールは、次の通りです

100%ならば、+5マス(5マス前進)
99%〜70%のときは、+3マス(3マス前進)
69%〜30%のときは、+1マス(1マス前進)
29%〜0%のときは、−1マス(1マス後退)
※マイナス! 水泳なのに戻る発想!! 柔軟だ

学年議長に、「1位になった学級にはメダル授与されるのですか?」と、尋ねると、さすが学年議長!!「メダルや賞状を渡すことも検討しています」と即答してくれました
その対応力、機転・・・ 頼もしい限りです
忙しい中、説明してくれてありがとう
ちょうど今日はレース中盤のようです
悩ましい新型コロナウイルス感染症予防策ですが、いろいろと工夫して、楽しく実践しているところがうれしいです
今年度の生徒会年間テーマ「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」が意識されています
これは、前期生徒会役員や共に生徒会を支え、活動している出中生の力ですね


前号の文末に徒然草の一節を紹介しました

徒然草 第21段
「よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ」
口語訳:すべてのことは、月を見ると心が慰められるものである

昨夜、近くのお気に入りの場所で月を眺めました(下写真)
木星、土星も明るく観えて、しっかり心を慰めてもらいました
出中生も、昨夜の月を観たでしょうか?
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第122号 仲秋の名月 ハーベスト・ムーン

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図書室の入り口に、数日前から月のキルティングが掲示されています
今晩の月に合わせて、学校司書がしつらえてくれたものです
その掲示の下には、月にまつわるおすすめ図書が紹介されています
季節やタイミングに応じて環境を整えることは、学校においても大切です
生徒たちは知らず知らずのうちに、そのような環境の影響を受けるからです
すぐに気付く生徒も、すぐに気付かない生徒もです

今晩の月は「中秋の名月」です
8年ぶりに同じ日に「満月」となります
「中秋の名月」は「芋名月」とも呼ばれ、秋の夜空を飾ります

あまり知られていませんが、「中秋の名月」は、必ずしも「満月」とは限りません

国立天文台によると、理由は2つです
1 「中秋の名月」は、太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるが、「満月」は、太陽、地球、月の位置関係で決まるから
2 月の公転軌道が楕円形なので、新月から満月までの日数が変わるから
ちょっと分かりづらいかもしれませんね

満月には、欧米で様々な呼び名があり、9月の満月は、収穫の時期なので、「ハーベストムーン」と呼ばれます
ちなみに、各月毎の満月の名称は以下の通りです
1月 ウルフ ムーン
2月 スノー ムーン
3月 ワーム ムーン
4月 ピンク ムーン
5月 フラワー ムーン
6月 ストロベリー ムーン
7月 バク ムーン
8月 スタージャン ムーン
9月 ハーベスト ムーン
10月 ハンターズ ムーン
11月 ビーバー ムーン
12月 コールド ムーン
国によっては、別の名称もあるようです

徒然草 第21段
「よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ」
口語訳:
「すべてのことは、月を見ると心が慰められるものである」

今晩、みなさんも少し夜空を見上げてみませんか
天気予報では、晴れそうです

陸上競技夏季記録会 兼 JOCジュニアオリンピックU16陸上競技大会最終選考会 9/19

令和3年度陸上競技夏季記録会 兼 第52回JOCジュニアオリンピックU16陸上競技大会最終選考会が本日、五福陸上競技場で開催されました
本校から5名の選手が参加しました
棒高跳で3年生女子1名が全国大会の出場を決めました
おめでとうございます

結果
女子棒高跳 1位 3年生 Jr.オリンピック出場
女子円盤投 2位 3年生
女子三段跳 3位 3年生
女子円盤投 4位 3年生
女子三段跳 4位 3年生


第121号 引き継ぐ

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朝、校長室の机の上が黄色くなっていました
昨朝から置いているコスモスの花粉です
生きてます
子孫を残すためのしくみです
命の引き継ぎとも言えます

コスモス花粉を拡大してみると、その形状はとげとげです
何かに似ていますね
スパイク状のもので引っかかりやすくなるこの形状は、長い年月をかけて引き継がれた成果でしょう
このような形になっていない花粉の子孫は生まれなかったとも言えます

社会の組織も、時代に合わせてよりよく変化しようとします
今日は出町中学校生徒会の役員選挙の日です
生徒会という組織も、「先輩方から受け継ぐこと」「時代に合わせて変化すること」等、その時々の生徒が今何をするか、本気で考え、根気よく実践することが大切です

新型コロナウイルス感染症の感染対策のため、今日の立会演説会はリモートでの実施でした
各候補者はリモートの特性を活かすことができるようにと、いろいろ工夫しているところがすばらしかったです
「立会演説会はこうあるべき」「今まで通りでよいじゃないか」と、思考停止するのではなく、現状に合わせたり、過去の取組を改善したりしながら、柔軟に対応するその姿勢をみせてくれました
「不易と流行」
よく言われることですが、「変えればよいこと」「変えない方がよいこと」「変えなければならないこと」「、変えてはいけないこと」・・・、見極めることは重要です
見極めるために意識することは、シンプルにその目的でしょうか
学校教育の場合は、「学校教育の目的は何か」
そして、多種多様な価値観がありますから、見極めるために議論することは手段のひとつです

生徒会活動も同じです
たくさん議論して、みんなでよりよいものを作り出す経験をこれからも続けていってほしいです
そのために、周りのおとなは何ができるのか、何をしなければならないのか
そのことを意識して、今後も出町中学校の教育活動は進められていきます

第120号 一人ではない

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生徒玄関を入ると、生徒会執行部がとりまとめてくれた運動会アンケートの集計結果が、目につくように掲示されています(写真上 1段目)
生徒の多くが肯定的に今回の運動会をふり返っているのが分かります
多くの方の理解と支援で実施できた今年度の運動会
アンケートに記述されていた「楽しかった」「笑顔」「思い出に残るもの」「熱気」「先輩最高」という単語が、目を惹くように書かれています
生徒会執行部が考察してくれたように、「出中全体が躍動」し「大成功」の運動会だったと出中生は感じられたかな
そうであればうれしいですし、それは、生徒会執行部・3年生が中心となり、2、1年生がついて行った成果でしょう
また、支援し続けた教職員や、温かく応援してくださった保護者の皆様などのおかげでもあります
ありがたいことです

場所を移動すると、3年教室前廊下には2年生からのメッセージや、3年生自身の2学期の目標が掲示してあります(写真上 2段目)
※他学年でも様々な掲示物が見られますがまた後日・・・
メッセージには先輩への感謝の言葉や、ねぎらいの言葉などがあふれています
2学期の目標には、進路決定に向けての「本気」を感じる言葉があります
1日5時間以上の家庭学習とは!!!
反射的に「決意」「決心」という単語が連想されました
その本気度に敬服します


これらを見ていると、やはり人は多くの人と関わり合いながら成長し、生きていくということを実感します
ときには一人で事を為す必要もありますが、物理的に一人のように見えても、やはり一人ではないと思います
家族、友人、仲間、関係する人、地域の人など、自分でも気付いていない人が、どこかで自分のことを想い、気に留めてくれていると思うのです


校長室の机の上は、今朝からコスモスです(写真下)
確実に季節は進んでいますね

コスモスの花言葉は、「調和」「謙虚」
それから「乙女の真心」だそうです
おとめ・・・
まごころ・・・
そうですか・・・・
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第119号 芋づる式に思い出す

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今日も朝から生徒たちの元気な声が聞こえます

1年生の英語のクラスでは「わたしの意外な一面」について、英語で発表していました
思わず引き込まれて、聞き入ってしまいました

I like the music.
My hobby is cooking.
・・・等、学習成果を活かして一人ずつみんなの前での発表します
発表前に、Do you use a screen?と、教師から電子黒板で資料を映すかを問われ、さりげなく、Yes! とか、No! と、やりとりしている姿もなかなかです

自分は英語ダメダメ人間でしたから、楽しそうに発表している様子を見てうれしくなりました
また、そんなみんなをうらやましく思いました
発表している人だけでなく、聞いている人も本気で聴いてくれているから、発表者も楽しそうに発表できることが、この学級の授業でよく分かります
学習環境として、学級がよりよく機能しています
場の雰囲気というか、それが生徒の視覚、聴覚以外の感覚を刺激している状態です
これは、生徒たちが身体全体で体感して学べている姿だと思います

体感といえば、グラウンドでは2年生が保健体育の授業で野球、サッカーを学習していました
苦手意識のある生徒も居るでしょうが、苦手なりに野球やサッカーの特性などを身をもって経験することは大切です
投げてみないと、打ってみないと、蹴ってみないと、プロ野球選手やプロサッカー選手がいかにすごいことをしているのか全く理解できません
とにかくやってみること
人は経験していると、多くのことを想像しやすくなるのです

そんなことを考えながらグラウンドの様子を見ていると、もう一つ思い出したことがありました
それは、今朝出勤したときに、グラウンドで○○教諭が一人でラインを引いていた光景です
その光景を見たのは、勤務開始時刻の1時間以上前でした
教師は生徒が登校してくれば生徒の対応をしますから、授業の準備をこの時間にしようと決めたのでしょう
その引かれたラインを使って、今、授業で生徒たちがサッカーをしています
教師の超過勤務が問題になりますが、それにはいろいろな理由があります
これは決してできない理由を探しているのではありません
当然、問題解消のために創意工夫をして対応しなければならないのです


30分で読める文章は、30分では書けない
5分で聴ける曲は、5分では作れない
3分で食べられるモノは、3分では作れない
一瞬で見られる絵画は、一瞬では描けないことを、
忘れてはいけない

ゲッターズ飯田氏の言葉とされる文章も思い出しました

芋づる式にいろいろ思い出し、いつも通り文章がまとまりませんな

第118号 チョコッと自由研究

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所用ではがき状の書類を郵送しなければならなくなりました
その書類の宛先を書く面に「63円切手を貼付してください」と書かれています

あまり手紙を書かないので、切手を購入するのは久しぶりです
50円切手1枚、10円切手1枚、2円切手1枚、1円切手1枚、合計63円です

代金を払い、渡された切手を見て、ふと疑問がわきます

「これは、誰?」

1円切手には人物の肖像画が印刷されています
どこかで見たような気もしますが思い出せません
何人かに尋ねましたが、どうもはっきりしません
ある教師は、分からないので「子供たちに聞いてみます!」と、何だか怪しい笑みを浮かべていました(※あくまで、個人的見解です)

この影響を受けて今日の昼休みに、何人かの生徒にも尋ねてみました
誰も分かりません
※せっかくの休み時間に声をかけてごめんなさい

そんな中、学校司書の○○先生が「郵便の発展に貢献した人です」と、教えてくださいました
社会科の○○先生も分かられました
同じ社会科の◇◇先生も即答で正解でした
さすがです

その後、ネットで調べると、さくっと答えてくれました
何とも便利です
※依存しすぎるとその便利さ故に怖いと感じますが・・・

1円切手に印刷されているのは、日本郵便の父と呼ばれる前島 密(まえじま ひそか)氏の肖像画でした
このデザインになったのは、郵便創業80年にあたる1951年4月
書体や国名表記などは少しずつ変更されたものの、あくまでもマイナーチェンジで、切手デザインとしては令和まで継続した国内唯一のものだそうです

そして、一番わたしが「へぇ〜」と思ったのが、現在の1円切手はフランス製だということです
現在郵便局等で販売されている1円切手は、2015年2月2日発行の切手で、国立印刷局印刷製造の凹版印刷の一種であるグラビア印刷だそうです
しかし、印刷に関しての競争入札でフランスのカルトール社が落札したため、2017年12月上旬から流通し始めた1円切手は、ドライオフセット印刷へとその印刷方法が変わったそうです
つまり、今使っているものの多くはフランス製らしいです
シートには、上の写真にあるように、「Cartor Security Printing」と印字されているようです
※他の切手には、「国立印刷局」の文字が印字されています

様々なデザインの郵便切手が登場するなか、1円切手だけは68歳頃の前島密の写真図案が使われ続けているのも不思議ですね
これは、1871年の郵便創業当時に苦労して郵便局のネットワークを全国展開させた彼の功績から、現在でも1円切手の図案はそのまま使われているそうです


日本郵政公式サイトに、次のように人物紹介があります
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前島密(1835年から1919年)
越後国(現在の新潟県)生まれ。享年84歳
「縁の下の力持ちになることを厭うな 人のためによかれと願う心を常に持てよ」という信条どおり、近代化が進む日本でまさしく陰ながらより便利でより快適な暮らしの方法を提案し続けた
※日本郵政ホーム>日本郵政グループについて>グループの沿革>前島密
  https://www.japanpost.jp/corporate/milestone/fo...
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何とも興味深いことです
「チョコッと自由研究」でした

蛇足 前島密の主な功績
1866年:「漢字御廃止之議」という建議書を将軍徳川慶喜に提出
1868年:大久保利通の大阪遷都論を読み、遷都の地は江戸でなければならないと大久保に建言
1870年:大隈重信から、鉄道の建設費と営業収支の見積り「鉄道臆測」を作成
これをもとに1872年5月日本初の鉄道が仮開業
1871年3月:東京大阪間で官営の郵便事業開始
1871年12月:新聞雑誌の低料送達の道を開く
1871年6月:出版者を勧誘し、太田金右衛門に郵便報知新聞(現在の報知新聞)を創刊させる
1872年6月:日本通運株式会社の前身、陸運元会社の設立を説得
1872年:日本帝国郵便蒸気船会社誕生
1875年:日本郵船株式会社の前身、岩崎弥太郎の郵便汽船三菱会社(当時「三菱商会」)を補助
1875年1月:郵便為替を開始
1875年5月:郵便貯金の取り扱いを開始
1879年:視覚障がい者の教育を目指すため、同志とともに私金を出し合い訓盲院の設立
1877年:東京上野で第一回勧業博覧会の開催を主導
1880年:海員の素質の向上とその保護救済などを目的とする日本海員掖済会を発足
1882年:早稲田大学の前身、東京専門学校の創立に参画
1890年12月:電話事業を開始

・・・なんともすごい方です

第117号 本気でやりきる

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今朝、校長室に吹奏楽部から部長の◎◎さん、マーチングリーダーの○○さん、ドラムメジャーの◇◇さんが訪ねてくれました
昨日の、北陸マーチングコンテストの報告と、わたしが応援に行ったことへのお礼です

三人とも、それぞれの立場で考えたり感じたりしたことを伝えてくれました
本当に立派だと思います
3人とも3年生なので、今回の演奏がラストのコンクールであったことや、自分たちのすべてを残り限られた時間で後輩に伝えたいという話に、心が揺さぶられました

また、以前からマーチングを観るたびに、ドラムメジャーについて興味があったので、◇◇さんにひとつだけ尋ねました
「ドラムメジャーは一人ですが、演奏中はどんな気持ちなのですか?」

とてもつまらない質問なのですが、◇◇さんはしっかり答えてくれました
「自分一人で先頭にいるので、後ろが見えず、ついてきてくれているのか不安なことがあります」

わたし「一人だから緊張するでしょ?」
◇◇さん「事前の会場リハーサルで、ちょっと失敗したのですが・・・、本番ではみんなを信じて、本当に楽しんでできました」

この話を聴いてとてもうれしくなりました
横で部長の◎◎さん、マーチングリーダーの○○さんも笑顔でこの話を聞いていてますますうれしくなりました
そして、昨日の演奏がはっきりと思い出されました

1ヶ月という短い準備期間
新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況もあっていつも以上に制約の中での準備だったと思います

その中での金賞です
すばらしいです
よく頑張りました
また、本気・根気・元気の姿を具体的な形として多くの人に示してくれました

ありがとう
そして、ありがとうございます

北陸マーチングコンテスト 9/12

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本日、氷見市ふれあいスポーツセンターで開催された北陸マーチングコンテストで、出町中学校吹奏楽部が金賞を受賞しました
北陸代表は逃しましたが、みんなよく頑張りました

応援ありがとうございました
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第116号 選挙

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17日(金)の生徒会役員選挙に向けて、朝の選挙活動が始まっています
今回は立候補者が11名
内訳は、会長候補2名、副会長候補3名、書記候補3名、会計候補3名
会長1名、その他の候補は2名が定員ですからそれぞれに激戦です
今回の選挙では、選挙公報を14日(火)にタブレットにダウンロードし、生徒は立候補者の公約を目にします
そして、17日(金)の立会演説会、投票となります
投票するところまではデジタル化されていませんが、ペーパーレスとなりました
これにより、選挙管理委員会は印刷・製本の作業が大幅に減り、その他の活動にエネルギーを注げます

時代は確実に変わっています
ただし、立候補者の応援活動は、候補者名の書かれたたすきを着けて、「おはようございます!○○をよろしくお願いします!」と通り過ぎる会員に声をかけるスタイルです

変わるものと、変わらないもの
変えればよいものと、変えてはならないもの

これらを考えるとき、これは何のためのものか、誰のためのものかを考えることは重要でしょう
訳の分からない、ごちゃごちゃしているものを扱うとき、面倒でも本当に大切なものを覆い尽くしている、どうでもよいと考えられることを本体から引き剥がし、本当に大切なものを慎重に扱わなければと思います
とかく、時間が経ったものほど本当に大切なものが見えなくなり、周りにべっちょりとごちゃごちゃしたものがくっついている気がします

選挙をするのはなぜ?
選挙をするのは誰のため?

さて、立候補者は新しい生徒会役員になったら、何を目指して生徒会活動に取り組むつもりでしょう?
具体的に何をするのでしょう?
どんな思いで活動するのでしょう?
選挙公報をよく読まないといけません
分からないことがあれば、質問してその回答をよく聞かなければなりません

あ、わたしには選挙権はないのでした・・・
任せました、出中生のみなさん!

その容姿が目をひく候補者
話がうまい候補者
何だか面白い候補者
・・・
果たして、未来の出町中学校生徒会のリーダーとして自分たちを導き、よりよい出町中学校生徒会にしてくれる候補者にとって必要なものは何でしょう?

おとなも、選挙の際は候補者のこのことをよく考えて投票に臨み、子供たちに範を示せたらと思います

第115号 自由な研究 at イチタモ

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夏休みに自分たちの興味のある課題を見付けて取り組んだ作品の展覧会が、2階の多目的スペースで開催中です
休み時間には興味深く作品を鑑賞する生徒の姿があります
展示が始まってから日数が経っているのですが、多くの生徒が見ています
なかなかの力作揃いでとても面白いです
コロナ禍にあって、保護者や地域のみなさんに見ていただけないのが残念です

並んでいる作品は国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語、その他、多岐にわたっています

現況をよく表している作品もあります
「木製の足踏み式手指消毒装置」「オリンピックスタジアムの模型」等の工作、「安全性の高いマスクはどれ?」と様々なマスクについて調べた研究等があります
話題になったピクトグラムもありました(※執行部が運動会のエンディングセレモニーでも披露しましたね)
「1本の赤ペンで朝倉先生の○は何個?」という興味深い作品もあります
これは、1本の赤ペンでどれだけ○を書き続けられるのかを、インクを使い切るまでに引ける線の長さから導き出した研究です
その他にも、ユニークだったり、時間と労力をかけた作品であったり、個性あふれる多くの自由な研究が並んでいます
まだあまりよく観ていない出中生には、ぜひ観てほしいです
興味が無いと思っていても、思いもかけず刺激を受けることもあります
これからは、自分で課題を見付けられることが大切です
ここに並んでいる作品は、自分で課題を見付け、本気で根気よく取り組んだ成果ばかりです・・・おそらく

今週10日(金)に作品は返却されますから、展示期間はあと数日
出中生よ
急げ!第1多目的スペース イチタモへ!!!
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第114号 東京2020オリンピック・パラリンピック

東京2020オリンピック・パラリンピックが幕を閉じました
人間の力・可能性を、改めて感じさせてくれた大会でした
特に、パラリンピックに関しては、今回ほどしっかり観た大会はありません
そのため、多くの気付きがありました

その中でも特に、競泳の木村敬一選手、陸上の道下美里選手の姿から、表現できない強いものを感じさせられました

木村敬一選手
名前が同じ敬一であることから、以前から注目していた選手です
前回のリオデジャネイロ・パラリンピックまでの3大会で、獲得したメダルは銀3個、銅3個
リオ大会では金メダルの大本命と言われながら2位・・・
その悔しさから、まわりの反対を押し切って単身渡米し、水泳修行
それはアメリカのコーチでさえもアンビリーバブルと驚く行動でした
なぜなら、介助を同伴しなかっただけでなく、そもそも彼は英語が話せない状態だったからです

9/3(金)の男子100mバタフライ(視覚障害S11)のレースで、念願叶い優勝!!
レース直後のインタビューでこう答えます
「この日のために頑張ってきたこの日って、本当に来るんだなと
特にこの1年はいろいろあって、この日は来ないんじゃないかと思っていたんで・・・
家に帰って思い切り泣きたいです」

これまでの苦労や想いは、想像を遙かに超えるものでしょう

同じレースで銀メダルを獲得した冨田宇宙選手のインタビュー
「金メダルを目指して銀メダルなので本当は悔しがらなければいけないけど、木村君が金メダルを取ってくれたことが本当にうれしいし、そこに続いて僕がゴールできたことも本当にうれしい」
また、ライブ中継のスタジオの解説者、放送ブースの解説者が、話すことができなるほど涙する様子から、木村選手は本当に多くの方に応援されていた選手なのだと感じました
木村選手の世界一の本気が、多くの人の心に伝わったからでしょう


女子マラソンの道下美里選手
前回のリオデジャネイロ・パラリンピックは銀メダルで、表彰式で悔し涙を流します
膠様滴状角膜ジストロフィーという難病を発症し、中学2年で右目を失明
20代半ばには左目の視力もほとんど失ったそうです
26歳で入学した盲学校の体育の授業で、「音源走」という、音のする方向に向かって走る短距離走を初めて体験します
最初はダイエットが目的だった陸上ですが、学校に赴任してきた体育教師の安田祐司先生の指導で、本格的に取り組みます
そして結婚後、転居した福岡県で視覚障害者のランニングクラブに加入
視覚障害者と伴走者をあわせて10人ほどだったメンバーは、現在180人近くに増えたそうです
「彼女が明るく前向きに頑張る姿を見て、少しずつ仲間が増えた」とクラブの元会長は話されていました

今回は雨の中のレース
ゴール直前には、彼女の勝利を祝福し、そして彼女を支えた多くの人の支援を称えるかのように、雲間から日が差します
下の画像の影を見てもよく分かりますが、ゴールまであと400mのときはまだ日が差していません
雨が降り、湿度の高い中での熾烈なレースだったのがうそのような光景でした

生中継を観ていて、木村選手の姿も、道下選手の姿も、涙でよく見えなくなりました
歳をとると誠に涙腺が弱くなります
二人とも、「表彰台で国歌を聴いて、本当に1位になったと実感した」と言います
メダルの色が見られない二人にとって、表彰台で国歌を聴くことがどれだけのことか・・・

多くの人に応援してもらえる選手(人)は、強いです
やはり、人は一人では生きてはいけないのです

道下選手が言います
「最高の伴走者と最強の仲間がいたから、たどり着いた 本当に夢みたい」
翌朝のインタビューで、「その日の夜は寝てしまうと、朝目が覚めたときに、『これは夢だった』となるかもしれないと、不安でなかなか寝られなかったんです」と、笑顔で答えていた姿からその人柄を感じました

二人に共通する、応援したくなる人ってどんな人でしょう?
出中生諸君! ぜひ考えてみてほしいです


ちなみに、来年5月1日から15日まで、ブラジルで24回夏季デフリンピック競技大会が開催されます
この大会も新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により2021年12月5日〜21日の開催予定だったものが、半年ほど延期されました
「夏季デフリンピック」
さて、この名称を聞いて、これが何の大会か分かる人は出町中学校にどれくらいいるのでしょう?
これもどこかで出中生に聞いてみましょう・・・
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第113号 運動会 その2

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いつものことなのですが、運動会前になると天気がとても気になります
科学的ではないと言われますが、どうしてもテルテル様におすがりします

秋の空はうつろいやすく、案の定、天気予報がころころと変わりました
※気象庁及び気象関係者を非難しているつもりはさらさらありません それほど秋の天気の予報は難しいのです・・・

前日まで、秋の天気に振り回された感があります

結果として、よいお天気でした
よいお天気とは何をもって「よい」というかは人それぞれです
雨が「よい」人もいるでしょうし、晴れが「よい」人もいるでしょう
ですからテルテル様も大変なのですが、わたしにとっては秋晴れの青空の下も「よい」天気ですし、熱中症の心配をそれほどしなくてよい曇り空も「よい」天気です

9月4日は朝6時に、開催決定をする会議を開きました
この時点でも天気予報の中には、降雨予想のものもあったのですが、開催を決定します

終わってみれば、熱中症の心配をそれほどしなくてよい曇り空
時折、青空ものぞいていました
同じ県内でも場所によっては朝から強い雨が降り、運動会を中断した学校もあったようですから、出町中学校にとってはこの上もない「よい」天気でした

朝から係の活動で準備をする生徒と共に、PTA役員のみなさん、無観客対応のためにLIVE配信をしていただくTSTのみなさん、アルバム用写真を撮影していただく写真屋さんが来校されました
PTA役員のみなさんにおかれては、雨の中、グラウンドで写真撮影などの打ち合わせをしていただいたり、LIVE配信に向けての環境整備をしていただいたりと、力強く支えていただきました
会長様をはじめ、みなさん、誠にありがとうございました
本当に、今回も多くのみなさんのご支援・ご協力のおかげで運動会が実施できました

こういうことは子供の頃は全く考えていませんでした
歳を重ねる毎に、自分一人では何もできないことを痛感し、多くの方に支えられることを知りました
出中生の中には、既にそのことを感じている生徒もいるので素晴らしいです

競技や応援合戦に注目しがちですが、それに向けての活動、終了後の片付けなど、それぞれに本気で根気よく元気に取り組む出中生の姿がありました
今年も多くのことを出中生は学んでいます

生徒会執行部がエンディングセレモニーでみせてくれた企画力は、今年度の生徒会年間活動目標の「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」を、とても分かりやすい形で出中生に示してくれたと思います
ありがとう

そして、閉会式のあいさつで言いましたが、その生徒会執行部や団を引っ張った3年生に協力し、本気でついて行った2年生、1年生の存在も大切なのです
ありがとう

2学期はスタートしたばかり
これからも感染症予防を忘れることなく、思う存分「躍動」してくれればと願っています
それを支えるのは教職員、おとなの役割です

第112号 運動会

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運動会が終わりました
競技部門、応援部門、共に1位となった白団、おめでとう
他の団も、本当によくがんばりました

勝負の世界では勝ち負けがあります
しかし、今日の運動会では勝敗を超えた様々なことを感じました
今、出中生のみんなはどのようなことを感じているでしょう
この運動会で感じたこと、思ったことなど、ぜひ家の人にも伝えてほしいと思っています

競技の中で感染予防対策のため、声を出せない中、団の境を越えて応援する手拍子を聞きました
途中で転んでも、立ち上がりゴールを目指して走りきる姿を見ました
運動会の準備から競技中、解団式まで、ずっと「どうせ、だめや」とか「どうせ、むだや」といった、ダメダメの姿はなく、最後まで根気よく、本気で元気に取り組む姿がありました

開会式で武田信玄の言葉とされていると紹介した、「本気ですれば、何でもできる 本気でするから何でもおもしろい 本気でしているから、誰かが助けてくれる」を、改めて出中生にその言動で見せてもらった想いです

「本気でやり切ったこと」、「根気よくできたこと」、「元気でやれたこと」
ぜひ、忘れないでほしいです
「悔しい」とか、「ああすればよかった」という想いがあれば、それは自分の未来に生かしてください

新型コロナウイルス感染症の影響はまだ続きます
しかし、みんなと一緒なら乗り越えられると思います

中心となって進めてくれた執行部、3年生のみなさん、改めてお礼を言います
ありがとう
一緒に本気でがんばった、2年生、1年生のみなさん
ありがとう
運動会の実施にあたり、関係していただいたすべてのおとなのみなさん
ありがとうございました
動画配信で、離れて応援していただいたみなさん
ありがとうございました

今後も、新しい学校生活の中で、みんなの「本気」「根気」「元気」の姿が見られることを楽しみにしています

写真の説明は、また機会があればしたいと思います
ピクトグラム、団の境を越えた自然な活動、感染症対策への取組等々、出中生の力を様々な場面で感じたとだけ、今日はお知らせしておきます

第111号 本気・根気・元気

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授業が終わる少し前から職員室内で何やら話をして、外へ出て行く二人の教師
妙にその姿が気になり後を追うと、グラウンドで活動していた生徒たちが授業を終えて校舎内へ入っていくタイミングで、グラウンド内へ入っていきました
その手にはライン引きが・・・

毎時間の生徒たちの、本気、根気、元気な活動でグラウンドのラインはすぐに消えていきます
その目印のラインを、次の生徒たちが活動する前に二人で引き直しに行ったのでした

ささっとラインを引くと、二人はさっさと校舎内へ
次の授業があるようです

今回はたまたまこの二人の姿を追いましたが、本校の教職員はよく動きます
明日の運動会へ向けて、また、日々の教育活動の中で、絶えずよりよいものを目指す意識が本校の教職員に感じられます
その姿を見るからか、生徒たちも自分で考えてよりよいものを目指す言動をみせてくれます

昨日の団活動を遠くから眺めていて、限られた中で3年生を中心によくやっていると感じました
それは3年生だけでなく、2年生や1年生も本気で取り組んでくれているからです

その取組は一人一人違っていてよいです
この取組は優劣をつけるものではありません
一人一人が今自分のできることを、本気で取り組むことが素敵なのです
人生には波がありますから、今は思うような言動ができないこともあります
そのときも、今の自分ができることを、最後は自分で決めてやればよいと思うのです
それは決して「〜をやる」という選択肢だけでなく、「〜をやらない」という選択肢もありです

違うようで同じだと思っていることが新型コロナウイルス感染症への対策です
昨朝、NHKの番組で「コロナ禍での学校」を取り上げ、「学校で気をつけること」を紹介していました
文書等でもお知らせしていますが、下の画像の3点は今一度みんなで確認したいことです

今、自分ができることを、自分で決めて、本気で取り組む
「本気・根気・元気」です

明日の運動会が楽しみです
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行事予定
1/18 第3学年保護者会1日目
1/19 第3学年保護者会2日目

学校だより

相談室より

インフルエンザ様式

その他感染症様式(インフルエンザ以外)

学校からのお知らせ

PTAからのお知らせ