最新更新日:2024/05/14
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

第200号 1.17

阪神・淡路大震災から27年が経過しました
6434名が犠牲となった大惨事でした
中学生には歴史上のできごとの一つであるように感じるでしょうが、わたしにはリアルです ※東日本大震災についてもですが・・・・。

その日、阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震のゆれをわたしは感じました
まだ外が暗い中で、なぜかバチッと目が覚め、時計を見て「まだ6時前かぁ」と思った瞬間、ぐらぐらと揺れ始めます
あまり体験したことのない、ゆっさゆっさとした揺れで、揺れている時間が長く感じられました
揺れが収まるやいなやリビングへ行き、テレビを付けると、関西での地震だと分かりました
そして、夜が明けるにつれて、その被害の甚大さを知り、様々な衝撃的な映像を観ることとなります

日本は地震国であり、火山国です
自然を押さえ込むことはできませんから、知恵と工夫が必要です
自分の命、財産を守るために何ができるのか、意識しておく必要があることを1.17は突きつけました
また、家族や地域、生きることそのものについて、いろいろ考えさせられるできごとでした

犠牲になられた方々に、改めて、心より哀悼の意を表します


1月12日に「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について」の答申案が公示され、2月2日23時59分までの期間、パブリックコメントが募集されています
行政手続法に基づく手続の、任意の意見募集というものです
3月までの決定に向けて、文部科学省の中央教育審議会でこの意見も参考にしながら検討が続けられるようです
一部紹介すると、その方向性は以下の通りとなっています
○ 学校安全計画・危機管理マニュアルを見直すサイクルを構築し、学校安全の実効性を高める
○ 地域の多様な主体と密接に連携・協働した安全対策を推進する
○ 全ての学校における実践的・実効的な安全教育を推進する
○ 地域の災害リスクを踏まえた実践的な防災教育を実施する
○ 事故情報などデータを活用し学校安全を「見える化」する
○ 学校安全に関する意識の向上を図る(学校安全文化の醸成)

学校に求められることは様々です
学校教育は安心・安全が基盤であることに、間違いはありません
そのために多方面からの支援を必要とします

NHK for School
阪神・淡路大震災特集サイト
あの日を胸に 
1995年1月17日
https://www.nhk.or.jp/kobe/shinsai/index.html

第199号 支えていただく

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どのくらいの雪が積もるのだろう・・・
昨日から今朝にかけて、生徒・教職員が登校・出勤する際の安全確保に関して、気が気ではない夜を過ごしました
通常通りで大丈夫と判断しつつも、心配なものは心配なのです

昨日の午後4時03分に、富山地方気象台が砺波市に大雪警報を発表します
ただ、この大雪警報は、山間部であり、平地は注意報のままでした
結局今朝の午前3時51分にこの山間部を対象とした警報は解除となり、全域が注意報となります
そして、先ほど午前9時31分に注意報も解除されました

砺波市の積雪状況は、刻々と変化する県西部の道路のライブカメラや、砺波在住の○○教頭の撮影画像を見て確認し、本日の登校時刻等は昨日判断したそのままの通常通りとしました

数年前、深夜のどか雪のため、いつも来てくれる除雪車が自宅前にたどり着けず、朝出勤しようとしたわたしは、玄関を開けると膝上まで積もった雪にびっくりし、立ち尽くした経験があります
教師生活○○年、初めて学校へ出勤できない状況でした
また、「立ち尽くす」ということを実感した瞬間でした
昼前には除雪車が到着し、昼過ぎには学校へたどり着けましたが、忘れられない体験で、今回も心配していました

今日は午前2時過ぎから自宅前を除雪車が走ってくれました
おかげさまで朝は、安全にいつもより早めに出勤することができました

学校敷地内を回ると、武道館側の駐車場に除雪車の入った跡があります
そう言えば、自宅から出町中学校までの道も、当たり前のようにきれいに除雪してありました
これは、ありがたいことです

登校してきた出中生が、当たり前のように前庭の除雪をしてくれます
ありがたいことです

ふと、まどみちお氏の詩を思い出しました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「朝がくると」  まど・みちお

朝がくると とび起きて
ぼくが作ったものでもない 水道で 顔をあらうと
ぼくが作ったものでもない
洋服を きて
ぼくが作ったものでもない
ごはんを むしゃむしゃたべる
それから ぼくが作ったものでもない
本やノートを
ぼくが作ったものでもない
ランドセルに つめて
せなかに しょって

さて ぼくが作ったものでもない
靴を はくと
たったか たったか でかけていく
ぼくが作ったものでもない
道路を

ぼくが作ったものでもない
学校へと
ああ なんのために

いまに おとなになったら
ぼくだって ぼくたって
なにかを 作ることが
できるように なるために
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小学生向けの詩ですが、出中生のみんなは、この詩を読んで何を思うでしょうか

多くの人に支えられて、わたしは生きています
そして、次は・・・

第198号 言ってもらえる幸せ

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「いじくらしいなぁ〜」
出中生のみんなは、こんな言葉を発していないでしょうか?
中学生時代のわたしは、こんな言葉を、心の中で散々発して、身体の中はまっ黒クロスケでした
しかし、歳をとるにつれ、誰かに何かを言ってもらえる幸せを感じるようになり、少しは白くなったかな

ある年齢以上になる、役職に就く そうするとまた言ってもらえなくなるようですが、幸いわたしは今でも多くの方にいろいろ言ってもらえているかなと感じます(※何でも言い易いのか?いや、まだまだあるのだが、伝えられるのは氷山の一角か?)
これは誠にありがたいことです
「校長先生、ここがおかしいです」「あれはいかがなものでしょうか」といったダメだしや、「こうしてはどうでしょうか」等、耳が痛いことやよりよいものを目指すアイデアを伝えてくれる人がいることは、とても大切なのです

学年最後の3学期、そのスタートとなる始業式
ここでも書きましたが、体育館からのリモートによるわたしの式辞は、うまく各教室にいる出中生に届いていなかったようです
そのことを知り、がっくり落ち込みながらそのときの様子の記録写真を見たのですが、そんな状態でも教室で本気で聴こうとしてくれている出中生の姿を見て、泣けました(上写真1段目)
やはり出中生はすばらしい

また、○○教諭は、校長室前に掲示してある式辞の原稿を「少し貸してください」と許可を得、その原稿を使って生徒に式辞の内容を伝えてくれました
◎◎教諭は、校長室前の式辞の原稿を撮影し、学級で代読してくれました
出中生だけでなく、本校の教職員もすばらしいです
泣けました

式辞の内容は、ここで紹介するほどのものでもないので公開しませんが、出中生のみんなには伝えたく、校長室前の掲示だけでなく、正面玄関・図書室前の電子掲示板でもしばらく流すことにしました(上写真3段目)
少しでも「3学期もがんばろう」と思ってもらえるとうれしいです
果たしてどれくらいの人が気付いて、読んでくれているでしょう

そう言えば、昨日はホームページの誤字について教えてくれた3年生がいました
担任にさりげなく伝えてくれたと聞いています
よりよいものを目指し、何でも伝え合える環境であることは学校として健全だと思います

3学期始業式の式辞の感想も、もっとわたしに伝えてくれないかなぁ
ああ、これは忖度せよというメッセージではありません
念のため・・・

第197号 涙のわけ

最近、以前にも増して涙もろくなりました

学校で、
生徒が本気で学習に取り組む姿を見ると泣けてきます
生徒が思春期の中でもがいている姿を見ると泣けてきます

学校外で、
風景を見ていると
音楽を聴いていると泣けてきます
テレビ番組を観ていると泣けてきます
映画を観ていると泣けてきます

若い頃はあまり感情のない、冷たい人間だったのですが・・・
これって、なぜでしょう?

そこそこ生きているので、いろいろな目に遭ったからでしょうか
うれしいこと、楽しいこと、しあわせなこと、安心すること
苦しいこと、悲しいこと、悔しいこと、寂しいこと・・・
改めて振り返ると、いろいろありました

ちょっと前まで考えもしなかったことを経験しました
「まさか自分が!」と思うことを経験しました
そんなことを繰り返すうちに、涙もろくなった気がします
涙がこぼれるのは、苦しみ、悲しみばかりではありませんから

先日、ネットで、魚乃目 三太さんの漫画を目にしました
この作品を観ても、泣けました ※下おりたたみ記事

おそらく中学生の頃のわたしは何も感じないでしょう
気にも留めなかったと思います
しかし、今は目に留まり、涙してしまいます

出中生も一人一人が今まで経験したことに差がありますから、若かりし頃のわたしと同じで何も感じない人もいるでしょうし、中学生でもいろいろと感じる人もいるでしょう

学校ではいろいろなことが起こります
本校は砺波地区において生徒数が一番多い中学校ですから、毎日何かがあって当たり前です
そして、それは社会の縮図であり、人生の1ページです
けっして不要なものではなく、すべての経験は未来への教訓であり、自信につながるものとなるでしょう
学校における授業はもちろん、学校生活すべてに学びがあります
それらはすべて、未来の自分のためです

周りのおとなは、経験の浅い子供たちをどのように支援すればよいのでしょう
「かわいい子には旅をさせよ」「鉄は熱いうちに打て」「子供のやりたいことを応援せよ」等、昔から世の中にはいろいろな考えがあります
「これが答えだ!!」というものはないとわたしは思います
ただし、どのような支援であっても、その土台として、目の前の子を想う「愛」は大切でしょう

3学期が始まり、久しぶりに授業に本気で取り組む生徒たちを観ながら、そんなことを考えます

第196号 3学期教育活動本格始動

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先ほど始業式を実施しました
写真(上左)のように、体育館には誰もいません
新型コロナウイルス感染症感染対策と、受験期となっている3年生に配慮した寒さ対策によるリモートでの実施です
※この後の書き初め大会用に、ジェットヒーターを朝からフル稼働しているので結構体育館は暖かいです

何度やってもリモートは慣れません
生徒たちの表情や姿勢が見られないからです
これは、メッセージに対するリアクションを、わたしが感じられないことを意味します
事前に原稿を用意して発信しているメッセージですが、相手の反応に合わせて話すスピードや音量は意識して変えます
内容をその場で替えることもあります
今回も緊張と、教室にいる出中生・教職員の姿を想像しながらの式辞でした

どのようにわたしの話を聴いてくれただろうかと思いつつ、リモートの式を終えて校長室へ戻る時、教職員の表情や様子がどうもおかしい・・・
わたしのリモートに対する想いが影響したのか、機器の状態がよろしくなかったようで、端的に表現すると「聴き取りにくく、何を言っているか分からなかった」とのこと

準備も含めて甘かったと反省しています
改めて生徒の前で話す時間もないので、校長室前に式で話した内容を掲示しました(写真上右)


ここ数日あまりよろしくないことが続いています
そのすべてが確認不足など、わたしの言動によるものと考えられます

新学期のスタートにおいて、これは何かを教えられていると感じます

第195号 語呂合わせ

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朝から3年生が実力テストに取り組んでいます
1限目は社会

今回の問題にも、年号を知っていればより確実に解答できる問題がありました
年号は意味のない数字の並びですから覚えにくいです
そこで、意味のない数字の並びに意味をもたせる方法があります
それが語呂合わせです
「今日は何の日」もそのひとつでしょう

そして、これは自動車の登録ナンバーにも言えます
一般社団法人全国自動車標板協議会が2年毎に人気のナンバー番号を発表しています
例年、東京モーターショーが開催されるタイミングで最新版を発表しますが、2021年はコロナ禍で発表は中止となりました

2019年版のランキングは次の通りです
【5ナンバー】
1位 2525、2位 1122、3位 1、4位 8、5位 3
【3ナンバー】
1位 1、2位 8、3位 3、4位 5、5位 8888
【軽自動車】
1位 2525、2位 3、3位 1122、4位 1、5位 8008

5ナンバー、3ナンバー、軽自動車と種類によって違いがあります
この他にも、語呂合わせの人気ナンバーがあります
「4574(事故なし)」縁起担ぎかな
「・178(稲葉)」これは、B'zのファンですな

以前わたしの自家用車は「・563」で、知人から「ゴローさん」と呼ばれていました
今のわたしの車は、希望ナンバーで「◇01◇(※個人情報保護の観点から一部内緒です)」です
愛車の納車された年月日が理由で、この数字を希望したわけではありません
前の車も希望ナンバーで「◇01◇」でした
前の前の車が、偶然「◇01◇」だったことが、今に続きます
つまり3台続けて「◇01◇」です
最初の「◇01◇」が付いた車を使っていたとき、当時の勤務校の校務助手さんから、「先生のナンバーいい番号や!」と言われたのがそもそもの始まりです
その校務助手さんから言わせると、「◇01◇」は大変縁起のよい数字だそうです
理由を伺ったのですが、妙にそれが心に落ちて、この数字を変えられなくなりました
不思議なものです

今回の「校長室より」は第195号
「行くぞ!GO!!」と、意味付けることができます
そう言えば、前任校では「校長室より」を第360号まで発信していたので、通算すると第555号です
「GO!GO!!GO!!!」です
「2022年を暗示しているのか!?」と考えようとするのも、人間の特性ですね

そうあってほしいとの願いを込めて・・・
そして、出中生のそれぞれの花が咲くことを願って・・・
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第194号 自己研鑽は教師の努め

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職員会議、職員研修会、進路関係会議、・・・
本校教職員は、時間を最大限に活用して、授業がない今だからこそできること、今だからこそ必要な業務に取り組んでいます

生徒も教師も、それぞれの段階で自己研鑽が必要です
「脱皮しない蛇は滅びる」なのです

そして、進路選択に向けて本気で取り組む生徒たちを思い浮かべながら、入試に係る業務を細心の注意を払いながら遂行します


午後は1月10日(月・祝)に砺波市文化会館で開催される第43回砺波地区アンサンブルコンテストに向けて、吹奏楽部が練習に励んでいます
校舎内には日に日に力強く、また美しくなる音が響き渡ります


そんな姿を見たり、それぞれの頑張りを肌で感じ、わたしができることは、本気でがんばる人を本気で応援することです

本気でがんばることに、大人も子供もありません

アンサンブルコンテスト、楽しみにしています
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第193号 会議、会議、そして会議

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本日は朝から午後までびっちり会議が詰まっていました
本校のものだけではなく、砺波地区に関するものもありました
どの会議も緊張感のある会議ばかりです
※今まで緊張感のない会議が存在したという意味ではありません

こんな日は、短い休憩時間をいかに過ごすかが大切です
メリハリをいかに効かすかです

すべての会議は本校で開催されるので、場所を移動することでの気分転換はできません
しかし、校長室の過ごし方でメリハリを効かせることは可能です
要は、現状をどのように捉えて、自分にとってよりよい状況にもっていくかです
ただでさえ頭の回転が悪いので、少しでもスッキリさせていないと・・・


さて、出中生のみんなは未来の自分のために冬休みを活用できているでしょうか?
2学期の終業式で伝えた「決意」をもてた人はいるでしょうか?

特に3年生は、今までにない冬休みを過ごしているかもしれませんね
あまりにも遠い記憶ですが、自分が中3の時の冬休みは、悶々としていたように思います
大人になれば、「あのときは・・・」と、なんでもなかったように思い返せますが、「そのとき」は当事者にとって結構しんどいものです
今しんどい思いをしている出中生がいるならば、伝えたい
「そのしんどさは、いつか終わる」と・・・
「しんどいほど、終わったあとのやった感はハンパない」と・・・

どのような未来が、自分を待っているかは誰にも分かりませんが、今が未来を創ります
未来の自分のために今できることを、できる範囲でやってみればどうかと思います
あまりにもしんどいときは、しばし休んでエネルギーを補充することも大切です
エネルギー切れでは、何事にも対応できませんから
エネルギーの補充の仕方や、未来の創造する方法は、身の回りのおとなが知っている場合がありますから、エネルギーが切れる前に尋ねてみることは、現状打破の方法のひとつです

尋ねられたおとなは、ぜひ、自分が若い頃を思い返しながら、本気で回答してほしいです
ただし、あくまでもエネルギーがたまるように、回答の内容や伝え方等にご留意ください
応援することが基本です

6日後に3学期の始業式です


ビシッ!!
まだ冬休みは続くの、ですっ!!

あ、教職員は勤務です
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第192号 年始

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今日は御用始めです
学校でも、閉庁期間が終了し、部活動で生徒も登校しています
校舎内では吹奏楽部の楽器の音色や、合唱部の歌声が響いています

その音に誘われて校舎内を回ると、どの活動場所でも丁寧に年始のあいさつをしてくれました

「あけましておめでとうございます」
「今年もよろしくお願いします」

出中生は誠に立派です
年の始まりから、すがすがしい気持ちになります

実は初詣で授かったおみくじは、あまりよろしくなく、ちょっと年頭からモヤッとしていたのです
特に、「人に信用されぬことも多い」や「言語に慎まねばならず、又同時に人の口車に乗らぬように注意せよ」とのお言葉が、心に引っかかっています
よく書いてあったのは職業の項目で、「職業の種類では歌手大吉」とありましたが、わたしは教師でした
それから、出産の項目で「安産」でしたが、・・・。

ものは考えようです
このおみくじを戒めとして、今年も「本気」「根気」「元気」を意識して教育活動に励みます
ちなみにおみくじは境内に納めず、財布に入れることとしました

本日、出中生の前向きにがんばる姿を見て、自分もがんばろうと思えました
明るく新年のあいさつをしてくれて、元気になりました
みんな、ありがとう

誠に学校はよいところです
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行事予定
1/18 第3学年保護者会1日目
1/19 第3学年保護者会2日目

学校だより

相談室より

インフルエンザ様式

その他感染症様式(インフルエンザ以外)

学校からのお知らせ

PTAからのお知らせ