最新更新日:2024/05/20 | |
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砺波市立出町中学校
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「石動」「常陸」 no.711
数日前、茨城県の悩みが話題になっていました
それは、「常陸牛」「常陸乃国いせ海老」等、茨城県が「常陸○○」と名付けた地元食材のブランド化を進めるにあたって、想定しなかった課題が判明したというものです それは、「常陸」の読み方です どうも、「常陸」を読めない若者が多いのではないかという話になり、まさかそんなことはないだろうとネットで調査した結果、全国20〜30代の約半数程度が読めなかったのです 出町中学校ではどうか、聞き取り調査を実施しました 調査数は出中生5名、教職員5名の計10名です ※少なくてすみません 調査方法は、廊下で出会った人に突然質問する形式でした ちなみに、調査は2問で、最初は「石動」の読みを問い、その次に「常陸」の読みを問いました 「いするぎ」正答者10名(正答率100%) 「ひたち」正答者3名(出中生0名 教職員3名)(正答率30%) おそらく、茨城県で調査すると、この逆の結果になり、北海道や九州四国あたりで調査すると、「石動」も「常陸」も正答率は落ちると予想されます 富山県民だから「石動」は読めるのでしょう ※「常陸」を読めた教職員の一人は関東出身で、来県したころは「石動」を読めなかったそうです ※ちなみにわたしは石動中学校の卒業生です 言葉は時代や場所によって独特です 方言もそのひとつです それはそれで味があってよいと思うのですが、日本に住む者同士の円滑なコミュニケーションに、正しい日本語は重要でしょう 今日も本気で国語の学習に取り組む出中生の姿があります ※そのほかの学習も、「本気」「根気」「元気」です 昨日の読書の話と関連しますが、多くの言葉をインプットし、それを思い通りに操ることができるということは、表現のバリエーションが増えることとなります また、読み解く力も付くと思います そんな力に、わたしはとても憧れます さて、出中生は学びの先にある未来を、どのようにみているのでしょう ランキング no.710その掲示物は、 1 2021.4から2024.2までの約3年間で、3年生がよく借りた人気本の紹介(2段目左写真) 2 2023.4から2024.2までの約1年間によく本を借りた3年生ランキング(2段目右写真) の2点です 掲示物に名前があった□□さんが1位を狙っていたらしいという情報を、掲示物に注目していた○○さんに教えてもらいました 個人的に、応援したくなる話題です なんでもかんでも、ものごとにランキングをつけるとか、子供に競争させることはよくないと、かつて日本某所の小学校の運動会プログラムから、徒競走が消えたという話題を見た記憶があります みんなで手を繋いでゴールしたとかしないとか・・・ 今年はパリ・オリンピック・パラリンピックが開催予定であり、金メダルの獲得を目標に世界中のアスリートが日々鍛錬しています スポーツ界だけでなく、プロスポーツの世界では優勝を目指して、日々鍛錬しています どの世界にも勝負の世界があり、芸能のオーデションも同じ類だと思います また、別の視点から言えば、人それぞれに個性があって、自分の得意なことで誰かと勝負することは、その個性を活かすことです 義務教育の中で、様々な教科の学習に取り組むことは、自分の中の可能性を引き出したり、自分自身で気づいたりするためだとわたしは考えています だから、日常生活に役立たない数学や国語の古典は必要ないという考えを、今のわたしはもちません 大体、学習を損得で考えることはどうかとも思っています 読書が好きでその結果多くの書籍を読んだ それがこんな数になった 「それほどの数を読んだ自分は凄いな」と、それぞれが思えればよいのでは? 「自分もすごいと思ったけれど、それ以上に読んでいる人もいるのか」と、感じることも大切では? 決してこれは勝負云々ではありません 誰かと比較するというより、自分の成長や実績を確認するための数字です そして、世界は広いということも 3年生貸出冊数ランキング(2021.4〜2024.2)の第1位の記録は911冊 これは学校図書室の本だけでです 単純計算で年間300冊以上 本屋で書籍を購入したり、市の図書館等から借りたりしていればこれ以上の数となります 誠に凄い数字だとわたしは思います 「わたしも負けずにインプットしないとな」と思わされる掲示でした インプットしないことには、アウトプットするものがありません 3月1日 no.709市内の県立高校の卒業式に参列しました 卒業生の中に、前々任校で教頭として勤務した最後の年に、1年生だった生徒たちがいました その中の○○さんは、今年度のその高校の運動会で、声を出して元気に躍動している姿が見られてうれしかったことを思い出しました 中学1年生の1年間だけで、なおかつ200人ほどいた学年にもかかわらず、その当時の記憶にリンクした自分自身に驚きます 本日の式場で、たまたま来賓席と近かった保護者席におられたお母様とも少し挨拶と言葉を交わすことができてうれしかったです 3月に入り、中学校としては卒業の前に、来週に控える県立学校の一般入試に向けて、フルスロットルで突き進む時期ですが、3月1日は日本全国的に卒業シーズンへ突入の日です また、3月1日はいろいろな記念日となっていますが、その中に「デコポンの日」があります 1991年の3月1日に東京の青果市場で初めてデコポンが取引されたこの日を、デコポンのおいしさを広めるための日として制定したようです そして、「デコポン」と言えば「デコピン」(※ちょっと苦しいか・・・) 「デコピン」と言えば大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手 アメリカ時間では2月29日でしたが、日本時間で3月1日(※日本時間早朝)に「デコピン」と名付けた犬と同居している大谷選手が、自身の結婚に関する会見を実施しました この会見の中で、「発表しなくてもよかった中で、アナウンスしたのは?」という記者の質問に対する大谷選手の回答が、わたしは一番興味深かったです 「1番は皆さんがうるさいから(笑)。しなかったらしなかったでうるさいですし、今日まずここで発表して、野球に集中したいなっていうのが1番ですね。」 これを笑顔でさらっといえるところ それを言われて記者たちが笑っているところ これまでの付き合いや、大谷選手の日頃のふるまいがこのような状況を生み出しているのだろうなと感じます 感じたことをストレートに伝えて場の雰囲気を悪くしたり、人間関係を悪くするわたしにとって、大谷選手は野球選手やプロフェッショナルとしてだけでなく、人としても偉大だと感じるのです 出中生には、大谷翔平選手はどのような存在なのでしょうか? そんなことも考える、3月1日でもあります |
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