最新更新日:2024/05/19
本日:count up8
昨日:365
総数:892900
校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

出中生、そして教職員の姿 no.630

今日も見られる、授業に集中する出中生の姿↓(下写真1〜4枚目)
全日本合唱コンクール全国大会で金賞・特別賞を受賞し、出中へ戻ってきた合唱部を全員で迎える出中教職員の姿↓(下写真5〜6枚目※7枚目は合唱部)
そして、今日の学校訪問研修会でよりよい授業を目指して研修に励む出中教師の姿↓(下写真8〜10枚目)

どちらの姿からも、本気・根気を感じ、元気になります
わたしも、がんばろう
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

いろいろ考えさせられる no.629

画像1 画像1
先週は全国から集まった中学校長と教育課題等について研修を受けたり討議したりと、なかなかに刺激的な時間を過ごしました
特に「縁」と「プロフェッショナル」について、考えさせられた機会となりました

「縁」
富山県から参加したメンバーは11名
その中には、自分自身や家族との縁のある人が何人もいました
分科会では6名のグループで協議しましたが、その中に配偶者が富山県出身者であり、毎年盆と正月に来県される京都府の方と、大の富山県ファンで毎年必ず来県される埼玉の方がおられました
会場移動のためのバスの中でたまたま隣になった北海道の方は、別の分科会であったにもかかわらず富山県の方がおられたと、ひと盛り上がりしました
富山から遠く離れた場所で富山の話題で盛り上がったり、ちょっとした出会いが後で結び付いたり、「縁」と言うものはとても不思議ですし、大切にしたいと改めて感じました

「プロフェッショナル」
遠くまでの移動であり、初めて訪れる場所であったため、多くの方にお世話になりました
ちょっと困ったことがあるとすぐに周りの人を頼るのですが、とっさによりよく対応いただいた駅員さん
その知識と客を想う仕事ぶりには、感心しました
わたしの対応を終えると、別の方の下へ走っていかれる姿がありました
列車の出発時刻までにあまり時間がない中、「この時間で食事できますか」と尋ねたとき、オーダーの入り具合を確認されてから「申し訳ない、その時間では難しいです」と答え、「すみません」と頭を下げられた店員さん
別の店では「大丈夫ですよ」と笑顔で答え、その言葉通りすぐに注文の品を提供くださった店員さん
どちらも、自身の経験から、目の前の客に対して迷惑をかけない見事な対応でした
また、分からないことを尋ねたどの方も、笑顔で、本気で回答してくださっていることが伝わりました
わたしが富山からきていることを知ると、「ああ、砺波のチューリップは有名ですね!昔、富山で働いていたのです」と、話される方もおられました
職業的なプロフェッショナルとしてはもちろんですが、言葉の使い方がおかしいことを承知であえて言えば、人間としてもプロフェッショナルな人たちと出会った気がします
出会う人すべてが素敵な方ばかりの県外出張でした

そして今日は久しぶりに出中生が活動する姿を見られました
日常なのですが、やはりうれしいのです
そして、自分はすべての出中生に対して、県外出張で出会った方々のような姿勢でいられているのだろうか、と考えます・・・

給食の時間に放送室にお邪魔すると「お昼の放送」直前でした
緊張しながら全校に向けて情報や音楽を届ける彼らの本気・元気な姿は、県外出張で出会った方々とはまた別で、「未来を感じさせられる」姿でした
よりよい放送めざして、きっと創意工夫しながら今後も取り組むのだろうなと楽しみになります


まだ先週の疲れを引きずっているのですが、何だかいろいろと考えさせられることも続いています

本日も朝から学び no.628

画像1 画像1
画像2 画像2
今日も朝から学びです
昨日も縁を実感する1日でした
今日は何が起こるか楽しみです

学び多し no.627

画像1 画像1
画像2 画像2
出中生に負けずと学びの時間
なかなかに、いろいろです
学び多い貴重な時間
ポイントは主体的に学ぶことですな

見かけによらぬ no.626

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
今日から金曜日まで県外でお仕事
4月の修学旅行以来の、列車による長距離移動です
金沢駅以西の北陸新幹線に架線がかかり敦賀までの開業が迫っていることや、阪神地区は建物だらけなことや、岡山付近で見る中国山地はポコポコと北アルプスとは全然違うことなど、移りゆく車窓の風景を確認しつつ、頭がぐるぐるです
その中でも線路脇に黄色い花が咲き乱れている光景が北陸から滋賀県までずっと続いていることが、とても印象的でした

砺波でも咲き乱れていますが、セイタカアワダチソウです
そもそもは北アメリカ原産のキク科の植物であり、1900年頃に観賞用やミツバチに蜜を取らせる蜜源用として日本にやってきたようです
それが野生化して戦後に日本に広がりますが、自分が小さい頃にはあまり見なかったと思います
除草剤にそこそこの耐性があり、繁殖力旺盛でぐんぐん生息域を広げています
根から他の植物の生育を抑制する物質を出しているとも考えられます(アレロパシー作用)

・環境省指定の生態系被害防止外来種
・日本における侵略的外来種ワースト100
・外来生物法における要注意外来生物指定
など、結構ダークなイメージであり、わたしもあまりよい印象をもっていませんでした

こんなに増えるなら食べられたらよいのにと思っていたので、調べてみたら結構利用されていることを知りました
ただ、ネット調べであり、その信憑性は確認していません

薬草としての価値があるとのこと
北アメリカでは古くからセイタカアワダチソウをお茶にして飲んでいたとか、鎮静作用と抗菌作用があるとか、風邪やインフルエンザの予防、腎臓結石の予防効果も期待できるとか
また、葉をすり潰して傷や火傷、虫刺されの薬としていたそうで、1773年のボストン茶会事件の後、イギリスから紅茶を輸入できなくなり、紅茶の代わりにセイタカアワダチソウなどの草をブレンドしたお茶をリバティーティーと名付けて飲んでいたとか(正確には違う種類)
花が咲く前のつぼみを乾燥させる入浴剤として商品化されていることも知りました
デトックス効果があるらしいですが、どうなのでしょう
いつか試してみますかな

何事も見かけのみで判断せず、よく知ることが大事だと、改めて思いつつ、まだ目的地には着きません
あら、山口県もセイタカアワダチソウが咲き乱れてます

余韻 no.625

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
和鍾文化祭を終え、今朝から通常の教育活動を行っています
日曜、月曜とお休みでしたが、この間に活動している出中生がいました
切り替えが見事だなと感心しながらその様子を応援します

わたしはと言えば、まだ和鍾文化祭の余韻に浸っていたところがあり、PTA提供のオンデマンド配信で合唱コンクールの様子を何度も観返していました
スマートフォンやタブレットで観たり、ネットとつながっている居間のテレビモニターの大画面で観たり、「やはり出中生はすばらしい!」と自画自賛しながらの鑑賞でした

合唱コンクールは単に音楽の学習にとどまっていないとわたしは思っています
これは音楽科の教師だけの指導で成立するものではないことを意味します
学級担任、学年スタッフ、学校全体、そうです、すべての教職員の指導や環境づくりが合唱コンクールを成立させます
当然、その中心は出中生です
自分自身も中学生の頃、高校生の頃がありましたから、6度の合唱コンクールを経験しています
学級がまとまらず、いろな問題が起こったこともありますが、本番に向けて学級全体が何とかしようとし、そして本番を迎える
もがき、あえぎ、ぶつかり合いながら、やり切る感覚を経験しました
全然ダメダメの惨憺たる結果の年もあれば、最優秀賞を獲得した年もあります
それぞれが心のどこかに残ってます

教師になって、担任のときは我がクラスがいつも一番うまい!と思いながら生徒たちに声をかけていました
こう言いながらも、最初から思うようにできたわけではなく、生徒に教えられながら経験を重ねる中で、集団が成長しようとする手伝いができるようになったように思っています
いつもうまくいくとは限りませんから、そのやり方に完成型はありませんでしたが・・・

運動会も和鍾文化祭も、集団がぐっと成長するきっかけになっています
だから、わたしは合唱コンクールを大切にしたいですし、全教職員にも大切にしてほしいと思っています
おとなの予想を超える子供たちの成長を目の当たりにするタイミングなのです


今日は晴天
午前中、グラウンドでは1年生が保健体育科の授業で元気に学習に取り組んでいました
また、2年生が技術・家庭科の授業で元気にブロッコリーの世話をしていました
青空の下の学習だからか、活動する出中生がまぶしく見えました
栽培で育てているブロッコリーには蝶が飛来していました
そんな様子も見ながら、出町中学校のすべてが素敵に感じています

今、何を no.624

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
生徒会長が体育館に響かせた和鍾(和らぎの鐘)の音から、今年度の和鍾文化祭が始まりました
今日は、今年度の和鍾文化祭を終える閉会式で、副会長が今年度の総括をしてくれました
その詳細をここでは紹介しませんが、同じ想いでその話を聞きました
そして、再び生徒会長が和鍾(和らぎの鐘)打ち鳴らし、令和5年度の和鍾文化祭は幕を閉じました

「天資養活 自他共栄」そして、「和らぎの鐘」
開会式でも言いましたが、共に我が出町中学校を象徴するものです
ぜひ、今年度の和鍾文化祭のすべてと共に、一人一人の胸に、確実に刻んでおいてほしいと願います

「本気で根気よく元気に躍動する」姿
「一心 思いを共有しひたむきに進む」姿
わたし自身は今、出中生のみんなからまた多くのことを教えてもらったと感じています

来年度の和鍾文化祭に向けて
また、今後の学校生活に向けて
もっと先の未来に向けても、改善できることはあります
何事もすべてうまくいくことはなかなかありませんし、うまくいったとしても、よりよいものを目指すときには、改善するものがあります
またそれかと思われるかもしれませんが、脱皮しない蛇は滅びる・・・脱皮し続けていくことが大切だと思っています

出中生たちは和鍾文化祭を経て感じたことの、何を、誰に話してくれているでしょうか?
これはいろいろな事情で和鍾文化祭に参加できなかった出中生もです
うれしかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、この他の感じたことを何でも発せられていたらとわたしは思っています
それらを正面から聞いてくれる家族や誰かが、それを待ってくださっていると思っています


さて、和鐘文化祭の実施にあたり、ご理解・ご協力いただいたPTA役員をはじめ保護者の皆様
来場いただいた来賓の皆様
そして、生徒会執行部を中心に、和鍾文化祭を支えてくれたすべてのみなさんに感謝します
ありがとうございました

花粉症?? no.623

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
今日は和鍾文化祭1日目
令和5年度合唱コンクールを実施しました
ホール内に花粉が飛散していたのでしょうか?
目から液体が流れて仕方ありません

スタートブロックに登場は2年生
昨年度経験しているということで、合唱コンクールのスタートを任されました
どの学級も、この日に向けて積み重ねた練習の成果を発揮します
いつもより少ない人数での本番となった学級もありましたが、ベストを尽くしての合唱を披露してくれました
その姿が・・・・
一人一人の指揮者に注目して本気で歌う姿が・・・
液体が流れてしまいます
花粉? アレルギー?

初めての中学校での合唱コンクールとなった1年生
技術的には荒削りですが、まっすぐに、純粋に歌う姿が・・・
どの学級も2年生に劣らず、一人一人が本気で歌うのです
またしても液体が・・・
花粉ではないかも・・・
アレルギーではないかも・・・

お昼をはさみ、今年度で中学生活最後の合唱コンクールとなる3年生
流石でした
貫禄と言うか、何と言うか・・・
楽曲の意味をよく考えたであろうその合唱
歌う姿勢
そのすべてが1、2年生のモデルとなっています
合唱そのものはメッセージが伝わり、またしても液体が・・・
これは、花粉症でもアレルギーでもなく、心が原因のようです
激しく揺さぶられているのです

そんな3年生とは、本番直前にこんなことがありました
来場いただいた来賓のみなさんにご挨拶した時、たまたま3年生の観覧席近くだったので、少し雑談したのですが、某学級の○○さんが「今日は2冠を目指します!」と言います
続けて「いやいや3冠です」と、□□さんが笑顔で言います
むむ?3冠?
「運動会と、合唱コンクールと、・・・、もうひとつは受験?」と、ゲスなことを思ってしまった私は、その後深く反省します
「運動会の優勝、合唱コンクールの最優秀賞、そして、○○先生の涙!!」
ああ、そうきたかぁ、と、感じました
担任時代を思い出します
○○先生が羨ましいかぎりです
わたしは既に今日、液体を流しているのですがねぇ・・・
さて、3冠めざしたその結果は・・・、内緒です
※分かる人には分かりますがね・・・

来賓でお越しいただいた方にも、「感動した」というお言葉をかけていただきました

今日、がんばったけれど、思い通りにならなかった人もいると思います
そんな出中生とも何人か会話を交わしました

終わりの言葉で言いましたが、審査もののその結果は、審査員によって感じ方が違いますから絶対のものではありません
自分自身はどうだったかを、考えることが大切だと思います
確かに悔しいでしょう
しかし、やり切った、最善を尽くした、そしてその結果自分たちをほめられるパフォーマンスができた
そうであれば、自分たちで自分たちをほめればよいのです
それが自分の未来へつながるとわたしは思います
※決して人の意見を聞かなくよいと言っているわけではありません そういう評価なのだなと、望まない結果のときは別の視点の情報として未来に生かすのです

さあ、明日は生徒会ステージ
力いっぱい表現してくれるでしょう
またまた楽しみです

おわりになりますが、今日の合唱コンクールにおいて、大勢の方に来場いただき、出中生の姿を直接見ていただいた来賓、保護者の皆さんに感謝申し上げます
また、早くから来場いただき、運営を支えていただいた出町中学校PTA役員のみなさん、後日配信されるオンデマンド動画を提供いただく出町中学校PTA、その他関わっていただいたすべての皆さんに改めて感謝申し上げます
誠にありがとうございました

オープニング no.622

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
和鍾文化祭の開会式、オープニング・セレモニーがありました

わたしの言葉と被ってしまいましたが、生徒会が工夫を凝らした、和鍾(和らぎの鐘)についての解説プレゼンがあり、個人的にはとてもうれしかったです
同じ想いだなと

最初と終わりに和鍾の響きをみんなで聴くのはなぜか?
そのことを、出中生であるならば知ってほしいのです
代々引き継がれている、想いであり、伝統です
和鍾の音が響くとき、時空を超えて心が繋がると感じます

さあ、まずは明日の合唱コンクール
ここまでのいろいろな想いも含めて、その瞬間のベストを出し切ってほしいと願っています
楽しみにしています

準備はススム no.621

画像1 画像1
10月20日(金)、21日(土)に開催する「出町中学校 和鍾文化祭」
日常の学習活動を継続しつつ、全校体制での開催準備が進んでいます
今朝、多くの出中生がいつもより早めに登校していました

部活動の顧問をしていた頃、各種コンクール・コンテスト・大会等で、地区や県、そしてブロックを抜けて全国レベルの大会に出場となったとき、本番が近付くにつれてわたしの心の中に増す想いがありました
それは、「準備に時間をかけ、本番は一瞬」ということです
はかなさと言うか、なんと言うか・・・
その一瞬に、数日、いや数年をかけているのです
先日のCHIKOさんの講演会で、「この一瞬の為に、気の遠くなるような時間をかける」と話された場面がありました
わたしのかつての増す想いとリンクし、とても共感した部分です

校内を歩いた時、1日1日と準備が進む様子が目に見えるようになり、一層それらのことが頭の中を駆け巡ります
積み重なった時間・準備がものごとをつくり上げていく感じ

合唱練習で使用している多目的スペースにテープでステージ上の台のサイズが示されています
これは、誰かが準備したからです
何事もなくできることは、その裏に必ず誰かのおかげ様があります

さて、和鍾文化祭
目に見える準備、目には見えない準備、それらが本番に向けて積み重なって、その一瞬を迎えます
これらの準備には多くの人の想い・力・時間等がかけられています
その過程を見れば見るほど、本気・根気・元気なみんなの姿にいろいろ教えられます

※先日、校区の小学校の学習発表会へお邪魔する機会がありましたが、未来の出中生の躍動する姿は、これまでの準備の様子も想像され、涙が出そうになりました
これはその過程を想像しやすい同業者としての職業病ですね
特に、1、2年生の児童のまっすぐ取り組む姿には完全にやられました


一歩、一歩

これを実感を伴って体験することは、大切な学びのひとつです
きっと、そのときは一瞬ですが、そこから学んだことは一生ものかなと思います
画像2 画像2

出会い no.620

画像1 画像1
本日、声楽家の酒井雄一氏が来校されました
3年生に向けて生き方講演会というか、合唱指導というか、とにもかくにもホンモノに出会う機会でした

酒井氏は、富山市出身で高校から本格的に音楽をはじめ、東京藝術大学声楽科を経てデン・ハーグ王立音楽院古楽科古楽声楽専攻を卒業されています
これまでにバロックから古典派を中心に数多くの作品にバリトンのソリストとして出演され活躍されてきました
ジュリアード音楽院を初め、Vox古楽音楽祭 in ブカレスト、ボストン古楽音楽祭出演など、ヨーロッパを中心に積極的に活動するかたわら、後進の育成にも力を注いでおられます
最近はマリンバやサキソフォンなどのモダン楽器やエレキギターなどの電子楽器とのコラボレーションにも情熱を注ぎ、新たなサウンドとプレイスタイルを探求し続けておられます
オランダのデン・ハーグに住んでおられ、今回たまたま帰国されたことを知った本校のT教諭(かつての指導者)が連絡し、本日の来校・出会いとなりました
初めてお会いしたのですが、引き込まれるお人柄で、今日の出中生たちとの出会いについて、自分にとってとても刺激になったと言ってくださいました
わたしにしたら、超一流のプロフェッショナルから直接学べる機会を出中生に与えてくださり、感謝感謝なのですが、誠に謙虚でポジティブなお方でした
クラシックから音楽の道に入られ、今は新たなサウンドともコラボされるという、まさしく脱皮し続けられているその姿勢についてお聞きしたら、ジャンルにこだわることはなく、楽しいと思ったことに取り組むというお答えでした
まさしく「音楽!」→「音を楽しむ!!」だとわたしは感じました

出会いは不思議です
ここ最近、普段お会いできない方々との出会いが続いており、わたしはとても幸せです
もしかしたらわたしの余命はいくばくもないのかと思うほどです

3年生にも今日の出会いは刺激になったでしょう
歌声の変化がそれを証明していると感じます


酒井氏からいただいた名刺は、紅花が漉き込まれた能登仁行和紙の名刺でした
わたしも楓の葉を漉き込んだ井波和紙の名刺をつくって、海外へ向かったことを思い出しました
この出会いは、T教諭との縁、そして帰国されていると知って(※新聞に記事が掲載された)本人にすぐ連絡されたからであり、感謝です
そしてなにより、この出会いのもととなった出中生に感謝です

「ヒト」は人と出会い、人と人との間で成長して、「人間」になっていくということを、強く意識します
画像2 画像2

季節の香り no.619

画像1 画像1
この時期に車を運転するときは、窓を開けて外の空気を車内に取り込んでいます
稲刈りの後のにおいが秋を感じさせます
最近はキンモクセイの香りがフワッとします
そんな瞬間がとても好きです
本校の中庭でも花が咲き、香りを漂わせています
校長室では、9月頃からキンモクセイのオイルでその香りをホンワリとさせていたのですが、運転中にフワッと香る自然の中でのあの感じには及びません

第1学年フロアにある第1多目的スペースには美術科で制作した野菜や果物が並んでいます
香りはしませんが、香りを感じるから不思議です
それは秋の香りです
※学習発表会でご来校の際に是非ご覧ください


香りと言えば、20数年前に海外でホストファミリーにドライブに連れて行ってもらったとき、家畜の糞のようなにおいが車内いっぱいに広がった瞬間がありました
そのとき、「このにおいを日本では『田舎の香水(country perfume)』と言う」と話したら大受けしたことを思い出しました
考えようによってはある意味、稲刈りの後のにおいも、キンモクセイの香りも「country perfume」ですかね
※「田舎の香水」には少し自虐的な意味合いも感じますが・・・

秋は深まり、立山では冬がすぐそこです
野生動物のみならず、我々も準備が必要です
画像2 画像2

出会い・縁 no.618

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
本日、プロ・シンガーのCHIKOさんをお迎えし、第1学年 生き方講演会を開催しました

人生の中で何度か考え方のチェンジをされてプロ・シンガーになられたお話は、とても興味深かったです
出中生にも刺激になったことでしょう

人前に出ることが徹底的に嫌だった子供の頃
転機となった高校卒業後の進路選択
生きていくうえでのものごとの考え方
等々・・・

教師だけにはならないと思っていたかつてのわたし
出町中学校の校長をさせていただいているのは、多くの人との出会いであり、今は教師になってよかったと心底思っているわたしの人生と、何か通じるものがあると勝手に感じ入っていました

CHIKOさんが具体的なエピソードとして語られた、未来を想像して今をがんばることや、本番の為に、その準備に長い時間をかけて努力することの大切さ、また、プロとして歌を歌ってお金をもらうだけでなく、聴きに来られた方の時間をいただいていることを忘れないというお話は、わたしの心にもとても響きました

CHIKOさんが音楽学校時代に直接指導を受けておられたのがCHAKAさんで、CHAKAさんとはわたしが大ファンのPSY・Sのボーカルであるとか(※すべてのCDをもっています)、お父様が劇団四季のライオンキング・初代パーカッショニストであり、わたしがライオンキングを好きで何度も劇場で観ているとか、別のカタチでのつながりも感じました
本校のT教諭の高校時代の同級生であることや、別のT教諭に中学時代に教科指導を受けたという縁もありました
誠に不思議なものです

典型的な秋の青空が広がる下で、清々しさを感じつつCHIKOさんをお見送りしました

CHIKOさん、ありがとうございました
そして、講演会を運営したり盛り上げてくれた出中生、たまたま帰られるときに校庭で見送ってくれた出中生、本校教職員をはじめ、今日の生き方講演会に関わる全ての人に感謝します
ありがとうございました

脱皮できたか? no.617

画像1 画像1
画像2 画像2
昨日本校で、砺波地区の中学校の社会科教諭が集まり、教科指導の研修が行われました
本校のY教諭が授業を公開し、その授業を基に教科指導について協議されました

授業では出中生が本気・根気・元気に学習に取り組みました
少し緊張しているようにも見えましたが、ほぼほぼいつも通りだったかな?
やはり出中生はすばらしいです

授業力向上アドバイザーとして来校された、兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 名誉教授 米田  豊 先生が授業や協議の様子を参観され、全体に講演していただきました
具体的で分かりやすく、何より学校現場に寄り添った、熱い講演でした
個人的に勝手に師匠とさせていただいている、関西のY先生とその姿が重なり、あっという間の研修会でした
講演前後に、校長室で米田先生といろいろとお話しさせていただいたことも、誠に興味深く、そして学びの多いもので、わたしにとって貴重な時間でした
まだまだお話をお聴きしたかったのですが、わたしの都合が悪く、お別れとなったことが残念でした
今日は県東部の中学校で授業力向上アドバイザーとしての講演をされています
きっとまた熱く語られているのだろうと想像し、わたしもがんばろうとやるべきことに取り組んでいます

この感覚は何でしょう
初めてお会いしているのですが、ぐいぐいとその世界に引き込まれる感じです
お別れの際に、固く握手もさせていただきましたが、その大きな手は、すべてを包み込まれるようでした

授業を観ていただいた出中生のこともたくさんほめていただきましたし、授業者のY教諭にも的確で分かりやすい指導を個別にしていただきました
何より、中学生、教師関係なく、出会った人に全力で向き合われているように感じました
それが、わたしが引き込まれた理由のひとつかもしれません

講演の中でも、校長室のお話の中でもちょこちょこと出ましたが、「勉強せなあかん」「勉強が足りん」という言葉は、尊敬する関西のY先生が発せられる言葉でもあります
誠にわたしはまだまだ勉強不足です
※米田先生に指名されて、「分かりません」としか言えなかった場面もありました・・・

勉強に終わりはないと思います
決してそれは苦痛ではなく、ワクワクすることだと考えます
それは、やらされていることではなく、勉強すればするほど分からないことが増えていくことに関係すると思っています

と、思えるようになったのは、歳をとってからですね・・・
「勉強」を「勉めて、強いるもの」だから、つらいものだ!と、高校時代にある先生から言われ、違和感を覚えたことを昨日のように覚えています
勉めて強いられればしんどいでしょうが、自ら勉めて強いたくなるものであれば、楽しいものとなるでしょう
ただし、楽しいことと、楽なことは、イコールではありませんね

米田先生、ありがとうございました
この出会いのきっかけとなる授業を提供した、Y教諭にも感謝です
Y教諭を支えてくださった関係するすべてのみなさんにも感謝です
ありがとうございました

さて、Y教諭は脱皮できたかな?
参加された先生方は脱皮できたかな?
わたしも少しは脱皮できたかな?
新しく何を学んだでしょう

脱皮しない蛇は滅びるのです by ニーチェ

清掃の姿から no.616

画像1 画像1
本日は午後に県中学校教育課程研究大会があり、本校は砺波地区社会部会の会場となっています
教師にとって同じ教科の教師が集い、授業改善に向けて研修を深める貴重な機会です
授業研究という手法は、国際的にみて日本独自のものであると若かりし頃に先輩から教えていただいた記憶があります
日本では、文部科学省が発行する学習指導要領で、教える内容や時期を示していますが、その指導法についてはある意味教師に任されています
自由度があるのです
わたしは理科教師ですから、他教科の授業を通してその指導法を学ぶことは勉強になります
このあたりは校内研修等でも取り組んでいるところです
教科担任制の中学校において、独りよがりの指導に陥ることなく、絶えずアップデートを重ねながらスキルアップを図ることは我々の使命です
「脱皮しない蛇は滅びる」
だからこそ、この言葉がいつも頭の片隅にあります

地区内の中学校から社会科の教師が集まる特別な日です
いつも以上に出中生も清掃に力が入っているように感じるのは気のせいでしょうか
「きれいにしないとなぁ!」という声が校長室に聞こえてきたので、さっそく撮影したのが上の写真です
清掃も学習も、まとめてやるより毎日ちょこちょことやり、あるタイミングで一層力を入れると、より効果があがるように感じます

せっせと清掃や勉強する姿
結局その姿を一番よく見るのは自分自身です
人はごまかせても自分をごまかすことはできません

「その時」が訪れた時、がんばった自分は、きっと信じることができます
自分を信じる
それが「自信」なんだろうとわたしは思います

教師も自信をもって授業に取り組めるよう、今日の研修が充実したものになることを願っています

三連休 no.615

画像1 画像1
三連休を出中生や教職員はどのように過ごしたでしょう
休みと言えども、県中学校選抜体育大会があったり、県中学校文化祭があったり、県中学校ジュニアオリンピック陸上競技大会があったり、定期戦があったり等、なかなかに忙しくしていた人も多かったです
そして何より、今週は中間考査がありますから、その準備をしている人も多かったでしょう
わたしは、何かと県内を移動しまくっていた感じです
その為かどうかは定かではありませんが、昨日昼過ぎにふと愛車のタイヤが妙につぶれていることに気付きました
「むむ!パンクか!!??」と、青ざめながら初めて立ち寄るガソリンスタンドに助けを求めました
念入りにみていただいたのですが、どうもその原因が分かりません
結局、空気を充填してもらって、支払いを済ませ、お礼を言って去ったのですが、原因が分からないことは誠に不安なものです
今朝も出勤前にまずはタイヤを確認しました
特に異常を認められずホッとすると共に、困った時に丁寧に対応していただくことがなんとありがたいことか、また、突然にいろいろなことが起こるものだということを、反芻しながらしみじみと感じていました
応援してもらうこともそうですが、困った時の支えの安堵感、安心感は、表現しづらい感情です

そんな三連休が終わり、今週も学校生活がスタートです
さっそく今日は午後から出張で学校を空けますが、午前のうちに出中生から元気をもらって、職務に励みます
画像2 画像2

季節を感じる no.614

画像1 画像1
今朝はまた一段と寒く感じられました
昨日は立山室堂で積雪を伴う降雪があったようで、久しぶりに「冬型の気圧配置」という言葉を聞きました
あれほどまでに暑かった夏が嘘のようです
確実に季節はめぐっているということですね

出勤の際、「天使の梯子」が見られました
どんよりとした鉛色の空から、光の筋が大地にのびているその風景が、わたしは結構好きです
雪が激しく降っていたかと思えば、突然青空が広がり、雪面がキラキラと輝いて見える風景に次ぐくらいに好きです

道端にはススキの姿を見るようになりました
学校では、卒業アルバム用に教職員の個人写真撮影が始まりました
また、和鍾文化祭の合唱コンクールに向けて力が入る合唱の歌声が校内に響くようになりました
自然だけでなく学校では行事等で季節を感じられます

芸術、文化の秋

明後日、10月8日(日)には、新川文化ホールにおいて、県民芸術文化祭2023協賛事業「第28回 富山県中学校文化祭」が開催されます
本校からは音楽部門に合唱部、科学部門に情報科学部が参加し、芸術部門、書道部門。新聞・文芸部門に出中生の作品を出展します
ステージ発表等の様子は県内全ケーブルテレビで配信されますので、ぜひご覧いただければと思います
わたしは、新川文化ホールにて、出中生のエネルギーを直接感じてきます

ああ、食欲の秋でもありますから、お昼も考えなくてはなりませんな
画像2 画像2

想い no.613

画像1 画像1
1限
やや強めの雨が降ったこともあり、保健体育科「ソフトボール」の授業はグラウンドではなく、体育館ピロティで行われています

ふと気づくと、ピロティの窓際に不審者の姿が!!

あ、大変失礼しました、生徒の活動を見守る○○教諭でした

他教科の授業を観ると、普段自分の授業では見ることのできない姿を目にすることがあります
そして、それがよりよい生徒理解につながることがあります
他教科の授業を観ると、自分の教科とは違う指導法に触れ、自身の指導法を見直すきっかけや参考になることがあります
研修会ではなく、少しの合間時間でも、教師力向上の自己研鑽になります
何より、出中生の本気・根気・元気の姿は、見ていてうれしくなります

2限
先週実施した砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」のまとめで生徒たちが書いた文章の中のひとつを、○○教諭が持って校長室まで見せに来てくれました
その内容は、体験して感じたこと、周りの人たちへの感謝、未来に向けての想いなど、○○さん自身の言葉で力強く書かれたものでした
その文章が読めてうれしく、その文章を見せてくれたこともうれしく、なにより、その文章を読んで○○さんの成長を感じて感動している○○教諭の想いを強く感じることができたこともうれしかったです
教師の労働環境はブラックだと言われ続け、志願者が少なくなり教師不足に陥るという大きな問題を抱えています
確かに職場環境改善等を進める必要はありますが、「やりがい」のある仕事であることはもっと知られてよいのではと思っています
どの職業においても、「やりがい」はあります
そして教師にも「やりがい」があります
その中の大きなひとつは、「目の前の子供の成長」です
未来を生きる可能性無限大の中学生に毎年出会い、その成長を支えられるのです
ときには奇跡を見られる現場で・・・


2階の第4特別教室前の掲示板に○○○○ALT製作のハロウィン・バージョン・ディスプレイが登場しました(下の写真)
先日準備している姿を見ていたので、その完成品を見るとその掲示が特別に感じられます
途中過程を知ると、単に完成品を見たときよりも感じ方が強い方に変わるから不思議です
思わず「Which do you like?」のコーナーで栗にシールを貼ったわたしでした

出町中学校は出中生のよりよい成長を願い関わるおとなばかりです
ああ、中学校の中だけでなく、家庭も地域もそうです

出中生のみんなには思う存分、本気・根気・元気で学校生活を送り、成長してほしいと願っています
画像2 画像2

多くの支え・応援 no.612

画像1 画像1
画像2 画像2
昨日の夕方、富山県庁で、合唱や吹奏楽の全国大会に出場する小中高生の激励会が開催されました
本校合唱部は10月29日(日)の全日本合唱コンクールに出場するため、部長の○○さんが出席しました
※おまけでわたしも・・・
県教育委員会教育長 荻布 様から、「仲間たちとつくり上げた音楽。自信をもって、最高の舞台で最高のパフォーマンスを披露してください!」と激励の言葉をいただきました
代表者の紹介や教育長様から激励金をいただくなど、富山県からも支えられている・応援されていることを感じられる会でした

直接激励していただくことは、自分が支えられていること・応援されていることを感じられる、とても分かりやすい機会です
この場を体感できた出席者は幸せだったとわたしは思います

毎日の生活の中で、今回のようにはっきりとではなく、気付かないうちに支えられている・応援されていることは数えきれないほどあります
そのことに実感を込めて気付くことができるのは、もっともっと多くの経験をしてからかもしれません
歳をとればそのことを分かるようになるという人がいますが、わたしは年齢ではないと思っています
若くても経験を積んだ人は、自分の知らない誰かから自分が支えられ・応援されていることを知っています
逆に、年齢を重ねていても、そのことに気付かない人がいます

わたしは、そう感じます

果たしてわたし自身がどれだけ多くの存在に助けてもらっているのかを、心の底から本当に分かっているのかは、まだよく分かりません
まだまだな気もしています
仕事にしても、生き方にしても、いつまでたってもまだまだな自分なのです

命を終えようとするときにも、まだ分かっていないかもしれません
ただし、ずっと多くの支えや応援を意識し続けられたらと思っています

見上げる no.611

画像1 画像1
先週は、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」でがらんとしていた2年生教室
昨日から、2年生の本気・根気・元気な姿が見られます
今日も、2年生のある学級の英語科の授業では職場体験に関連した英文のプリントに取り組んでいました
また、グラウンドでは秋空の下、2年生のある学級が保健体育科の授業に取り組んでいました

誠にさわやかな朝です

そういえば朝、秋空の青空にぽっかり浮かぶ月が見えました
中秋の名月から数日でこれだけ欠けるのか・・・と感じる姿です
ふと、校長室よりの no.556「本日も学び」でも紹介したことを思い出し、再び写真を撮りました
月の欠け方と、手元のボールの欠け方が同じです
月と地球はとんでもなく距離が離れていますが、同じに見えるのです
個人的にはとても興味深い
以前、地球の裏側で明け方に月を見た時、同時刻に日本で夕方に同じ形の月を見られていることを知人とのメールで知り、単純に感動したことも思い出しました

感動と言えば、昨日出町小学校にお邪魔する用事があり、向かった途中にひまわりが咲き乱れている情景と出会い感動しました
ひまわりが太陽を見上げてます
そして、時間が経つと首を垂れる
ひまわりって不思議な花です
なんだか惹かれます
夏になると、某所のひまわり畑に行くのを楽しみにしています(下写真)
昆虫もひまわりの花に群がっていましたが、これは別の意味ですね
ただ、種子ができその役割を果たしたひまわりのその姿は大輪をキラキラと輝かせているときとは劇的に違うものとなり、何とも悲しくなります
そのギャップが大きいためか、一層悲しい・・・


さて、出中生のみんなも、空を見上げたり、周りの自然の変化に気づいたりしているだろうか?
自分が中学生の頃は、視野が狭く、自分の周り1mmほどの世界にしか興味なく、ただただ硬い殻に閉じこもっていた気がします
そんな時間があるから今の自分がいると思っているのですが、出中生のみんなにも、今という時間を大切に、本気・根気・元気でいてほしいと思っています
悩み苦しむことが多い時期かもしれません
ただ、それらはすべて、必ず未来の自分のためになるとわたしは信じています

たまには空を見上げてみてはどうでしょう
今、夜空であれば土星や木星も輝いています
画像2 画像2
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
行事予定
4/4 新任式、始業式
4/5 入学式

学校だより

1学年だより

2学年だより

3学年だより

インフルエンザ様式

その他感染症様式(インフルエンザ以外)

学校からのお知らせ