校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

第153号 日本一

画像1 画像1
11月3日、文化の日
毎年恒例の、全日本剣道選手権が日本武道館で開催されました
決勝戦で星子啓太四段が林田匡平五段を下し、初優勝を果たしました
この大会は毎年NHKで放映されるのですが、視聴した出中生は剣道部以外でいるでしょうか?
今年の大会もいろいろ考えさせられました

その1 強い想い
初優勝の星子四段
九州学院高校在学中の2、3年生のとき、主力として高校3冠(全国選抜、玉竜旗、全国総体)を達成
筑波大学進学後、2018年に日本代表として世界選手権に出場し、団体優勝に貢献
このように剣道界の王道を歩んできますが、昨秋の警察官採用試験に落ちます
初めての挫折で、1日だけ稽古を休みますが「自分を変えるには剣道をするしかない」と決意し、無職となってからも大学の後輩と稽古を重ね、学生よりも竹刀を振ったそうです
まさしく「想いは叶う」です

その2 天の味方
新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年の大会に警察官は不出場でした
星子四段が1年間無職の身で稽古に励んでこの日を迎えられたことは、結果として稽古不足にならない、よい状況だったかもしれません
優勝経験のある国友錬太朗五段(福岡県警)、竹ノ内佑也五段(警視庁)が1回戦、勝見洋介六段(神奈川県警)が2回戦で敗退
2018年世界選手権個人覇者の安藤翔五段(北海道警)も1回戦で敗れるなど、波乱が続く今回の大会でした
警察官はその職業上、新型コロナウイルス感染症の影響で稽古に制限のあり、そのことが影響したと考えられます
強い思いで剣道に打ち込む星子四段に、天が味方したように感じました

その3 日々鍛錬
優勝候補が次々と敗れた波乱の今大会
その2でも書きましたが、その原因は稽古不足との見方があります
やはり、トップを取るには日々の鍛錬が欠かせないのでしょう
無職となりながらへこたれることなく、毎日大学で後輩と稽古に励み、現役大学生よりも多く竹刀を振る
その積み重ねが、この日に実を結んだといえるでしょう

その4 対戦相手
決勝戦で剣を交えた林田五段は、星子四段の大学の先輩です
星子四段が二本先取して優勝しましたが、わたしの目には星子四段の一本目の「メン」は、林田五段の一撃と同時に見えました
そして、二本目の「メン」も、確実に打突しているように見えませんでした
※写真で見ると林田五段は居ついていますね・・・
一夜明けて本校の剣道部顧問(有段者)や、他校の剣道部顧問(有段者)にそのことを話したら、二人とも「あれは入っています」との答えでした
やはり見る人が見ると違います
決勝戦後、敗れて二位となった林田五段はインタビューで「完敗でした」と答えます
やはり、このレベルになると、わたしごときには感じることもできない世界だと痛感し、かつ、林田五段の相手を敬う心に感動しました
この二人が剣を交えたあの試合は、素人のわたしにも見応えがありました
そこにいるのは、侍でした

ああ、また長文となりました
まだ感じたことはあるのですが、この辺でやめます
とにもかくにも日本一になるとは、すごいことです
オリンピック・パラリンピックやワールドカップ、世界選手権などで世界一になることも、もう想像を遙かに超えるいろいろなものがあるのでしょうね

来週、3年生は修学旅行で長野へ行きます
日程の中に、1998年長野オリンピックで金メダル1個、銅メダル1個、2002年ソルトレークシティオリンピックで銀メダルを獲得した清水 宏保さんの講演があります
貴重な機会ですから、ぜひ、自分の未来のために本気で学んできてほしいです
そして、感想を聞かせてください

第152号 どうでしたか?

画像1 画像1
「この前の体育どうでしたか?」
休日明けの朝
登校してきた○○さんが、おはようございますのあいさつの後に尋ねてきました
この前の体育とは、一昨日の教育実習生による保健体育科の授業を、わたしや数人の教師が参観したことを指しています(※教育実習の一環です)
今までは日常の授業を観た後、今朝のような声かけを○○さんからされたことはなかったので、この日は特別だったのかもしれません
「本気で取り組んでいたのが分かりましたよ」「ゲーム中に、たくさん周りに声かけをしていたのも、特によかったです」と伝えるとにっこりとして教室へ歩いて行きました
その後ろ姿を見ながら、「ああ、わたしも同じだ」と思いました

この校長室よりの記事について、声をかけていただくことがあります
純粋にうれしいです
「あれ、長すぎるよ」
「最後まで読むのが大変で、めんどうくさい」
「バイアスの話、面白かったです」
「よう、あんな頻度で更新するなぁ」
「あの程度の文章ならぱっぱと書けるわなぁ」
などなど
どのような意見であっても、それは読んでいただいているという証であり、反応が返ってくるというのは誠にありがたいのです
自分自身の脱皮のきっかけにもできますから

逆に、発したことに対して反応がないととても不安です
この記事のことだけでなく、始業式、PTA総会、終業式、運動会開会式・閉会式、和鐘文化祭など、人前で話をする機会がありますが、どのような想いでわたしの話は聴かれているのだろうかと、いつも不安なのです
一人反省会では、「ああ言えばよかった、こう言えばよかった、あれは言わない方がよかった、・・・」とグルグルします
人前で話すときは聴かれている表情や動作から類推することはありますが、オンラインではそれができません
かといって、こちらから感想を尋ねる度胸もなく、しばらく悶々とします
だから、感じたられたことをストレートに聴くことができるのは、やはりありがたいのです

そして、ふと毎日の授業の様子が頭に浮かびました
生徒と教師、生徒同士、そして一人一人の心の中で、「どうですか?(どうだった?)」「〜〜ですね(〜〜だったな)」といったやりとりがあります
多くの言葉や言葉に表せないものなどが、学びの場の中で飛び交います
これらはパスの出し合い、パスの受け合いであり、途中アイコンタクトも必要ですし、言葉での指示(コーチング)も必要です
ときにはパスするボールが増えることもあります
「どうですか?」「どうでしたか?」などは、やりとりを積極的に引き出す言葉です
その中で、気付き・学びがあるでしょう
だから、集団での学びは大切だと感じます

そんなことを思う、青空の広がるさわやかな朝でした

第151号 バイアス

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
わたしの手元に和鐘文化祭の生徒アンケートデータがあります(写真1段目)
タブレットを使用し、和鐘文化祭最終日に記入し、一瞬にして集計されたA3横用紙22ページにわたるデータです

「この和鐘文化祭を、次の世代につないでいくために、どのようなことをしたいと思いましたか?」
「この和鐘文化祭を通して、どのようなことで「躍動」できたと思いましたか?」

ふたつの問いに、素直に自分の考えを書いていることが伝わります
回答には率直な生の声があります
出中生一人一人が感じたこと、考えたこと、そのすべての声を無心で受け取り、未来につなげたらと改めて思いました
こう思うのは、人間はものごとを見るときにバイアスがかかることがよくあるからです
アンケートなどで分析のもととなるデータの選び方に偏りがある場合や、分析によって推定した結果が現実とかけ離れている場合を「統計のバイアス」と呼びます
人間の特性として、ある意味どうしようもないことですが、いろいろなことに「バイアスがかかること」を意識しているかしていないかでは、その反応は違うと思っています

バイアスとは偏りを生じさせるものです
「先入観」「偏見」「偏向」「思い込み」「贔屓」「色眼鏡」などはバイアスに関連する言葉です
例えば、「男性が泣くな!」「女性は家を守れ!」という考え方は、男女の役割に対する固定観念であり、「ジェンダーバイアス」です
また、外出中にその場所で火災報知器が鳴った時、「これは訓練だろう」と思い込む「正常性バイアス」や、誰かに騙されている人が「自分は騙されていない」と信じたい一心で、人の助言を聞かずに悪者の言葉だけを信じてしまう「確証バイアス」など、人のよくやる思い込みを「認知バイアス」と呼びます
心当たりはありませんか?

本日の3限目、青空の下、3年生が保健体育で球技(ソフトボール、サッカー)の学習をしています(写真2、3段目)
ソフトボールの授業は、教育実習生の○○さんが中心となって指導する時間です
グラウンドに広がり、元気にそれぞれが活動しています
指導教官の○○教諭も、教育実習生の○○さんも、生徒たちも、バイアスはかかっていないかな?
と、感じているわたしは、確実にバイアスがかかっていますな・・・
修行、修行

第150号 視点

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
本日、学校訪問研修会を行いました
富山県西部教育事務所から講師の先生方をお招きして、本校教師の指導力向上等を目指す研修会です
教師はよりよい指導を目指して日々自己研鑽に励む必要があります
学校の教師にとって、授業が大切だからです
学校では生徒に対する様々な指導を教師は行いますが、授業における教科指導は必須ですから、教師における最重要課題と言ってもよいでしょう(※安心・安全な環境づくりは大原則です)
そのことを毎日意識していますが、ときには違う視点で、指導を受けることはとても貴重です

視点が変わると、ものの見え方、捉え方が全然違うものになることはよくあります
今、校長室の前には立体錯視の第2弾を掲示しています
その物体を直接見るときと、鏡に映した姿を見たときと、見え方は違っています
これは錯視を加味しているため、やや極端な例ですが、視点を変えるとか、視点を意識することは、教師だけでなく、物事にあたるときには意識したいものだと思っています
単純に物体の裏側に回ってそれを見るだけでも、印象が変わることもあります

本日は、本校教師が準備して臨んだ授業について、日頃から授業について研鑽を積んでおられる西部教育事務所の先生方から、直接指導していただける好機でした
文部科学省の教科調査官から直接お話を聞かれたり、様々な学校で多くの授業を参観・指導しておられる先生方の視点は、我々とは違うものであり、大変貴重であり参考になるのです
また、同じ出町中学校に勤務する教師同士が今日の授業について協議することも、授業者自身の視点とは違うものを感じる機会です
今日いただいた指導や協議会での自身での気付きを、本校教師が今一度ふりかえり、明日からの教科指導に活かします

教師も生徒も、本気・根気・元気な出町中学校は、素敵だと思うのです

第149号 読書の秋

画像1 画像1
朝から図書室には生徒の姿がちらほらと見られます
思い思いに本棚から読みたい本を選んでいます
朝読書でも読むのでしょうか?
また、学校司書さんが本日の朝刊をラックに取り付けてくれています
書籍ばかりでなく、毎日最新の新聞を自然に読めるのも、学校司書さんのおかげです

27日から読書週間が始まっています(※11月9日まで)
1947年(昭和22年)11月17日に、第1回『読書週間』が始まりました
終戦後、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」と、出版関係者、図書館関係者、マスコミ関係者が中心となって開催されたようです
これが好評で、翌年の第2回からは期間を10月27日〜11月9日(文化の日を中心とする2週間)とし、その後、全国にこの運動が拡がります
現在、電子メディアが紙の書籍に取って代わろうとしていますが、紙の書籍のよさを感じている人が多くいます
わたしもその一人かもしれません
出中生のみんなはどうですか?

わたしは読書のよさは、世界のどこへでも飛んでいけることや、時間をも超えられることと思っています
リアルの世界だけでは会うことのできない、多くの人やものにも出会えます
時空を超えて誰とでも出会えたり、想像もできない世界に身を投じられる経験は、わたしにとってとても魅力的です、1度きりの人生ですから・・・
デジタル書籍も同じではないかと言われても、ページをめくりながら次へ進むことや、どこででもすぐにさっと開いて読み出せるところが、わたしにはよいのです
※電子書籍もページはスライドしますし、暗闇でも読めますが・・・

文書内容が頭に残る効率は変わらないという論文を読んだこともありますが、感覚的にやはり違うのです
音楽にたとえるなら、DVDでライブ映像を観るのと、実際にライブ会場で聴く音楽が違うことと通じるようにも感じます
頭に残る効果は変わらなくても、それ以上に魅力を感じるものが、紙の書籍にはあると表現すればよいでしょうか

読書のおかげでわたしは何度も地球外へ旅立てました
戦国武将をはじめ歴史上の著名な人たちに出会うことができました
多くの人の考え方を聞くことができました
過去を旅することができました

冒頭に紹介しましたが、本校にはそんな素敵な出会いに導いてくれる学校司書さんに在籍してもらっています
出中生のみんなも、積極的に声をかけて、新しい読書の世界に飛び込んでみてはどうでしょう?
わたしにとっては毎日が読書週間ですが、日本全国、特に力を入れるこの「読書週間」は、普段自分から手を伸ばさない書籍の世界へ飛び込む、よい機会ではないでしょうか?

わたしは今、「武将メシ」「江戸しぐさ」の世界を漂い中です
2021・第75回読書週間で選出された標語は「最後の頁を閉じた 違う私がいた」です
うまいこと考えますね
中学生の柔軟な発想に驚かされます
画像2 画像2

第148号 分からないとき

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
世の中には分からないことが多いです
これは当たり前だとわたしは思います、未来に向かって生きているのであれば・・・

分からないからこそ、挑戦する意義はあると感じます
分からないからこそ、わくわくすると思います
分からないからこそ、多少うまくいかなくても当たり前だと思います

先日実施した和鐘文化祭で、出中生はそのことを本気で表現していた、と感じました
中学生はまだ若く、おとなにとっては当たり前と感じることも、分からないことがあります
まだ若く、経験したことのないことがたくさんあるのですから当たり前です
うまくいかないとき、支援するのがおとなでしょう

和鐘文化祭でよりよい合唱を披露するために、学級の仲間とどのように関わり合いながら、みんなの本気を調和させていくか?
これは、今まで2回経験している中学3年生にとっても、今年は今年の仲間ですから、新しい挑戦であり、簡単ではありません
多くの出中生が、悩みながら、ぶつかり合いながら、励まし合いながら、一人一人がそれぞれの想いで合唱コンクール当日を迎えたと想像します
そして、その合唱を聴くわたしたちにも歌声を通してその本気を伝え、砺波市文化会館を包むハーモニーをつくってくれました
各学級の本気と、聴く人々の心が共鳴し合ったハーモニーです

人は、しんどくなると心の安全装置が働いて、緊急対応をとるための思考をします
それは生きていくためにとても大切なシステムですが、エネルギーをある程度復活させたら、ふり返ることが大切ではないでしょうか
また、しんどくなったから安全装置が働いたのか、単純に面倒くさいから安全装置が働いたように感じているのか自分自身と対話することも大切ではないでしょうか

例えば、
自分が分からないから、それは間違っていると必要以上に強く指摘する
自分が分からないから、それを誰かの責任にする
自分が分からないから、それを守らない
自分が分からないから、それはしない
などの言動をとってしまう場合って、自分の中で何が起こっているのでしょう?
この先にあるものは、何でしょう?
未来の自分は、今の自分に何と言うでしょう?

自分自身と対話する
それで煮詰まってしまえば、誰かに想いを発信する(吐き出す)
「吐き出す」とは、「口から+(プラス)、−(マイナス)を出すこと」で、そのうちの−(マイナス)がなくなれば、それは「叶(かな)う」と、ゴルゴ松本氏が言っていたことを思い出しました
おとなになっても自分との対話は難しいことがありますが、わたしも意識していかねばと思いました

誠に、いろいろなことを出中生に教えてもらっています
いつも、ありがとう

第147号 和鐘文化祭閉幕 出中生のみんなへ

画像1 画像1
本日、和らぎの鐘(和鐘)の優しい音が体育館、そして、配信を通して校舎内に響き渡り、令和3年度の和鐘文化祭が閉幕しました
新型コロナウイルス感染症感染予防のため、例年通りとはなりませんが、今できることは何かを本気で考え、準備を進め、この日を迎えられました
出中生、本校教職員、そして様々な場面で支援していただいたPTA役員様及び保護者の皆様、地域の皆様など、本校に関わってくださっているすべての方々のおかげです

出中生のみんなは、それぞれの場面でよくがんばりました
生徒会長をはじめとする生徒会役員のみんなは、選挙に当選し、任命された直後から、和鐘文化祭に向けて着々と準備を進めてきました
エンディングセレモニーでステージ上に並んだときに見られた表情は素敵でした

エンディングセレモニーと言えば、最後のクイズにも工夫が凝らされていました
最終日の生徒会ステージは、密を回避するために運動会の団毎に体育館への入場を制限した入れ替え制を採用していたため、そのクイズにはリモートで教室からも参加できるように企画してくれました
学習で使っているタブレットを用いて、離れて参加している学級の回答を体育館へ飛ばし、タブレット画面に4択回答の色を表示するアイデアです
物理的に離れていても、心はつなぐという素敵なアイデアでした

今、出中生のみんなに、下の写真を見ながら、本気で考えてほしいことがあります
2日間の合唱コンクールは砺波市文化会館での実施でした
そこには、せっせと座席をアルコール消毒してくれている仲間がいました
会場内のすべての座席には、ひとつ飛ばしで座席使用不可を案内する出中マスコットが貼られていました
3日目の生徒会ステージでは教室でも参加できるよう、ときには演者に近付いてよりよい画角を探し、撮影してくれている仲間がいました
2日目の合唱コンクールを家庭でも観られるように、ストリーミング配信用の撮影をされる業者の方がおられました
一声おかけすると、「任せてください」と力強く答えていただきました
2日目の合唱コンクールで、ステージ練習をじっと見守る担任の熱い視線がありました
1日目の授業参観では、出入口で保護者の方を整理・案内されているPTA役員の方々がおられました
そして何より、お忙しい中、みんなの躍動する姿を見るために、来校された多くの保護者の方がおられました
これらはほんの一部です
ここに書き切れないことや、わたしが気付いていないこともあるでしょう

さて、こられの光景は、いったい何でしょう?

合唱コンクールの最後にみんなの前で話をする機会がありました
そこでみんなに改めて感じさせてもらった「ハーモニー」「調和」の話をしました
実は、あのとき、みんなの歌い終わった表情を見て感動し過ぎてしまい、言い忘れたことがひとつあります
たとえ歌う人が一人であっても、何かする人が一人であっても、ハーモニーは大切だということです
言い換えれば、合唱ではなく、一人での歌唱(独唱)であっても、ハーモニーが大切だと言うことです
そのとき、ステージ上には一人かもしれませんが、ホールの中には多くの人がいます
ホール中のすべての人が、「ハーモニー」を大切にすることで、よりよい音楽が生まれます
合唱コンクールも同じなのです
一緒に歌っている学級の仲間の「ハーモニー」だけでなく、会場で聴いている人や裏方の人たちすべての「ハーモニー」がよりよい音楽をつくり、多くの人を感動させます
和鐘文化祭も同じです
いろいろな場所でそれぞれが本気で自分の為すべきことをする
それが「ハーモニー」となって大きなすばらしい響きとなると思うのです
合唱コンクールの学級紹介で3年生のある学級が、練習をしてきた中で大切なことに気付いたというものがありました
和鐘文化祭で見られた光景は、それなのです

それって何でしょう?

いつも以上に長文になったのでこの辺でやめます
このことを、ぜひ、本気で考えてみてください
画像2 画像2

和鐘文化祭 閉幕 10/26

画像1 画像1
画像2 画像2
和鐘文化祭すべての日程を終えました

この後、ふりかえりを行い、今後の活動につなげていきます

いろいろな形で支えていただいた多くのみなさんに感謝申し上げます
ありがとうございました

※写真は生徒会ステージの様子です

和鐘文化祭3日目(非公開) 10/26

画像1 画像1
朝から霧に包まれています
雨は上がったので、この後青空が見られるでしょう

本日は和鐘文化祭最終日
午前に生徒会ステージが開催されます
生徒会執行部を中心に、生徒たちの手による、生徒たちがつくりあげるステージです

朝から体育館では本番に向けて緊張感を漂わせながら準備を進めるスタッフや演者の姿がありました

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、本日は参観を遠慮いただいています

また、当ホームページでお知らせします

和鐘文化祭 合唱コンクール10/25

画像1 画像1
3年生の部が終了し、結果発表、表彰式を終えました
※写真上1段目:結果発表

3年生は、今日の結果を超えて、学年がひとつになって今後の学校生活に臨むため、文化会館で学年合唱の練習を始めました
今後のよりよい学校生活を目指し、学年議会が企画しています
※写真上2段目:3年学年委員会企画

和鐘文化祭 合唱コンクール10/25

1年生の部が終了しました
どの学級も、練習の成果が感じられる見事な合唱の発表でした

観覧いただく保護者のみなさんの入れ替えが終了後、3年生の部が始まります

和鐘文化祭 合唱コンクール10/25

画像1 画像1
観覧は保護者の方限定となっています
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします

また、保護者限定ですが、本日19時からは、PTA企画、TST制作のストリーミング配信が実施されますので、ぜひご利用ください
画像2 画像2

和鐘文化祭 合唱コンクール10/25

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
和鐘文化祭2日目
コンクール本番が迫っています
チューリップ公園で、学級毎に声出しが行われています

今朝も早くからPTA役員の皆さんに、運営等についてご支援いただいています
ありがとうございます

第146号 躍動

画像1 画像1
今年度の生徒会活動テーマは「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」です
今日から始まった、「令和3年度 和鐘文化祭」でも、生徒たちはこのテーマを意識しています
文化委員を中心とした合唱コンクール運営の打ち合わせ
各学級における熱のこもった合唱練習
展示発表に向けて作品の仕上げや飾り付け
今日の授業参観での授業の取り組みも、いつも以上に躍動している、・・・かな・・・

そんな生徒たちをずっと支えている保護者の皆様も、お忙しい中、学校へ足を運んでくださっています(写真上)
今日は都合で来られない方もおられるでしょう
明日の合唱コンクールも、直接会場で聴くことができない方もおられるでしょう
PTA役員のみなさんのご尽力、会員のみなさんのご理解・ご協力によるライブ配信で、明日の合唱コンクールを視聴いただける方もおられるでしょう

生徒たちが自分たちで考え、決めて、実践しようとしている今年度の生徒活動テーマ「躍動」の具体的な姿を、ぜひ、その一部でもご覧いただけたらと思います
出中生は、よくやっているのです
直接ご覧いただけない場合は、お子さんを通じて、見ることのできなかった「躍動」の様子を聞いていただければと思います

写真下は左が「和らぎの鐘」つまり「和鐘」です
オープニングセレモニーで、生徒会長とわたしで、鐘の音を2回響かせました
その様子を各教室で全校生徒がリモートで見守っていました
写真下の右は明日の合唱コンクールの賞状です
生徒会長印、学校長印が押され、後は該当学級を書き込むだけとなっています
さて、この賞状を手にする学級はどこでしょう?!
そのときの生徒たちの表情を想像しながらせっせと印を押しました

明日も楽しみです
画像2 画像2

愛媛からのたより その2 10/22

画像1 画像1
愛媛県から続報がありました

愛媛県総合運動公園陸上競技場で開催されている、JOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会
本校から棒高跳び女子に出場した○○さんの跳躍が終わりました
結果は記録なしでしたが、初めての全国大会で堂々としたパフォーマンスだったようです

本人コメント
「記録を残せなくて悔しいです この経験をいかしてこれからもがんばります」

誕生日の関係で、来年の出場資格もあります
再チャレンジできるよう、今回の結果を未来につなげてくれると思います
よくがんばりました

第145号 信頼

画像1 画像1
和鐘文化祭のオープニングセレモニーでの学校長あいさつの依頼と、和鐘文化祭の開催に向けての生徒会の熱い想いを伝えに、生徒会長が校長室を訪ねてくれました

1年生にとっては初めての和鐘文化祭であり、みんな楽しみにしながら準備していること
2年生は例年とは違う形で実施となった昨年度の出中秋の経験を活かして準備を進めていること
3年生は中学生活最後の和鐘文化祭をやりきろうと準備を進めていること
・・・等々
準備の進行状況を聞かせてくれました
また、和鐘文化祭を今年度の生徒会活動テーマである、「躍動 〜本気で考え実践しよう〜」の実現につなげようとする気持ちを伝えてくれました
1年生は来年度は2年生となり、後輩にその姿を見せる立場になること
2年生は来年度は最上級生として、出町中学校生徒会をリードする立場になること
これらのことにつなげてほしいと、具体的にそれぞれの姿をイメージした言葉でした
そして、3年生は自分たちの未来のために、和鐘文化祭での経験を活かしてほしいとの想い

今年度の和鐘文化祭の開催に向けて不安がないか尋ねると、
「少しはあるかもしれませんが、みんながいるので大丈夫です」
と、生徒会員を信頼し、目標に向かって進もうとする生徒会長の想いを知ることができました

ますます、和鐘文化祭が楽しみとなりました
出中生にとって、よりよい和鐘文化祭になるよう、教職員も本気で、根気よく支援しています

愛媛からのたより 10/22朝

画像1 画像1
今朝、愛媛県から便りがありました

今日から、JOCジュニアオリンピックカップ第52回U16陸上競技大会が愛媛県総合運動公園陸上競技場で始まり、本校の○○さんが棒高跳びに出場します
競技は10:00から、練習跳躍は9:00頃から始まります
その準備のため、7:00過ぎからウォーミングアップを開始したという連絡でした

最後に、○○さんの言葉が添えられていました
「自己新記録となる2m20からのスタートになりますが、記録を残せるように頑張ります。」

砺波から、本気で応援しています!!
戦う相手は過去の自分です
がんばれ!!!

第144号 脱皮

画像1 画像1
本日、砺波市教育長様、市教委の方々に授業を参観していただきました
1学期に引き続き、今年度2回目です
生徒たちの様子や、教職員の様子を直接観られ、本校の教育がよりよくなるために指導いただいています
ありがたいことです
11月1日には県教育委員会西部教育事務所のみなさんをお迎えして研修を行います
よい授業を多く観られている方や、絶えずよりよい教育の在り方を考えておられる方に、本校の教育を観て指導いただくことは、とてもありがたいことです
よりよい授業づくりのためには、独りよがりや、思い込み、勘違いの世界から脱する必要があるからです
中学校の新学習指導要領が今年度に全面実施となり、授業も変えていく必要があります
特に、「主体的・対話的で深い学び」というキーワードについて、我々は強く意識することが大切です
「脱皮しない蛇は滅びる」なのです

今日の授業でも、タブレット等ICTを自然に活用している場面や、生徒が生徒に対して自分の考えを述べる場面、教師の問いに本気で考える場面等が観られました
主体的に学んでいたでしょうか?
対話的に学んでいたでしょうか?
深い学びになっていたでしょうか?
果たしてよりよい授業とは何でしょう?
AIではなく、ロボットではなく、人間が人間の前で対面で授業する意味は何でしょう?
そんな授業が展開される学校とは何でしょう?
我々教職員はこれらのことを絶えず考え、脱皮し続けたいものだと思っています


今日も寒いと思っていましたが、立山室堂や雄山山頂は、またその姿を変えていました
これは脱皮とは言いませんね
画像2 画像2

第143号 ものをみる

画像1 画像1
世の中には分からないことがたくさんあります
こんなとき、「真実」というものを写すカメラがあればと思うことがあります
しかしそのようなものはなく、事実を確認し、真実らしきものを類推したり、想像したりすることとなります
特にその対象が人の心であればなおさらです
生徒もおとなも関係なく、人間として悩みは尽きません
この人はどのような思いでいるのか?
自分自身の思いが、自分自身でも分からないことがありますから、難しいことです

今の様子を観ることのできるカメラはあります
ライブカメラはその一つで、昨日と今朝で、その様子が一変したことがよく分かります
ただし、カメラの映像がすべて正しいとの思い込みは間違った判断のもととなるので、留意する意識は大切です
立山周辺のライブカメラ映像を観て、そうだろうなと信じるのは、今朝の気温の低さであり、今までのこのライブカメラ映像の実績です(※室堂で自分が写っているこの映像を、現場でまさしくライブでスマホを使って観た経験もあります)

真実を写すカメラはなくても、経験を積むことで人は真実らしきものを感じられるようになるのでしょうか・・・

第142号 諸行無常

画像1 画像1
画像2 画像2
先日の朝、職員玄関前で○○教諭が立ち止まっていました
「どうしたのだろう?」と、その足下を見ると小動物の死骸が・・・
どうもヤモリのようです(写真1)

ドアに挟まったのか、頭部がつぶれています
そのままコンクリートの上に放置しておくことがはばかれたので、後で埋葬しようと土の方へとりあえず運びました
ばたばたしていたためしばらく時間が経ってから亡骸を埋葬しようと行ってみると、数匹のアリが集まっていました(写真2)
理科教師の性で、そのまま様子をみることとし、数時間後に再び観に行くと、今度は身体全体にアリが集まっています(写真3)
そして、翌朝までそのままにしておくと、ほぼ、骨だけになっていました(写真4)
自然の力を見ました


その横の前庭には、技術の学習で栽培しているブロッコリーが、立派に成長して大きな葉を広げています
まだ1ヶ月も経たないので、その成長スピードに驚かされます
別の意味での、自然の力を見ました

ブロッコリー越しに、保健体育で元気に学習に取り組む出中生が見えます
出中生も見た目だけでなく、内面もぐんぐん成長しています
そして、教職員も成長しています

諸行無常
絶えず身の回りは変化していますね
出中生自身のみんなもそのことに気付けているかな?
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
行事予定
1/4 御用始め
1/10 成人の日
地区アンサンブルコンテスト

学校だより

相談室より

インフルエンザ様式

その他感染症様式(インフルエンザ以外)

学校からのお知らせ

PTAからのお知らせ