最新更新日:2024/05/20
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

まだ? もう? no.447

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今日で1月が終わります

まだ1か月しか経過していない?
もう1か月が経過した?

今年はまだ11か月?
今年はもう11か月しかない?

人それぞれのこころによって、その感じ方は違います

日本の学校教育は4月スタート3月終わりですから、1月が終わるということを、卒業・進級までのカウントダウンと捉えた方が、実感しやすいですね

令和4年度 卒業証書授与式は令和5年3月15日(水)
2月1日からの30日が、その日も含めて3年生が登校する日数
令和4年度 修了式は令和5年3月24日(金)
2月1日からの36日が、その日を含めて1、2年生が登校する日数

3年生のある学級内に、手作りカウントダウンが掲示してあります
なんとも、味のある掲示です
それが示しているのは、県内私立高校の一般入試のある2月2日(木)までの日数と、県立学校学力検査等が実施される3月8日(水)までの日数です
これはなかなかシビアです

出中生のみなさん
今、あなたのこころは、
「まだ○○日」ですか?
「もう○○日」ですか?

どちらにしても、今が未来へつながります
つまり、未来の結果は、今で決まります

焦らない、でもあきらめない
ベストを尽くして、後悔している人を、わたしは知りません

未来の自分は、今の自分に何と言うでしょう?
ちょっぴり想像してみてはどうでしょうか

こころを整える no.446

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美術科では、今、講師をお招きして水墨画に取り組んでいます
毎年恒例のプログラムとなっていますが、何度拝見してもその指導は的確で分かりやすいです
山本五十六氏の「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」が想起される指導です

最初に、出中生は硯に向かい墨をすります

今年度の指導初日に講師の先生と校長室でお話しする機会がありました
そこで、「硯で墨をすることが、いかに心を整えることに資するのかを、歳を重ねて実感します」とお伝えしたら、「その通りですね」と言ってくださいました
超我流で癖字ですが、筆で文章を書いて校長室前に掲示することがあります
その時は墨汁、筆ペンを使わず、必ず硯で墨をすってから書いています
墨をすっている時間が心地よいというか、大切にしたいと感じるものなのです

小学生の頃、習字の授業で同級生が墨汁を使っているとき、親には墨しか買ってもらえなかった記憶があります
その記憶が正しいのか、記憶違いなのかは定かではありませんが、当時のわたしは墨をすることを面倒に感じていました
そんな墨すりが、今は、心地よいと感じることが不思議です
すっていると、墨を作った職人さんの想いを解きほぐしている感覚です
加えて、紙をつくる職人さん、筆をつくる職人さん、文章を作成した人の想いが、文字に乗り移るのかなとも感じます

歳をとりました、わたし

本気で根気よく、先生の話を聴き、自席で文字を書く出中生の姿を観ながら、貴重な学びの時間だと感じています

これって、また自画自賛ですかね

気付き no.445

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昨日の朝
ふたば学級の水槽の周りに生徒たちが集まっています
人間とは不思議なもので、多くの人が列をつくっていたり、多くの人がどこか一か所を眺めていたりすると、妙に気になります
今回もその習性がはたらき、「なに?なに?」とその集まりに入り込みました
聞くと、水槽の中のエビが脱皮したとか
エビ!!
魚がいることは知っていましたが、エビがそこに居ることを知らなかったので、ますます興味がわきます
「ほら、ここに抜け殻があります」と、○○さんが教えてくれます
「ほんとですねぇ!!」
本当に、よくこの透明で小さい物体に気付きました

写真を撮ろうとすると、◇◇さんが指さしに協力してくれました
その画像が上の写真2枚です
※ネットで写真検索すると、そのエビはレッドビーシュリンプと出ました 何とも便利な世の中です

脱皮した後のエビはどこか気持ちよさそうです
一皮むけて成長しました
ふたば学級の生徒たちだけでなく、全校生徒も学校生活の中で何回も脱皮しています
その成長を自覚できれば、より学習等に本気・根気になれるだろうなと感じています
成果を実感できるわけですから
そのために、小さな成長を周りのオトナがコドモに伝えることは大切です
オトナの「気付き」が求められます
特に、プロフェッショナルの我々教職員には・・・


その日の部活動の時間に、校長室の前で、わかぎ学級の□□さんと出会い、少し会話を交わしました
すると、□□さんの「気付き」が炸裂しました
「校長先生!いつ、めがねを替えましたか?」
「おおおおお!!!!すごい!!!!」と、思わず口から出てしまいました
そうなのです、結構前に眼鏡を替えていたのです
しかし、誰一人としてそのことに気付いてくれなかったのです
※横にいた○○教諭は「私は気付いていましたよ」と言っていましたが・・・
□□さんの「気付きの力」に、直接賛辞を送りました

オトナになっても「気付き」は大切です
はい、わたしは、鈍感です
ふたば学級の生徒たちや□□さんのすばらしさを再認識した一場面でした
やはりすごいな、出中生

三大○○ no.444

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学校を廻っていると、キンキンに冷えた体育館から楽し気な音楽が聞こえます
のぞいてみると1年生の保健体育「ダンス」の発表会です
グループごとに役割分担し、学習を進めています
また、互いに評価をし合っています

観ていて、ふと「三大○○」のことが頭に思い浮かびました
「日本の三大○○」のフレーズはいろいろなところに使われます
「三名園」は、「水戸の偕楽園」「岡山の後楽園」そして「金沢の兼六園」
「三霊山」は、「富士山」「白山」そして、「立山」
全国から人の集まる、とある場で「三大仏」の話題となり、わたしが得意げに「奈良の大仏」「鎌倉大仏」そして、「富山県の高岡大仏」と言ったら、多くの反論が出ました
「いやいや、奈良の大仏、鎌倉大仏は分かるが、三つめは岐阜大仏だ!」
「いやいや、三つめは兵庫大仏だ!!」
「いやいや、三つめは京の大仏だ!!!」
その後も、河内の大仏、近江関寺の大仏など、様々です
この話の結末は、その場におられた師匠の「まあ、この手の三つめは、全国にたくさんあるものだ」の一言でした

なぜ、出中生の授業風景でこのことを思い浮かべたのか
三大義務のひとつである義務教育を受け、三大権利のひとつ、教育の権利を行使している姿からでしょうか
自分でもよく分かりません

3年生の社会科「公民」の学習で「権利と義務」について学ぶ単元があります
選挙権が18歳まで下げられたことなどもあって、今の中学生には今まで以上に意識して学んでほしいと感じています
「権利と義務」は民主主義の中では対価として認められないと学んだ記憶があります
「義務を果たさなければ権利が与えられないというものではない」と
ただし、義務を果たせる人は確実に義務を果たしてもらわないと社会は成り立ちませんから、そこは勘違いされては困るところです
「自由」と「責任」も似たところがあると感じます
アイルランドの作家、バーナード・ショーは「自由とは責任を意味する。だから、たいていの人間は自由を恐れる」と、言っています
Liberty means responsibilty.
 That is why most men dread it.
出中生のみんなにも、大人になっていく途中で深く考えてほしい言葉です

「権利と義務」、「自由と責任」は、小さな社会を形成する学校生活にも通じています
今朝、生徒総会を終えた執行部に謝意を伝えに生徒会室へ行ったとき、生徒会長に感想を尋ねました
総会において想定していなかった意見が出て、その意見の重要性を感じ、残り短い任期の中でできることを実践していこうとしている想いが伝わり、執行部は「権利と義務」「自由と責任」を理解できていると感じました

前にも書きましたが、日本国民の三大義務は「勤労・納税・教育」であり、三大権利は「生存、参政、教育」です
蛇足ですが、教育に関して、義務は「こどもに教育を受けさせること」であり、権利は「教育を受けること」です
言葉は正しく理解しないと大きな勘違いをします
勘違いは誤った言動を引き起こします
留意しなければなりません
と、言いながらわたしの認識に誤りがあればご教授ください
いつも自信のないわたしであり、いつも多くの方に助けていただかねばならないわたしなのでした

臨時休業中no.443

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報道にもありましたが、今日は県内14市町村の小中学校162校のほか、県立高校26校と特別支援学校8校が臨時休業です
また、富山大学も休講とのことです

昨日のうちに本日の臨時休業を決めていましたから、今日の登下校時の生徒の心配は不要でしたが、生徒の家、教職員の家、学校施設へのダメージ等が気になります
昨夜から今朝まで、何とも言えない一夜を過ごしました
暗いうちからライブカメラで県内の道路状況を観たり、自宅周りを観ていましたがあまり積雪が多くならず少しほっとしていました
出勤時、車が示す外気温は摂氏−5度
凍り付いた車に乗り、凍り付いた道路を走行することは雪国育ちの身にはある程度慣れているとはいえ、気を張る朝でした
おかげさまで今朝の段階で、出中生・教職員、学校施設に関しての異常報告は受けていませんので、ここでもホッとしました

中庭の雪も校門付近の雪もそれほど多くなくこれまたホッとしています
生徒は登校しませんが教職員が出勤する様子を見て、今日も学校のスタートを感じます
教室には生徒の姿がありませんが、黒板に並ぶチョークが出中生を待ちわびているように感じます

この後は、分掌部会や学年部会を行い、今後の教育活動に向けて、また今年度の反省を踏まえて新年度の準備等を進めます
また、今日から県内私立高校の出願受付が始まりますので、安全に留意しながらその手続きも進めます

今日も学校は動いています

生徒総会 no.442

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中学校における生徒会活動は、主に学校生活全般に関する自発的・自治的活動です
そして、未来の地域社会における自治的な活動につながる活動です
全校生徒が所属する生徒会はひとつの集団であり、委員会活動等の役割を同じくする異年齢で構成する集団です
これは、学級の枠を超えてよりよい学校づくりに参画し、協力して諸課題の解決を行う集団です

生徒会活動の目標については「異年齢の生徒同士で協力し、学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、第1(※特別活動)の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す」と、学習指導要領に明示されています
※特別活動の目標は、学級活動、生徒会活動、学校行事の3つの内容の目標を総括する目標です
※ちなみに、特別活動の目標は次の通りです
集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせ,様々な集団活動に自主的,実践的に取り組み,互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決することを通して,次のとおり資質・能力を育成することを目指す。
(1)多様な他者と協働する様々な集団活動の意義や活動を行う上で必要となることについて理解し,行動の仕方を身に付けるようにする。
(2)集団や自己の生活,人間関係の課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成を図ったり,意思決定したりすることができるようにする。
(3)自主的,実践的な集団活動を通して身に付けたことを生かして,集団や社会における生活及び人間関係をよりよく形成するとともに,人間としての生き方についての考えを深め,自己実現を図ろうとする態度を養う。



本日は生徒総会
資料の電子データをタブレットで閲覧したり、採決をタブレットを用いて瞬時に集計したり、その様相は変わりましたが、出中生による出中生のための、出中生の生徒会(出町中学校生徒会)であることに変化はありません
総会の中で、令和4年度 生徒会委員会活動報告、令和4年度 生徒会会計中間報告、そして、全体討議「新年度の生徒会活動をより発展させるための取組を考えよう」がありました
生徒会として協力し合ってきたことのふりかえりや、次の課題に向けての合意形成の場です

委員会活動の見える化を訴える意見に対しての現状と課題に関する具体的な議論や、委員会に所属していない出中生の力を生徒会活動に活かそうとする提案など、今日も出中生は本気で根気よく取り組んでいました

このような姿が見られるのは、生徒が自発的、自治的な学級や学校の生活づくりを実感できるような一連の活動を意識し、継続した指導が不可欠です

学習指導要領第5章の第3の2の(1)では,次のように示しています
(1)学級活動及び生徒会活動の指導については、指導内容の特質に応じて、教師の適切な指導の下に、生徒の自発的、自治的な活動が効果的に展開されるようにすること。その際、よりよい生活を築くために自分たちできまりをつくって守る活動などを充実するよう工夫すること


過干渉になることなく、生徒の主体性を大切にしながらその能力を引き出し・高めていく
これは教育活動全般に通ずることであり、なかなかに難しい、教師の永遠の課題です

生徒会執行部を中心とする全校生徒のがんばりと、担当者を中心に指導に当たる全教職員の取組に感謝します

参考資料:学習指導要領(平成29年告示)解説「特別活動編」平成29年7月、文部科学省

未来を感じる no.441

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本日、午後に入学説明会を開催し、新年度入学予定の小学6年生とその保護者のみなさんをお迎えしました

1年生による「中学校生活の紹介」
生徒会執行部による「生徒会活動について」
その後は入学予定者と保護者とに分かれ、前者は出身小学校の垣根を超えた交流活動に参加し、後者は入学までの準備等の説明及び、本校スクール・ソーシャル・ワーカーによる講演を聴いていただきました
ありがとうございました
そして、お疲れさまでした

出中生が来校されたみなさんの前で説明する姿を観て彼らの成長を実感すると同時に、その話を聴く入学予定者の目・姿勢から未来を感じました
また、この会場を準備したのは2年生であることを忘れてはなりません
寒い中、いす等を並べたり、受付の際の感染症対策のためのテープを貼ったりするその姿からも、やはり成長と未来を感じられたことも、書かずにはいられません ※会場の復元等もです

  天資養活
  自他共栄

校訓のもと、出中生のよりよい成長を願い、できるうることを本気で根気よく元気にやり遂げることが、おとなの使命だと改めて感じています
これは、当然在校生に対してであり、未来の出中生に対してです

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それ、著作権は大丈夫? no.440

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本日は暦の上で大寒です
ということで、上のイラストをネットから拝借しました
(※商用OK!フリー素材集「ナイスなイラスト」より)

さて、出中生は先日ネットニュースで流れた、著作権侵害の記事を知っているでしょうか?
出中生はプライベートでSNSを利用するときだけでなく、学校での教育活動中に著作権を侵害していることはないでしょうか?
これは、出中生のみならず、教職員も含めて本校に関わる全ての大人に共通する心配事です
と、言っている自分自身も心配な部分があります
中学校1年生の技術科には「情報に関する技術」を扱う学習があり、「知的財産権」「著作権」「ネットワークの光と影」「ネットワークのマナー」等を学びます
ここで身に付ける力は次のような力です
◎情報の特性について考え、情報が社会に与える影響について調べることができる
◎インターネットなど情報通信ネットワークの基本的な構成を調べることができる
◎情報を安全に利用するための仕組みを調べ、その考え方をまとめることができる
と、いうことで既習の2、3年生は大丈夫かな・・・

先日流れたニュースとは、1月11日に配信された著作権侵害に関するものです
内容は、愛媛県西予市教育委員会が、市立中学校の教員がインターネット上で公開されているイラスト1点を学校だよりに利用し、同校のHPに無断で使用していたと発表したというものです
教員が無料と勘違いしたことが原因とのことですが、市教委は著作権侵害を認め、12万1000円を支払うことなどで和解したそうです ※風鈴のイラスト1点使用の著作権侵害案件
県外在住のイラストレーターの代理人弁護士が指摘し、2022年12月に発覚した事案であり、昨年の11月には愛媛県今治市、今年の1月には佐賀県白石町でも、学校活動に関する資料で同様の著作権侵害事件の発表がありました

かなり前から企業等では注意喚起されていることですが、まだまだ世の中の認識が甘いようです
特に教育現場では・・・
「フリー素材」と書いてあると「無料」と思いがちですが、規約等を確認すると条件によっては無料使用が不可と明記している場合があります
とある県外の学校では、PTA広報の特集記事で超有名なネズミのキャラクターが写りこんだ写真を掲載する際、念のためにその関連会社に問い合わせたところ、「原則として不特定多数への配布はNG」だったそうです
学校単位の広報誌で在校生等の関係者限定であれば特定の相手ということになり大丈夫ですが、HPへの掲載は誰でも目にすることできるので、パスワードをかけて閲覧制限している場合を除いては不特定多数が閲覧可能としてアウトだそうです
中には著作権フリーと誤認させてイラストを利用させ、高額料金を請求する頭の切れる方もおられるそうで注意しなければなりません

ちなみに、先日の「くう・ねる・あそぶ」のイラストは、かわいいフリー素材集「いらすとや」の無料データです
少し前の仏様レツゴー3匹は自作です
教育現場では、ホームページや学校だより・学年だより等のたより類の制作時には、作者の権利を守ることを第一に、利用者は細心の注意が必要なのです

※参考 かわいいフリー素材集「いらすとや」の利用規定、よくある質問
利用規定(抜粋)
 当サイトで配布している素材は規約の範囲内であれば、個人、法人、商用、非商用問わず無料でご利用頂けます。「よくあるご質問」に詳しく記載しておりますのでご利用の前に一度ご確認ください。
よくある質問(抜粋)
 一般的な企業のホームページや情報をまとめたサイトのように制作後に大きな変化のないサイトについては1サイトにつき20点までとなっております。
 商用のサイトであっても、宣伝以外のユーザーにとって有益なオリジナルのコンテンツが追加され続けるサイトの場合は、1記事ごとに20点までご利用いただけます。ただし無料で閲覧できるオープンなサイトに限ります。
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放射冷却の朝 授業は熱く no.439

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朝から青空が広がり、放射冷却の朝
立山連峰からの日の出も美しい朝でした

放射冷却の影響で、道路はところどころ凍結しており、何人かの出中生が登校中に転倒して保健室で治療を受けています
大きな事故はなく、少しほっとしたのですが、今後も凍結時・積雪時の登校に留意が必要です
来週にかけて強い寒気が入る予報となっているのでなおさらです

中庭には霜が降りており、青空とのコントラストがはっきりとして美しかったので、思わず廊下から撮影しました
すると「あ、盗撮だ!」と、3年生の○○さんから指摘されてしまいます
そうか、盗撮に見えたか・・・
そんなに怪しい姿だったのかな

外の寒さとは無縁に、1限目から熱く学習に取り組む1年5組の生徒たち
技術科の授業で本棚等を製作中です
級友とコミュニケーションをとりながらケガキをしたり板を切断したり
クランプで確実に固定して切断する様子を見て、思わず「わしが中学生の頃は、片手で押さえて切っていて、線から外れてかたがったなぁ」とつぶやくと、○○さんが「片手でやると先生から指導されるのです。だから両手で確実に切ります。」と答えてくれました
ノコギリ等の刃物を扱う場合も含めて安全・安心が第一です
多くの出中生がケガキ線に沿って真っすぐに切断できている様子を見て、指導の言葉かけと、道具等の環境づくりの大切さを改めて感じます

そして、熱気に包まれる技術室を後にしました

教室というところ no.438

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本気・根気・元気に学習に向かう、出中生と教職員
校舎内をまわり、そんな姿を観ていると、蒔田晋次 氏の詩が頭の中でぐるぐるします

教室はまちがうところだ
      蒔田 晋時(まきた しんじ)

 教室はまちがうところだ
 みんな どしどし 手を上げて
 まちがった意見を 言おうじゃないか
 まちがった答えを 言おうじゃないか
 
 まちがうことを おそれちゃいけない
 まちがったものを ワラっちゃいけない
 まちがった意見を まちがった答えを
 ああじゃあないか こうじゃあないかと
 みんなで出しあい 言い合うなかで
 ほんとのものを 見つけていくのだ
 そうして みんなで 伸びていくのだ
 
 いつも正しく まちがいのない
 答えをしなくちゃならん と思って
 そういうとこだ と思っているから
 まちがうことが こわくてこわくて
 手も上げないで 小さくなって
 黙りこくって 時間がすぎる
 
 しかたがないから 先生だけが
 勝手にしやべって 生徒はうわのそら
 それじゃあ ちっとも伸びてはいけない
 
 神様でさえまちがう世のなか
 ましてこれから人間になろうとしている
 僕らがまちがったって
 なにがおかしい あたりまえじゃないか
 
 うつむき うつむき
 そうっと上げた手 はじめて上げた手
 先生がさした
 どきりと胸が大きく鳴って
 どぎっ どきっ と体が燃えて
 立ったとたんに忘れてしまった
 なんだか ぼそぼそしゃべったけれども
 なにを言ったか ちんぷんかんぷん
 私はことりと座ってしまった
 
 体がすうっと涼しくなって
 ああ言やあよかった こう言やあよかった
 あとでいいこと浮かんでくるのに
 
 それでいいのだ いくども いくども
 おんなじことをくりかえすうちに
 それからだんだんときりがやんで
 言いたいことが 言えてくるのだ
 
 はじめから うまいこと言えるはずないんだ
 はじめから 答えが当たるはずないんだ
 
 なんどもなんども言ってるうちに
 まちがううちに
 言いたいことの半分くらいは
 どうやらこうやら 言えてくるのだ
 
 まちがいだらけの僕らの教室
 おそれちゃいけない ワラッちゃいけない
 安心して手を上げろ
 安心してまちがえや
 
 まちがったってワラッたり
 ばかにしたり おこったり
 そんなものは おりゃあせん
 
 まちがったって誰かがよ
 なおしてくれるし 教えてくれる
 困ったときには先生が
 ない知恵しぼって教えるで
 そんな教室作ろうやあ
 
 おまえへんだと言われたって
 あんたちがうと言われたって
 そう思うだからしょうがない
 だれかがかりにもワラッたら
 まちがうことが なぜわるい
 まちがってること わかればよ
 人が言おうが 言うまいが
 おらあ自分で あらためる
 わからなけりゃあ そのかわり
 誰が言おうと こずこうと
 おらあ根性曲げねえだ
 
 そんな教室 作ろうやあ
 
   ※出版社:子どもの未来社
    発売日:2004/4/23


そういえば前任校で、「校長先生、わたしの学級で読み聞かせをお願いします!」と、担任から頼まれたときに、この詩を熱く読み聞かせしましたっけ・・・
出中生も本校教職員も、
「間違いを恐れず、自分の考えや意見を発言できる」
「分からないことを分からないと言える」
出町中学校がそんな教室や職場であればと思っています
出中生だけでなく、教職員も日々学びであり、成長の途中ですから

成長に終わりはありません
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雑感 no.437

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昨夕、ふと外を見ると異様な光景が・・・
生徒たちが下校した後のグラウンドに、多くの黒ずくめの存在がありました
多数のカラスです
カラスにはかわいそうですが、その容姿と鳴き声とその行動からあまりよく思われない存在です
※これに対してパンダはしあわせですね 白黒の模様のおかげでかわいく見えてしまいますから・・・

なぜそこに彼らがいるのか分かりませんが、今までグラウンドに彼らが集っている様子を見た記憶はありません
学習中の中学生が襲われることはないでしょうが、下校後でよかったと思ってしましました
カラスさん、激しい偏見でごめんなさい

そして次に連想したのが地震です
ちょうど、今日が阪神淡路大震災が起きた1月17日
その前日ということで、地震の前兆かしらと、不安になったのでした
その不安は、○○先生の「この時間帯は、最近よく電線にとまってますよねぇ」の一言ですべて消えてなくなりました

と、言いつつも、1995年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震が思い出されます
その頃はまだ朝までぐっすり寝ていた若かりし頃のわたしが珍しくふと目が覚め、時計を見て「なんだ、まだ6時前か・・・」と思った瞬間にガタガタと小さい揺れを感じます
「あれ?地震かな?」と思った数秒後に、ゆっさゆっさと大きめの揺れを感じました
揺れがおさまり、すぐに飛び起きてテレビをつけましたが、最初はあまり緊迫した報道ではありませんでした
しかし、日が昇ったあたりから次々と衝撃的な映像や情報に触れることとなります

今朝も、なぜか5時40分頃に目が覚めました
幸い揺れを感じることなく出勤できています
ありがたいことです
わたしにとって本日は改めて、28年前、犠牲になられた方、その関係者の皆様のことを想う日です

災害の少ない冨山県ですが、過去には大きな地震が発生していますし、主要活断層帯として継続観察されている砺波平野断層帯がありますから、備えは必要であることを忘れてはなりません

以前にも書きましたが、東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた東日本大震災
震災の年に現地でお会いした、福島県いわき市立中学校の校長先生が言われた「「災害は忘れたころにやってくる」ということわざを忘れた頃に被災しました」というお話と、そのときの表情が忘れられません

そんなことを思いつつ、本気で根気よく学習に取り組む2年生の保健体育科「柔道」の授業を観て、出中生のエネルギーと学ぶ姿勢に未来を感じます
そして、武道場から校舎に戻る途中、校地内の紅梅のつぼみが膨らんでいることに気付きました
季節は確実に進んでいます
3年生の卒業、1、2年生の進級のときが近づいているとも言えます
「過去・今を最大限に生かし、未来へ生きる」
そんなことを本校の紅梅が教えてくれている気がしました

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くう・ねる・あそぶ no.436

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新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、富山県は感染対策のレベル分類を「レベル2 感染警報」としています
インフルエンザが流行期に入ったり、ノロウイルス感染症の事例があったりと、基本的な感染対策の徹底が重要です
特に、3年生は進路決定の時期となっていますから、細心の注意を払いたいものです
加えて、人間が本来もっている免疫力や抵抗力を高めることも大切だと考えます
土日に実施された大学入学共通テストに臨む受験生が、「感染症対策と、抵抗力を高めるために睡眠をとっています」とニュース番組のインタビューに答えていたことが印象に残っています

昔、某自動車メーカーのコマーシャルで「くうねるあそぶ」というキャッチコピーがありました。今から40年ほど前に発表されたもので、コピーライターである糸井重里氏の作品です。糸井氏は2014年の終わりに発行された雑誌 AERAでの、出口治明氏との対談で、この「くうねるあそぶ」について語っています。(※当時ライフネット生命の代表取締役会長兼CEO、現在は立命館アジア太平洋大学学長)
「落語の前座噺である「寿限無」に、「くうねるところにすむところ」があって、そこから発想を得たものです。ぼくは、「くうねる」に「あそぶ」を入れないと納得がいかなかったんです。いま、こういう時代ですから、「あそぶ」という言葉は反感も浴びちゃうんですよね。でも、それでいいのかなあ・・・。」

新型ウイルス感染症の影響を受けて今までの生活とは違う毎日を送り始めてもう3年
日本全国、いや、世界中の多くの子供たちも大きな影響を受けています
糸井氏の本来の想いとは違う意味となりますが、今も「くうねるあそぶ」は大切だと思います
ただし、「あそぶ」は「身体を動かす」意味としたほうがよいかと思います
よく食べ、よく寝て、よく身体を動かして、毎日規則正しく生活する
そうすることで、免疫力が高まり、身体は強くなります
身体を動かすのは走ったり体操をしたりするばかりではなく、家の中の掃除をするなどのお手伝いで身体を動かすこともよいでしょう
気分転換も含めて、くれぐれもネットにどっぷりのインドア生活というのは避けたいものです
もともともっている自分の力、抵抗力・免疫力を高めるためにも身体を動かすのです
科学的に分類上、人間は動物の仲間です
動物は「動くもの」ですから、本来あるべき姿で過ごすことでもともともっている力を最大限に引き出すことができるのではないでしょうか

ちなみに、「くう・ねる・くう」も「くう・ねる・ねる」も、不健康です
当然「くう・のむ・くう」も
と、自分自身に言い聞かせています

愛のカタチ no.435

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各学年フロアの廊下に、給食用の配膳台があります
給食時に利用する以外は衛生上の理由から布製のカバーがかけられています
1年生のある学級の前にある、配膳台カバーが他の学級と少し違っています
このことに気付いている出中生はどれほどいるのでしょうか?
担任から聞いた話では、○○さんが、配膳台カバーが破れていることに気付き、週末に持ち帰って彼が裁縫して直してくれたそうなのです

うーん
思わず、唸りました

破れていることに気付く
直そうと考える
その方法として自分で裁縫する
そして、さりげなく元の場所へ戻す(※目立ってはいますが・・・)

気付くだけでなく行動に移したところ
家の人に頼むわけではなく、自分で学習の成果を活かして直したところ

とてもうれしくなると共に、わたし自身が刺激を受ける話でした
この出来事は2学期のことだったので、担任は2学期末保護者会でお母様にそのことを伝えたそうで、お母様も驚いておられたそうです

彼の言動から、彼の成長を感じます

そして何より、直された配膳台カバーにSMILEの刺繡が施してあり、その縫い目から、彼の愛を感じます

文字通り笑顔(スマイル)にさせてくれる配膳台カバー
○○さん、ありがとう
これも、愛のカタチです

知っても仏 no.434

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学校をまわって授業の様子や出中生の活動の様子、学校施設の状況などを見ていると、「お!」と思うことがあります
その中には「お!早急に改善せねば」と思うことがあれば、「あ〜、気付いてしまったぁ!!」と、少し残念に思うこともあります
「知らぬが仏」だなぁと感じてしまう、まだまだ修行が足りない未熟なわたしです

「知らぬが仏」

この言葉の反対の意味を示す言葉は何でしょう?

「知るは閻魔」? 「知るは悪魔」??

悪魔も閻魔も本当に悪い存在なのかは個人的に疑問に思っています
別に、悪を推奨しているという意味ではなく、立場や見方によって善か悪かは異なると思うからです
閻魔様は市内にある芹谷山千光寺にも、その像があります
前任校の校外学習で子供たちと一緒にお参りさせていただいたことがありますが、悪いことをした人を裁く裁判官のイメージですから悪い存在ではないでしょう
では悪魔はどうでしょう?
わたしが中高生の頃にはまっていた作家、アーサー・C・クラーク氏が執筆したSF小説「地球幼年期の終わり」(ハヤカワ・SF・シリーズ 福島正実訳 早川書房 1964年 初版)では、危険な状態だった地球を平和で豊かな惑星に変える存在となる地球外生物が、第2部でいよいよ人類の前に姿を現しましたが、その姿は人類が過去から思い描いていた悪魔そのものでした
人類には悪魔の姿が悪の象徴のようにすり込まれているので、その地球外生物は自分たちの姿を人類に見せるタイミングをはかっていたのでした
人も悪魔も見た目で判断してはいけません
いつも通りに、何だか話がずれてきていますね

「知らぬが仏」は「知れば不快になったりすることでも、知らなければ平静でいられる」という意味です
「江戸いろはかるた」の札のひとつですね
これが転じて、「本来はあなたも知っていなくてはならないことなのに、知らないからそんなに落ち着いていられるんだよ」と、若干相手を責めるような言葉として使うこともあるようで、「知らぬが仏、知るが煩悩」という表現で使われることもあります
そして、反対の意味を表す言葉には「知は力なり」とか、「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」などとなるようです
どれも完全な反対の意味を示す言葉ではないですが、「知らない方がよい」ではなく、「知っておいた方がよい」という意味でしょうか

画像でも紹介しようとネットを検索したところ、江戸いろはカルタの絵は仏像の頭にカラスが乗っていたり、トンボがとまっていたりのものしか見付けられません
著作権で問題になった学校も他県にありますし、そもそも仏様に失礼な気がして、自分で描くことにして、木の葉を頭の上にのせてみました(上画像)※一層失礼なのか・・・

「知っても仏」を目指し、修行を積まなければならないなと思う、2023年及び3学期の始まりでした

けっして「知っても ほっとけ(放っておけ)」ではありません・・・、念のため

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こころもち no.433

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朝から昼まで、出張でいつもより立山連峰に近づいた場所に居ました
朝、その場所へ向かう途中、山の端から日が昇る瞬間が観られました
昼前、学校へ戻ろうと建物を出る頃には日が高くなり、雪をかぶった立山連峰が、出町中学校から拝むことのできる姿よりも大きく、圧倒的な美しさで迫ってきました
誠に美しい・・・

学校へ戻ると、正面玄関に掲示してある昨日の書初大会で金賞となった作品が目に飛び込んできます
休み時間には多くの出中生も眺めます
これまた迫力のあるその文字が迫ってきます
出中生が本気で根気よく向き合った迫力を感じます
※各学年、他の作品もそうです 単なるうまい・へたではありません


お昼休みに、先日の地区アンサンブルコンテストに出場した5組のリーダーが報告のために校長室を尋ねてくれました
一人一人の感想を聞かせてもらいましたが、それぞれの言葉に未来へのつながりが感じられ、これまた感動しました


書初大会の揮毫に金・銀・銅と賞がつきます
アンサンブルコンテストには、金賞・銀賞・銅賞と賞がつきます
それぞれに審査する人がよいと思うものを本気で選びます
人によっては感じ方・見方が違うので、複数の人が審査します
そして結果が出ますが、忘れてほしくないのは、自分自身がどう感じたかだと思っています
評価されたその結果(事実)も重要ですが、それはそれです
自分自身の力を出し切れて、その上での評価であれば、よいも悪いも納得できるのです
身内びいきなのかもしれませんが、アンサンブルコンテストの出町中学校の演奏はそれぞれに素晴らしかったです
4組は金賞を獲得するも地区代表はかないませんでしたが、それはそれであり、この結果は未来につないでほしいです


改めて出町中学校の3階から、立山連峰を眺めます
多くの人から「美しいなぁ」と思われても、立山連峰は何も変わらずそこに居ます
その姿に、また感動します

※「ありがとう!!」と立山連峰に喜ばれるとそれはそれで怖いですな

節目は好機 no.432

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本日始業式を実施し、今年度最後の学期がスタートです
学期は最後ですが暦の上で、令和5年の始まりです
今年は「ウサギ年」
「ウサギ年」ということで、大きな耳のウサギのように情報を集めるとか、人の話をよく聴こうとか、ぴょんぴょん跳ねるウサギのように飛躍の年にしようとか、年の初めに目標を決めた出中生もいるのではないでしょうか?
今年の十干十二支(じっかん じゅうにし)は「癸卯(みずのと・う)」
「癸(みずのと)」は十干の十番目、生命の循環で言えば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態を表しており、「卯(う)」は、ウサギではなくて控えめに成長することを表していると、とある本で読みました
この二つが合わさり、それは「寒気が緩み、芽ばえを促す」ことを意味し、つまり、厳冬が去り、春の兆しが訪れたことを表すようです
新しい何かが始まる予感がします
年明けのこのタイミングをよい機会として、今年、目指すものを決める
既に何かを決意した人であれば、あとは行動あるのみであり、具体的に何をするかを決める
信じるものは救われます
本気・根気・元気で行動し、成長する自分を実感してはどうでしょう

3年生は進路選択及び、卒業に向け
2年生は最上級生となることに向け
1年生は新入生を迎える先輩となることに向け

このことについても、それぞれが自分で考え・決意し・具体的に行動することが大切でしょう
周りの人と比べる必要はありません
過去の自分、今の自分が、未来の自分のために考え、決め、行動するのです

出中生をはじめ出中に関わる全てのみなさんにとって、よりよい学期・年になることを祈り、そして、応援します


新学期初日には恒例の書き初め大会を学年ごとに体育館で実施しました(上写真は第2学年の様子)
決められた時間・空間で学年が集まり、同じ説明を聞き、揮毫の前に心を落ち着かせます
※猛烈に精神集中している○○さんに目が釘付けでした・・・
合図とともにそれぞれが本気で用紙に向かい、根気よく筆を走らせる姿を見て、年始早々、いつものように出中生からエネルギーをもらいました
しあわせなことです

そんな中、心配事があります
今、新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザも流行の兆しをみせていることがそのひとつです
基本的な感染症対策の徹底を意識することについて、始業式の式辞の結びに話しました
保護者、地域のみなさんにも、このことについてお願い申し上げます
本気・根気・元気な出町中学校の教育活動を今年も進めていきます

それぞれに no.431

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中学生年代の日本一を決める「Jr.ウインターカップ 2022-23(※2022年度 第3回 全国U15バスケットボール選手権大会)」が、1月4日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開幕しています
昨日の大会2日目に、本校男子バスケットボール部が中心の(※ほぼ出町中と言っても過言ではないか・・・)クラブチーム「出町GOLDEN WARRIORS」が、富山県代表として山形県代表の「山形U15」と対戦しました
途中リードするも、結果は62−68で惜敗
全国大会のコートに立ったことや、会場の雰囲気を身体で直接感じたことは、未来の自分のために貴重な体験だったと思います
ここまでよく頑張りました
指導者のみなさんや保護者のみなさん、お疲れさまでした
PTA、文化体育後援会、同窓会、市や地域の方からも多くの応援をいただきました
関係するすべてのみなさんに、彼らが所属する出中の校長としてお礼申し上げます


学校では全教職員による会議や、学年ごとの会議(写真下)、担当者による入試業務等、3学期のスタートに向けて準備を進めています

先日、わたしの好きな番組である「僕らの時代」の特番『笑う台場に福来たる 2023新春SP』に、「FIFAワールドカップ・カタール大会」で活躍した谷口彰悟選手・田中碧選手・権田修一選手が出演していました
そのすべての会話が興味深かったのですが、特に、権田選手が言った次の言葉が印象に残っています

2人と接して思うのは、1番試合に出られなかった時にトレーニングしているのは2人な気がする
いつもジム行っている印象があって
準備をちゃんとしている人って裏切られないんだなって
出た時に自信をもってできるメンタリティは、2人を見ていると、いい準備をして自信をもってやることがすごい大事だなと・・・
もし、これ(※この番組)を観ていて、「プレッシャーに(対して)どうしたらいいですか?」って(質問する)人には、この2人がお手本ですって伝えたい

出町中学校教職員も3学期の本格的スタートに向けて、粛々と準備を整え、出中生を迎えます

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応援 no.430

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なぜでしょう
本気で物事に取り組む人を、応援したくなります

なぜでしょう
根気よく物事に取り組む人を、応援したくなります

なぜでしょう
元気に物事に取り組む人からは、自分が元気をもらえて、応援されているような気がします

自分がそのように感じられない状態のときもありますが、「本気・根気・元気」な人には刺激を受けることが多いです

その姿は、羨ましかったり、憧れだったり、勇気をもらったり、元気をもらったり・・・


今日の3年生は、学力テストに取り組み、進路選択に向けてがんばっています
その姿から、またいろいろ学ばせてもらいます

「がんばれ」という言葉を、苦痛に感じる人もいるのであまり使わないという話もありますが、敢えて今日は使いたい

「がんばれ、出中生!! 応援しています」

はじまり、はじまり no.429

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本日は学校も閉庁が明け、仕事始め
校長室のカレンダーも新年1月になりました
棟方志功氏のカレンダーも毎年校長室にかけていますが、1・2月は 原 石鼎 氏作の「大いなる初日 据りぬ 昇るなり(昭和18年作)」
初日が顔を出し、ゆっくりと確実に昇り続ける様子を、「据りぬ」と、まるで初日が空にドンっと鎮座している情景を想像させる句です
一瞬の感動が永遠に続くようなその表現は、初日の出を真正面から見据え、豊かな色彩を想起させる句であり、その情景を荒々しい削りと、鮮やかな色彩で棟方氏が表現した迫力ある作品です(※個人的見解です)

令和4年度最後の3学期、令和5年のスタート!
カレンダーの表紙をめくり、再び1・2月をよく観て、「よーし、頑張ろう!!」と、決意した朝なのでした

校舎内をまわると、図書室で明日実施される3年生の実力テストの準備がなされています
教室では、数日後に開催される第44回アンサンブルコンテスト砺波地区大会(1/9)に向けて最終段階の練習に励む吹奏楽部の音色が響いています
また、体育館や武道場など様々な場所で、部活動に励む出中生の姿があります
そして、新学期・新年に向けてそれぞれの業務を進める教職員がいます

なぜでしょう?
多くの人のがんばる姿を見ること・感じることでより一層頑張れる気がします

本年も出町中学校を、よろしくお願いいたします
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