最新更新日:2024/05/19
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

うまのはなむけ no.715

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「うまのはなむけ」とは、「旅立つ人に餞別(せんべつ)の金品を贈ったり送別の宴を行ったりすること。」※参考:学研全訳古語辞典(学研教育出版学研教育出版)
土佐日記 一二・二二の「船路なれど、うまのはなむけす(訳:(馬には乗らない)船旅なのだけれど、うまのはなむけをする」が例文として紹介されています
また、「「馬の鼻向け」の意で、古代、旅に出る人の安全を祈って、出発時にその人の乗馬の鼻を行き先の方に向けた習慣から。」との解説もありました

その「うまのはなむけ」の略が「はなむけ(餞)」であり、「あらかじめ(予め)、はなむけ(餞)をする、会」を、「予餞会(よせんかい)」と言います

月曜日の予餞会に向けて(卒業式に向けても)、2年生、1年生が準備を進め、今日は大詰めとなっています
登校している3年生も、後輩へのメッセージを掲示してくれました

土佐日記によれば、紀貫之を送別する会では「身分関係なくみんなが酔っ払って、海の近くにもかかわらず、魚が腐ったように横たわってふざけ合っている」状態になったそうで、紀貫之自身はうれしいながらも、その様子を少し冷めた目でみていたように感じます
出町中学校の予餞会では、土佐日記のような羽目を外したものではなく、送られる3年生も送る1、2年生も、みんなが楽しむことのできる会になるとわたしは楽しみにしています
準備を進める生徒会執行部のみなさん、ありがとう
1、2年生のみなさんもありがとう
登校している3年生もありがとう
そして、そんな出中生を全力で支援している教職員にも感謝です

※「土佐日記」紀貫之 原文
廿二日に、和泉国までと、たひらかに願ぐわんたつ
藤原のときざね、船路なれど、む(う)まのはなむけす
上中下、酔ひあきて、いとあやしく、潮海のほとりにて、あざれあへり

人事を尽くして天命を待つ 2 no.714

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本日は県立高等学校一般入学者選抜 学力調査の2日目

今朝も天気は交通機関等に影響を与えることはなさそうです

昨日同様、3年生は、検査に臨む人も、既に進路を決定して登校する人も、それぞれにそれぞれの立場で、今できることに本気で取り組んでほしいです

わたしが今日学校でできることは、それぞれの場所で学力検査に向き合っている出中生を応援することと、出中から同級生を応援している出中生を応援することです

がんばろう!
最後の最後までやり切ろう!!
自分を信じて出し切ろう!!!
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人事を尽くして天命を待つ no.713

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今朝は心配していた天気も交通機関等に影響を与えることはなさそうでほっとしています

本日は県立高等学校の一般入学者選抜、学力検査の日です

昨日、学年集会でしゃべらせていただく機会があり、わたしの想いを伝えました
本日、検査に臨む人も、既に進路を決定して登校する人も、それぞれにそれぞれの立場で、今できることに本気で取り組んでほしいです

わたしが今日学校でできることは、それぞれの場所で学力検査に向き合っている出中生を応援することと、出中から同級生を応援している出中生を応援することです

がんばろう!
最後の最後までやり切ろう!!
自分を信じて出し切ろう!!!

3年生へ no.712

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昨日、本校敷地内にある植栽の雪囲いや雪つりが撤去されました
いよいよ、という感じです

明日から県立高等学校の一般入試が始まります
そして来週は卒業証書授与式を予定しています
時の流れを感じます

厳しい寒さの冬の後に、春がやってくる
あたりまえのようでありながら、ありがたいことだと感じます

別れと出会い
様々な思いが交錯する時季です

明日、入試を控える3年生
考えても分からない未来の結果にモヤモヤするのではなく、今できることに目を向けましょう
よりよい結果をイメージし、今為すことに集中するのはありです
そして当日は目の前のものに、より集中します
多くの人が3年生を応援しています
特に、家族はきっと自分たちが気付かないほど力強く応援してくださっているはずです
ぜひ、その応援もパワーに変えて、最後の1秒まで自分のもっている力をすべて出し切ってください

わたしは敢えてこの言葉を使います
「がんばれ!!」

既に進路決定をしている3年生は、そんな同級生を応援してほしいです
3年生みんなが、卒業に向けてそれぞれが今できることに取り組んでほしいと思います
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「石動」「常陸」 no.711

数日前、茨城県の悩みが話題になっていました
それは、「常陸牛」「常陸乃国いせ海老」等、茨城県が「常陸○○」と名付けた地元食材のブランド化を進めるにあたって、想定しなかった課題が判明したというものです
それは、「常陸」の読み方です
どうも、「常陸」を読めない若者が多いのではないかという話になり、まさかそんなことはないだろうとネットで調査した結果、全国20〜30代の約半数程度が読めなかったのです

出町中学校ではどうか、聞き取り調査を実施しました
調査数は出中生5名、教職員5名の計10名です
※少なくてすみません
調査方法は、廊下で出会った人に突然質問する形式でした

ちなみに、調査は2問で、最初は「石動」の読みを問い、その次に「常陸」の読みを問いました
「いするぎ」正答者10名(正答率100%)
「ひたち」正答者3名(出中生0名 教職員3名)(正答率30%)

おそらく、茨城県で調査すると、この逆の結果になり、北海道や九州四国あたりで調査すると、「石動」も「常陸」も正答率は落ちると予想されます
富山県民だから「石動」は読めるのでしょう
※「常陸」を読めた教職員の一人は関東出身で、来県したころは「石動」を読めなかったそうです
※ちなみにわたしは石動中学校の卒業生です

言葉は時代や場所によって独特です
方言もそのひとつです
それはそれで味があってよいと思うのですが、日本に住む者同士の円滑なコミュニケーションに、正しい日本語は重要でしょう

今日も本気で国語の学習に取り組む出中生の姿があります
※そのほかの学習も、「本気」「根気」「元気」です
昨日の読書の話と関連しますが、多くの言葉をインプットし、それを思い通りに操ることができるということは、表現のバリエーションが増えることとなります
また、読み解く力も付くと思います
そんな力に、わたしはとても憧れます

さて、出中生は学びの先にある未来を、どのようにみているのでしょう
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ランキング no.710

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上の写真1段目は、お昼休みの時間、図書室前の掲示物に注目する○○さんと△△さんです

その掲示物は、
1 2021.4から2024.2までの約3年間で、3年生がよく借りた人気本の紹介(2段目左写真)
2 2023.4から2024.2までの約1年間によく本を借りた3年生ランキング(2段目右写真)
の2点です

掲示物に名前があった□□さんが1位を狙っていたらしいという情報を、掲示物に注目していた○○さんに教えてもらいました
個人的に、応援したくなる話題です

なんでもかんでも、ものごとにランキングをつけるとか、子供に競争させることはよくないと、かつて日本某所の小学校の運動会プログラムから、徒競走が消えたという話題を見た記憶があります
みんなで手を繋いでゴールしたとかしないとか・・・

今年はパリ・オリンピック・パラリンピックが開催予定であり、金メダルの獲得を目標に世界中のアスリートが日々鍛錬しています
スポーツ界だけでなく、プロスポーツの世界では優勝を目指して、日々鍛錬しています
どの世界にも勝負の世界があり、芸能のオーデションも同じ類だと思います

また、別の視点から言えば、人それぞれに個性があって、自分の得意なことで誰かと勝負することは、その個性を活かすことです
義務教育の中で、様々な教科の学習に取り組むことは、自分の中の可能性を引き出したり、自分自身で気づいたりするためだとわたしは考えています
だから、日常生活に役立たない数学や国語の古典は必要ないという考えを、今のわたしはもちません
大体、学習を損得で考えることはどうかとも思っています

読書が好きでその結果多くの書籍を読んだ
それがこんな数になった
「それほどの数を読んだ自分は凄いな」と、それぞれが思えればよいのでは?
「自分もすごいと思ったけれど、それ以上に読んでいる人もいるのか」と、感じることも大切では?
決してこれは勝負云々ではありません
誰かと比較するというより、自分の成長や実績を確認するための数字です
そして、世界は広いということも

3年生貸出冊数ランキング(2021.4〜2024.2)の第1位の記録は911冊
これは学校図書室の本だけでです
単純計算で年間300冊以上
本屋で書籍を購入したり、市の図書館等から借りたりしていればこれ以上の数となります
誠に凄い数字だとわたしは思います

「わたしも負けずにインプットしないとな」と思わされる掲示でした
インプットしないことには、アウトプットするものがありません

3月1日 no.709

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本日は3月1日
市内の県立高校の卒業式に参列しました
卒業生の中に、前々任校で教頭として勤務した最後の年に、1年生だった生徒たちがいました
その中の○○さんは、今年度のその高校の運動会で、声を出して元気に躍動している姿が見られてうれしかったことを思い出しました
中学1年生の1年間だけで、なおかつ200人ほどいた学年にもかかわらず、その当時の記憶にリンクした自分自身に驚きます
本日の式場で、たまたま来賓席と近かった保護者席におられたお母様とも少し挨拶と言葉を交わすことができてうれしかったです

3月に入り、中学校としては卒業の前に、来週に控える県立学校の一般入試に向けて、フルスロットルで突き進む時期ですが、3月1日は日本全国的に卒業シーズンへ突入の日です

また、3月1日はいろいろな記念日となっていますが、その中に「デコポンの日」があります
1991年の3月1日に東京の青果市場で初めてデコポンが取引されたこの日を、デコポンのおいしさを広めるための日として制定したようです


そして、「デコポン」と言えば「デコピン」(※ちょっと苦しいか・・・)
「デコピン」と言えば大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手
アメリカ時間では2月29日でしたが、日本時間で3月1日(※日本時間早朝)に「デコピン」と名付けた犬と同居している大谷選手が、自身の結婚に関する会見を実施しました
この会見の中で、「発表しなくてもよかった中で、アナウンスしたのは?」という記者の質問に対する大谷選手の回答が、わたしは一番興味深かったです

「1番は皆さんがうるさいから(笑)。しなかったらしなかったでうるさいですし、今日まずここで発表して、野球に集中したいなっていうのが1番ですね。」

これを笑顔でさらっといえるところ
それを言われて記者たちが笑っているところ
これまでの付き合いや、大谷選手の日頃のふるまいがこのような状況を生み出しているのだろうなと感じます
感じたことをストレートに伝えて場の雰囲気を悪くしたり、人間関係を悪くするわたしにとって、大谷選手は野球選手やプロフェッショナルとしてだけでなく、人としても偉大だと感じるのです

出中生には、大谷翔平選手はどのような存在なのでしょうか?

そんなことも考える、3月1日でもあります
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行事予定
3/11 予餞会
3/13 同窓会入会式
3/14 卒業証書授与式  10:00

学校だより

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