最新更新日:2024/05/20
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

風が吹く no.541

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じめじめとして空気が肌にまとわりつくような感触
この時期の典型的な気候がここ数日続いています
そんな時、風が教室を通り抜けると、さわやかで何とも言えない気分になります

5月22日から6月16日までの間、期間はそれぞれ違うのですが、3名の大学生が本校で教育実習に取り組んでいます
決して、それまでの出町中学校が「じめじめしていた」というわけではないという前提ですが、中学生とはまた別に、若者が本気で根気よく元気に取り組む姿は、教育現場に風を吹かせてくれているように感じます
最近は、卒業生ではない学生も教育実習で受け入れることが多くなりましたが、今回の3名は全員本校卒業生です
わたしが教頭を務めていた時の1年生ですが、3人とも中学時代の面影が残っています
人間は不思議なもので、過去に出会ったことのある人は、どこか特別に感じます

出中生だけでなく、我々教職員にとっても、3人の存在は、新鮮で自分自身を振り返る機会になっていると感じます
ああ、少なくともわたしには、なっています
その頃の自分や、新採の頃の自分をふりかえられるのです
そして、それは今の自分の振り返りにもつながります

また、授業の教科指導、生徒指導や給食指導など、3人にはよりよくなるための伸びしろがいっぱいであることは当たり前ですが、3人の本気さ、根気さ、元気さなど、教育に向かう姿勢には見習うことが多いのです
出中生には本校の先輩として、その姿から感じることも多かったのではと思っています

いつもの学校とは違う人がいることは、風が吹くことと似ていると思います

教師不足が課題となっています
本校での実習を通して、教師の道を歩もうと思ってくれたとしたらうれしいです
当然、強制されることではないですし、自分の人生は自分自身で決めることです
教育実習に取り組む3人は、どの道へ進んでも、確実に歩んでいけると思っています

出会いいろいろ no.540

とある文章に出会いました

橙は、蜜柑さ
赤は、血の色
命は、母さん
神は、偉大だ

わかりますか?
次は、すべてひらがなにしてみます

だいだいは みかんさ
あかは ちのいろ
いのちは かあさん
かみは いだいだ

わかりますか?
最後は、連続した1文にしてみます

だいだいはみかんさあかはちのいろいのちはかあさんかみはいだいだ

いかがですか?
そうです、文頭から読んでも、文末から読んでも読みが同じです
「回文」です

誠に「ことば」は、面白い
「ことば」に限らず、何事も知れば知るほど分からないことが増えますし、面白くなってくると言ったほうがよいでしょうか

本校図書室にも回文の書籍がありました
その中の3巻が下の写真のものです

一読し、それぞれの巻から直観的に選んだ個人的第1位は、次の3作品です

「美しい畳を見た大使、苦痛」 回文あそび 青の巻 2期
 → なぜ苦痛になったかは疑問・・・

「この鷹、博多の子」 回文あそび 黒の巻 2期
 → ソフトバンクホークスを連想しました

「よい先生よ」 回文あそび 金の巻 2期
 → なんとなく、1位です

いかがでしょう?
世の中には、いろいろ考える人がいますね
「私、負けましたわ」
これも回文です
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環境 no539

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朝、廊下には教室へ向かう出中生の姿が当たり前のように見られます
当たり前に思えることは、実は当たり前でないことがたくさんあります
身の回りのことはほぼすべてそうだと感じる年齢になってきました
今こうして学校に勤務し、出中生の姿を観られることも、朝目覚めてご飯を食べられることも、すべてです

朝の会の前に、図書室で本を借りる○○さんの姿がありました
カウンターで本を借りる手続きをしている○○さんに問います
「これまで何冊ほど借りていますか?」
「結構借りています」と○○さんが答えてくれます
学校司書さんが「○○さんは相当借りていますよ」と教えてくれました
本校では、係の生徒がなくても、自分で必要事項を記入し、本を借りることができます
また、図書室はずっと開放したままです
これが、本校の教育環境です

午前中、地域の○○さんが来校され、ユリの花を届けてくださいました
いつも、このように花を届けてくださる○○さん
ありがたいことです
さっそく職員が正面玄関の目立つところに活けてくれました
また、校長室には職員が活けてくれた花々があります
これも、本校の教育環境です
教師のみならず、職員や地域の方のおかげさまで、教育環境が整えられています

教職員も教育環境の一要素として、自身の言動等を意識し、教育環境を整えます
そこで学ぶ出中生も、その環境のムードを醸成する大切な存在です


裾野を広げる no.538

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昨日、砺波市文化会館で開催された「富山県 合唱の祭典」に行ってきました
本校の合唱部が出演することから、楽しみにしていました
出演しているグループは年齢層も合唱歴も、また、合唱に取り組む想いも、幅広く感じました
コンテストやコンクールとは違うムードの中、出演者それぞれが合唱を楽しんでいることが伝わります

そして、富山県合唱連盟理事長 中井 隆司 氏のあいさつに次のような言葉がありました
「ジュニアや小学生等の若年層を中心に合唱の裾野を広げる。それが中学・高校・大学での合従活動に繋がり、生涯にわたって合唱を愛する人が増える・・・。そんな富山県になることを願いながら活動してきました。」

少子化、人口減
そんな中で合唱、スポーツ、地域活動等、人不足が課題ですが、年齢を超えて活動するこのような企画は、理事長さんが言われる通り、現状維持のみならず裾野を広げることにもつながると感じます
失礼な言い方になるかもしれませんが、高齢の方が段差に留意しながら、ゆっくりとステージ上の壇に上がられる姿からは想像できなかった、生き生きとした合唱の姿を拝見し、そのことを実感しました
合唱連盟が合唱の日を消さないように、年齢や団体の枠を超えて一丸となって進もうとする姿に、多くの学びを感じます

ステージを見ながらそのようなことを思っているうちに、我が出町中学校の合唱部の登場となりました
もちろん、出町中学校合唱部の合唱は他と次元が違うように感じられました
決して贔屓耳ではないと、個人的には思っています
合唱部のみなさん、素敵な合唱をありがとう

ロックの日 no.537

今朝、富山県警察安全情報ネットで、警察本部犯罪抑止対策室からの情報メールが届きました
件名は、「本日(6/9)はロックの日!」です

はて?
ロックの日とは、何の日でしょう?

警察からの発信ですから、鍵のLOCKかなとは思いますが、他の人はどう思うのだろう?と疑問がわいたので、さっそく出中生、教職員、のべ15名を対象に調査しました

質問「ロックと聞いて、何を連想しますか?」
回答 鍵のLOCKに関わることを連想  10名
   音楽のROCK musicに関わることを連想 3名
   岩のROCKに関わることを連想  1名
   オン・ザ・ロック  1名

やはり、鍵に関わることを連想した人が多かったです

富山県警からのメールの内容は次の通りです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある裁判所で被告人と検察官とのやりとりを新聞で見た検察官の質問
検察官「どうして富山で車上ねらいをしたのか」
被告人「富山は東京と違う」「貴重品が車内にあっても鍵のかかっている車が少ない」「防犯カメラも少ない」「捕まる心配もない」「車上ねらいをするために富山に遠征した」※若干加筆修正

今後も車上ねらいの発生が懸念されます
こうしたことを言われないためにも、皆さんも、「日本一安全で安心して暮らせる富山」を目指して、本日のロックの日を機会に、家族や職場、地区などで下記の事項を話し合いましょう

普段から、家も車も自転車のカギかけの徹底
◇カギをかけても、車内には貴重品を放置しない
◇街頭には防犯カメラ、家にはセンサーライトの設置の検討

詳細はこちらからご確認ください。
Https://plus.sugumail.com/usr/toyama-police/doc...

富山県警察本部生活安全企画課 犯罪抑止対策室
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

富山県警察安全情報ネットに登録されている方々には届いたと思います
確かに、砺波地方では家や自転車、自動車で無施錠のままということが多いと感じます
※子どもの頃よりも施錠する人が増えた気もしますが・・・

富山県警は、犯罪抑止のための施錠を県民にはたらきかけ続けています
その方法のひとつにキャラクターづくりもあります
その名は、富山県警察カギかけヒーロー KEYレンジャー ツーロック V!!
カギかけの大切さを広め、人知れず街の安全を守るため、カギかけの邪魔をするライバル・ムセジョーカーに負けないよう活動しているそうです
その他の設定も次のようにされています

身長:160センチメートル前後
体重:約50キログラム
性格:子供好き、几帳面
使命:カギかけの大切さを広めること
目標:施錠率100%
好きな音楽:ロック
ライバル:ムセジョーカー
必殺技:キーパンチ
決め台詞:「1・2・3・4・5・ロック!!」

県警の本気度が伝わります

今夜から「となみ夜高まつり」です
祭に参加する出中生は、自転車のロックはもちろん、安全に留意しましょう
困ったことがあれば、すぐに家の人や現地警備本部等に相談しましょう
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作用・反作用 no.536

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朝、壁にしこたま右手をぶつけてしまいました
自分の身体のサイズ感を把握できなくなっていることは置いておいて、ある意味、手で壁に対して力を加えたにもかかわらず、なぜ痛い思いをするのでしょう?

これは中学校の理科で学習する「作用・反作用」で、その理由を説明することができます
高等学校で物理を学習すれば、運動の第3法則としても詳しく学びます
2つの物体があって、一方が力を及ぼす(作用)場合、もう一方は向きが反対で大きさが等しい力を及ぼす(反作用)というものです
一方だけがもう一方へ力を及ぼすことはなく、必ずその反作用が存在します

わたしは人間関係等においても作用・反作用があり、それがはっきりしないとモヤモヤする元になると考えます
個人的に音楽を聴くときには、直接演奏者の音を感じられるLIVEが好きなのも、このせいかもしれません
現場で作用・反作用の具体を体感し、すっきりさせたいのでしょう
ストレートに反応が欲しいと言えばよいでしょうか

人間関係において大切な、あいさつではどうでしょう
「おはようございます」と誰かに言って、反応がない場合があります
ちょっとがっかりですが、ここで注意が必要です
相手が「おはようございます」と言わなくても、反応している場合があるからです
少しうなずくは、反応です
ピクリと眉を動かすのも、反応です
プイっとあっちを向くのも反応です
決して、「おはようございます」に対する反応は「おはようございます」だけではありません
特に思春期真っただ中であれば、その反応には別の力がはたらいて、単純な作用・反作用とはならない場合があります
中学校教師として生活していると、そういうことを理解できずに傷ついたり、悩んだりすることもありました
自分の思っている反応がすべてではないことを、中学生からたくさん教わりました

何かに身体の一部をぶつけて、痛い思いができることは、はっきりとした自然からの反応であり、シンプルに喜ばしいことです
ただ、分かりにくいからこそ、その反応に気付けたときや、その反応が変化したときに喜びを感じるのも教師です

はたらきかける
その結果、こどもの実態を知る
その結果、こどもの成長を感じる
そして、そのことを相手に伝える
教師がしていることは、この繰り返しかもしれません

今朝から生活向上委員会による「あいさつ運動」が始まりました
委員会で決められたこの運動の目的は、「学校中に、さわやかなあいさつを交わせるような雰囲気をつくる」です
「さわやかな」「雰囲気をつくる」となっているところが、個人的に素敵だと感じています
やってみることでまたいろいろなことを学ぶことができます
出中生の成長が楽しみです

いかがでしょうか? no.535

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朝からやや暑く感じる今日も、出中生は学習に本気・根気・元気に取り組んでいます

国語科の授業で、教科書の記述個所を指で示しながら自分の考えを説明し合っています
また、社会科の授業では、教科書はもちろん資料集、資料プリント、タブレットを使い、自分の考えをまとめています

学習の場には、教科書があります
出中生は毎日見ていますが、最近の教科書を保護者の方や地域の方はご覧になられたことがあるでしょうか?

上の写真でもちらりと見られますが、カラフルで写真や図表が多く用いられています
もし、少しでも興味をもたれたら、お子さんの教科書をご覧になっていただければと思います

また、ちょうど昨日6月6日から、令和5年度の教科書展示会が開催されています

昭和23年の検定教科書制度の実施により、教科書の適正な採択に資するため、教科書発行法により設けられた制度です
毎年、全国で開催されます
砺波市では、庄川支所にて、小学校、中学校、高等学校の教科書見本が展示され、どなたでも手にとってご覧いただけます

展示期間:令和5年6月6日(火)〜7月5日(水)
展示時間:午前9時〜午後5時まで(土・日・祝日は休館)
展示会場:砺波市役所庄川支所3階 資料室
※6月6日(火)〜6月15日(木)は高校用を展示(法定外展示)
※6月16日(金)〜7月5日(水)は、小・中・高校用を展示(法定展示)


詳しくは「令和5年度 教科書展示会(案内)」にて確認いただけます

中学生当時とは別の感情が湧かれる方も多いのではと想像します
案外、読んでみるとおもしろいものです
当時はそんな事をあまり感じなかったのですが・・・
不思議なものです
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命 no.534

朝、教室の前でなんだかいつもと違う様子の○○さん
「どうしたの?何か待ってるの?」と、問うと、あることを教えてくれました
それは玄関スロープにとりのヒナが死んでいるというのです
それも2羽のヒナ

すぐにピンときました
スロープの上に巣をつくっていたスズメのことです
そういえば、今朝は鳴き声が聞こえないなぁと思っていました

「それは、丁重に弔ってあげないといけないな」と言うと、○○さんと□□さんが、丁寧にその場所まで案内してくれました

さっそく2羽を引き取り、弔いました
1羽はほぼ無傷の状態で、もう1羽も無傷だったようですが、何かに踏まれ一部がつぶれていました

巣から落ちたのか、何者か(小動物)に落とされたのかは分かりません
ただ、悲しいですがこれも自然の摂理です
たまたま気づく場所で息を引き取り、それを見つけた○○さんや□□さんがいたわけです
そして、わたしに教えてくれた・・・

多くの人に気づかれずに、ひっそりと命が生まれたり、なくなったり
食用の動物や植物の命も考えると、もう気が遠くなります
そう考えると、多くの命に支えられて生きている自分は、今この時、一瞬一瞬を大切に生きたいと思います

冥福を祈ります

あっ、・・・、親鳥がヒナを探すような鳴き声が外から聞こえます

心配そうにしてた○○さんや□□さんの表情が浮かびます

厳しさ ≠ 怖さ no.533

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日曜日、砺波地区吹奏楽祭にお邪魔しました
出町中学校吹奏楽部の演奏だけでなく、他団体の演奏も拝聴でき、とても楽しい時間でした
コンクールとは違い、自由度の高い演奏が可能であり、それぞれに工夫が凝らされたステージがいっぱいです
個人的見解ですが、演奏者の緊張感と共に、演奏する楽しさを強く感じられました
出中生も限られた中での練習の成果を、存分に発揮してくれていたと感じました
これまた個人的見解ですが、コントラバスを途中で「くるりん」と回すパフォーマンスはわたし好みです

最近は砺波地区選手権大会、砺波市民体育大会、砺波地区吹奏楽祭など、出中生が緊張感をもって「本番」に向かう機会の多い季節です
それぞれに目標をもって、日々積み重ねているものを、「本番」で出し切る
これはなかなかに難しいことですが、大きな達成感を味わえるチャンスです
思い通りの結果にならなときも、それは成長へ向けての教訓となります

昨日の全日本陸上選手権大会 最終日
男子100メートル決勝に前回王者のサニブラウン・ハキーム選手がスタートラインについたところからその映像を観ました
号砲の後、やや遅れるサニブラウン選手
結果はずるずると引き離されて、最下位
レース後に「足をつってしまった」と答えます
準決勝でも「スタート前からつっていたんですよ」と
4月下旬に2レースに出走後、負荷のかかるトレーニングを積んでおり、大会開幕1週間前まで継続したことが、痛みにつながったようで、「こういうことがないように、日々の生活を見直したい」と語ったと、報じられました

最近の出中生の様子や、昨日のサニブラウン選手のレースを見て、「厳しさ」についていろいろ考えます
「厳しさ」のベクトルは、自分に対してだけでなく、他人に対しても含めてです
他人に対する場合は、わたしたちおとな、特に教育を仕事とする教師は、「厳しさ」の意味を意識したいと考えます
厳しさの5つの条件について、10年以上前に朝倉千恵子 氏(株式会社新規開拓設立 代表取締役)が語っておられたことが印象に残っています
「以前の会社の経営トップの教えです」と語った5つの条件です(※2011.2.15)

 1 私心がない
 2 見逃さない
 3 具体的である
 4 率直である
 5 本質をつく

このことについて、光山昌浩 氏(サステイナブルエネルギー開発株式会社 代表取締役社長 CEO)は、「もうひとつ条件を付け加えるなら「愛情をもつこと」であり、この言葉がそぐわなければ孔子の言う「仁の心」をもつこと」と、反応しておられました

「厳しく育てる」と、口で言うのは簡単ですが、育てる側の意識や覚悟に、より高く、より強いものが求められると思っています
また、決して「厳しさ」と「怖さ」を混同してはいけません
恐怖心を与えることと、厳しさとを混同し、勘違いすることは危険です
教師になりたての頃、いや、若い頃は、自分自身「厳しさ」と「怖さ」を混同して、多くの人に迷惑をかけていました
深く反省
今もまだまだ「厳しさ」について修行中です


アメリカ大リーグで活躍する大谷翔平選手は、自分自身に対して相当厳しいと想像しますが、彼の言動からは、野球を楽しむ気持ちと野球を愛する気持ちが感じられます
史上最年少7冠を達成した藤井壮太 氏 にしても将棋に対する厳しさと、将棋への愛が感じられます

教育に対する厳しさ、愛、・・・
まだまだ修行が足りないわたしです・・・

緊張感 no.532

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本日、砺波地区中学校総合選手権大会陸上競技2日目が小矢部陸上競技場で開催されています
昨日とは対照的な空の下、砺波地区の中学生が自分の力を出し切ろうと、がんばっています

走り高跳びで1回目パスの後、次の高さを見事1回でクリアした〇〇さん
クリア直後、跳躍前の緊張した表情を崩して、「あ!、緊張したぁ」と、心境を聞かせてくれました

素晴らしい体験を積めているなぁと、感じます

これも昨日の荒天の中も、今日も、大会運営に協力いただいている地区内各市の陸上協会の方々や学校関係者など多くのみなさんのおかげです

そのことも意識できる出中生であってほしいと思っています

ゴールを目指す no.531

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本日、砺波地区中学校総合選手権大会陸上競技1日目が小矢部陸上競技場で開催されています
朝の打ち合わせから準備の様子まで拝見して開会式に参加
そして一部の種目を観戦した後、校務の関係で昼前に学校へ戻りました
開催に向けて準備を進めていただいた競技役員の皆さん、大会関係者の皆さんには、感謝しかありません
ありがとうございます

今まで厳しい毎日の練習に耐え、努力して来た選手のみなさんは、今日のゴールを、はっきり見ているでしょうか?

地区選手権大会で総合優勝する!
必ず目標を達成してくる
一人一人自己ベストを更新する
自分が出場する種目すべてで自己ベストを更新する

これは、本校の選手たちが立てた目標であり、想いです
ゴールは人それぞれにあります
そして、そのゴールに向けて戦うのは自分自身です
隣にいるのはともに自己ベストを狙う仲間であり、ライバルであり、敵ではないとわたしは思います
最大の敵は自分自身です
会場では、自分のもてるすべての力が発揮できることを願っていました

今日は選手一人一人が主役です
雨の中、出町中学生のみならず、地区内の中学生は力を出し切れたでしょうか?
結果報告を楽しみに、帰校する出中生たちを待ちます

集団の力&愛の力 no.530

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朝、登校したばかりの出中生が廊下で足を止めていました
近寄ってみると、昨日の壮行会を終えたタイミングでの生徒会からの掲示でした

「各種大会等に向けて 各部の思いを共有しよう」
「全校で心を1つに各部を応援しましょう!」

集団の力、愛の力を感じます

この想いが、日常の学校生活や、運動会等の縦割り活動につながっていきます
わたしにとっても、うれしくなり、元気にさせてくれる掲示です
ありがとう


愛の力と言えば、開放した校長室の窓から、最近、チュチュチュチュっと、少し鳴き慣れていないさえずりが聞こえます
また、この季節が来たかと、さっそく脚立をもって覗いてきました
やはり、今年も新たな命が育っているようです
2か所でスズメの巣が確認できました
ヒトも、スズメも、親の愛を一身に受けて成長するその姿は、愛おしいものです
※ヒナの姿は見にくいですが、ふたつの巣の様子はこちら↓
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みなみな様のおかげです no.529

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本日は砺波地区選手権大会、砺波市民体育大会、砺波地区中学校写生大会の壮行会がありました
お忙しい中、文化体育後援会会長 清澤様に来校いただき激励の言葉をいただきました
応援団をはじめ、企画運営に関係してくれた出中生・教職員に感謝します
久しぶりに、全員が体育館でこの雰囲気を共有できてうれしかったです
身体全体で出町中学校のつながりを感じる瞬間でした

また、給食の時間、3年生は特別メニューとして、「アユ」が付きました
昨年度に引き続き、市内4中学校の3年生に、給食に株式会社山田商事様から「となみブランド」の鮎の塩焼きを提供していただいたのです
6月1日が鮎の日であることから企画されたものです
山田商事のみなさんが丹精込めて育てられた、「生粋(きっすい)の庄川鮎」です
昨年度、わたしは食べられなかったのですが、今年度はおいしくいただきました
1、2年生のみなさんごめんなさい
ちょこっと教室をのぞきに行きましたが、アユを堪能している姿が見られました(※個人的見解です)
山田様、ごちそうさまでした

今日も、地域のみなさんに多大な支援をいただいていることを実感する1日でした
その支援に応えるには、今自分ができることをやるのみです

壮行会で伝えましたが、漫画「スラムダンク」で、インターハイ出場をかけた神奈川県予選の試合中、大黒柱でキャプテンの赤木剛憲が一時退場し、チームが窮地に陥ったとき、桜木花道が仲間に言ったことと重なります

「オレに今できることをやるよ!!やってやる!!」

試合だけでなく、写生大会や、人生についても通じる桜木花道のことばだと思っています

がんばろう、出町中学校
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教師も学ぶ no.528

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本日の午後は、砺波地区中学校教育課程研究大会
本校では砺波市・小矢部市の理科教師が集まり、2年3組の授業を基に、研修を進めています

出中生の学習に取り組む姿に、先生方からお褒めの言葉をいただいています

そして、教師はこのような機会を活かし、より授業力を高め、よりよい教育をめざします

教師(おとな)が学ぶことなしに、生徒(子ども)へ「学べ!」とは言えないと、わたしは思っています

脱皮しない蛇は滅びる
それは、蛇だけでなく、子供も大人も関係なく人間もでしょう
自分本位な考え、見識だけでなく、違う価値観の人々からの多面的多角的な指摘も踏まえて、物事を考えないと、間違いを犯すとも考えています
人間は社会性の動物なのです
そのことを、歴史が教えてくれているとわたしは感じています

雨の朝 no.527

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雨の朝でした

昼に玄関を見ると、傘立てには出中生の帰宅の時を待つ傘たちが並んでいます


雨でウキウキ楽しい人
雨で気が重い人
雨で恵みを感じる人
感じ方は人それぞれ

昨日から台風と前線の影響で大雨の予報が出ていたので、心配していたのですが、出中生は他の雨の日と同様に平然と登校しているように見えました

傘をさして歩いて登校する出中生
雨具を着て自転車で登校する出中生
家族に送ってもらって自動車で登校する出中生
これも、人それぞれです

個人的に、梅雨前の雨天の日は、唐突に高校時代の自転車通学を思い出します
毎日片道10km弱の自転車通学でした
今にして思えば、よく通ってました
1年生の頃は、雨でも多少の雪でも自転車でした
2年生になると、雨が降るとバスに乗ることがありました
3年生になると、雨が降ると確実にバスでした
まあ、それにしても、よく通っていました
当時、高校のある市内で身元引受人が必要で、化粧品店を営むおじさんにお願いしていたのですが、高校卒業後によく言われたことがあります
「3年間、1回も家に寄らなかったなぁ」と
「お茶でも飲んで休んでいけばよかったのになぁ」と
通学途中、その家の横を通っていたのですが、確かに一度も寄りませんでした
昔から無礼なわたしです
雨のにおいと、雨具のにおいと、なんとなく「ムン」とする空気の感覚と、何十年も前が思い出されるから不思議です
朝の雨は、雨具を着ていてもからだが濡れて、そのまま授業に突入しますから、既に心が落ちていました
帰り雨はどんなに濡れても、家に帰れば着替えてゴロゴロするだけですから、そんなに嫌いではなかったことも、思い出します
人間の心は勝手なものです

今朝、出中生の登校を横目に、早々に学校を出て外の用事へ出かけましたが、雨具を着て必死に自転車を走らせる出中生の姿も見られ、ますます、昔の自分を思い出しました
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主体性 no.526

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水曜日の生徒活動の時間、応援歌練習会がありました
ここ数年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、全校生徒が集まり、応援歌を歌う事が制限されていました
今年度は5類感染症へ移行もあり、以前の形で実施するため、生徒会が練習を企画しました
先週から玄関内に設置されているモニターに、生徒会が制作した応援歌の歌詞についてのプレゼンテーションが流されたり、お昼の放送で応援歌が流されたりしており、その企画力や積極性に関心しています
生徒たちの力は無限です
その力を引き出す、成長させるのは、安心してチャレンジできる環境や、一緒に活動する仲間の存在だと感じます
なんとも頼もしい出中生
今年度最初の壮行会が楽しみです

緊張感 no.525

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今日から中間考査です
1年生にとっては、中学校入学後はじめての定期考査
どの教室も、緊張感が漂っています
(※上写真:開始の合図と同時に1教科目がスタート)

「緊張感」は、悪いものとは思っていません
管理職になる前、スポーツの大会の前になると、「緊張するので、どうしたらよいでしょう?」と相談してくる生徒が何人もました
そういう時は決まって、
「緊張することは大切」
「それが競技前の身体の準備につながる」
「ただ、緊張し過ぎはパフォーマンスを低下させることがあるから、今までやってきたことを信じてやるのみ」
などと、伝えていました
また、緊張を和らげる呼吸法や、おまじないを教えることもありました
特に、「今までやってきたことを信じて、・・・」と言うには、日頃の練習が信じられるものでなければなりません
そのあたりは、いつも悩み続けながら取り組んでいたものです

この立場になって、壮行会でよく話すことですが、「自信をもってプレーするとは、自分を信じるられるか」ということです
自分のことを一番よく見ているのは自分自身であり、ごまかすことはできません
だから、人から何を言われようが、自分自身が納得する練習・準備をすることが大切なのです
納得する生き方というと大げさ過ぎますかね

今日の中間考査も同じです
日頃の学習への取り組みの成果が、採点されて返ってくるということです

1教科目の問題用紙等が配られる前に、あるクラスで少し○○さんと会話しました

わたし 「緊張してますか?」
○○さん「してます!」
わたし 「準備は万端ですか?」
○○さん「ううん、勉強は微妙ですが、消しゴムはたくさん用意しました」
(※下写真)
わたし 「え!?」
○○さん「落としても大丈夫なようにしているのです」
わたし 「おおお!」

その後の、○○さんの一言がなかなかでした
○○さん「筆記用具はこれ1本ですけどね」
消すことの方を優先させたのかな・・・

みんな、自分の力を出し切ってほしいです
がんばれ!!
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砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」no524

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本日、令和5年度 砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」事業の第1回推進委員会を、本校で開催しました

お忙しい中、関係のみなさんに参集いただきました
ありがとうございます

平成11年度に始まり、今年で25年目を迎えるこの事業
先日富山市で開催された、G7教育相会合の会場である富山国際会議場において、英文の紹介パネルが展示され、海外にもその意義がアピールされました

砺波市においても、関係される多くのみなさんや地域の方々のお陰様で、14歳の中学2年生にとって、何物にも代え難い、貴重で、素晴らしい経験を積むことができる機会となっています

新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、砺波市では令和2、3年度の本事業を中止としました
今の高校1、2年生は体験できていません
昨年度は3年ぶりに本校では2日間の体験でしたが実施でき、今年度は、市内4校の対象生徒406名が、以前の形(週5日間)で活動できることが期待されます

昨年の実施後のアンケート(自由記述欄)から3点紹介します

【生徒の声】
「活動中は、事業所の方や地域の方に支えていただき、おとなの優しさを感じました。しかし、おとなに甘えず、自分でできることに挑戦する力を身に付けたいです。また、家族や先生、地域の方々に感謝する気持ちを忘れないようにしたいです。」

「従業員の方は一緒に働くスタッフ一人一人のことを大切にしておられました。ぼくも仲間を大切に活動していきたいと思いました。」

【保護者の声】
「受け入れてくださった会社や施設のみなさんに感謝したいです。コロナ渦であっても14歳という時期は誰しもあり、この事業を通してその成長を支え促したいという先生方の想いも十分に伝わり、実りのある2日間だったと思います。」

本事業の意味を改めて、強く感じる言葉です

今日の会議でもすべての出席者から前向きで建設的なご意見・お言葉をいただきました
砺波市のこどもたちは支えられていると実感させられました

今後、実行委員会が中心となって、本事業を進めていきます
ご理解・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます

本事業に関する富山県のHPはこちら

集まる no.523

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令和5年度 砺波市中学生生徒活動研修会
週末の土曜日に、砺波市文化会館で市内4中学校のリーダーが集まりました

この研修会は市内4中学校の生徒会役員たちが、主体的な研修を通して交流を深めること、また、自分の学校の生徒会活動に生かし、よりよい学校をつくろうとする意欲を高めることをねらいとしています

執行部、委員長54名が参加しました

開会式で砺波市教育委員会の齊藤 委員 様から、激励の言葉をいただき、閉会式では砺波保護区保護司会の林 会長 様から講評をいただきました

お二人が伝えられたこと、そして何より、今回の研修会で感じたことを、未来に生かしてほしいと思います

全体テーマは「よりよい学校・地域を自分たちでつくろう」でした
学校のみならず、地域のことも生徒たちは意識し、討議する姿は、おとなも負けていられないと感じさせるものでした
やはり、4校が交流し、刺激し合えるこの機会は貴重だと感じます
各校代表生徒の言葉の中にもそのような内容がありました

本研修会の開催にあたり支援いただいた砺波市教育委員会、砺波保護区保護司会のみなさんをはじめ、送り出していただいた保護者のみなさん、そして、本研修会の企画・運営に携わっていただいた各校のみなさんに感謝します
ありがとうございました

この研修会が終わりではなく、あくまでも通過点です
今後の活動に期待します

※蛇足
10班に分かれて討議し、それぞれがテーマについての発表をしました
その中で、リクリエーションの例として、ジャンケンをアレンジしたものを紹介する班が、会場内全員がやってみよう、と、提案し実施しました
その活動のおわりに、「それでは、感想を聞きます」と、最初に指名されたのがわたしでした・・・
!!
想定外だったことと、何人かと何回かのジャンケンをして、すべて負けていたわたしは、「すべて負けました」と、しょうもないことを発言してしまい、「あ!」と思い、続けて、「でも楽しかったです」と、薄っぺらい感想しか言えませんでした
それがいまだに、心残りです

激変、急変 No.522

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自然界は、激しい変化や突然の変化が苦手です
やわやわがよいようです
自然界の一部である我々人間もそうです


昨日の県内は高気圧に覆われて気温が上がり、富山地方気象台によれば全10観測地点中、7地点で摂氏30度超えの、2日連続真夏日でした
そして今日は、日中の予想最高気温が高岡(伏木)で摂氏19度(上図は砺波市)
暑さに身体が慣れていないこの時期、真夏日の暑さにやられ、その後の急激な変化による低温にやられ、ある程度身体の仕上がっているおとな以上に、子供たちや高齢の方は大変だろうと想像します

また昨日は、夜遅くに砺波警察署や砺波市役所から「クマ出没情報」が発信されました
先日、北海道でクマによる痛ましい事故がありましたので、情報を受けた瞬間は緊張し、学校としての対応について、市教委等と相談し決定しました
結果として、本校校区での発見事案でしたが、1:朝の事案であり時間が経っていること、2:日中に目撃情報がなかったこと、3:目撃されたものがクマか別のものかはっきりしないこと、から、以下の対応としました

1:情報等についてのHPへの掲載(5/18 22:39)
2:情報等について、登校前(AM6:00)の安全メール配信

19日(金)日早朝から現地確認の結果、クマの痕跡は確認できていないとの情報以外、現段階でクマに関する追加情報はありませんので少しホッとしています

ここ数年、クマの出没情報が多い気がします
北海道のヒグマと、本州のクマとは種類もその習性も違いますが、人間が被害にあうことがある点については共通します
北海道のクマ出没について、2022年に中山 茂大 氏著の「神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史」という単行本が発刊されました(下図)
生々しい描写が多々ある衝撃作です
長い時間をかけて丁寧に調査し、得たデータを整理・分析・考察した貴重な資料でもあり、明治頃から人間がヒグマの生息地に入り込み、自分たちの住みかを追われたヒグマが次第に凶暴化していったことが分かります
要は、「人喰いヒグマ」を生み出したのは人間であり、生活・命を脅かされたヒグマが自己防衛をとったことが、凄惨な事件の真相のように考えられます

北海道のヒグマに限ったことではなく、このようなことが地球上にたくさんあることは、様々な報告書や文献から知ることができます

気候にしてもクマにしても、やわやわとした変化であれば順応できるのかもしれませんが、「急」は変化に、自然は対応しづらいのです

危機管理についても、事件・事故は「急」なことですが、シミュレーションなどの準備を整えておくことで、迅速な対応がとれることは、「急」を「急でなくしている」ことかなと思います
また、「急」なことは気付きやすいですが、「やわやわ」は対応できる反面、気付きにくいことにつながることも、危機管理として意識しておきたいです

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3/20 春分の日
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