最新更新日:2024/05/20
本日:count up397
昨日:365
総数:893289
校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

出中生 no.682

画像1 画像1
画像2 画像2
土曜日の砺波地区スポーツ推進委員研修会において、3年6組の生徒が地域に発信したニュースポーツ
総合的な学習の時間に考案した、ゆるスポーツ「バンバンやっちゃ」の紹介

今日は新年度入学予定の出町小学校、砺波北部小学校、砺波南部小学校、鷹栖小学校6年生と保護者を招いての入学説明会
参加者に向けて、生徒会執行部と1年学年議会メンバーによる出町中学校の紹介

どちらも出中生の力が発揮された機会でした

校内での学習風景だけでなく、また、部やクラブ活動による大会やコンテスト・コンクール等の様子だけでなく、地域も含めていろいろな形でその力・エネルギーなどを発信する姿は、わたしの中学生時代にはなかったように思います

時代の変化と共に学校教育も変化します
不易と流行
決してすべてが変化するということではなく、残す必要の合うものは残すことも大切です
それらも含めて、日々更新
脱皮しない蛇は滅びるのです
ただし、脱皮しても蛇は蛇です

選択すること no.681

画像1 画像1
画像2 画像2
校舎内を廻って観られる出中生の学びの姿(上写真1枚目、2枚目は音楽科の琴の授業)
今週行われた3年生の三者面談

出中生が出町中学校に在籍するのは原則3年間
3年がたてばそれぞれの進路へと、それぞれが歩み出すのだなぁと改めて考える時期です
加えて年度のまとめ・新年度準備の3学期ということで、過去の自分のことも思い出します

中学生時代の3年3学期もそうですが、特に思い出すのは高校時代の進路選択の時期です
わたしは大学進学を漠然と志望していましたが、何を学ぶのかを大いに悩んでいました
学部・学科を選択することで、その先の進路が限定されるイメージをもっており(※今は、そんなことはないと考えますが、その当時は・・・)、ここだと決めることを躊躇してしまうのです
小・中・高と、何となくまんべんなく学んでいた状態から、専門性を高めるために学ぶ大学
学ぶ内容の範囲が狭く・深くなり、卒業後の進路についても選択幅を絞るイメージでした
今になれば決してそんなことはなく、「楽しいと思う道に進め」とか、「面白そうだと思ったことをすればよい」と考えるのですが、その当時はその先が全く分からなかったので、不安しかありませんでした
今ほど、キャリア教育という概念もなかったことも影響します
あのとき、経験豊かなおとなの意見をもっと真摯に聞けばよかったと後悔しています
ただし、これは当時の進路選択を後悔しているという意味ではありません
選んだ先で出会った人との縁や、今につながる経験はそこを選んで歩んだからこそと思っています
そのおかげで「教師にだけはならない」と思っていた自分が、今は出町中学校の校長として、毎日出中生に会えることが幸せだと感じているのですから

自分が選んだ道を思い通りに進めるかどうかは別の次元の話で、結果としてその道に進むということになった事実は、その進路を歩むことが自分にとっての運命であり宿命だと今は思っています
その進路を歩むからこその出会い、経験、学びなどがあります
これは本気で自分の進路を考えた末のことであるという条件付きですが・・・

「置かれた場所で咲きなさい」
渡辺和子氏の著書(幻冬舎文庫)です
置かれたところこそが、今のあなたの居場所
時間の使い方は、そのまま自分のいのちの使い方
自らが咲く努力を忘れてはならない
雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばす
次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように

今の自分や自分が選んだ進路ついて、くよくよしている時間はもったいないとわたしも思います
ただ、人間ですから、そういう想いにもなりますが・・・
特に本気で考えて決めた進路であればあるほど、思い通りの結果でなければショックは大きい・・・

そういう時、自分の心をどう落ち着かせるのか
とことん落ち込むだけ落ち込んで、どん底を力いっぱい蹴って這い上がることもひとつ
気分転換でスイッチを切り替えることもひとつ
新しく進む先を見直して、ワクワクを見つけるのもひとつです

自分の機嫌は自分がとるのです
自分を律するのも自分です

今進路について悩んでいる出中生
大いに悩むとよい
おとなの意見も聞くとよい
そして、最終的には自分で決めて、覚悟をもてばよい

どの道を歩むこととなっても、その先には自分の目指す未来があるのです

ダメージ no.680

自然災害など危機的な出来事に直面した子供たちが、不安を抱えたり、いつもと違った反応を示すことは自然なことです
今回の能登半島地震でも、富山県で観測史上初となる震度5強(砺波市では震度5弱)を記録した揺れを経験したことで、心にダメージを受けている子供がいます
以前に書きましたが、それはおとなも同様です
特に、発災後からずっと流れる情報は、多くがネガティブなものであり、地震発生から2週間以上が経過した昨日のニュースで、わたしはテレビの前で一人大泣きしてしまいました
それは、高齢の女性が自衛隊から支援を受けて、「本当にありがとう」と手を合わせている場面でした
いろいろなことが思い出されたり、想像させられたりして、涙があふれ声まで出ました
もしかしたらわたしにも気付かないうちに今回の地震のダメージがあるのかもと感じました
輪島市の中学生が集団で白山市へ避難する映像もぼやけてよく見られませんでした

発災後、親と一緒でなければ寝られない、一人でいることが不安、小さな物音や振動で緊張する、等々、子供だけでなくおとなもダメージを受けているのです
飼い犬や猫がおびえている様子もSNSに多く流れていました
自分自身が気付けていないダメージもあるでしょう
言動となって表出する姿は人によって様々です
こんな時、子供の場合は落ち着いた大人がそばにいることが大切だと言われています
その環境の中で子供は少しずつ、自分のペースで落ち着きを取り戻せるでしょう
時間はかかりますが・・・

この助けになるであろう資料があります
今まで紹介したものもそうですし、今回紹介するのは「子どものための心理的応急処置 (Psychological First Aid for Children)」です
心理や精神保健の専門家ではなくても、子供に寄り添うことができることをねらいとした、子供のこころの応急手当です
参考になればと思い紹介します

パンフレット(A4二つ折り)はこちら
 https://www.savechildren.or.jp/news/publication...

自然災害などの影響を受けた子どものこころを支える5つのポイント
 学童期・思春期はこちら
 https://www.savechildren.or.jp/news/publication...

おとなの方は、ぜひ、ご一読ください

※「子どものための心理的応急処置 (Psychological First Aid for Children)」は、世界保健機関(WHO)等が、支援者としてのおとなが身に付けておけばよいと思われる心構えや対応を、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが、子供に特化するために発達段階や年齢を考慮してが作成したものです

進む路(みち) no.679

画像1 画像1
画像2 画像2
今朝は放射冷却でとても寒い朝でした
原因は雲のない空であり、そのために日が昇ると青空が広がりました
校舎から立山連峰がきれいに見えます
校訓が刻まれたグラウンドの石碑は、静かに登校する出中生を見守っていました

今日の午後、第3学年の保護者会です
2学期末の保護者会に引き続き、私立の受験校を決定したり、進路決定の最終段階に向けての大切な保護者会です
自分が中学生の頃の三者面談を思い出すと共に、親として参加した子の三者面談のことも思い出されます
そして、自分が担任として臨んだ三者面談の場面も

とにもかくにも、最終的に決めるのは中学生自身です
ただ、親の想いや、おとなの客観的な意見をよく聴いて、考えてから、進路選択することは忘れないでほしいと思っています
長く生きているおとなにしか分からないことがありますから
そして、自分が歩む人生ですから、やはり中学生と言えども自分が決めればよいと、わたしは思っています

アメリカの作家であり詩人のエラ・ウィーラー・ウィルコックス(Ella Wheeler Wilcox)氏が残した、進路に関する言葉があります

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

進路を決めるのは風ではない
帆の向きである
人の行く手も海を吹く風に似ている
人生の航海でその行く末を決めるのは
凪でもなければ、嵐でもない
心の持ち方である

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どなたが訳された文章かは分からなくなってしまったのですが、作者の言おうとしていることを考えて訳された意訳です

中学生にはちょっと難しいかな・・・
※下に原文も紹介しますので、興味のある人は読んでみてください

校訓「天資養活・自他共栄」
3年生は自身の進路決定に向けてとことん悩んでください
2年生はそんな3年生の存在を知ってください
来年は自分たちの番です
1年生もそんな3年生の存在知ってください
そして、今できることを本気で根気よく、元気にやってください
いや、みんなで共にやっていきましょう

※参考 (原文)
One ship drives east and another drives west
With the selfsame winds that blow.
Tis the set of the sails
And not the gales
Which tells us the way to go.
Like the winds of the seas are the ways of fate,
As we voyage along through the life:
Tis the set of a soul
That decides its goal,
And not the calm or the strife.
− Ella Wheeler Wilcox −

ひとつ前 no.678

今日は、1月17日のひとつ前の日です
1月17日は、阪神・淡路大震災を起こした、兵庫県南部地震発生の日
1995年(平成7年)1月17日(火)5時46分52秒
兵庫県南部地震が発生した朝のことをよく覚えています
その頃はなかなか朝に起きられないわたしでしたが、その日はなぜぱっちりと目が覚めました
「まだ、外は暗いのか」と思いつつ時計を見て、「ああ、まだ6時前かぁ 変な時刻に目が覚めたなぁ」と、考えていたらカタカタと揺れ始めます
「あれ?!」と思った直後にゆっさゆっさと大きい揺れ
足元に並ぶタンスが倒れるかもと感じつつ、隣に寝ている子供に倒れると大変だから覆いかぶさればよいものか、布団から出して抱えて外へ出ればよいものかと思案します
まずは布団を頭からかぶせて、せめて頭部を守るかとも思案します
そして、「タンスが倒れてケガでもしたら、判断が遅いということだなぁ」とも
そうこうしているうちに結構長く感じた揺れがおさまり、何事もなく寝続けている子供を置いてすぐに下へ降りてテレビを観ました
NHKのニュース速報は、刻々と関西方面での地震を伝え始めます
わたしの住む地域では震度3
神戸で震度6
※当時の震度階級は、0〜7までで、震度7については現地調査により決定するものとなっており、その後7と発表されます
NHK大阪局のアナウンサーは、「地震後、局へ来ましたが目立った被害は見られませんでした」と言っていましたが、明るくになるにつれ、衝撃的な映像が流れだしました
それはもう表現できない光景でした
その後、様々な検証が為され、法律や防災体制等も変えられます
そして、東北地方太平洋沖地震による東日本大震災を迎えることとなります
※これはこれでまた大変な出来事でしたが、これは別の機会に

あれから29年・・・
昭和生まれのわたしとしては昭和の年に換算してしまう癖があります
平成7年は、昭和70年
そして、今年令和6年は、昭和99年です
来年令和7年は、昭和100年!!
今年はひとつ前の年
単なる数字による区切りなのですが、少し元気が出た気がします

兵庫県南部地震も、東北地方太平洋沖地震も、まだその影響が継続している方がおられます
そして、能登半島地震に関しては、まだまだ混乱の中です
数十年単位での継続した支援が必要となるでしょうから、わたしができることは何かを考え、微力ながらお手伝いできればと思います
出中生のみんなにもできることがあります
正しく知り、将来の復興のために備えることもそのひとつでしょう

わたしの場合、まずは身近な地域から始めます
他人ごとではなく、自分事として、今回の件をどう生かすのかです
ひとつ前へ一歩踏み出してみます

※下の写真は地震後の学校内の様子(一部)です
画像1 画像1

身を置く no.677

画像1 画像1
1月13日(土)に砺波市文化会館で、第45回砺波地区アンサンブルコンテストが開催されました
出中生も出場するので、応援と、若いエネルギー溢れる音楽の場に身を置くために会場へ向かいました
小学校の部の途中から会場に入り、中学生の部を鑑賞しました
素人耳にもそれぞれの演奏に差があることが分かりますが、どの演奏にも演奏者の想いというか、心を感じました
出中生もそれぞれのチームでこの日までいろいろ工夫しながら頑張ったであろう過去の情景まで想像されて不思議です
それぞれのチームに賞が付き、その賞が何色かは気になるところでしょうが、それぞれの結果は自分の未来につなげるのです
思い通りの結果であれば自信に、思い通りではない結果であれば教訓に、これからの取組を考えてはどうでしょうか
未来にワクワクがあるのです

そうそう、事前に吹奏楽部の顧問からもらったタイムテーブル
いつもコンクールやコンテスト前にいただくのですが、わたしが見やすいようにマーカーが付けてあります
合唱部もそうですし、他の部活動の顧問も大会や何か行事があるときはそうしてくれます
相手のことを考える、こういったさりげない気配りを出中生にも知ってほしいので紹介しておきます
✳︎マーカーはHPで見やすいように処理して濃くしています
画像2 画像2

押印 no.676

画像1 画像1
画像2 画像2
出中生が集中して向き合った校内書初大会
受賞者へ渡す賞状の押印を行いました
一人一人に賞状を書くことができればよいのですが、なかなかそうもいかず、せめて押印だけでもと愛を込めて、せっせと押しました

今回受賞とならなかった出中生は、また次や別の機会に持てる力を出し切ってほしいと願っています
今回は、受賞した出中生を祝福してくれるとうれしいです

教室での授業もそうですが、本気・根気・元気な人を見ると、自分の心が動かされることはありませんか?
些細なことですが、授業中眠くなったとき、本気・根気・元気な級友に刺激されることがわたしにはありました
それは部活動でもそうです
応援されるときだけでなく、共に頑張る仲間の姿が、なまくらな自分の心を奮い立たせることがありました
これが学校のよさのひとつだと思います
それを同調圧力の影響だとネガティブにとらえる人もいますが、その影響をポジティブにするかネガティブにするかを決めるのは、やはり自分自身だとわたしは思います
そして自分はどうするかを自分で決めればよいと思います
奮い立たされたとしても疲労困憊であれば休むことが必要ですし、そこも自分の身体と心と相談しながらです

今回もいつものように「押印」からどんどん話がずれました・・・
慎重に愛を込めて押したので、一応、賞状の印はずれていないと思います

心は直接見えない no.675

元日に発生した令和6年能登半島地震
被害の実情が分かるにつれ、その影響の大きさをひしひしと感じ続けています
地震などの災害時には、「長く生きて経験の多いおとなへの影響が大きい」と、知りあいの心の専門家(心理士)から教えていただきました
つまり、教職員をはじめ、「おとなの動揺が、純粋で感覚的に敏感な子供にダイレクトに伝わる恐れがある」と
「「がんばりましょう」とか、「しっかりしましょう」という有形無形のおとなからのメッセージが心配である」と
余震も含めて何とも言えない不安感から、やる気が出ないとか落ち着かないということは当たり前に起こることであり、「おとなは「つらいよね」「苦しいよね」とその想いを分かち合うことがまず先である」と

わたし自身への励ましの言葉と共に、「分からないことは尋ねてほしい」と、心強い言葉もいただき、今、学校に居ることができています
ありがたいことです
決して当たり前ではないことです
感謝

落ち着かないのは当たり前
がんばりすぎる必要はない
平静を装う必要はない
つらい時、不安な時は誰かを頼ってほしいし、誰かに話をしてほしい
一人で抱えず吐き出してほしい

始業式でのわたしの言葉は、そんな想いを含めてのものでした

平成27年2月に文部科学省が発行した、保護者用資料「子供の心のケアのために」をトップページで紹介しました
また、文末に日本ユニセフ協会の資料「災害時の子どもの心のケア」も紹介しました
少しでも参考になればと思います

今日は1月11日
「鏡開」ですね
切ることを忌み、刃物は使わず、手や槌で割る
だから「開き(びらき)」です
帰宅したらしっかり「開き」、世の中の流れがよりよい方向へ進むように祈願します

「人生 楽ありゃ〜♪ 苦〜も あ〜るさぁ♪」
某時代劇の主題歌の歌詞です
しんどい時にわたしの頭の中をリピートする歌です
きっと、よりよいことが未来に待っていると信じます

まだ安否不明の方も多くおられます
早く安否が判明し、家族のもとへ戻ることができるよう祈ります

この後は、きっとよいことがあると信じ、今できることに励みます
画像1 画像1

初め(ぞめ) no.674

画像1 画像1
画像2 画像2
昨日実施した校内書初大会
力作ぞろいで校内審査はいつもみんなで悩みつつ、難航します
何とか今年も既定数の受賞者を選出し、特選・北日本新聞社賞となった作品が正面玄関に掲示されました
登校してきた出中生が立ち止まって眺めている様子を、幸せだと感じながら私は眺めます

そもそも書き初めは、日本の年中行事の一つとして、新年になって初めて毛筆で字や絵を書くことです
同じ意味の言葉として、筆始(ふではじめ)、始筆(しひつ)、試筆(しひつ)、試毫(しごう)、試簡(しかん)、試免(しめん)、試穎(しえい)、試春(ししゅん)、試觚(しこ)などがあります
初硯(はつすずり)、吉書始(きっしょはじめ)、吉書も、似た言葉です
わたしが小中学生の頃は、旧暦の1月2日に行われていたことから、1月2日の朝に書初をさせられました(※大きな強制力がはたらいていました)
同級生たちが1月2日以外に書いていることを知り、少し驚き、うらやましく思ったこともありました
もともとは、若水で墨を摺り、恵方に向かって詩歌を書く習慣があったことからきているようで、書く詩歌は「長生殿裏春秋富 不老門前日月遅」という漢詩がよく用いられたそうです
宮中で行われていた儀式が、江戸時代以降、庶民にも広まったとされています


ふと「初め」「初」が気になり、新版「角川俳句大歳時記 新年」(角川書店)のページをめくってみました

初景色
初山河
初赤城
初富士
初夢
読初(よみぞめ)
船乗初
初市
初商
初荷
買初
初会
初旅
出初

・・・

いろいろあります
小さい頃、近所に「初荷」と書いたのぼりを立てたトラックが家の前を通過するのを鮮明に覚えています
覚えていると言えば書初の作品を左義長で燃やしたことも妙に覚えています
雪の積もった近所の河原に大きな数本の竹が組み上げられ、そこに書初作品を入れます
近所をまわって集めた正月飾りも入れました
火が付き一気に竹が火に包まれて大きな火の塊となります
燃えさしが高く上がるほど腕が上がると聞きましたが、自分の作品はなかなか燃え上がらなかったことや、針金の先に餅や、正月飾りを集めた時に魚屋でもらったするめを刺して、焼いた情景が妙に思い出されます
火力が強すぎて焦げていましたな

出中生もそんな体験をしているのでしょうか?
日本の伝統的な風習や、日本の言葉を大切にしたいと思うのは、歳をとったからかな・・・

3学期の始業 no.673

画像1 画像1
上の写真は体育館で校内書初大会に取り組む3年生です
凛とした空気の中で、静かに筆を走らせるその姿はとても立派だと感じます

この直前に、3学期の始業式を体育館で実施し、次のような言葉を出中生、教職員に伝えました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

令和6年、西暦2024年となり、今日は3学期の本格的なスタートです

1月1日の未明にとある神社でおみくじを引きました
なんと、大吉!!
ただ、そこに書かれていた言葉は「大吉は凶に返る」でした
そして、
「このおみくじは数あるおみくじの中での幸運で何事も思う通りに叶う時である。しかし、今の吉運に安心せず後々の為に備えよ。驕り高ぶり人を咎め立てず、又此の平穏な運勢のゆるみで難を起こし易い時だから注意せよ。」
と、続きます

その後、静かな元日を過ごしていたら、令和6年能登半島地震が発生しました
我が家は震度5強、砺波市では震度5弱の揺れ
亡くなられたり、けがをされたり、避難所生活を続けておられるすべてのみなさんのことを想い亡くなられた方のご冥福を祈り、関係者へのお悔やみと、一刻も早い行方不明者の発見・救助と、復興を祈りつつも、わたしは出中生やその家族、教職員やその家族について、大きな被害報告がなかったことを、とてもありがたく感じています
今、この瞬間も不安を感じたり、心配したりしている人
それは当たり前です
わたしもです
新年早々、このような状況になると、誰が予想できたでしょう?

今、私たちは多様化した世界、何が起こるか想像もできない世界、そしてこれが正解だと、言えない時代を生きています
こうした時代を生き抜くために、大切なことは何かを考えます
そのひとつは、何かを決めてとにかく動いてみることかなと思います
具体的に何をすればよいか、誰も何も分からないときは、正確な情報を基に正しく理解することから始めます
目指すところへたどり着く方法はひとつではありませんから、それぞれの道があります
まずは、自分たちでできることをやってみます
その結果を活かして、慌てずにまたやってみます
その繰り返しで、できないことも、できるようになると、わたしは信じています
ただし、何でもかんでもむやみに動けばいいというものではありません
今、改めてここにいるみんなと確認したいことが三つあります

ひとつめは出町中学校の「校訓」です
出町中学校で学ぶ意味は、一人一人の未来の幸せのためであり、それは我が国をはじめ、人類の幸せのためです
自分以外の誰かを思い、その人のために活動し、そして、共に幸せになる
それはまさしく「自他共栄」であり、その基盤となるのが毎日の学びを意味する「天資養活」です

ふたつめは、「本気・根気・元気」です
特に今年は「元気」がキーワードであり、出町中学校に関わる全員が意識し、1年間突き進みます
全員が意識して活動することで、砺波市立出町中学校が一つの生命体のように大きく成長できます

そして、みっつめは、不安感や心配な気持ちは誰もが持っている感覚だということです
そんなときは誰かを頼り、助けを求めてよいのです
わたしはそうしています
そして、未来は不安ばかりではなく、分からないからワクワクがあり、楽しみがあることも知っていてほしい

今年度は残り3か月
冬休み前、2学期の終業式で伝えた「あなたが、今、何をできるのか考える」の結論は出たでしょうか?
1年生は後輩ができる2年生に!
2年生は最上級生の3年生に!
3年生は卒業して次のステージへ!!
それぞれの令和6年度に向けて、慌てず確実に歩みませんか?
さあ、「まとめ」と「スタートの準備」のときです
本気・根気・元気な3学期のみんなの姿を想像し、わたしはワクワクしていることも伝え、始業式の言葉とします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

多くの出中生がまっすぐな目でわたしを見て話しを聴いてくれました
あたりまえではなく、ありがたいことです
地震の影響で、始業式ができない学校は、石川県だけでなく県内にもあります
改めて令和6年能登半島地震、羽田空港の事故で、犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々、捜索・復旧にあたっておられる方々、関係するすべてのみなさんへのお見舞いと感謝を届けつつ、1日でも早い復興を願います

令和6年の始まりは例年以上にいろいろと感じ、考えさせられるものとなりました
今年の干支は「辰」
下の図は、京都の建仁寺の天井画です
双龍が、ぐんぐんとよい方向へ我々を導いてくれることを想像します
画像2 画像2

身が引き締まる思い no.672

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
朝は放射冷却で冷え込みました
能登半島地震で被災された方、支援にあたっておられる方には一層厳しい夜だったと察します
日中は救援活動や復旧活動が進む天候になっているでしょうか
教室から見る日の出に向かって、犠牲になられた方の追悼、関係者へのお悔やみ、そして、1日も早い行方不明者の発見・救助と、地域の復興を祈ります

本校では午前中に3学期のスタートを控え職員会議を行い、その後、入試関係提出書類の念査を行いました

朝からの緊張感、身が引き締まる思いは決して気温のせいだけではありません

我われが今できることを、本気・根気・元気にやり続けます

令和6年・2024年 スタート no.671

画像1 画像1
令和6年、2024年がスタートしました
元日から能登半島で大きな地震があり、砺波市でも震度5弱の揺れ
そして、その災害派遣に関連した羽田空港での事故・・・
亡くなられたり、けがをされたり、避難所生活を続けておられるすべてのみなさんのことを想いつつ、自分は出中生やその家族、教職員やその家族について特に被害報告がなかったことを幸せに感じます
上の写真のように、1階の図書室の本は1冊も棚から落ちませんでした
3年生は受験前に触っておくとよいかもしれません
今回の地震で、3階の調理室では食器が落ちる等、校舎内外で若干の変化がありましたが・・・

新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、平常生活になりつつあった令和5年度
ちょうど、令和6年を迎えるこの時期に、このような状況になろうとはだれが予想できたでしょう
能登地方はもちろんですが、県内でも氷見市、高岡市で大きな被害があり、小中学校が避難所となって3連泊した知り合いがいます
多くの方が相当大変な想いをされています

今、私たちは多様化した世界、何が起こるか想像もできない世界、そしてこれが正解だと、言えない時代を生きています
こうした時代を生き抜くために、大切なことは何でしょう
そのひとつは、何かを決めてとにかく動いてみることだと思います
具体的に何をすればよいか、誰も何も分からないときは、正確な情報を基に正しく理解することから始めます
そして、目指すところへたどり着く方法はひとつではありません
まずは、自分たちでできることをやってみます
やって出た結果を活かしてまたチャレンジを重ね、その繰り返しで組織は強く機能していきます
1人ではできないことも、できるようになります
わたしはそう信じています

正解がわからないときこそ、校長としてのわたし自身が意思決定をして、行動しなければならないとも思っています
しかし、何でもかんでもむやみに動けばいいというものではありません
そこで改めて意識したいことが3つがあります

ひとつめは出町中学校の「校訓及び目指す生徒像」です
本校教育は何のために存在するのか?
生徒一人一人の未来の幸せのためであり、それは我が国をはじめ、人類の幸せにつながることが理想です
自分以外の誰かを思い、その人のために活動し、そして、共に幸せになる
「自他共栄」です
そして、その基盤となるのは「天資養活」です

ふたつめは、「本年度の重点」です
全教職員だけでなく、生徒もこのことを意識し、一丸となって1年間突き進みます

そしてみっつめは「学校運営の方針」です
目指す方向性をみんなで共有します

本校教職員、出中生には、常に、この3つを意識しながら、教育活動に主体的に参画してほしいと思っています。
そのことで砺波市立出町中学校が一つの生命体のように大きく成長できると信じます

令和6年度のスタートが令和5年度まとめの学期となる3学期のスタートと同時期ということに意味を感じると共に、元日の令和6年能登半島地震の発生についても様々なことを感じ、考えさせられています

今年度残り3か月をよりよい形で終え、令和6年度に突入したいと思います
そのために、多くの人の力が必要であり、その力を貸していただきたい旨をお願いし、令和6年度最初の校長室よりとします

最後に、改めて令和6年能登半島地震、羽田空港の事故で、犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々、捜索・復旧にあたっておられる方々、関係するすべてのみなさんへのお見舞い、感謝を届けつつ、1日でも早い復興を願います

変化と予想 no.670

画像1 画像1
朝、放射冷却で校庭に氷が張っていました
冷え込みで霧も発生し、見通しが悪い朝でした
悪いという表現を使いましたが、表現を変えれば、幻想的な雰囲気の朝でした
朝日が昇り、いつもの見慣れた風景が一層違って見えます
そして、その反対側に目をやると、月が霧の中にひっそりと浮かび、地平線に沈む準備をしています

放射冷却が起こるということは、空に雲がないということです
そのために地表の熱がどんどん宇宙に流れ、地表付近の気温が下がるということです
知ってると不安にはなりにくいです
太陽が昇り気温が上がれば霧は消え、青空が広がると予想できるからです

予想通り、青空が広がりました

どんどん変化する気象状況でしたが、予想できれば慌てることはありません
予想できなかったり、予想と違うと慌て、そして不安になります
人類の力は経験を伝え合えることであり、今までの先人たちの知恵や経験が今のわたしたちに安心感や対処法を教えてくれます

「温故知新」
「故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る(論語‐為政)」もそのひとつです

出中生のみなさん
おとなはみんなよりも長く生きています
こればっかりはどうしようもない決定的な違いです
だから、不安になったり、困ったことがあったら、周りのおとなを頼るのです
不安や困った中身を相談するのです
そこから先は自分で考え、決めます

霧の中に浮かぶ淡い月を、出中生が誰もいない校舎の廊下から眺めながら、そんなことを思っていました
そして、霧が晴れて青空が広がった風景を眺めつつ、改めてそのことを考えます


さて、2023年の「校長室より」はこのno.670の記事で最後です
2024年もよろしくお願いいたします

みなさん、よいお年をお迎えください
画像2 画像2

命を削る no.669

画像1 画像1
画像2 画像2
9時に開始した会議が昼をまわって終了しました
内容は入試に関する書類のチェックです
間違いがあってはならないものであり、第3学年のスタッフが命を削って作成した書類を、多くの教師が緊張感をもって確認します
わたしの若い頃から比べれば、書類の内容等事務作業は相当軽減されているとはいえ、「ミスの許されない」ものであるため大変なのです

進路決定は本人が一番大変なのですが、その本人の想いが叶うように多くの人が様々な場面で支えています
家族はもちろん、我々教師もできることを精一杯行います
決して担任1人だけが担当しているわけではなく、学校全体で、全教職員がチームとなって一人一人の進路決定を様々な形で支えます

3年生は思う存分、自分の進路決定に向けて、大いに悩み、大いにエネルギーをかけてほしいと思います
いつも言いますが、しんどくなれば少し立ち止まり休めばよいです
しんどい思いを、伝えやすい人に伝えればよいです
本気のあなたを、周りの人は最後まで支えてくれるはずです

自分が選ぶ道 no.668

画像1 画像1
冬休み中に3回計画されている質問教室の1回目が本日開催されています
学年関係なく、英語に特化した質問教室
自分の所有する教材を持ち込んでの、主体的な学習です
日頃お世話になっているスタディメイトが特別講師です
※教師もサポートしています

休みに入り数日たっているので最初は頭のウォーミングアップからスタートです
その様子をみていると、2022年の4月、東京の専門学校の入学式で、お笑いタレントの江頭2:50氏が、祝辞として読んだ手紙を思い出しました
少し探すと見つかったので紹介します

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お前らに一言、申す!

入学おめでとう!!
今日、みなさんは大きな夢と希望を胸にこの会場に来られたと思います
しかし、世の中良いことばかりではございません
かくいうわたしも、トルコで(中略)捕まったり、新宿で(中略)捕まったり、嫌いな芸人ランキングは9年連続1位、抱かれたくない男ランキングも不動の1位でした
最近では(中略)ふられてしまいました
もう、どうしようもない人生です
でも、そんなことがあったからこそ、好きなYouTuberランキングで2年連続の1位を獲ることができたんだと思います

かなり遠回りをしましたが、何が言いたいかと言うと、何があっても諦めるな!ということです
夢を追いかけていたら、必ず壁にぶち当たります
うまくいかなくて悔しい思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり、どうしていいかわからなくなったり・・・
でも、それは当たり前です!
だってお前らが追いかけているのは夢なんだから
簡単に手に入らないから夢なんです!
それに打ち克って掴むのが夢なんです
やりたいと思わないならやらなくていい
でも、やりたいと思ったら諦めずにやってください
真剣にやってみてください

俺はどんな仕事でも真剣です!
お尻から粉を出す、これ、普通だったらただの変態です
でも、なりふりかまわず、真剣にやっていたら誰かが笑ってくれる
真剣にやるのは若い君たちにとっては恥ずかしいことかもしれません
バカにしてくるやつもいます
でも、99人がバカにしても1人が応援してくれたら、それでいいじゃねーか!
1人が笑ってくれたらそれでいいじゃねーか!

それでも、もしつらいこと、嫌なことがあったら俺を見ろ!
そして笑え!
悩むのがバカバカしくなるから

  代々木アニメーション学院 特別CEO 江頭2:50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当時、このメッセージが「本気・根気・元気」に通じていると感じ、せっせと5分間の音声を文字起こしをしていたのでした

彼の風体やパフォーマンスを観ていたら、本人が言うように「何やっているんだ!」と言われる芸人さんですが、東日本大震災での言動や、スタッフに対する言動から、わたしにとっては魅力的で、惹かれる部分があるのです(※印象操作されているのかもしれませんが・・・)
そして今朝の出中生の姿が、彼の言葉を思い出させたのでした

話は戻って、冬休みの質問教室
参加者は、教師から「来なさい!」と強制されたわけではありまん
質問教室の実施を紹介され、自分で「行こう」と決め、今日、この教室にいるわけです
自分の未来のために、自分で考え、行動している姿が、ここにあります
だからこそ、わたしは彼らを応援します
当然、ここに居なくても、自分で決めて未来のために取り組んでいる出中生も全員応援します
そして、どうしてよいのか分からず、悶々としている出中生も応援したいです
悩んだときは、とにかく一人で抱え込まず、誰かを頼りましょうか
それは自分の伝えやすい人でよいです
また、解決策の一つは、それが江頭氏でなくても、何か元気になるものを自分なりにあると、ちょっぴり楽だと思います

冬休みは始まったばかり
わたしが終業式で伝えた、できることは何か?!を、考えてみたかな?
画像2 画像2

砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」no.667

画像1 画像1
本日、本校で砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」事業 第2回推進委員会が開催されました
本事業でお世話になっている各事業所の代表の方(委員様)、市教育委員会の関係者、そして、4中学校の学校長が一堂に会して今年度の授業の成果の確認や、来年度に向けての協議をしました
お忙しい中、そして足元の悪い中、来校いただき厚く感謝申し上げます

平成11年度に始まり、今年で25年目を迎えたこの事業
今年度は9月25日(月)〜29日(金)、市内4中学校2年生、405名が、149事業所でお世話になりました
4年ぶりに市内4中学校すべてで、5日間の活動がかないました
出中の2年生も、本気・根気・元気に5日間をがんばりました
活動を終えてとらせていただいた、事業所からのアンケートの中に、次のようなものがありました
「日を追うごとに積極性が感じられた 最終日の感想を聞くとたくましさを感じた 引き続きこういった機会は必要であると思う わたしたちにとっても地域社会と共に自社があることを再認識した社員教育の機会であったと思う」
本日の協議の中でも、同様の意見を聴かせていただきました
多くの方の支援を受けながら本事業を続けることの意義を、改めて強く感じました
みなさまのお陰様で地域にも理解いただている事業になっていると感じます
すべての関係者のみなさん、ありがとうございました

来年度もよりよい活動、そして砺波市内の中学2年生にとってよりよい機会になるよう、準備したいと思います

砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」の過去記事
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目
画像2 画像2

冬至に思う no.666

出中生のいない校舎は、やはり寂しいものです・・・

さて、今日は冬至
1年の中で昼の長さが最も短く、夜が最も長い日です
明日からは少しずつ昼の長さが長くなり、春に向かって季節が進むこととなります
ただし、空気や水は温まりにくく冷めにくい性質があるため、この後も寒さは厳しくなっていき、まだまだ「春」と感じにくいです
年が明けると「新春」と言いますが・・・

また、冬至は日の出の時刻が1年の中で一番遅く、日の入り(日没)の時刻が一番早いと思われがちですが、違います
下の表は、わたしがちょくちょくお世話になる、カシオ計算機株式会社の「生活や実務に役立つ計算サイト」を利用して作成したものです
出町中学校の所在地の緯度・経度・標高を調べ、このサイトに入力すると、任意の日の、日の出の時刻、日没の時刻が分かります
ご覧のように、2023年で最も日没の時刻の早い日は、12月6日の午後4時41分41秒でした
そして、2023年で最も日の出の時刻が遅いのは、1月6日と7日の午前7時3分20秒でした
ちなみに2024年の最も日の出の時刻が遅いのは、1月7日の午前7時3分21秒です
※出町中学校の緯度・経度・標高が正しくない場合は結果が違いますので、自分でも調べてみてください

おもしろくありませんか?
わたしが理科教師だからでしょうか?

表からは1年の中で最も日の出の時刻が早い日、日没の時刻が遅い日も分かります
1年の中で最も昼の時間が長いのは夏至の14時間43分18秒
1年の中で最も昼の時間が短いのは冬至の9時間42分29秒
その差は、5時間0分49秒!!
日本に四季が生じるわけです

では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
理科で学習済みの3年生は分かりますね
2学期の学習内容です


自分でスケジュールを立てられやすい冬休み
自分次第で1日の過ごし方をコントロールできます
日頃できないであろう家庭の手伝いはもちろん、自身が興味のあることを調べてみることにも時間を使ってみませんか
きっと、未来の自分が喜んでくれるでしょう

カシオ計算機株式会社の「生活や実務に役立つ計算サイト」
画像1 画像1

終業式 no.665

明日予定していた終業式を、本日3限に実施しました
壇上から出中生の姿を観ると、なぜか涙が出そうになります
2学期の始業式よりも、それぞれが成長したように感じるからかもしれません
そんなみんなに伝えたことは、次のメッセージです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、2学期をふりかえって、あなたは何を思うでしょう?

毎日の授業や生徒会等の日常活動そして部活動
運動会
砺波市「社会に学ぶ「14歳の挑戦」」
和鍾文化祭
進路決定に向けての学習
総合的な学習の時間での多くの方々との出会い
新人大会や各種コンクール・コンテスト
・・・ などなど

行事も多かったこの2学期
本気・根気・元気で取り組んだあなたは、ちょっぴりでも、今までより成長した自分を実感できたでしょうか?
よく言っていますが、「よりよいものは未来にあり、それは、今でも過去でもありません」
今の先に未来があるからこそ、今が良くても悪くても、わたしは「この今」を大切にしたいです
そして、あなたにも大切にしてほしいと思っています

明日は気象状況によって臨時休業となる為、予定より早く明日から冬休みを迎えます
さあ、あなたが「今」できることは何でしょう
2学期の結びとしてだけではなく、2023年の結びとして、あなたが「今」何をできるか、考えてみてほしいです
当然、答えは人によって違います
これは、あなたが、あなた自身へ問う課題です
他の誰かと比べるものではありません

何も思い浮かばなければ、2024年の目標を決めましょうか
そして、その目標達成のために具体的に何をするか考えてみましょうか

考え、そして実行する
あなたの未来のために、よりよい冬休みになることを願っています

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

画像1 画像1

用語の意味 no.664

21日〜23日 今季最強寒波やJPCZで警報級の大雪の恐れ 西日本で積雪も
これは、本日午前8時18分に日本気象協会から配信された、気象予報士の予報の見出しです

予報の概要は、次のようなものです
・21日(木)から23日(土)にかけて今季最強の寒波が襲来
・北日本から西日本で日本海側を中心に大雪の恐れ
・ポーラーロウやJPCZの影響もあり、降雪量が多くなりそう

そして、降雪予報として降雪量の予想も配信しています
【降雪量の予想】
・21日(木)6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で
・北海道地方:50センチ
・北陸地方:40センチ
・中国地方、九州北部地方:15センチ

・22日(金)6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で
・北陸地方:50から70センチ
・北海道地方:40から60センチ
・中国地方:20から40センチ
・九州北部地方:10から20センチ

・23日(土)6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で
・北陸地方:50から70センチ
・北海道地方:30から50センチ

当然北陸地方に住む我々も十分に警戒しなければなりませんが、「北陸地方」「多い所で」「降雪量(※積雪深とは違います)」という言葉は意識したいです
下の図にあるように、気象庁の地域名の定義として、「北陸地方」は新潟県、富山県、石川県、福井県です
季節予報で用いられる「北陸西部」は富山県、石川県、福井県です
豪雪地帯を抱える新潟県が「北陸地方」に区分されていることも考慮しつつ、新しい情報に留意し、出中生、そして教職員の安全確保に努めます
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/...
画像1 画像1

模様替え no.663

画像1 画像1
画像2 画像2
日本気象協会/ALiNKインターネットの2週間天気予報によれば、明後日からすっかり雪模様です
本格的な冬模様とも言えますね
そこで、本校ホームページも、秋模様から冬模様に変更してみました
やや文字が見にくいのですが、四季を意識して模様替えです

模様替えをするとちょっぴり気分を切り替えることができます
12月も残すところ今日を入れて13日
2023年が終わり2024年の始まりです
今年を振り返り、新年に向けて助走をつけてみましょうか

3年生にとっては卒業と進路決定が現実味を帯びていると思います
特に進路選択については、思い悩むことも多いでしょう
わたしはそうでした
楽になりたい気持ちと、安易に選んでよいのかという気持ちでぐちゃぐちゃでした
人生初の未来の選択という意識もありましたのでなおさらだったような気もします
とにもかくにも困った時は素直に周りを頼ることです
少なくともおとなは出中生のみんなよりも長く生きています
その分、経験していることが圧倒的に多いはずです
時間についてはどうしようもありませんから、人生の先輩としてその声に耳を傾けない手はありません
そして最後は自分の人生ですから、自分で決めます
自分の人生の責任は自分でとるしかないのです

煮詰まったら、少し休んで、何かしらの模様替えでもしてみましょうか
考え方をがらりと変える、思考の模様替えもそのひとつかもしれません
かくいうわたしは、これから寒くなるというのに髪の毛をバッサリ模様替えしました
髪の毛の模様替えと言っても単に切っただけです
カラフルな色にしたのではありません
ちょっとしたことでも気分は少し変わりますね
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
行事予定
3/20 春分の日
3/22 修了式

学校だより

1学年だより

2学年だより

3学年だより

インフルエンザ様式

その他感染症様式(インフルエンザ以外)

学校からのお知らせ