最新更新日:2024/05/20
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

花粉症?? no.623

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今日は和鍾文化祭1日目
令和5年度合唱コンクールを実施しました
ホール内に花粉が飛散していたのでしょうか?
目から液体が流れて仕方ありません

スタートブロックに登場は2年生
昨年度経験しているということで、合唱コンクールのスタートを任されました
どの学級も、この日に向けて積み重ねた練習の成果を発揮します
いつもより少ない人数での本番となった学級もありましたが、ベストを尽くしての合唱を披露してくれました
その姿が・・・・
一人一人の指揮者に注目して本気で歌う姿が・・・
液体が流れてしまいます
花粉? アレルギー?

初めての中学校での合唱コンクールとなった1年生
技術的には荒削りですが、まっすぐに、純粋に歌う姿が・・・
どの学級も2年生に劣らず、一人一人が本気で歌うのです
またしても液体が・・・
花粉ではないかも・・・
アレルギーではないかも・・・

お昼をはさみ、今年度で中学生活最後の合唱コンクールとなる3年生
流石でした
貫禄と言うか、何と言うか・・・
楽曲の意味をよく考えたであろうその合唱
歌う姿勢
そのすべてが1、2年生のモデルとなっています
合唱そのものはメッセージが伝わり、またしても液体が・・・
これは、花粉症でもアレルギーでもなく、心が原因のようです
激しく揺さぶられているのです

そんな3年生とは、本番直前にこんなことがありました
来場いただいた来賓のみなさんにご挨拶した時、たまたま3年生の観覧席近くだったので、少し雑談したのですが、某学級の○○さんが「今日は2冠を目指します!」と言います
続けて「いやいや3冠です」と、□□さんが笑顔で言います
むむ?3冠?
「運動会と、合唱コンクールと、・・・、もうひとつは受験?」と、ゲスなことを思ってしまった私は、その後深く反省します
「運動会の優勝、合唱コンクールの最優秀賞、そして、○○先生の涙!!」
ああ、そうきたかぁ、と、感じました
担任時代を思い出します
○○先生が羨ましいかぎりです
わたしは既に今日、液体を流しているのですがねぇ・・・
さて、3冠めざしたその結果は・・・、内緒です
※分かる人には分かりますがね・・・

来賓でお越しいただいた方にも、「感動した」というお言葉をかけていただきました

今日、がんばったけれど、思い通りにならなかった人もいると思います
そんな出中生とも何人か会話を交わしました

終わりの言葉で言いましたが、審査もののその結果は、審査員によって感じ方が違いますから絶対のものではありません
自分自身はどうだったかを、考えることが大切だと思います
確かに悔しいでしょう
しかし、やり切った、最善を尽くした、そしてその結果自分たちをほめられるパフォーマンスができた
そうであれば、自分たちで自分たちをほめればよいのです
それが自分の未来へつながるとわたしは思います
※決して人の意見を聞かなくよいと言っているわけではありません そういう評価なのだなと、望まない結果のときは別の視点の情報として未来に生かすのです

さあ、明日は生徒会ステージ
力いっぱい表現してくれるでしょう
またまた楽しみです

おわりになりますが、今日の合唱コンクールにおいて、大勢の方に来場いただき、出中生の姿を直接見ていただいた来賓、保護者の皆さんに感謝申し上げます
また、早くから来場いただき、運営を支えていただいた出町中学校PTA役員のみなさん、後日配信されるオンデマンド動画を提供いただく出町中学校PTA、その他関わっていただいたすべての皆さんに改めて感謝申し上げます
誠にありがとうございました

オープニング no.622

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和鍾文化祭の開会式、オープニング・セレモニーがありました

わたしの言葉と被ってしまいましたが、生徒会が工夫を凝らした、和鍾(和らぎの鐘)についての解説プレゼンがあり、個人的にはとてもうれしかったです
同じ想いだなと

最初と終わりに和鍾の響きをみんなで聴くのはなぜか?
そのことを、出中生であるならば知ってほしいのです
代々引き継がれている、想いであり、伝統です
和鍾の音が響くとき、時空を超えて心が繋がると感じます

さあ、まずは明日の合唱コンクール
ここまでのいろいろな想いも含めて、その瞬間のベストを出し切ってほしいと願っています
楽しみにしています

準備はススム no.621

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10月20日(金)、21日(土)に開催する「出町中学校 和鍾文化祭」
日常の学習活動を継続しつつ、全校体制での開催準備が進んでいます
今朝、多くの出中生がいつもより早めに登校していました

部活動の顧問をしていた頃、各種コンクール・コンテスト・大会等で、地区や県、そしてブロックを抜けて全国レベルの大会に出場となったとき、本番が近付くにつれてわたしの心の中に増す想いがありました
それは、「準備に時間をかけ、本番は一瞬」ということです
はかなさと言うか、なんと言うか・・・
その一瞬に、数日、いや数年をかけているのです
先日のCHIKOさんの講演会で、「この一瞬の為に、気の遠くなるような時間をかける」と話された場面がありました
わたしのかつての増す想いとリンクし、とても共感した部分です

校内を歩いた時、1日1日と準備が進む様子が目に見えるようになり、一層それらのことが頭の中を駆け巡ります
積み重なった時間・準備がものごとをつくり上げていく感じ

合唱練習で使用している多目的スペースにテープでステージ上の台のサイズが示されています
これは、誰かが準備したからです
何事もなくできることは、その裏に必ず誰かのおかげ様があります

さて、和鍾文化祭
目に見える準備、目には見えない準備、それらが本番に向けて積み重なって、その一瞬を迎えます
これらの準備には多くの人の想い・力・時間等がかけられています
その過程を見れば見るほど、本気・根気・元気なみんなの姿にいろいろ教えられます

※先日、校区の小学校の学習発表会へお邪魔する機会がありましたが、未来の出中生の躍動する姿は、これまでの準備の様子も想像され、涙が出そうになりました
これはその過程を想像しやすい同業者としての職業病ですね
特に、1、2年生の児童のまっすぐ取り組む姿には完全にやられました


一歩、一歩

これを実感を伴って体験することは、大切な学びのひとつです
きっと、そのときは一瞬ですが、そこから学んだことは一生ものかなと思います
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出会い no.620

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本日、声楽家の酒井雄一氏が来校されました
3年生に向けて生き方講演会というか、合唱指導というか、とにもかくにもホンモノに出会う機会でした

酒井氏は、富山市出身で高校から本格的に音楽をはじめ、東京藝術大学声楽科を経てデン・ハーグ王立音楽院古楽科古楽声楽専攻を卒業されています
これまでにバロックから古典派を中心に数多くの作品にバリトンのソリストとして出演され活躍されてきました
ジュリアード音楽院を初め、Vox古楽音楽祭 in ブカレスト、ボストン古楽音楽祭出演など、ヨーロッパを中心に積極的に活動するかたわら、後進の育成にも力を注いでおられます
最近はマリンバやサキソフォンなどのモダン楽器やエレキギターなどの電子楽器とのコラボレーションにも情熱を注ぎ、新たなサウンドとプレイスタイルを探求し続けておられます
オランダのデン・ハーグに住んでおられ、今回たまたま帰国されたことを知った本校のT教諭(かつての指導者)が連絡し、本日の来校・出会いとなりました
初めてお会いしたのですが、引き込まれるお人柄で、今日の出中生たちとの出会いについて、自分にとってとても刺激になったと言ってくださいました
わたしにしたら、超一流のプロフェッショナルから直接学べる機会を出中生に与えてくださり、感謝感謝なのですが、誠に謙虚でポジティブなお方でした
クラシックから音楽の道に入られ、今は新たなサウンドともコラボされるという、まさしく脱皮し続けられているその姿勢についてお聞きしたら、ジャンルにこだわることはなく、楽しいと思ったことに取り組むというお答えでした
まさしく「音楽!」→「音を楽しむ!!」だとわたしは感じました

出会いは不思議です
ここ最近、普段お会いできない方々との出会いが続いており、わたしはとても幸せです
もしかしたらわたしの余命はいくばくもないのかと思うほどです

3年生にも今日の出会いは刺激になったでしょう
歌声の変化がそれを証明していると感じます


酒井氏からいただいた名刺は、紅花が漉き込まれた能登仁行和紙の名刺でした
わたしも楓の葉を漉き込んだ井波和紙の名刺をつくって、海外へ向かったことを思い出しました
この出会いは、T教諭との縁、そして帰国されていると知って(※新聞に記事が掲載された)本人にすぐ連絡されたからであり、感謝です
そしてなにより、この出会いのもととなった出中生に感謝です

「ヒト」は人と出会い、人と人との間で成長して、「人間」になっていくということを、強く意識します
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季節の香り no.619

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この時期に車を運転するときは、窓を開けて外の空気を車内に取り込んでいます
稲刈りの後のにおいが秋を感じさせます
最近はキンモクセイの香りがフワッとします
そんな瞬間がとても好きです
本校の中庭でも花が咲き、香りを漂わせています
校長室では、9月頃からキンモクセイのオイルでその香りをホンワリとさせていたのですが、運転中にフワッと香る自然の中でのあの感じには及びません

第1学年フロアにある第1多目的スペースには美術科で制作した野菜や果物が並んでいます
香りはしませんが、香りを感じるから不思議です
それは秋の香りです
※学習発表会でご来校の際に是非ご覧ください


香りと言えば、20数年前に海外でホストファミリーにドライブに連れて行ってもらったとき、家畜の糞のようなにおいが車内いっぱいに広がった瞬間がありました
そのとき、「このにおいを日本では『田舎の香水(country perfume)』と言う」と話したら大受けしたことを思い出しました
考えようによってはある意味、稲刈りの後のにおいも、キンモクセイの香りも「country perfume」ですかね
※「田舎の香水」には少し自虐的な意味合いも感じますが・・・

秋は深まり、立山では冬がすぐそこです
野生動物のみならず、我々も準備が必要です
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出会い・縁 no.618

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本日、プロ・シンガーのCHIKOさんをお迎えし、第1学年 生き方講演会を開催しました

人生の中で何度か考え方のチェンジをされてプロ・シンガーになられたお話は、とても興味深かったです
出中生にも刺激になったことでしょう

人前に出ることが徹底的に嫌だった子供の頃
転機となった高校卒業後の進路選択
生きていくうえでのものごとの考え方
等々・・・

教師だけにはならないと思っていたかつてのわたし
出町中学校の校長をさせていただいているのは、多くの人との出会いであり、今は教師になってよかったと心底思っているわたしの人生と、何か通じるものがあると勝手に感じ入っていました

CHIKOさんが具体的なエピソードとして語られた、未来を想像して今をがんばることや、本番の為に、その準備に長い時間をかけて努力することの大切さ、また、プロとして歌を歌ってお金をもらうだけでなく、聴きに来られた方の時間をいただいていることを忘れないというお話は、わたしの心にもとても響きました

CHIKOさんが音楽学校時代に直接指導を受けておられたのがCHAKAさんで、CHAKAさんとはわたしが大ファンのPSY・Sのボーカルであるとか(※すべてのCDをもっています)、お父様が劇団四季のライオンキング・初代パーカッショニストであり、わたしがライオンキングを好きで何度も劇場で観ているとか、別のカタチでのつながりも感じました
本校のT教諭の高校時代の同級生であることや、別のT教諭に中学時代に教科指導を受けたという縁もありました
誠に不思議なものです

典型的な秋の青空が広がる下で、清々しさを感じつつCHIKOさんをお見送りしました

CHIKOさん、ありがとうございました
そして、講演会を運営したり盛り上げてくれた出中生、たまたま帰られるときに校庭で見送ってくれた出中生、本校教職員をはじめ、今日の生き方講演会に関わる全ての人に感謝します
ありがとうございました

脱皮できたか? no.617

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昨日本校で、砺波地区の中学校の社会科教諭が集まり、教科指導の研修が行われました
本校のY教諭が授業を公開し、その授業を基に教科指導について協議されました

授業では出中生が本気・根気・元気に学習に取り組みました
少し緊張しているようにも見えましたが、ほぼほぼいつも通りだったかな?
やはり出中生はすばらしいです

授業力向上アドバイザーとして来校された、兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 名誉教授 米田  豊 先生が授業や協議の様子を参観され、全体に講演していただきました
具体的で分かりやすく、何より学校現場に寄り添った、熱い講演でした
個人的に勝手に師匠とさせていただいている、関西のY先生とその姿が重なり、あっという間の研修会でした
講演前後に、校長室で米田先生といろいろとお話しさせていただいたことも、誠に興味深く、そして学びの多いもので、わたしにとって貴重な時間でした
まだまだお話をお聴きしたかったのですが、わたしの都合が悪く、お別れとなったことが残念でした
今日は県東部の中学校で授業力向上アドバイザーとしての講演をされています
きっとまた熱く語られているのだろうと想像し、わたしもがんばろうとやるべきことに取り組んでいます

この感覚は何でしょう
初めてお会いしているのですが、ぐいぐいとその世界に引き込まれる感じです
お別れの際に、固く握手もさせていただきましたが、その大きな手は、すべてを包み込まれるようでした

授業を観ていただいた出中生のこともたくさんほめていただきましたし、授業者のY教諭にも的確で分かりやすい指導を個別にしていただきました
何より、中学生、教師関係なく、出会った人に全力で向き合われているように感じました
それが、わたしが引き込まれた理由のひとつかもしれません

講演の中でも、校長室のお話の中でもちょこちょこと出ましたが、「勉強せなあかん」「勉強が足りん」という言葉は、尊敬する関西のY先生が発せられる言葉でもあります
誠にわたしはまだまだ勉強不足です
※米田先生に指名されて、「分かりません」としか言えなかった場面もありました・・・

勉強に終わりはないと思います
決してそれは苦痛ではなく、ワクワクすることだと考えます
それは、やらされていることではなく、勉強すればするほど分からないことが増えていくことに関係すると思っています

と、思えるようになったのは、歳をとってからですね・・・
「勉強」を「勉めて、強いるもの」だから、つらいものだ!と、高校時代にある先生から言われ、違和感を覚えたことを昨日のように覚えています
勉めて強いられればしんどいでしょうが、自ら勉めて強いたくなるものであれば、楽しいものとなるでしょう
ただし、楽しいことと、楽なことは、イコールではありませんね

米田先生、ありがとうございました
この出会いのきっかけとなる授業を提供した、Y教諭にも感謝です
Y教諭を支えてくださった関係するすべてのみなさんにも感謝です
ありがとうございました

さて、Y教諭は脱皮できたかな?
参加された先生方は脱皮できたかな?
わたしも少しは脱皮できたかな?
新しく何を学んだでしょう

脱皮しない蛇は滅びるのです by ニーチェ

清掃の姿から no.616

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本日は午後に県中学校教育課程研究大会があり、本校は砺波地区社会部会の会場となっています
教師にとって同じ教科の教師が集い、授業改善に向けて研修を深める貴重な機会です
授業研究という手法は、国際的にみて日本独自のものであると若かりし頃に先輩から教えていただいた記憶があります
日本では、文部科学省が発行する学習指導要領で、教える内容や時期を示していますが、その指導法についてはある意味教師に任されています
自由度があるのです
わたしは理科教師ですから、他教科の授業を通してその指導法を学ぶことは勉強になります
このあたりは校内研修等でも取り組んでいるところです
教科担任制の中学校において、独りよがりの指導に陥ることなく、絶えずアップデートを重ねながらスキルアップを図ることは我々の使命です
「脱皮しない蛇は滅びる」
だからこそ、この言葉がいつも頭の片隅にあります

地区内の中学校から社会科の教師が集まる特別な日です
いつも以上に出中生も清掃に力が入っているように感じるのは気のせいでしょうか
「きれいにしないとなぁ!」という声が校長室に聞こえてきたので、さっそく撮影したのが上の写真です
清掃も学習も、まとめてやるより毎日ちょこちょことやり、あるタイミングで一層力を入れると、より効果があがるように感じます

せっせと清掃や勉強する姿
結局その姿を一番よく見るのは自分自身です
人はごまかせても自分をごまかすことはできません

「その時」が訪れた時、がんばった自分は、きっと信じることができます
自分を信じる
それが「自信」なんだろうとわたしは思います

教師も自信をもって授業に取り組めるよう、今日の研修が充実したものになることを願っています

三連休 no.615

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三連休を出中生や教職員はどのように過ごしたでしょう
休みと言えども、県中学校選抜体育大会があったり、県中学校文化祭があったり、県中学校ジュニアオリンピック陸上競技大会があったり、定期戦があったり等、なかなかに忙しくしていた人も多かったです
そして何より、今週は中間考査がありますから、その準備をしている人も多かったでしょう
わたしは、何かと県内を移動しまくっていた感じです
その為かどうかは定かではありませんが、昨日昼過ぎにふと愛車のタイヤが妙につぶれていることに気付きました
「むむ!パンクか!!??」と、青ざめながら初めて立ち寄るガソリンスタンドに助けを求めました
念入りにみていただいたのですが、どうもその原因が分かりません
結局、空気を充填してもらって、支払いを済ませ、お礼を言って去ったのですが、原因が分からないことは誠に不安なものです
今朝も出勤前にまずはタイヤを確認しました
特に異常を認められずホッとすると共に、困った時に丁寧に対応していただくことがなんとありがたいことか、また、突然にいろいろなことが起こるものだということを、反芻しながらしみじみと感じていました
応援してもらうこともそうですが、困った時の支えの安堵感、安心感は、表現しづらい感情です

そんな三連休が終わり、今週も学校生活がスタートです
さっそく今日は午後から出張で学校を空けますが、午前のうちに出中生から元気をもらって、職務に励みます
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季節を感じる no.614

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今朝はまた一段と寒く感じられました
昨日は立山室堂で積雪を伴う降雪があったようで、久しぶりに「冬型の気圧配置」という言葉を聞きました
あれほどまでに暑かった夏が嘘のようです
確実に季節はめぐっているということですね

出勤の際、「天使の梯子」が見られました
どんよりとした鉛色の空から、光の筋が大地にのびているその風景が、わたしは結構好きです
雪が激しく降っていたかと思えば、突然青空が広がり、雪面がキラキラと輝いて見える風景に次ぐくらいに好きです

道端にはススキの姿を見るようになりました
学校では、卒業アルバム用に教職員の個人写真撮影が始まりました
また、和鍾文化祭の合唱コンクールに向けて力が入る合唱の歌声が校内に響くようになりました
自然だけでなく学校では行事等で季節を感じられます

芸術、文化の秋

明後日、10月8日(日)には、新川文化ホールにおいて、県民芸術文化祭2023協賛事業「第28回 富山県中学校文化祭」が開催されます
本校からは音楽部門に合唱部、科学部門に情報科学部が参加し、芸術部門、書道部門。新聞・文芸部門に出中生の作品を出展します
ステージ発表等の様子は県内全ケーブルテレビで配信されますので、ぜひご覧いただければと思います
わたしは、新川文化ホールにて、出中生のエネルギーを直接感じてきます

ああ、食欲の秋でもありますから、お昼も考えなくてはなりませんな
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想い no.613

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1限
やや強めの雨が降ったこともあり、保健体育科「ソフトボール」の授業はグラウンドではなく、体育館ピロティで行われています

ふと気づくと、ピロティの窓際に不審者の姿が!!

あ、大変失礼しました、生徒の活動を見守る○○教諭でした

他教科の授業を観ると、普段自分の授業では見ることのできない姿を目にすることがあります
そして、それがよりよい生徒理解につながることがあります
他教科の授業を観ると、自分の教科とは違う指導法に触れ、自身の指導法を見直すきっかけや参考になることがあります
研修会ではなく、少しの合間時間でも、教師力向上の自己研鑽になります
何より、出中生の本気・根気・元気の姿は、見ていてうれしくなります

2限
先週実施した砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」のまとめで生徒たちが書いた文章の中のひとつを、○○教諭が持って校長室まで見せに来てくれました
その内容は、体験して感じたこと、周りの人たちへの感謝、未来に向けての想いなど、○○さん自身の言葉で力強く書かれたものでした
その文章が読めてうれしく、その文章を見せてくれたこともうれしく、なにより、その文章を読んで○○さんの成長を感じて感動している○○教諭の想いを強く感じることができたこともうれしかったです
教師の労働環境はブラックだと言われ続け、志願者が少なくなり教師不足に陥るという大きな問題を抱えています
確かに職場環境改善等を進める必要はありますが、「やりがい」のある仕事であることはもっと知られてよいのではと思っています
どの職業においても、「やりがい」はあります
そして教師にも「やりがい」があります
その中の大きなひとつは、「目の前の子供の成長」です
未来を生きる可能性無限大の中学生に毎年出会い、その成長を支えられるのです
ときには奇跡を見られる現場で・・・


2階の第4特別教室前の掲示板に○○○○ALT製作のハロウィン・バージョン・ディスプレイが登場しました(下の写真)
先日準備している姿を見ていたので、その完成品を見るとその掲示が特別に感じられます
途中過程を知ると、単に完成品を見たときよりも感じ方が強い方に変わるから不思議です
思わず「Which do you like?」のコーナーで栗にシールを貼ったわたしでした

出町中学校は出中生のよりよい成長を願い関わるおとなばかりです
ああ、中学校の中だけでなく、家庭も地域もそうです

出中生のみんなには思う存分、本気・根気・元気で学校生活を送り、成長してほしいと願っています
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多くの支え・応援 no.612

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昨日の夕方、富山県庁で、合唱や吹奏楽の全国大会に出場する小中高生の激励会が開催されました
本校合唱部は10月29日(日)の全日本合唱コンクールに出場するため、部長の○○さんが出席しました
※おまけでわたしも・・・
県教育委員会教育長 荻布 様から、「仲間たちとつくり上げた音楽。自信をもって、最高の舞台で最高のパフォーマンスを披露してください!」と激励の言葉をいただきました
代表者の紹介や教育長様から激励金をいただくなど、富山県からも支えられている・応援されていることを感じられる会でした

直接激励していただくことは、自分が支えられていること・応援されていることを感じられる、とても分かりやすい機会です
この場を体感できた出席者は幸せだったとわたしは思います

毎日の生活の中で、今回のようにはっきりとではなく、気付かないうちに支えられている・応援されていることは数えきれないほどあります
そのことに実感を込めて気付くことができるのは、もっともっと多くの経験をしてからかもしれません
歳をとればそのことを分かるようになるという人がいますが、わたしは年齢ではないと思っています
若くても経験を積んだ人は、自分の知らない誰かから自分が支えられ・応援されていることを知っています
逆に、年齢を重ねていても、そのことに気付かない人がいます

わたしは、そう感じます

果たしてわたし自身がどれだけ多くの存在に助けてもらっているのかを、心の底から本当に分かっているのかは、まだよく分かりません
まだまだな気もしています
仕事にしても、生き方にしても、いつまでたってもまだまだな自分なのです

命を終えようとするときにも、まだ分かっていないかもしれません
ただし、ずっと多くの支えや応援を意識し続けられたらと思っています

見上げる no.611

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先週は、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」でがらんとしていた2年生教室
昨日から、2年生の本気・根気・元気な姿が見られます
今日も、2年生のある学級の英語科の授業では職場体験に関連した英文のプリントに取り組んでいました
また、グラウンドでは秋空の下、2年生のある学級が保健体育科の授業に取り組んでいました

誠にさわやかな朝です

そういえば朝、秋空の青空にぽっかり浮かぶ月が見えました
中秋の名月から数日でこれだけ欠けるのか・・・と感じる姿です
ふと、校長室よりの no.556「本日も学び」でも紹介したことを思い出し、再び写真を撮りました
月の欠け方と、手元のボールの欠け方が同じです
月と地球はとんでもなく距離が離れていますが、同じに見えるのです
個人的にはとても興味深い
以前、地球の裏側で明け方に月を見た時、同時刻に日本で夕方に同じ形の月を見られていることを知人とのメールで知り、単純に感動したことも思い出しました

感動と言えば、昨日出町小学校にお邪魔する用事があり、向かった途中にひまわりが咲き乱れている情景と出会い感動しました
ひまわりが太陽を見上げてます
そして、時間が経つと首を垂れる
ひまわりって不思議な花です
なんだか惹かれます
夏になると、某所のひまわり畑に行くのを楽しみにしています(下写真)
昆虫もひまわりの花に群がっていましたが、これは別の意味ですね
ただ、種子ができその役割を果たしたひまわりのその姿は大輪をキラキラと輝かせているときとは劇的に違うものとなり、何とも悲しくなります
そのギャップが大きいためか、一層悲しい・・・


さて、出中生のみんなも、空を見上げたり、周りの自然の変化に気づいたりしているだろうか?
自分が中学生の頃は、視野が狭く、自分の周り1mmほどの世界にしか興味なく、ただただ硬い殻に閉じこもっていた気がします
そんな時間があるから今の自分がいると思っているのですが、出中生のみんなにも、今という時間を大切に、本気・根気・元気でいてほしいと思っています
悩み苦しむことが多い時期かもしれません
ただ、それらはすべて、必ず未来の自分のためになるとわたしは信じています

たまには空を見上げてみてはどうでしょう
今、夜空であれば土星や木星も輝いています
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つなぐ no.610

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一昨日は静岡県浜松市で吹奏楽部が中部日本吹奏楽コンクール本大会で、金賞、浜松市教育委員会賞、中日新聞社賞を獲得しました
誠に素晴らしいことです
よくがんばりました
関係者のみなさんおめでとうございます
そして、ありがとうございました

また、富山県運動総合公園では、県中学校駅伝競走大会が開催され、男子・女子・友好レースと、出中生が奮闘し、最後まで本気・根気・元気に襷を繋ぎました

どちらも勝負ですから、結果がでます
その結果についていろいろな捉え方があると思います
わたしは戦った本人がその結果をどうとらえるかが重要だと思っています
自分の未来にどのようにこの結果をつなげるか・・・

わたしのように、参加できるわけもなく、ただただ応援している人間にとっては、出中生の結果は自分のものではないですが、出中生の本番までの取組等、そこまでの経緯を少し知っていますから、結果を自分の未来に当てはめてとらえられると感じています
だからこそその結果から力をもらったり、教訓を得たりするのだと思います

先日、1年生の英語科のアンケートに答えた話題を紹介(ENGLISH no.608)しましたが、あの時の回答を少し修正したい気持ちです
「好きなスポーツは何ですか?」と、問われて2種目を答えましたが、わたしはスポーツ全般が好きかもしれません
見るのもやるものです
特に見ることでは、自分の生き方を見直せるからです
ああ、これはスポーツに限らず、何かに打ち込む人の姿と表現したほうがよいかもしれません

若い頃、自分は陸上関係が苦手でした
長距離にいたっては、避けたい種目の筆頭でした
だから、みることもあまり積極的ではなかったです
しかし、教師になって中学駅伝に携わった時、大会当日に襷を繋ぐ中学生の姿を見て、とても感動する自分がいました
その当時は一般道に交通規制をかけての実施でしたが、道のはるか向こうからわが校の選手が懸命に走る姿を近づいてくるのを見て、知らない間に大きな声を出していたのです

今回の大会も、懸命に走る全ての選手の姿を見て胸が詰まりました

出中の控えスペースで、レースを終えて自分の走りを後悔している選手に、他の選手が声をかけていました
「○○のせいではないよ!」
わたしも思わず「駅伝はみんなでつなぐものだから、結果について一人の責任ということはないよ」と口を出してしまいました
そうなのです、団体種目・競技では勝負を左右する一人のミスが目立ちますが、結局それは一場面に過ぎず、チーム一人一人が自分自身のことをふりかえる必要があるのです
人は弱いので、悪いことや不都合なことをひとのせいにしたくなるものです
その方が楽ですから
しかし、それだけでは自分自身はよりよく成長できないと、わたしは思います
結果について、自分は何ができて何ができなかったのかを考えることは、未来につながるでしょう

いや、未来につなぐのです

中秋の名月 no.609

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先日から、図書室前には月に関する図書がディスプレイされています
授業や諸活動、行事などで教職員が出中生のこころに火をつけるような工夫を凝らしていますが、このような環境づくりで出中生の読書への興味を引くように学校司書が工夫していることもありがたく思います

今夜は「中秋の名月」
太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことです
平安時代に中国から伝わったとされており、日本では農業と結び付き、「芋名月(いもめいげつ)」と呼ばれることがあります
サトイモやサツマイモの収穫時期だからだそうです

今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、中秋の名月が満月とは限りません
例えば、来年は、中秋の名月が9月17日で、満月は9月18日です
中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まりますが、満月は、太陽、地球、月の位置関係で決まることや、月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化することがその理由です

日本語には自然に関わる表現がたくさんあります
「穴まどひ」もそのひとつです
秋分を過ぎても、穴に入らないヘビを意味します
季節外れに這うヘビに出会った人の、「そろそろ寒いが、大丈夫か?」と心配するこころが伝わって、結構好きな季語です
「秋の蛇」という言葉もあります
やはりヘビの冬越しを思いやるこころを感じられる言葉です

今は二十四節気「秋分」の次候にあたる、七十二侯「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」
春分前の「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」と対になっています
十二侯の春と秋に登場する「蟄虫(冬ごもりする虫)」は、虫だけでなく、本来はヘビなどのハチュウ類やカエルなどの両生類をさしているそうです

そういえばno.598で紹介した我が家に現れたヤモリの姿を見なくなりました
朝夕がめっきり涼しくなりましたから、ムシカクレテ トヲフサグとなったのでしょうか?

今晩のお天気は晴れ
中秋の名月を観られそうです
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ENGLISH no.608

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朝、1年生の○○さんが校長室を訪ねてくれました
英語科の授業で取り組む、いろいろな人の紹介をテーマとした「先生QUIZ」の事前準備の為です
授業に影響がありますから詳細は紹介できませんが、いくつかの質問を受けました
シンプルな質問がとても難しい・・・
回答する中で○○さんとやり取りしましたが、とても楽しかったです
そして、果たしてどのような形で英語の学習に役立たされるのか興味津々です
特に、中学、高校と英語の学習にわたしは苦しんだ、いや、正確に言えば嫌で拒否していたため、余計に気になります
もし、出中生の中で英語に関わらず、若かりし頃の私のように、不得意教科として拒否感を覚える学習があるとしても、決して避けることなくそれなりに学習は続けてほしいと思います
「いやいやの学習」での力の定着はすこぶる悪くなるという研究がありますが、「やらない」という選択をとらない方がよいとわたしは思います
特に義務教育である今はなおさらです
中学時代は全く英語が分からず、英単語も覚えらない・・・
高校時代も全く英語を理解できず、加えて高校からはリーダーで読解、 コンポジションで作文、グラマーで文法と、3種類になって授業時数が増えたことも苦痛に感じるわたしでした
大学入試では英語が大ブレーキであり、まあ「身から出た錆」「自業自得」でした
大学では英語の文献を読まなくてはならなくなり、教師になってからもなぜか海外研修に参加し英語でプレゼンテーションをすることとなるなど、英語がツールとして重要なものになります
コミュニケーションツールとして、中学時代から学習しておくことの大切さを、遅ればせながらひしひしと感じたのです
当時「ケーイチの英語は、独特だけど意味が分かるクレバーな英語だ」と言われたことが印象に残っています
海外では主にハイスクールへ1か月行っていましたが、途中小学校へもお邪魔して、ワイワイと子どもたちと話すのが楽しかったことを、英語つながりもあり、今朝の○○さんとの会話で思い出しました
人生何が起きるか分かりません
中村八大氏が作詞した作品に「新しい上司はフランス人♪」という歌詞があります
「ボディランゲージも通用しない」のだけど、「これはチャンス 勉強しなおそう」と続きます ※「明日があるさ」より
勉強に限りませんが、押し付けられるより、自分から求めていく方が自分の力になるのです

さて、○○さんの英語の授業
「先生QUIZ」はいつ実施されるのか、教科担当に聞かなければ・・・

※下写真:ハイスクールでのわたしのプレゼン風景(20数年前)↓
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言葉 no.607

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「最近の若いものは・・・」
このセリフは、いつの時代でも、どこの国でも、様々なことについて使われているようです
ただいま絶賛活動中の、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」で、出中生は「最近の若いものは、・・・」と思われているのでしょうか?それはポジティブな意味かネガティブな意味かも含めて興味があります
一般的な場面で、ネガティブな意味で使われる多くの場合、言葉・言葉遣いについて、年長者が嘆くことがよくある気がします
いわゆる、若者言葉です
その中でもSNS時代の今は、略する傾向を強く感じます
「ちょっと待って!」が「ちょま」「ちょえ」・・・
「了解」が「りょ」「り」・・・
わたし自身も、「りょ」を普通に使っていますなぁ

若者言葉に限らず、我々の身の回りには、略していないと思いつつも、略されている単語はたくさんあります
有名なものをいくつか紹介しましょう

1 教科書 → 教科用図書
2 電卓 → 電子式卓上計算機
  ※そもそも使わないか・・・
3 軍手 → 軍用手袋
4 ワイシャツ → ホワイトシャツ
5 経済 → 経世済民
6 切手 → 切符手形
7 リモコン → リモートコントロール
8 シネコン → シネマコンプレックス
9 ジャガイモ → ジャガタライモ
10 食パン → 主食用パン
11 ソフトクリーム → ソフト・サーブ・アイスクリーム
12 断トツ → 断然トップ
13 演歌 → 演説歌
14 割勘 → 割前勘定
15 押忍 → おはようございます
  ※おはようございます→おっす→おす
16 おなら → お鳴らし
・・・・

略語とさえ思っていなかった単語はありませんか?
そもそもの意味が変化しているものもあり、ここに言葉の面白さがあります

英語にも、略してアルファベットで意味を示すものがありますが、これはまたいつか・・・

研修に励む no.606

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唐突ですが、教育に関する法律をひとつ紹介します

教育基本法
(教員)
第九条
 法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。
2 前項の教員については、その使命と職責の重要性にかんがみ、その身分は尊重され、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならない。

法律に決められているからする、ではなく、法律に定められているからできる、だと、わたしは感じています
若いころ先輩から何度も指導を受けたことですが、教師の主たる役割は教科指導である授業です
法律に書かれている「絶えず研究と修養」は教科指導、つまり授業以外のことも示すのでしょうが、そのど真ん中にあるのは教科指導だと経験を積むほどに確信していったことです

昨日は部活動をしない月曜日
本校では、全員で研修に励みました
全体で今回の研修の概要を確認した後、グループに分かれて動画で記録した授業を基に、指導についての協議です
今年度の研修では、ふりかえりを意識しています
教師の研修と授業は基本同じです
・この時間で何を学んだか
・自分たちのグループの何がよく、何を改善すべきか
・グループメンバーのよかったところは何か
この3つを視点としてまとめます

繰り返しになりますが、教師の役割の最上位は「授業」です
研修のみならず自己研鑽も含め、日々教師も学びなのです

脱皮しない蛇は滅びる by ニーチェ

やってみて分かる no.605

今日から2年生は、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」で、それぞれがそれぞれの場所で活動をしています
この5日間は、まさしく「挑戦」の日々となります
初めてみること、きくこと、やることの連続でしょう
特に1日目、2日目は緊張もあって、相当疲れるでしょう
そして、2、3日目あたりには、しんどくなることもあるでしょう
ただ、3,4日目にそれを乗り越え、5日目に達成感を味わうということが今までに多くありました
また、つらい時やしんどい時に、周りの支えが次の活動や今までの自分を脱皮して成長するきっかけになることも、多くみてきました
やはり、やってみないと分からないこと、感じられないことは多く、その機会を自分の未来のためにどう生かすかは、自分次第なのです


昨日、三重県津市でみせてもらった、合唱部の快挙達成もそうです

合唱部のおかげで初めて三重県文化会館大ホールで中部日本合唱コンクールを体感しました
出場団体は各県の代表として出場してますから、どの団体の演奏も素晴らしいものばかりでした
50人ほどの団体が響かせる合唱は、こちらの身も心もその声量で響かせられました
ミュージカルのように壮大な物語を感じさせられる団体もありました
その中で、本校の合唱部は見事に「Ave Maria」と「その木々は緑」を披露します
中学校の部では10数名という最小の人数による合唱でしたが、ホールいっぱいに広がるその歌声は、大きく、深く、響き、すべての観衆の心を大きく揺さぶったように思います

結果は、「金賞 代表」、「津市教育委員会教育長賞」
そして、中部合唱コンクール2日間を通じての最優秀団体に贈られる賞、「全日本合唱連盟理事長賞」
まさしく、快挙です!

顧問からはコンクール前夜のミーティングで、引率の教師から歌詞の意味についての話があったことを聞きました
演奏した「その木々は緑」の歌詞についてです

・歌詞に出てくる「その木々は緑」「その木々の緑」、その「は」「の」の違いの意味は何か
・「のびていく枝」「よろこびの色」を表すのは生命力であり、生きていることであり、その木々はあなたたち一人一人
・ステージに立つあなたたちがその木々であり、「夢によく似た光がひとみのふちをこらえてる」のも、「こころを叫びにかえて残らず差し出したいような」のも、まぎれもなくあなたたち一人一人
などなど・・・
※また聞きなので、正確でないことをお断りしておきます

合唱は、言葉を音楽にのせて観衆に届けます
観衆はそれぞれのフィルターを通して、その表現されたものを処理し、心に落としているように感じます
合唱部のみんなはそれぞれに歌詞の意味を自分なりに理解し、その想いを観衆のみなさんに届けようと、真心を込めて演奏したのです

高等学校部門、大学職場一般部門、そして中学校部門の中で、1団体にしか与えられない栄誉をいただいたことは、素直に素晴らしいことであり、出町中学校合唱部のすごさを改めて感じます
これは合唱部員や指導者だけでなく、部員に関わる家族のみなさん、先輩、仲間、地域のみなさん、関わっていただいた多くのみなさんのおかげだと思います
合唱部は今回のステージに立ち、また、他団体の素晴らしい演奏を直接聴くなどし、またステップアップできたのではなでしょうか
これも実際にやってみて分かることのひとつでしょう

中部を代表して出演する全国コンクールは、10/29に香川県高松市で開催されます
ここでの演奏も楽しみです

引き続き、応援よろしくお願い申し上げます
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がんばる姿 no.604

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県中学校選抜大会、県ジュニアオリンピック陸上競技大会、JOCジュニアオリンピック陸上競技大会、県中学校駅伝競走大会、中部合唱コンクール、そして中部日本吹奏楽コンクール本大会へ出場する出中生の壮行会を生徒会が開催しました

地区・県・ブロックの代表としての出場です
そんなみんなにはそれぞれにやるべきことがあります
それは、その日まで、
そして、その日に、
自分のすべてを出し切る! そして、やり切る!
と、いうことです

お忙しい中、文化体育後援会 副会長でありPTA会長である 高島様に来校いただき、激励の言葉をいただきました
出中関係者はもちろん、多くの地域のみなさんに応援されていることもパワーに変えて、自分のベストパフォーマンスをしてきてほしいと思います

応援される出中生、応援する出中生、それぞれのがんばる姿から、何とも表現できないものを感じさせられます
カラダの奥底から熱いものがこみ上げるのです
この場に居られてわたしは幸せだと感じるのです


会の後には、全国大会へ出場する合唱部、陸上部、吹奏楽部へ、文化体育後援会から激励金の贈呈があり、高島様にそれぞれの代表者へ手渡ししていただきました
誠にありがとうございました
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3/22 修了式

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