最新更新日:2024/05/20
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

ありがたい no.567

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第44回北信越中学校総合競技大会に出場するチーム・選手を激励する、懸垂幕が校舎に設置されました
出町中学校文化体育後援会、出町中学校PTAからのご支援です

ありがとうございます

保護者のみなさんはもちろん、地域や本校に関係する多くのみなさんから出町中学校は支えられています

「学校とは何か?」

特に義務教育における学校について、その答えにつながるヒントが、ここにあるように思います


今日は夏季休業の1日目
出中生は自分の未来のために、どのように時間を使っているでしょうか?
終業式で話しましたが、今という点が未来へ続きます
自分で考え自分で決める
その成果は未来に分かります

種をまかなければ芽は出ません
思うような芽が出ず、望まない芽が出たとしたら、それは気付かないうちに自分がまいた過去の種の成長の姿です

人間は弱いもので、思うように物事が進まなければ、自分以外のコト・モノ・ヒトにその原因を求めたくなります
しかし、多くの場合、その原因は自分自身です
まずは、そのことを理解し、受け入れることが、よりよい未来へつなげるための第一歩だとわたしは思います

そんなことも、体感できるのが学校ではないでしょうか
教科の学習だけではなく、教科外の学びも大切だからこそ、学校は昔から存在しているのだと思います

長い歴史をもつもの、なくならないものにはそれなりに理由があるでしょう

本を読もう no.566

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図書室に30の封筒が並んでいました
そして、そのうちの半分ほどが既になくなりました

学校司書のしかけです

テーマごとに、3冊の書籍が入っていますが、書名は分かりません
行先不明のミステリー・ツアーや、福袋に通じる面白さを感じます

本との出会いは誠に不思議なもので、本屋でその背表紙に引き込まれて出会ったものや、関心のある人が読んでいたということで出会ったものもあります
封を切るまでどんな出会いがあるか分からない、この「夏休みお楽しみパック」も出会いのひとつのカタチです

図書室に、個人的所有の書籍を出中生に読んでもらえればと置いていますが、実は校長室にも教職員用に「棚からひとつかみ」と書いた箱に、書籍を入れています
既に何冊か借りてくれた教職員がいて、出会いのお手伝いができたかなとうれしく思っています
基本的に、強制はしたくないのです
あくまでもきっかけづくりや環境づくりはしますが、選ぶ決定権はその人に任せたいのです
※「おすすめは?」と問われれば、「これあたりどうですか?」と紹介はします

自分の本棚を見られるのはなんだか恥ずかしく、学校に持ってくるものは選んでいます
なぜなら、読んでいる本を知られるということは、頭の中や心の中を見られているような気がするのです

新たな出会いを求めて、わたしも「夏休みお楽しみパック」を借りようかな
生徒が帰った後、残っていたら利用させていただきます
学校司書にお願いしておこう
よろしくお願いします
そして、素敵な仕掛けをありがとうございます

応援する no.565

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昨夜、職員室、事務室、印刷室、そして校長室のエアコンが直りました
メーカーの方、業者の方には感謝です
今回の原因を教えていただき、もしものときの今後の対応についてレクチャーしていただきました
ありがたいことです

本日1限に壮行会を予定していましたから、ご多用の中来校いただいた文化体育後援会 副会長 竹田 様を涼しい校長室でお迎えできてほっとしました
※正確には来校時は窓と戸を開放して自然風を取り入れていましたな

壮行会を企画・運営してくれた生徒会、応援団、そして壮行会に参加したすべての人に感謝です

今回は、北信越中学校総合競技大会、県吹奏楽コンクール、中部日本吹奏楽コンクール県大会、市小・中学校科学作品展、通信陸上競技県大会、全日本合唱コンクール県大会、NHK全国学校音楽コンクール県大会に参加する出中生の壮行会でした
いろいろな分野で出中生はがんばっており、そんな出中生をみんなで壮行できることはしあわせです
「壮行」の意味は、「旅立ちに際して、その前途を祝し激励すること(出典 精選版 日本国語大辞典)」ですから、厳密には激励会かもしれませんが、いろいろな意味で「旅立ち」ととらえ、壮行会としています
今の自分からの「旅立ち」であり、それは「成長」や、「挑戦」を意味すると思います

会場全体で、本気・根気・元気で応援した壮行会
はて?応援とはどういう意味でしょう?
ときに知っていると思っている言葉について、確認のためにその意味を辞書などで、自分自身で調べることは大切だと思っています

出典 岩波書店 広辞苑
 1 助け合うこと。加勢。
 2 競技などで、声援を送って、味方を元気づけること。

出典 小学館 精選版 日本国語大辞典
 1 味方となって励まし、また、助けること。また、その者。加勢。
 2 競技などで、拍手をし、歌をうたい、声をかけるなどして、味方やひいきの選手を元気づけること。

出典 小学館 デジタル大辞泉
 1 力を貸して助けること。また、その助け。
 2 競技・試合などで、声援や拍手を送って選手やチームを励ますこと。

出典 平凡社「普及版 字通」
 1 味方する。

味方を元気づける
味方する

この言葉にわたしは惹かれます

さあ、出中生!!
もてる力を出し切ってほしい
やり切ってほしい

今までやってきたことを信じ
共にやってきた仲間を信じ
ここまで頑張ってきた自分を信じ

そして、多くの人があなたに味方していることを感じ

もてる力を出し切る!
やり切る!

がんばろう! 出町中学校!!

この状況 no.564

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昨日のエアコン故障のお話
結果的に解決に至らず、現在はメーカーによる部品調達段階です
と、いうことで、本日もエアコンなしの職員室、事務室、印刷室、校長室・・・
生徒たちはエアコンの効いた、快適な環境の中で午前の授業を終えられたことは、当たり前のようでありながら、ありがたいことです

教職員は、もうしばらくこの環境を受け入れるしかなさそうです
扇風機などを投入し、何とかこらえています

この状況は、我慢? 辛抱? 忍耐?

こんな時に思い出すのがコント・レオナルドの石倉三郎氏の言葉です
レオナルド熊さんとのコンビの印象が強いですが、元々は新劇俳優志望であり、東映の大部屋におられたこともあり、商業演劇や映画の端役で数多く出演されています
そんな苦労人だからこそ、生み出される言葉だと思っています

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だから己の中で何かにつけて「頑張る」って言うより、
辛抱するってことをまず覚えろよ、ってことなんだ。
辛抱、辛抱、辛抱、辛抱、全部辛抱。
つまり、辛さを抱くってことだよ。
抱きしめるってこったよ。
これ、似ているけれど「我慢」じゃないんだよ。そこが味噌よ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※「粋に生きるヒント」石倉三郎 
※出版社:ロングセラーズ 発売日:2016/4/28

この、「辛さを抱く」という表現が、個人的に好きです
「我慢は無理だが、辛抱ならできる」という、石倉氏の言葉には説得力があります


本日と明日の午後は保護者会です
ご多用の中、来校いただいた保護者のみなさんとは、生徒のよりよい成長を願う同じベクトルで、情報交換や共有ができればと思っています

保護者のみなさんの控室も、保護者会の会場も、エアコンは・・・
安心してください! 効いていますよ!!
Don't worry! The air conditioner is working!!
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慣れ、馴れ、狎れ、熟れ・・・ no.563

朝出勤して校長室の窓と、廊下側の戸を開放する
いつもならさっと風が通り抜けるが、今朝は空気がどんよりと動かない
書類に目を通したり、朝の会の前の教室や生徒会室をのぞいたりして校長室へ戻り、1限が始まる頃に、校長室のエアコンのスイッチをオン!
あらためて、公務のデスクワークに励むも、暑い
蒸し暑い
なぜ??
エアコンの制御盤を見ると、エラーメッセージが・・・

結局、業者に連絡し、来校していただくことに
校長室のみでなく、職員室、印刷室、事務室のエアコンが使えない状態です
生徒たちのいる教室関係に影響がなかったことが何より

1限が終わる頃に雨が降り始め、少し涼しく感じます
窓からは焼けたアスファルトやコンクリートが雨で冷やされた独特のにおいが流れ込み、条件反射として、このにおいも涼しさを感じさせているように思います

そこでふと思ったことが「なれ」です

中学校の教師として部活動の顧問は当たり前のようにやってきました
新採のときに競技経験のないソフトテニス(当時は軟式テニス)から始まり、バドミントン、剣道の顧問をさせてもらいました
競技経験がない部活動顧問のときは、当時の部員に教えてもらったり、競技経験者の知人に練習を付き合ったもらったりもしました
分からないまま、悩みながら、そのとき自分のできることをやってきた感じです
その中で、ソフトテニスの顧問歴が一番長く、20年弱になりますが、夏のテニスコートは軽く摂氏30度を超えます
摂氏40度を超えていることもよくあり、そこにずっといるわけですから、身体がある程度その暑さに慣れていたように思います
すぐに汗をかきましたし、すぐに皮膚が黒くなりました
※冬でも日焼けの跡が残っている感じでした
だからか、多少の暑さでも、周りの人が暑い暑いと言っていても、それほどしんどくなかったです

それが今は、エアコンが使えないと、ものすごく暑く感じ、ぐったりします
身体が暑さに慣れていないと自覚するのです
家でもエアコンを使い、移動の車の中でもエアコンを使い、エアコンなしでは困る状況になっています
熱中症対策の観点で言えば、エアコンの使用は大切であり、命を守ることが最優先なのですが、これでよいのかと思う部分もあります

先日、全校生徒がエアコンの効いた教室で、会議室から繋いだオンライン講演会に参加しました
※3年生の1学級は直接会議室で講演を拝聴しました
内容は、「子どものネット依存」についてでした
富山大学疫学健康政策学 准教授の山田 正明 先生に来校いただき、お話していただきましたが、とても興味深く大切なお話でした

ネット依存も、エアコンの使用も、どこかでつながっているように感じます
それは、本来人間のもっている能力を衰えさせるのではないかということです

決して「暑さを我慢しなさい」とか、「ネットの使用禁止」と言っているわけではありません
何事にも通じますが、「過ぎる」ことには留意しなければと思います

生物は環境に適応しようとします
人間の身体もそうです
スポーツ選手が心肺機能を高めるために高所トレーニングをすることもその例です
中学生が繰り返し同じプレーを練習したり、身体に負荷を与えるトレーニングをすることもその例です
しんどい時に、仲間の力を借りてもうひと踏ん張りする経験もその例でしょう

負荷があることで、それに負けない身体や心になる
負荷がなければ、そもそも耐える力は必要ないので、そのような身体や心になる
負荷の量や質が「過ぎる」ようでは逆に身体や心が壊れることがあることも事実ですから、そこは気をつけなければなりません

無酸素登山家の小西 浩文 氏
15歳で登山を始め、1997年に日本人最多となる「8,000m峰6座無酸素登頂」を記録します
20代後半から30代前半にかけて3度のがん手術を経験しながらも、がん手術の合間に2座の8,000m峰、ブロード・ピークとガッシャーブルマ2峰の無酸素登頂は人類初となる快挙でした
そんな彼の、若者に伝えたいとした言葉があります

人生に困難はつきもの
そして困難を正面から突破するには、若い間に心と体を鍛え上げる他ない
歳を重ねるほど、生命力・免疫力は落ちてゆき、病気などの命の危機に瀕するリスクも必然的に高くなる
その際に耐えうる実力が養われていなければ、ポキッと心が折れてしまい、衰退の一途を辿ることになりかねない
若い間に人生の困難を突破できる「心」と「体」を鍛え抜くことが、人生の羅針盤になる
そして実力を養うには、不可能と言われる目標を掲げ、必達に向けて一生懸命励むことが肝要
自分の限界を見据えて立てた目標では、自力は身に付かない
若い間はその後の人生の礎を築く時期であり、失敗が許される特権をもっている
たとえ躓いても、自分が秘める可能性を信じ、夢や目標に全力で挑み続けてほしいと切に願う
人生は死ぬまで修養、死んでも修養


とても共感する言葉です
特に、「失敗が許される特権をもっている」は、教師になりたての頃、先輩教師から新米教師であるわたしに送られた言葉と同じです

ただ、最近思うのは、失敗を恐れず、新たなことにチャレンジすることに歳は関係ないということです

脱皮しない蛇は死ぬ

挑戦をやめた瞬間に、教師として、終わっているのかもしれません


※10:40現在
窓や戸を開放している1階の職員室内の状況
周囲温度 摂氏29.2度
湿度   85.0%
WBGT(暑さ指数) 27.7 警戒

ただいま現在、まだエアコンは直りません
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出中生の姿からマナブ no.562

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富山県中学校総合選手権大会が終了しました
特に7月15(土)、16(日)は、酷暑の中での大会となりました
この2日間も、本校からも多くの出中生が参加していることから、県内各地で戦う出中生を応援すべく、教頭と手分けして会場を回りました

7月8日(土)から始まったこの大会で、競技・種目は違えども、勝負の世界は、不思議と共通することがあると改めて感じました

○ここぞというときにつかまなければ、すり抜ける勝機
→流れを読み、ここぞという瞬間をキャッチする集中力は重要

○この相手に勝つ!そのためのプランは重要
→ただ、相手と戦っているようで、最大の敵は自分自身であり、練習からずっと自分との勝負とも言えます

○それは仕方のないミスか? しょうもないミスか?
→攻めのミスならば仕方ないとわたしは思っています
 どうでもよいミスは、負けにつながります

○対戦相手に敬意を払う
→相手がいるから今の戦いがあります
 こちらの苦しい中で、相手が素晴らしいプレー
 その時の、こちらの気のもちようで、試合の流れは変わります

○「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
→江戸時代後期の平戸藩主であり、剣術の達人とされる松浦静山による剣術書『剣談』の中の言葉とされています
 勝利の神様がいるとするのなら、その神様は何をみて自分たちに微笑んでくれるのでしょう?
 そのような経験をわたしは今まで何度もしてきました
 今回も、最後まであきらめず、一つ一つのプレー、今のプレーを大切にした選手が絶体絶命から大逆転をする場面がありました

○試合の流れ
→攻めるときと守るときがあり、不思議とその両方は波のようにやってきます
 耐える時間帯があり、イケイケの時間帯が予想がつかない中でやってくるわけです
 そのときを見誤らないために、いや、そのときを勝利に結びつけるために、熱い心で戦いながらも、いつも頭は冷静でいたいものです
 カッとなった瞬間は自分を見失っており、相手に流れを渡すきっかけです
 ただ、これはおとなでも難しく、中学生ではもっと難しいかもしれません・・・

○試合の準備
 → 逆算して、今の時間は何をするのか?

他にもいろいろありますが、あとひとつでやめておきます
そのひとつとは、「審判への敬意」です

大原則として、審判がいてくれるおかげで公平・公正な勝負が成り立ちます
審判はヒューマン・エラーがあることを自覚し、ミスを極力減らすために努力しています
特に学生の大会では、参加選手が純粋に勝利を目指して、上位大会への出場を目指して努力していることを知っています
だからこそ、審判の判定も含めて試合なのだとわたしは考えます
わたしも、過去に県選手権大会はもちろん、北信越大会や富山県開催の全国大会、果ては富山県開催の高校総体(インターハイ)でも審判をする機会がありました
「何もわたしにさせなくても・・・」と当時は思いましたが、やるからにはこちらも真剣でした
特に高校総体では中学生以上に優勝をめざし、命を削って努力し続けている高校生の実態を知っていましたから大きなプレッシャーでした
今回の大会中に、いくつかの試合会場で判定への不満を言動で表す選手、保護者、観客等の姿を見ました
その気持ちは痛いほど理解できますが、その試合中の言動は決してプラスには働かないと思っています
過去に、プロ野球の投手が話していたことがあります
「球審は人なので、判定に癖がある」
「あるいは日によっても違うときがある」
「だから、最初のイニングは特に、その試合の球審の状態を探り、疑問に思った判定は何個分ずれているのか、どれくらい高低差があるのかなどを確認する」
この投手が誰だったのか忘れましたが、印象に残った発言でした

ああ、またダラダラと長文になりました
出中生のおかげで、いろいろなことを考えさせられています
ありがたいことです

ある方と大会後にお話をして、共に「そうですね〜」と言えたことは、「やはり中学生はすごいねぇ」でした
予想を超える成長をみせることがあります
とんでもないことをやってのけることがあります
前に書いたように、奇跡に近いモノをみせてくれるのです
これは出中生だけでなく、出中生と対戦してくれたすべての中学生のおかげさまです
ありがとうございました

※写真を掲載できなかった出中生のみなさん、ごめんなさい

創意工夫 no.561

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出中生の可能性は無限大
みんなの様子をみていると、毎日そんなことを思わせられます

かつて放映されて話題となった、ドラマ「女王の教室」で、メインキャストの天海祐希氏演じる阿久津真矢教諭が発したセリフは、とても刺激的でした
そんなセリフのひとつ、最終回、教師について彼女が語った言葉があります
若い教師に「先生は、なんでそんなにがんばれるんですか?」
「なんでそんなに教師が好きなんですか?」と問われ、こう答えます

「教育は奇跡を起こせるからです」
「子供たちは成長してく中で、わたしたちが想像する以上に、素晴らしい奇跡を起こします」

全く同感であり、本文の冒頭とつながります

上写真1枚目
空き缶回収で、少しでも多く集められるように創意工夫する委員の姿
朝早くから回収作業にあたる委員の姿

上写真2枚目
結団式で、本番に向けて団が一致団結できるよう、団長を中心に3年生が創意工夫している姿
それについていこうとする1、2年生の姿

上写真3枚目
第3学年総合的な学習の時間で、各学級ごとに探究活動に取り組み、それぞれのプロフェッショナルをお招きして学ぼうとする姿
来校いただいた講師の先生に創意工夫した学びの成果を発表する姿

それぞれの場で、それぞれのできることを、本気・根気・元気に取り組んでいる姿に、わたしは感動しています

ただ、人間はいつも元気はつらつという訳ではありません
思うようにならずイライラしたり、体調がすぐれず元気がなかったり、悲しいことがあってどうしようもなかったり、と人生はいろいろです
雨の日もあれば晴れの日もある
雪の日があれば、嵐の日もある
曇りの日も、ころころと天気が変わる日もある
言えることは、ずっと同じことは続かないということでしょうか
しんどい時、元気がない時は、ちょっと辛抱
我慢というより、辛抱
辛さを抱え、そのしんどさをやり過ごすことがあります
ものすごいものに触れて、しんどいと思っている自分を、しょうもないと思うことがあります
何か全然別のことに取り組んで、元気を取り戻すこともあります
しんどい時の対処法、わたしの場合は、そんな感じです

何とか学校へ来ることもそのひとつ
何しろ学校に来れば、奇跡を起こす出中生と会えるのですから

暑い、熱い no.560

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昨日は、10:20に砺波市で発令された大雨注意報が19:55に大雨警報となり、21:13に発令された洪水注意報が21:43に洪水警報となりました
昨夜は北陸新幹線が止まり、今日もJR城端線、あいの風鉄道が運休し、国道359号線、156 号線、8号線が通行止めと、生活に影響が出ています
朝まで関係機関のみなさんは大変だったでしょうし、土砂災害や洪水の危険性の高い地域のみなさんも大変だったことでしょう
まだ、警戒は続いていますから、今もです

わたしは続く雷と強く降る雨の音を聞きながら、明朝の登校についてや学校施設について等、いろいろ考える夜を過ごしました
NHKの朝の全国ニュースで、実家近くの河川公園が冠水している様子や、その近くのアンダーパスが水没している様子が流れましたが、自分の知っている場所のそのような映像はインパクトがあります
早朝に、出町中学校周辺の様子についての情報を入手し、気象情報等も踏まえて、通常通りの日課運行としています
現時点で大きな被害等の情報は入っていませんから、ホッとしています

この雨の降り始めとなった昨日は生徒会活動の時間に、運動会の結団式がありました
天候の関係で、中での実施でしたが、3年生を中心に、それぞれの団が独自のやり方で式を進行している様子が頼もしかったです

学年を超えて結束するために、団役員の紹介の後、エンカウンター的な交流の活動をしていることが印象的でした
時代に応じてその様子が変わるというか、工夫が凝らされているというか、出中生の発想に感心します

運動会は9月2日(土)です
その日まで、それぞれの置かれた場所で何ができるのか、一人一人が考え、自分で決めて、本気・根気・元気に活動してくれるだろうと期待しています
そのために教職員も、本気・根気・元気です

心遣いに感謝 no.559

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執行部の代表が、わざわざ校長室へ運動会の鉢巻きを届けてくれました
紫・赤・青・緑・黄・白の6団6本6色です
教職員はどこかの団に所属しますが、校長はどの団にも所属しませんからちょっぴり寂しいところです
やはり運動会に関わる一人としてハチマキがあるとうれしい
そんなわたしを気遣って、持ってきてくれたのでしょう
歴代の執行部も持ってきてくれました
今回も、さっそく校長室の、毎日必ず見る校訓・今年度の重点目標などが書いてあるボードの横、つまり、とても目に留まりやすい場所に6本並べてかけました

毎年運動会の終了直後に3年生が卒業アルバム用の集合写真を撮影しますが、その時にはその集合写真にわたしを入れてくれます
そんな心遣いに応えるべく、その時はハチマキも上の服もそれぞれの団の色のものを着用します
撮影順をあらかじめ確認しておき、重ね着をし、撮影終了ごとに1枚ずつ脱いでいくのです
あまり気付かれていませんが、当日の服装もどこかの団だけを応援しているように感じられないようにと、結構苦心しています
変な気遣いでしょうかねぇ・・・

各団、みんながんばれ!!
と、想い、出中生を応援します

今日は結団式
まずは3年生のがんばりを応援しつつ、各団の様子を観られることを楽しみにしています
3年生!任せました!!
頼りにしてます
あ!1、2年生も3年生を中心にそれぞれがんばってください
みんなを応援しています

学びの場 no.558

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第3学年社会科の授業
この学級では、初めての公民分野の授業です
公民分野の学習の、大切な導入の時間になります
指導者にすれば大きな流れの「つかみ」の部分であり、公民分野の学習に対して興味や有用感をもたせたい時間です
少し観させてもらいましたが、とても興味深かったです
互いに自分の考えを述べ合っている姿から、生徒にとっても興味深い学習内容だったと思います
これは指導者による教材研究や、教材分析の成果ですが、それだけでなく、学校や教室が学びの場になっていることが重要でした

2022年12月に文科省が約12年ぶりとなる「生徒指導提要」の改訂版を公表しています
いじめ防止対策推進法の成立や、主体的・対話的で深い学びへの転換等、学校教育の実態を踏まえて、今回の改訂ではその内容が大きく変わりました
「生徒指導提要」とは、簡単に言えば、「学校関係者のための生徒指導の手引書」であり、指導の際の視点や方向性の基本が示されているものです
今回の改訂版のP130に、いじめ防止につながる発達指示的生徒指導という項目があります(第4章、4.3.1)
いじめ防止につながる発達的生徒指導を、生徒が人権意識を高め、共生的な社会の一員として市民性を身に付けるような働きかけを日常の教育活動を通して行うこととしています
その留意点は4つ

1、「多様性に配慮し、均質化のみに走らない」学校づくりを目指す
2、生徒の間で人間関係が固定されることなく、対等で自由な人間関係が築かれるようにする
3、「どうせ自分なんて」と思わない自己信頼感を育む
4、「困った、助けて」と言えるように適切な援助希求を促す

これは学びの場である学校という環境についての留意点とも言えます
その対象は生徒だけでなく、そこで働く教職員も含んでいるとわたしは考えますから、生徒を教職員とも読み替えます

3年生の公民の授業で観られた、生徒と指導者が何とも表現できない雰囲気(空気)の中で学習する全体の姿は、とても大切な姿だと感じています

本気・根気・元気 no.557

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第2学年の廊下掲示に、「根気ノート」のコピーがあります
校長に配慮してくれているようなその名前
昨年度から続けてくれている取組です
※上の写真の左隅には「本気、元気」と書いてあるのがうれしい

継続は力なりとは、昔からよく言われることです
このことを今まで実感しています
実はこの「校長室より」もそのひとつだったりします

担任の愛のメッセージと共に、同級生の頑張りを知ることは、しんどい時の助けになることもあります
得意なことを「根気ノート」でより得意にするのもひとつ
不得意なことを「根気ノート」で不得意でなくすこともひとつ
「根気ノート」をやらされていると取り組むのもひとつ
「根気ノート」をやっていると取り組むのもひとつ

やらないよりやった方が、自分の中で何かが変わります
どうせやるなら、より前向きに取り組みたいと、わたしは考えます

さて、出中生のみんなはどうでしょう?
特に、「根気ノート」に取り組む2年生のみんなはどうですか?

本日も学び no.556

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朝から青空の広がる、梅雨とは思えない空
月の姿があり、思わず家の中にあったユニホックのボールと一緒に撮影しました
距離が違うのでどちらかにピントを合わせるとどちらかがボケて、どうもスマホではすっきりした写真が撮影できません
遥か彼方の月と手元のボールの、太陽の光によってできている影が同じことが分かりますか?
不思議ですがほぼ、そうなるのです
出中生はその理由を説明できるだろうかと、撮影したのでした

そして、今日も出町中学校ではなく、わたしは金沢へ
昨日と会場が変わり、駅横の県立音楽堂です

文部科学省からのお話も、加賀屋の代表取締役小田様のお話も、わたしにとっては貴重な学びです
ありがたいことであり、昨日同様、この学びを未来はどう生かすかがわたしの課題です

今日も学びに励んでいるだろう出中生に負けないようにと、わたしも本気・根気・元気なのでした

これも学び no.555

本日は朝イチで検査
そして診断
やや落ち込みつつ、その後、学びの場へ

他県の方々との交流は刺激ばかりです

共通点を知り心強くなることあり
違いを知り、新たな視点やヤル気になることあり
モヤモヤがますます深くなることあり
その全てが未来へつながるわたしの学びです

自分なりに消化、吸収し、教育にいかに生かすかは、自分次第ですな

これも、本気・根気・元気のカタチ
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刺激し続ける no.554

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図書室前に、図書委員おすすめの図書が紹介されています
少し前はラックに書籍が入っていたのですが、現在は机に並べられています
どうやら、少しでも出中生が見やすく手に取りやすいようにと、改善されたようです

やるかやらないか
この差は大きいです
そして、やり続けることと、やったきりの差も大きいです
やり続ける中で、絶えず改善を図ることは、やり切ることに通じると思います

図書委員会が改善を図りながら、その責務を果たそうと活動していることが伝わってきます
委員一人一人が工夫して作成したポップも、それぞれ個性があっておもしろいです
この企画は、ちょうど夏休み前ですから、出中生が読書に触れるタイミングとして絶妙です
この様子を見るだけで、なんだかうれしくなって、元気をもらえ、自分も頑張ろうと思えます

今、学校司書は「読み語り」を朝の読書の時間に実施しています

少しずつ、様々な方向から、継続した刺激が、出中生に送られています

生物は、刺激に対して反応します
言い換えれば、刺激に対して反応がないのは、エネルギーがない時や、命が尽きているときです

はっきり気付く刺激があれば、気付かないで受けている刺激が学校生活にはあふれています

種をまかないと芽が出ないことと、このことは通じているとわたしは考えます
また、望まない芽が出た時には、どこかでその種をまいていた(※まかれていたことを見逃していた)ことの結果であることを、忘れてはならないと思っています

今日もめざすは、本気・根気・元気です

既に「岸部露伴は倒れない」は、貸し出し中でした

応援されること no.553

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今週末から始まる、県中学校総合選手権大会、県民体育大会の壮行会を実施しました
文化体育後援会から池田副会長様に来校いただき、激励の言葉をいただきました
ありがたいことです

吹奏楽部の生演奏での入退場
出中生による応援
生徒会長の激励の言葉
文化体育後援会 副会長 池田様からの激励の言葉
わたしからの激励の言葉
そして、各団体の代表者の大会に向けての言葉

体育館という空間が、応援するもの、応援されるものが一体となり、出町中学校という一つの生命体のように感じました

応援について、2018年7月に株式会社運動通信社が興味深い動画を配信しています
その記事は今も閲覧可能です
タイトルは、「人は、見られることで、強くなる。 | 大勢に注目されることが選手のパフォーマンス向上に影響することを検証」https://sportsbull.jp/p/357470/

内容は、スポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」を運営する、株式会社運動通信社が、平成30年度「2018 彩る感動 東海総体」(インターハイ)の全30競技のライブ映像&ハイライト映像を、サイト内コンテンツ「インハイ.tv」にて完全無料で配信することについて触れたものです
興味深いことは、その中継開始に伴い、試合観戦によるパフォーマンスの違いを検証した動画を公開したことです
この検証の対象は、ハンドボールの強豪校である「県立氷見高校ハンドボール部」でした
無観客の前半戦と、観客を入れて応援されている状態での後半戦で、選手のパフォーマンスに違いがあらわれるのかを、器具を使って計測しています
選手達には応援が来ることは知らされず、運動効果の測定器具を装着して試合を実施し、後半に突然、体育館を埋め尽くすほどの氷見高校の生徒が体育館に集まって応援を開始します
選手達は突然の展開に驚きながらも、大勢から注目を浴びることでパフォーマンスが向上し、前半と比べてより攻防が活発になり、多くの好プレーが見られたそうです
数値としても、観戦による選手のパフォーマンスの向上が証明されます
走行距離:1.53km→1.73km
ステップ数:1486歩→1809歩
心拍Zone:87.83%→92.83%
それぞれの数値が、運動量・身体機能の格段の向上を示すものとなりました
前半よりも更に心拍数が上がっているにも関わらず、後半の方が走行距離やステップ数が伸びていることから、見られたこと・応援されたことにより、心拍が高い疲れている状況でも頑張れていたことの証明となります

実際に応援された選手のコメントも掲載されています(※一部抜粋)
・観客がいるとモチベーションも上がり、「良いプレーをしたい」という気持ちから自然と体が動いていました
・多くの観客が入ってきて、自分は「やらないといけない、3年生として恥ずかしいプレーはできない」という気持ちが強くなりました
・観客が多い方が燃えるし、得点を決めたときの喜びも大きくなるように感じます

この動画のコピーは、
「人は 見られることで 強くなる」

わたし自身も、今までの人生の中で多くの方に応援された経験がありますが、大会等の試合だけではなく、様々な場合で、応援(支援)のおかげで、いつも以上の力が発揮できていた気がします

壮行会で、応援する出中生、応援される出中生の姿を観ながら、そんなことを思い出しました
出中生がそれぞれの役割や立場で、今為すべきことをやり切り、その日に取り組んだ成果を出し切ることを、わたしも応援します

がんばろう!出町中学校!

今朝、地域の方からお花をいただきました
これも、出町中学校を応援していただいているひとつのカタチです
白色のグラジオラスの花言葉は「勝利」のようです
いつも、ありがとうございます

ブラックの放出 no.552

ここ最近流れるニュースは、誠に暗くなる内容ばかりです
明るいニュースをどんどん知りたいのですが、マスコミやネットで流れるものは、どうもあまりよろしくない内容のものが多いように感じます
※わたしの心もちが、そういうニュースに関心をもたせてしまっているのかもしれません・・・

危機管理の視点からは、重要かもしれませんが、・・・
犯罪に関するニュースであれば、「どうして、そんなことをしてしまうのだろう?」と感じることが毎日流れます
命を軽く扱うもの、多くの人に迷惑のかかるもの、それらのほとんどは誰にでも「よくない」と考えられる事案です

すべてはその人の心のせいでしょうか?
弱い心 強い心 心の波 ・・・
人間は心が弱っているとき、いつもは考えないようなことを考え、言動に移してしまうことがあります

いわゆる「魔が差した」瞬間です
いつもとは違う心ですから、多くの場合はわれに返ったときに後悔することとなります
※麻痺してしまって、後悔することがなくなる人もいます

心の状況は環境・状況に影響を受けやすく、「魔に入り込まれやすい」ときがあるようです

 季節の変わり目
 気候が変化するとき
 夕暮れ時(逢魔時)
 草木も眠る丑三つ時
 悩みごとや心配ごとがあるとき
 疲れているとき
 何もかもがうまくいっているとき
 お酒を飲んだとき
 権力を握ったとき
 自分が偉いと勘違いしたとき
 油断したとき
 慢心したとき
 不安なとき
    ・・・等々

人の心の中にはいろいろな自分がいます

 よりよく生きようとする自分
 楽をしたい自分
 意地悪したい自分
 えらくなりたい自分
    ・・・等々

夢分析で有名な心理学者・精神科医のフロイトは、「夢には、ふだん理性の下で抑圧されている無意識や願望が出てくる」と述べています
無意識を抑圧し続けることでモヤモヤが蓄積して欲求不満になり、それを夢で解消していると
魔が差すとは心理学的には、裏の心があらわれることであり、夢に登場するような抑圧された欲望や無意識がふと、理性を超えて表面化することだそうです
うまく心の中のブラックな自分を満足させてホワイトにしてあげることが重要ということでしょうか
また、フロイトは、生活の中であるちょっとした言い間違いに、本音がかくされているとも述べています
確かにわたしにも思い当たることがあります

魔が差した言動のせいで後悔しないためにどうするか
それは、一寸立ち止まり、深呼吸することです
人間は感情の生き物であり、ブラックな自分に負けてしまいそうになることは多いですが、立ち止まり、呼吸を整えるのです
自分の中の他の自分が、今の自分を冷静に見るのです
「今その言動をとると、どうなるか?」
落ち着いて、そのことを考えられればと思います
「それを言っちゃぁ、おしまいだよ!!」
※映画「男はつらいよ」で、渥美清氏が演じる主人公の寅さんの名セリフ
「覆水盆に返らず」
昔から多くの人が、「魔が差す」経験をし、後悔してきています

魔が差したときに、ブラックな自分に負けない、自分なりの方法を、出中生はもっているでしょうか?
かくいうわたしも、「そんな方法がわたしにはある」と言える自信はないですが・・・

もし、魔が差した言動をとってしまったら、何をすればよいでしょう
わたしが中学生に指導してきたことは、次の3点です

 ・事実を素直に認めること
 ・謝罪すること
 ・責任をとること

この3点を誠実に、確実に遂行することが、魔が差して言動に移してしまった人のやることだと思うのです
こんな指導をしつつ、このときわたしが心配していたことは、魔が差して言動に至った生徒は、何かを心に抱えているのではないかということでした
理由があるなら何をやってもよいということではないことが前提ですが、その言動の原因を解消することは、その人の未来にとって大切だと考えます
人は夢の中だけでなく、言葉にして誰かに話してブラックの要因を放出することで、開放されることがあるのです
ブラックな心を抱える出中生がいるのなら、誰にでもよいから、そのブラックを正しく放出して、少しでも心を軽くしてほしいと願います

名前を呼ぶよ no.551

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今週は出張が多い週です
ほぼ毎日学校外での会議があったからです
※今日も昼から出張で学校を出ます・・・夕方には帰るつもりですが
その中で、議長を拝命した会議もありました
参加者を指名することもありますから、始まる前に座席表を事務局からいただき、目を通します
「あ!」
わたしの不勉強で、読めないお名前がありました
それは「廻門」です
「うーん」とうなりました
うなっていても分かるはずがないので、事務局に恥ずかしながら尋ねます
「すみません、この方はなんとお読みするのでしょうか?」
事務局は即答でした
せとさんです」

「え?!」
想像だにしなかった読み方だったため、わたしの脳はついていけず、聞き違えかと思いました
そして、スマホでネット検索します
やはり「せとさん」でした

会議終了後、思わず廻門様に声掛けしました
「すみません、“せと”さん」
「初対面でいきなりですが、“せと”とお読みするのですよね?一族はどれくらいおられるのですか?」
よくも、こんなことを不躾にも聞けたものだとわれながら恥ずかしいのですが、知りたい欲求に負けました
・県内で1軒だけとのこと
・もともと、先祖は金沢市の出身だということ
丁寧に教えていただきました
多くの方から問われる質問なのかもしれません
石川県にみられ、瀬戸姓は関連しているそうです
清和源氏や桓武平氏にもみられ、「せと」の語源は「背の戸」、つまり背後に入口があるところや狭い通路からきているとのこと
たしかに、小さい頃、家の後ろに住んでいる人のことを、「せどの○○さん」と呼んでいました
わたしの中学時代の同級生に背戸さんがいましたし、同業者に瀬戸さんがいます
みんなつながっていますね
姓名とは誠に不思議です

本校ALTのミドルネームも以前から気になっていたので、その意味を尋ねました
彼女の場合は、家族のルーツや神に関わる意味のようです
誠に、古今東西を問わず、姓名は奥が深いです

人の名前だけでなく、名前を付けるとその存在がぐっと身近になる気がします
それが生物ではなくてもです
そういえば、昔、自分の車にも名前を付けていました

また、名を付けるときには、相当悩んで考えます
何しろ、一生で一番自分を呼ぶときに使われるものだからです
我が子の名前を付けるときはそうでした
きっと、自分の親も、わたしの名を付けるときには考えてくれたと思います
3年生の担任をしているとき、卒業式直前の学級通信に、一人一人の名の意味を調べて書いていたことがあります
親の命名意図とは違うかもしれなかったのですが、言葉の意味を一人一人に伝えました

出中生のみんなも、おとなのみなさんも、自分の名前についてその意味をかみしめる時間をもたれてはいかがでしょう
想いのこもったその名を意識することで、これからの未来へ向けて、また新たなエネルギーが湧くかもしれません
名前があること、それは一人一人その存在が認められていることです
なんだか一人ぼっちに感じることがあるかもしれませんが、あなた決して一人ぼっちではありません
「○○さん!」と、呼んでくれる人がいます
「○○さん、おはよう」と、声をかけてくれる人がいます
すべての人に、そのことを信じてほしいと願っています

「名前を呼ぶよ」SUPER BEAVER 作詞:柳沢亮太 ※抜粋

  名前を呼ぶよ
  あなたの意味を ぼくらの意味を
  名前を呼んでよ
  会いに行くよ 命の意味だ ぼくらの意味だ
※あ!過去にも「名前を呼ぶよ no.456」で、この曲を紹介していました

命と言えば、no.545の、中庭で抱卵していた鳥 ※雑感諸々 no.545
昨日の団抽選会で大勢の出中生が中庭に出るので、びっくりしないかと心配になり、その様子を朝のうちに見に行きましたが、既に巣は空となっていました
別の鳥に襲われたのだろうか?と、心配になりました
団抽選会の直前
中庭の一角に、そこに居たであろう2羽の姿がありました
ヒナはどうしたのだろう?
それは分かりませんが、2羽は無事のようでした

ああ、2羽に名前を付けていませんでした・・・
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決定!! no.550

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楽しみにしていた令和5年度運動会の団抽選会が生徒会活動の時間に実施されました
全校生徒の注目が中庭のステージに集まります

3年生は6学級であり、それに合わせて6団編成となります
団の中には1年生がいない団と、2年生がいない団がありますが、それも含めて出中全体でよりよい運動会をつくり上げます

そして、先日アンケートが実施された生徒会種目の発表もありました
昨年に引き続き、選抜リレーを出中生は選択しました

さあ、9月2日(土)の運動会に向けて、いよいよ本格的に準備がスタートします
また出中生が大きく成長するチャンスです
団抽選会の準備・運営の中心となった執行部、ありがとう
今後はそれぞれの立場でそれぞれがアイデアを出し合い、よりよいものになるよう、出中生それぞれの力を発揮してほしいと思います
そのために、周りのおとなは本気で根気よく支えます
だから、困ったとき、悩んだときは声を出して、出町中学校に関わる全ての人の力で、運動会をつくりあげていきましょう

本日決定した団編成は次の通りです

 黄団■:3年1組、2年2組、1年5組
 赤団■:3年2組、2年1組
 緑団■:3年3組、2年4組、1年3組
 紫団■:3年4組、2年3組、1年1組
 白団:3年5組、2年5組、1年2組
 青団■:3年6組、1年4組
 ※白団は文字を白にすると見えなくなるので、ごめんなさい

あ!
校長室よりは今回「no.550」
「ゴー・ゴー・オー」
「GO! GO! OH!!」ですな・・・
(※おやじギャグ・・・)

アツサニモマケズ no.549

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昨日は気温、湿度が高くなり、県内10の観測地点すべてで真夏日を観測しました
6月で「真夏」と聞くと、やはり気象状況が以前と大きく変わってきていることを実感します

最近は5月に入る前あたりから熱中症に留意しながらの教育活動となっており、正面玄関に熱中症予防のために注意喚起するための掲示が設置されています
このホームページ右側からリンクを張ってある、環境省の予防情報サイトのデータを基にしたものです
天気予報と同様、このデータも刻々と更新されており、昨日は今日の熱中症指数はそれほど高くなかったのですが、今朝には厳重警戒とされる時間帯が出てきました

そんな中、朝に昨日予告されていたボランティア活動が実施されています
暑さにも負けず、出中生は「本気・根気・元気」なのです

明日は運動会の団決め抽選会
主体的に諸活動に取り組む出中生の姿が毎日見られます
そこにはその活動を支える教職員、彼らを根本から支えてくださる家庭、地域の存在があります
そのことは意識していたいものです
また、熱中症対策ではのどが渇く前の水分補給が重要と言われています
がんばる出中生の教育活動においても、疲れやストレスを感じる前の適度な休息が重要なことは、共通することと考えます
それは生徒だけでなく、おとなもです
これも、意識していたいことです

そこを目指して、やわやわ、進む no.548

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今日の午前中は富山で会議でした
自分の発言がその協議の趣旨に合っているのかどうか、いつも不安なのですが、何も言わずに黙っているより、想いや考えを伝え、それが違っていれば指摘していただこうということで、今日もいくつか発言しました
少しでも、出中生をはじめ、県内の中学生にとってよりよいことは何かを考え、自分のできることは何かを問い続ける日々です
何ができているとか、為しえたということはないのですが、何かしらのアクションは必要だと考えます

会議を終え学校へ戻ると、今日も放送委員会がお昼の放送を流してくれています
その中で、生活向上委員会のアナウンスがありました
それを聞いてうれしくなったので、思わず放送終えたばかりの委員長から放送原稿をもらいました

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生活向上委員会からお知らせします
生活向上委員会では安心して前向きに生活できる環境をつくり、生活をよりよくしようという意識を高めるための活動を行っています
第3弾の「あいさつ運動」では、玄関に立つ委員より先にあいさつをしてくれた人や、委員よりも大きな声であいさつしてくれた人がいてうれしかったです
活動があってもなくても、日常の中で時間やあいさつの意識を高めてもらえればと思います
これからも継続していきましょう
つづいて、第4弾として「レッツ・ボランティア運動」を行います
明日から5日間、生活向上委員が交代でボランティア活動を行います
時間は7時45分から8時で、玄関を掃いたり、窓ガラスを磨いたり、花壇の草むしりをしたりします
参加する人は朝7時45分に生徒玄関へ集合してください
みなさんも、ぜひ参加してください
ご協力お願いします
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明日朝が楽しみになります

お昼休みの中庭では今週行われる、運動会の団決め抽選会のリハーサルが行われていました
執行部はもちろん、参加する学級代表の表情やその言動だけでなく、廊下の窓からその様子を見ている出中生の姿から、それぞれのいろいろな想いが想像されます
生活向上委員会だけでなく、生徒会執行部やその他の委員会も、あるいは各学級での係や当番活動、またそういうことに関係なく自分自身で何かを見つけ取組む出中生が、本校にいます
毎日、こちらが教えられることばかりです
行動なくして変化はないよと、彼らはその言動で教えてくれています

静止状態から運動状態へ移行するときに大きなエネルギーが必要ですが、一度動き出すと、より大きく動くときにはそれほどエネルギーは必要ありません
これは物理現象の話ですが、人間の心も同じ気がします
やる気があるから行動するのではなく、行動することでやる気が起こることは、脳科学でも述べられています

行動あるのみ
そして疲れたら休む
壁にあたったら少し止まって考える
ゆっくりでよいのです
「少し止まる」→「少」「止」→「歩」
まずは一歩
やわやわ、進むのです

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