最新更新日:2024/05/23
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校訓 天資養活 自他共栄  本校の特色を活かし、保護者や地域のみなさんと連携しながら、一人一人の生徒が「勇気をもって」一歩踏み出せる学校をめざします
出中 校訓
出中 校舎
砺波市立出町中学校
住所:〒939-1366
富山県砺波市表町18番29号
TEL:0763-33-2329
FAX:0763-33-2330

本日は no.764

本日、東京は曇天なり
知らないところで多くの方々に支えられていることを感じます
出中生は元気かな?
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どう説く? no.763

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今日、3年生のある学級での道徳科の授業を参観しました
出中生が本気で考える姿を、どの授業でも観られことは、とてもうれしいことです
そんな出中生の姿が観られるのは、指導者が多くの時間を使って準備をしているからであり、その事実はなかなか出中生には気付かれないだろうなと思いつつ、手前味噌ですが、教育に本気な本校の教職員に頭が下がる思いで教室を後にしました

「学校における道徳教育は、特別の教科である道徳の時間(以下、「道徳科」という。)を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり、道徳科はもとより、各教科、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて、生徒の発達の段階を考慮して、適切な指導を行わなければならない。」
これは、我々教師が指導のための基本とする、学習指導要領の文章の一部です

他の教科とは違い、全ての教育活動にわたって行うことを求められているのが道徳教育です
その道徳教育の要として位置付けられているのが道徳科であり、「特別」なのです
また、教科を指導する場合は教科の免許状が必要ですが、道徳科においては免許状取得の制度が整備されていないこともあり、免許状を有していなくても指導できることとなっており、「特別」なのです
そして、「道徳の時間」とされていた授業が教科化されたことも、ある意味「特別の教科」ということでしょう
主に生徒により近い存在である学級担任が道徳科の授業を行いますが、必ずしも学級担任が指導しなくてもよいこととされています
本校でも教師がローテーションを組んで指導しています

道徳科の目標は、「第1章総則の第1の2の (2) に示す道徳教育の目標に基づき、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、道徳的諸価値についての理解を基に、自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる」です(※学習指導要領解説より)
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ものをみる視点 no.762

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今週の、校長室の机上の花は、上の1枚目の写真のマーガレット、ガーベラ
花というと、多くの場合このようなものを連想します
花といってもマツやスギのように、花びら(花弁)をもたない花があります
また、そもそも花を咲かせない植物もいます

ちょうど植物の学習をしている1年生が、理科室で顕微鏡をのぞいていました ※正確には双眼実態顕微鏡(立体的に観察できます)
花を咲かせない植物がなかまを増やすための仕組みの学習中です
イヌワラビの葉の裏にある胞子のうが胞子を飛ばす様子の観察です
顕微鏡を使ってものを観ると、胞子のうのカタチがよく分かります
○○さんは「キャビアのようだ!」と、何とも面白い表現でその様子を教えてくれました
その後、理科室を出たのですが、胞子のうがはじけて、胞子が飛び出す様子を観られたでしょうか


自分の知識だけでは思いもよらないことは身の回りにたくさんあります
これは死ぬまでずっとそうでしょう
だからこそ学びがおもしろくあり、必要であり、そして、それは中学生に限ったことではなく、我々おとなもでしょう

植物といった具体物だけでなく、身の回りのものすべてについて考えるとき、「どのようにものをみるか」の視点を意識したいと思っています

「ものをみる」ことで情報を収集し、反応を考え・判断し行動する
その結果を「みる」ことで、次の行動が生まれる

勇気をもって一歩踏み出すことも、ただやみくもに踏み出すことが勇気なわけではなく、よく「ものをみる」ことがあっての行動で、自分のよりよい未来へつながるとわたしは考えます

「みる」ということは、単に光の刺激を眼球内の網膜で受け、視神経を通して脳細胞で処理されるということではないとわたしは考えます

成長の機会 no.761

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昨日、新砺波市誕生20周年記念 砺波市中学生生徒活動研修会を、砺波市文化会館を会場として行いました
砺波市内4中学校から生徒会役員が集まり、グループ・ワークをしてリーダーとしてのスキルを高める研修会です
以前は宿泊研修として実施されていたこともありました
砺波市教育長様と砺波保護区保護司会会長様から激励の言葉や講評をいただくなど、支援をいただいています

砺波市内の中学生のよりよい成長のみならず、その中学生を指導する教師の研修の機会ともなっています

今回も活動のまとめとして10分科会がそれぞれテーマに関する発表を行いました
個人的にこの発表が興味深く、楽しみにしているものです
今回も、他のグループを巻き込む分科会や、歌を作詞作曲して披露する分科会など、どの分科会も創意工夫が凝らされていました
タブレットを活用してプロジェクターを用いた発表や、画用紙や模造紙を使ったカードや掲示物を用いての発表、役割演技やクイズを使った発表など、誠におもしろかったです

はじめのあいさつで言ったのですが、ぜひ、この研修会で学んだことをそれぞれの中学校での活動に生かしてほしいと思いますし、きっと生かしてくれるでしょう

指導に当たってもらった各中学校の教師のみなさんにも感謝します
中学生たちと同様、今回の研修会での振り返りを、自身の教師としてのキャリアに生かしてほしいと思います

温度差 no.760

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今年度の運動会団抽選会をライヴで観ることは叶いませんでした
出張があってその時間に学校を空けていたからです

ううむ、埋められない温度差があるように感じてしまい、少し寂しいです・・・


今回の団抽選会は天候の関係で、体育館での実施となりました
大いに盛り上がったと報告を受けました

運動会は9月末を予定していますから、まだ時間はあるのですが、なぜこの時期に団決めを行ったのか・・・?
それは、せっかくの学年の枠を超えた異年齢集団としての団を、生徒会活動に生かせないかと生徒会執行部が考えたからです
今までも、卒業生たちは運動会後に団の結束を活かした活動に取り組んだことがありましたが、わたしの記憶では運動会後の活動でした
それを今年度は運動会前から団のチームとしてのまとまりを醸成しようと考えたようです
先輩たちの取組を活かし、自分たちなりの工夫でよりよい活動を模索する
そんなかられの想いや、それを実現しようとするところに出中生の素晴らしさを感じ、うれしくなります

リアルタイムで観ることができなかった団抽選会でしたが、この後の団を中心とした活動は見られるので、楽しみにしています

集団で何かを為すということには様々な困難がつきものですが、その困難さが大きいほど、乗り越えた後の達成感は大きいでしょう

楽しみ、楽しみ
出中生による団の様々な活動を妄想していたら、団抽選会に参加できずに感じていた寂しさは、どこかに吹き飛びました

少し単純すぎますね

    令和6年度運動会 団編成
 白団:3年1組、2年3組、1年5組
 紫団■:3年2組、2年2組、1年3組
 黄団■:3年3組、2年1組、1年2組
 赤団■:3年4組、2年5組、1年1組
 緑団■:3年5組、2年4組、1年4組
  ※白団は文字を白にすると見えなくなるので、ごめんなさい

表情 no.759

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第2学年の宿泊学習
夜の活動で、借人競争に取り組んだことも報告を受けています
くじを引いて、当てはまる人と一緒にリレーするものです
直接その様子を観ることは叶いませんでしたが、記録写真で2年生の活動を想像します
レクリエーションにもいろいろな学びがあります

レクリエーションも遊びも、複数で活動する場合、そこには関係性が生じ、活動をする中でその関係性を意識しながら直接体験でそのものを学ぶこととなります
幼児が砂遊び等で誰かとトラブルになることも、将来生きていくための人間関係の学びでしょう
犬を飼っているわけでもないのに、気晴らしに近くのドックランへ行って犬たちの様子を観ていると、人間と同じように人見知り(犬見知り?)する犬や、積極的にほかの犬に近づこうとする犬がいるから興味深いです
犬社会ももともとは社会性が必要な群れ社会ですから、人間の様子と重なるのでしょう
そう言えば、動物園に行ってもサル山など社会性に関係する動物に興味が湧くのはわたしの性格なのかもしれません

中学生も人間関係においていろいろな問題が発生します
ネット社会となり、複雑な問題も起こりますが、その複雑さを紐解いていくと、シンプルに互いの理解不足であったり、誤解であったりになることが多いように思います
また、その言動が誰の為かを考えると、起こらなかった問題もあります
今のうちに人間関係における適切な距離感を体得するとか、人間関係で失敗したときにどのようにその関係性を修復するかとか、体験を通して学ぶことも学校教育の大切な役割と思っています

第2学年の宿泊学習での夜のレクリエーション
見せてもらった記録写真には、素敵な表情があふれていました
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ことば no.758

歳を重ねるほどに「ことば」を意識するようになりました
日本語の奥深さを多言語と比べて感じることもあります
ますますそれがおもしろく感じるので不思議なものです
もっとまじめに勉強すればよかったと思いつつ、今からでもまだまだ勉強できるとも思います

「忙」
そうですね
「忙しい」と「心を亡くし」ますな・・・
気をつけたいものです

かわいい子には・・・ no.757

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がらんとした本日の2年生フロア
教室は外の青空と対照的にやや暗く静かです

かわいい子には旅をさせよ

昔の旅は今の旅とは全く違い、移動は基本的に徒歩ですから、宿にたどり着くにも一苦労
日が落ちてしまうと真っ暗で物騒なことになります
その他の様々な困難もつきもので、修行や参拝、湯治など理由がないと旅に出られないとか、大げさに言えば命を懸けてのこともあったようです

そんな旅を我が子にさせるのは親としては心配なのですが、そんな試練を乗り越える大切さも理解できます

旅は、壁とか、困難と読み替えてもよいでしょう

旅でなくても、それらのしんどい経験は人を強くする面もあることを、多くのおとなは知っています


安心・安全を確保しつつの学習ですから、ここまでたいそうなことではないですが、日常生活を離れて宿泊学習に取り組む2年生
先日の修学旅行に出た3年生、宿泊学習を終えた1年生もそうですが、学校での学習では得られない学びがあるでしょう

この後は夜の活動が始まると報告がありました

充実した学習になることを願っています
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音楽 no.756

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詩はなくても生きていけるけれども
音楽はなくちゃ生きていけない

これは音楽教育実践ジャーナルvol.12 no.1 2014.8に掲載された特集記事で、谷川俊太郎氏が述べた言葉です
太古の昔から人類は音楽を奏で、文字をもたない種族も音楽を奏でます
リズムであったり、調べであったり、メロディであったり
不思議と音楽は心を震わせます

5/11(土)に砺波市文化会館で、「新砺波市誕生20周年記念 砺波市四中学校吹奏楽部・合唱部 合同演奏会」を開催しました
1年生にとっては初めてのステージになった人もいます
6月の地区吹奏楽際の前に、貴重な機会となったのではないでしょうか
多くの保護者や地域のみなさんにも来場いただきました
ありがたいことです

終演し、観客の皆さんに退場いただいた後、出演者が振り返りを行っています
午前中の練習もそうですが、この合同演奏会にとって重要な時間です
各校各部の代表がみんなの前で今日をふりかえり語り、そして今後に向けて語りました
それを聞きながら二つのことを思いました

ひとつは先日聞いた、ある指揮者の話
「音符通りに演奏しても、聴衆に感動を届けられない」

そしてもうひとつは、今までいろいろな演奏を聴いてきて思ったこと
それは、吹奏楽も合唱も、ソロパートがあるにしてもそのほとんどはそれぞれ個性あふれる違った音色が合わさって生み出すハーモニーであり、旋律ということです

どちらも、音楽だけでなく、我々の社会においても通じることが多くあると感じます

ふりかえりの際、多くの生徒が今日の演奏をやり切れたと意思表示してくれました
今後ますますよりよい音楽を追求してくれるでしょう
それは、よりよい自分を追求することと、同意だと思っています
これは音楽に限らず、本気・根気・元気、そして勇気の先にあるものとも思っています

青空 no.755

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1年生の宿泊学習は2日目
この後、全天いっぱいに広がった青空のもと、野外炊爨(やがいすいさん)活動です
若い頃、野外炊飯と言ったら先輩から、「飯盒を使ってご飯を炊くと炊爨だ」と指導を受けたことを思い出します
※正しくは、野外飯盒炊爨(やがいはんごうすいさん)かな・・・

日本語は、それぞれに意味をもち、その本来の意味が忘れられていくものもあります

ちなみに、今日の青空の下、本校のグラウンドでは体育科の授業で陸上競技の学習が行われています
今は5月ですから「五月晴れ」と言いたいですが、国語辞典を調べると五月晴れを5月の晴天としているのは2番目あたりです
今は一般的に使われるようになっていますから間違いではありませんが、もともとは「梅雨の晴れ間」を意味します
「五月(さつき)」は旧暦・陰暦の呼称であり、「旧暦5月(今の暦で6月)が梅雨のころにあたることから、もともと「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」「梅雨の合間の晴天」を意味しているわけです
時が経つにつれ、誤用ですが「新暦の5月の晴れ」の意味でも使われるようになり、これが定着したとされています
※「五月晴れ」の意味について:
 広辞苑「1,さみだれの晴れ間。梅雨の晴れ間。2,5月の空の晴れわたること。また、その晴れわたった空。」
 日本語大辞典「1,五月雨(さみだれ)の晴れ間。つゆばれ。2,5月のさわやかに晴れわたった空。さつきぞら。」

また、今朝の本校中庭では樹木の新緑が目に鮮やかで、「さわやかな朝だ」と表現したくなりますが、歳時記によれば「さわやか」は秋の季語です
つまり、本日の青空を見上げて、「ああ、さわやかな五月晴れだなぁ」と表現することは、本来の意味からすれば二重に誤用していることになりますね
「気持ちの良い」とか、「清々しい」とか、「心地よい」などと、日本語のもつ豊かな表現を心がけたいものだと、思うのは歳を重ねてからですね

そうそう、「心地よい」と言えば、明日は新砺波市誕生20周年記念「第38回 砺波市四中学校吹奏楽部・合唱部 合同演奏会」
砺波市文化会館大ホールにて、午後2時開演です
例年行われている演奏会
今回も四中学校の吹奏楽部・合唱部が演奏する「心地よい」「清々しい」音楽を多くの方に堪能していただければ幸いです
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成長を no.754

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朝、第1学年が宿泊学習に出発しました
学習のテーマは生徒たちで決めた「ONE TEAM」
サブタイトルが「みんなで支え合える最高の仲間をつくろう」です

出発式が始まる10分ほど前にその場所へ行き、みんなの動きを見ていました
過日の第3学年の修学旅行のときとはやはり違います
今回の宿泊学習で多くの体験をし、2年後に3年生になった時には成長した姿を見せるのだろうなと想像しながら、その様子を見守ります

出発式は8時40分から始まる計画でした
始まったのは8時46分
新幹線や在来線などの公共交通機関を利用していたとしたら、既に乗り遅れています
今回は貸切バスでの移動ですから、これも貴重な経験です
ただ、貴重な経験として、未来への教訓とするかどうかは、指導者や生徒たちが意識できたかどうかに関わってきます

全体の指揮を担当する○○教諭は集合点呼が完了し、全体が静かになった後、静かにこの遅れのことをみんなに伝えました
そして、この事実をみんなはどのように変えるのかを問いました

気付き、そしてそのことを未来へつなげる
課題に気付けなければ教訓にはなりません
同じことを繰り返すことにもなります
集団で行動することとはどういうことか
それは社会性を身に付けることにつながります
さて、今日、明日の2日間
1年生のみんなが明日帰校したときの言動が楽しみです

教育は即効性があるものではないですが、1日でも成長による変化はあります
それはほんの小さな時もあれば大きな時もあります
周りから見えるものだけでなく、内面の成長もです
内面の成長はなかなかに見えにくいですが、内面の成長は何らかの言動となって表出するものですから、そこを我々は確実にみたいと思うのです

出発式を運営していた実行委員会
司会の○○さんも、代表あいさつの○○さんも緊張しながら、本気・根気・元気で取り組んでいました
司会の○○さんは出発式の最中、絶えず資料を見つつ、次に備えています
その姿が、既に○○さんの成長を想像させます
ここまでに実行委員のみんなは他の人たちより時間をかけて、宿泊学習がよりよくなるように準備してきたと思います
そしてこの2日間は、リーダーとしてその役割を果たすために大きなエネルギーを使うことでしょう
実行委員以外のみんなも係分担をし、それぞれの役割があります
だからこそ、一人一人が自分は何ができるのか、何をするのかを考え、意識し、行動することが重要でしょう
わたしは理科の作用・反作用の法則と成長は似ていて、他の人より緊張したり、大変な思いをした人は、その分大きな成長があると思っています
やるからこそ、返ってくるというイメージです
面倒だからやならい、嫌だからやらないでは、その人の成長はおぼつきません
だから「本気・根気・元気、そして勇気 一歩 踏み出す」なのです

いってらっしゃい!!

充実した2日間になることを祈っています
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1年後 no.753

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朝、教室では読書活動が行われています
10分間ですが、毎日継続することで結構な文章を読むことができます
その影響か、本校図書室は休み時間に多くの出中生が利用しています
集中して読書している出中生の姿を見て、ふと学校生活だけでなく社会に大きな影響を及ぼした「新型コロナウイルス感染症」のことを思います

今日はちょうど1年後の日です
それは、新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」(※感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)になり、今日が丸1年間経過した日とも言えます
1年前に、法律に基づいて行政が様々な要請や関与をしていた仕組みが、個人の選択を尊重して、国民の自主的な取組をベースとした対応に変わりました(※厚生労働省発表資料より)

変更ポイントは次の通り
・政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない
・感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる
・限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる
・医療費等について、健康保険が適用され1割負担から3割負担が基本となるが、一定期間は公費支援を継続する

この1年間を振り返ると、直近の新規患者数は減少傾向にあり、新たな変異株の拡大も報道されていませんが、この1年間は、感染規模は例年より大きかったようです
国立感染症研究所公表データから次のような特徴が見られます
・乳幼児がかかりやすい夏風邪の一種ヘルパンギーナは昨年7月、1医療機関当たりの新規患者数が過去10年で最多
・子どもの肺炎を引き起こすRSウイルスが、例年比で高い水準を継続
・例年は夏に流行ピークを迎える咽頭結膜熱(※プール熱)が、昨年11月に警報レベル
・例年1〜2月に流行ピークのインフルエンザが、昨年は春夏を過ぎても勢いを維持し、昨年12月に過去10年中最速で患者数が警報基準を超過

日常活動が戻ってきたこともあるでしょうが、感染症対策の徹底の影響で、総じて病原体への免疫が低下したと考えられています
今後も手洗いをはじめとする基本的な感染対策を続けることが大切であろうと専門家は指摘しています
これから暑くなり熱中症対策にも留意が必要となりますが、再流行時には手洗いの徹底やマスクの着用など、これまでに蓄積した経験を生かしていく必要があります

日常的には、「よく食べる」「よく寝る」「ストレスと上手に付き合う」等、自分自身の免疫力を高めることでしょうか

昔からよく言われていることですが、先人の知恵はやはり参考になります
読書も時空を超えて多くの人の経験や知見を吸収する方法であり、だからこそ、若いうちに多くの良書に触れてほしいです

伝え方 no.752

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大型連休が終わり、それぞれにいろいろな想いを抱えて迎えているであろう5月7日
校舎内のいろいろな場所で授業が行われています

教室から漏れ聞こえる出中生の意見を言い合う声
廊下の先から元気な歌声も聞こえます
そんな歌声に引き込まれるように第2多目的教室へ足が向かいました

「この学級はとても元気がよい歌声ですよ!」と○○教諭が声をかけてくれたので、その歌声に耳を傾けます
確かに歌い出しから元気のよい歌声が響きます
ただ、終わりに近づくにつれその元気がしぼんでいくように素人耳には聴こえたのでそのことをストレートに伝えました
すぐに「あとの方はなかなか難しいんですよねぇ」と、教えてくれる○○さん
なるほど!!
教えてくれて納得しました
難しく感じているから自信を持って歌えていないのですね
すかさず○○教諭は前半部の歌声のよさを伝えつつ、後半部について取り上げています
どんどん、みんなが一緒に見ることのできる掲示された音符に印や言葉が加筆されます
やはり思っていること、考えていることを周りに伝えることは課題を解決することや未来へ向けて成長するために重要だと再認識しました


ふと、以前に○○教諭が書いてくれて、その伝え方がおもしろいと職員室のわたしの机上に挟んでおいたメモを思い出しました
さっそく職員室へ戻り、撮影します
下の写真の2枚目です
アベマリアの歌唱について、ひらがなを用いてそのイメージを表現したものです
直観的に抑揚が分かりやすい!と思ってとっておいたのでした


伝え方はいろいろです
方法も、タイミングもそれぞれです
指導者のみならず生徒も、主体的・対話的で深い学びを目指す授業スタイルの中で、聴くことはもちろんですが、どのように伝えるかもとても大切なのです
指導者はそのモデルを示す存在でもあります
これは、指導者というより、「おとな」ですね

自分自身の伝え方はどうだろうかと、日々反省です
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生徒総会 no.751

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事前に生徒会長が令和6年度前期生徒総会の資料を届けてくれた時、会長からはこの総会で、生徒会役員や各委員長だけでなく全生徒が今年度の活動を理解し、共にやっていこうという雰囲気をつくりたいと語ってくれていました
今日の総会の開会の言葉でも生徒会長は生徒会員に対して、「立場が違うものだからこそ、見える視点がある」と語っていました
令和6年度の全校生徒600名をリードする会長のたくましさを感じます

第1号議案 令和5年度 会計決算報告
第2号議案 令和6年度 年間目標案
第3号議案 令和6年度 活動計画案
第4号議案 令和6年度 会計予算案
と審議・議決され、第5号議案 全校討議 となりました
テーマは「”変わり続けるための一歩”を踏み出すために、生徒会としてできる取組を考えよう」でした
それぞれがそれぞれの立場で、そして思いで意見を述べ、それに対して答弁する
途中、来訪者があり総会会場を後にしましたが、後ろ髪を引かれる思いでした

有言実行

頭で理解できていても、行動が伴わないことがあります
こころがあっても、行動できないことがあります
生徒会長が答弁で言った、「失敗を恐れず、勇気をもって挑戦できる雰囲気をつくりたい」という言葉の意味はそこにあります

本気・根気・元気、そして勇気

そして前期生徒会が掲げる「安心して挑戦できる生徒会」は、勇気を出すには安心・安全な環境が大切であることも意識されています

教職員は今年度も、出中生を全力で支援します

変化 no.750

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今日はもう5月1日
元日の能登半島地震から4ケ月が経ちました
その間に、道路を中心にインフラの復旧が急ピッチで進められ、住民の方々もそれぞれに未来へ向けて日々尽力しておられます
たまたま、家族の何人かが仕事の関係や、ボランティアで現地へ行ってお手伝いをしており、復興に向けて日々変化していく状況を聞きます
人間の強さやたくましさ、そしてやさしさを感じています

何が起こるか分からないこの世の中だからこそ、出中生にも冷静に物事を見て、判断し、行動できる力をつけてほしいと思っています
誰かの指示通りに動くとか、指示待ちではなく、自分で考え行動することを、意識してほしいのです

先週の第3学年の修学旅行では、実行委員会をはじめ班長、副班長、保健係、生活係として、一人一人が自覚し、意識し、考え、行動する場面がありました
京都市の班別学習では、インバウンドの影響で多くの観光客や修学旅行生で大混雑している京都市内で、臨機応変に状況に応じて学習を進める姿がありました
しおりに明記してある、修学旅行のテーマについて、事後学習でふりかえり、自分たちの未来へ活かします

修学旅行に参加しなかった人に、実際に修学旅行の3日間で学んだことを伝えることも、修学旅行のテーマにあるとわたしは思っています

「「挑戦・協力・感謝」そして、今の自分より一歩、進歩しよう!」
今一度、わたしはもちろん、3年生及び3学年担当教職員に修学旅行のテーマの意味を考えてほしいです


カレンダーをめくり、5月1日のスタートを切った今朝
その近くの掲示板に、本校校訓と今年度の重点目標、キーワード、そしてわたしの意識する言葉を明示してあることを確認します
校長室前の出中生や教職員向けの掲示板や、様々な式などでわたしが述べる話はアウトプットしているようでありながら、実は自分自身に向けて伝えている言葉でもあります
校長室内の掲示板も毎日目にしますから、自分自身が絶えず意識するための環境づくりです

校長室の机上のチューリップが昨日から徐々に花を開いています
昨日はずっとその姿を変えていないように見えましたが、今朝から目に見えて変化しています
植物もヒトも、変化していないようで変化しており、今の自分は昨日の自分とは違うのです
そして明日の自分も、今日の自分と違うはずです
どのように変化するかは、そのヒト次第かな
要は、どのように変化したいのかと考える、そのヒトの想いによるかもしれません
また、想いだけでなく、実際に行動することが重要です

今、校長室前の掲示板にあるのは、荒 了寛氏の言葉です
「思った通りにはならないが やった通りにはなる」

とにもかくにも、やってみよう
一歩、踏み出す
本気・根気・元気、そして、勇気
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未来へつなぐ3日間 no.749

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第3学年修学旅行 3日目
教職員はもちろん、多くの保護者の方に迎えられ、学校に到着しました
帰校式では実行委員長の言葉、添乗員さんへのお礼の言葉、団長の挨拶、そして、サプライズで実行委員への感謝のことばがありました
今は帰校式を終え、ほとんどが帰途についています

第3学年のメンバーで過ごす3日間
砺波を離れ、いつもとは違う3日間
多くのモノや、ヒトに出会う3日間
それは、様々な刺激を受ける3日間
この3日間のすべての経験を、自分の未来へとつなぐことが大切だとわたしは思っています
この3日間で、今までわたしが気づいていなかった、見えていなかった素敵な姿をたくさん見られました
それはこの上のないうれしいことです

この3日間で「自分は、何を為すか?」
それを問うた修学旅行
一人一人がよりよい修学旅行を目指し、具体的な言動を意識することで、よりよい自分自身の未来へと続く充実した3日間になると、わたしは信じていると伝えていました
果たして一人一人の評価はどうだったでしょうか?

実行委員のみんなをはじめ、班長などそれぞれが担った役割
リーダーだけでなく、集団を支えるフォロワーとしての言動
などなど、色々な学びがありましたが、それを未来へつなげるかどうかを決めるのは最終的に自分です
他の誰でもありません
だから人のせいにすることもできません
自分の人生なのですから

わたし自身、この修学旅行をふりかえるといろいろな反省があります
例えば、本日の帰校時刻をホームページで発信していたこともそのひとつです
先頭車の情報は伝えていましたが、最後尾のバスの情報を発信しておらず、予測よりも遅くなってしまったことはわたしのミスです
保護者の皆さんや教職員に大変申し訳なく思っています
貴重な時間を奪っていますから


このことに関連して、学校へ帰ってくるときに1台のバスが他の4台よりも10分程度遅れました
その状況でありながら、最後の1台が到着するまで整然と待っていた3年生
また、帰校式が終わってから実行委員に感謝を伝えようと声を上げた3年生
確実に修学旅行での学びが未来へつながっているようにわたしは感じました

3日間で、語り合いたいことは山ほどあるのですが、もう一度わたし自身もしおりを使って振り返りつつ、未来へつなげたいと思います

まだ、修学旅行の学びは続きます

第3学年 修学旅行2日目no.748

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2日目は班別学習とユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの活動
今日も実行委員会、班長たちをはじめ、みんな本気・根気・元気だったかなと思いつつ、何かもやもやするわたしがいます
班別学習の集合のことだろうか?
班長会での発言だろうか?
今日の活動全般についてだろうか?
その原因もはっきりせず、一層モヤモヤなのです
3年生の活動だけでなく、活動の中で分かったことも影響している気もします
改めて今回の修学旅行の我々教職員のねらいを確認して、明日の最終日に備えます

第3学年修学旅行 1日目no.747

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今日は広島での平和学習を軸にした、学びの時間でした
本物に触れるとか、現場に身を置くことは、間接的に学ぶこと以上に様々なことを感じるものだとわたしは思っています
平和記念公園、資料館には日本で生活するものとして、過去の事実を知る大切な意味があると考えます

今回も多くのガイドさんに付いていただき、多くを学ばせてもらいました
能登半島地震の被害を心配してくださったり、出中生の話を聞く態度を絶賛していただいたり、別の意味でもありがたく感じたわたしでした

また、朝から色々な場面で修学旅行実行委員や班長、またそんなリーダーたちを支える出中生の素敵な姿が見られ、これまたうれしく感じるわたしでした

班長会で班長たちが出していた意見は誠に班長に相応しいものでした
明日の学習活動に生かされることを楽しみにしています
気づいているけれどなかなかうまくできなかった部分もありました
「本気・根気・元気」はもちろん、「そして勇気」を、わたしは求めます

明日は班別学習とUSJでの学習
今日の反省を存分に生かせる場面が多くあります

明日はよく晴れそうです

写真1枚目:禎子の像の前でのセレモニー
写真2枚目:ホテルでの実行委員長挨拶
写真3枚目:夜の班長会

一歩踏み出す no.746

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お昼の時間に、生徒会役員が校長室を来訪し、令和6年度出町中学校生徒会の活動テーマについて説明してくれました
執行部で討論され、1年間を通して全校生徒で目指そうとするテーマ案ができたようです
5月2日の生徒総会で承認されれば正式決定となります
テーマについて語る会長、副会長の本気がとても伝わる時間でした
やはり出町中学校生徒会は素晴らしい

そして6限には、3年生が明日からの修学旅行の出発式に臨みました
修学旅行実行委員長のあいさつから始まり、修学旅行テーマの確認、そして団長としてわたしからお話をしました
しおりに書いたことを述べたのですが、書いていない、修学旅行での最重要ミッションについても話しました
明日からの3日間
3年生全員にとってよりよい学びの機会になるよう、教職員一同本気で支援します
3年生全員の中には、事情で参加できない出中生も含みます
体験を伝えることも、伝えられることも学びです

修学旅行の実施にあたって、準備を進めた修学旅行実行委員をはじめ、事前学習に取り組んできた3年生
しおりの作成にあたり、表紙絵、裏表紙絵、挿絵の担当者や編集したみんなにも感謝です
あまりうまく紹介できませんが、表紙絵、裏表紙絵、挿絵はなかなかに素敵です
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青空 no.745

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大空が広がる今日の朝
出中生が登校してくる音が聞こえだします

職員が校長室へ「校長先生!気球が飛んでます!!」と教えに来てくれました
さっそく玄関出てみると本校隣の砺波市体育センターの上を複数の気球が浮かんで、風に乗って流れていきます
「少し前はもっと近くだったんですよ」と追加情報を教えてもらいました

気持ちよさそうに浮遊する姿を見届け、校舎内を廻ってふと西の空を見ると、さっきの気球の姿は散らばって結構遠くに見えました

風に任せてゆっくり飛行しているように見える気球も、確実に進むことで結構遠くまで移動するものだと感心します

我々の営みも地道にコツコツ続けることで大きな成果を生み出すことと、このことがつながっている気がして、先日の創校記念式で深松様が語られた「継続は力なり」の言葉が思い返されます

本日は昼から授業参観、PTA総会、そして学年懇談会
保護者の皆様に、出中生の学校での姿を直接見ていただく大切な時間です
教職員一同、お待ちしております


そんな朝、校長室のわたしの机の上に、職員がチューリップを活けてくれました
小振りで淡い色のチューリップが得も言われぬ心持ちにさせてくれます
年度初めであまり余裕のない心にしみます

細やかな心遣い
ありがたいことです
多くの人にわたしは支えられています
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行事予定
5/23 部活動停止(〜24日)
中間考査 1日目
5/24 部活動停止(〜24日)
中間考査 2日目
5/29 生徒会活動