最新更新日:2024/05/02 | |
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3月22日(火)今日の給食(栄養教諭) 今日は酢豚について話をします。今から400年前のこと。中国が「清」の時代だったころ。日本は 徳川家康が征夷大将軍に任じられ、江戸に幕府を開いたころです。パイナップルの入った酢豚は中国で生まれました。パイナップルを使った料理は比較的新しい料理なのでは…と考えていませんでしたか?こんな古くから使われているお料理なんですね。中国での料理名は「菠蘿古老肉」(ボールオグーラオロウ)。「菠蘿」の部分が「パイナップル」です。パイナップルは中国の清の時代の中期から中華料理に使われている食材なのです。ではなぜ中華料理にパイナップルを入れたのでしょう?清の時代にイギリス領だった香港やフランスの影響力が強かった上海でパイナップル入りの酢豚が誕生したといわれています。中国に住んでいる欧米人を相手に、高級感のある料理を出そうと考えたのがきっかけ。そして選ばれたのが、当時は珍しくて高級食材だったパイナップル!甘酸っぱいパイナップルは脂っこい酢豚をさっぱりさせてくれるピッタリの素材だったのでしょう。 |
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