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最新更新日:2022/05/20 |
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言葉でないコミュニケーション![]() ![]() この授業は、教育実習の演習の一つとして実習生の先生が指導しました。 イラストの表情から考えられる心情を出し合って言葉がなくとも気持ちが感じられることを再確認します。 そして、続いて、実際に相手を見て心情を推し量る活動です。 コロナウィルスの感染拡大に伴い、学校はもちろん、家庭の外ではマスクをしている人が当たり前となっています。(過日筆者の見たテレビ番組では、「マスクをしていない人の方を不審者だと言う子が増えた」という驚きの内容が伝えられました。) 表情は、非言語コミュニケーションと言って、意思や気持ちを伝える大切な手段なのに、子供たちの日常にそれを学ぶ機会が無いことは、心配でもあり、この授業への期待は大きいものでした。 「マスクを外して顔だけで気持ちを伝えようとしてみて」と先生は言うものの、マスクを外すことへの抵抗が大きい様子でした。 それでも、ペアになって表情を見合いながら「○○な気持ちかな?」と想像したり応えたりする活動は、「表情も大切な手段だな」と感じる機会になったと思いました。 オランダの学校って???![]() 第一小には、教員を目指し実習に来ている学生さんが3週間の滞在中なのですが、オランダでは、1年間を通して学校に入っていらっしゃるそうで、違いがあるものですね。 さて、2,3年生は、そんなオランダの学校について、先生から写真を見せていただき、「これは何?」「何をしているところ?」と、思った疑問をオンラインで相手をしてくださる方にぶつけていきます。応えを聞くたび、「へぇ」「」えぇ!」といった声も出てきます。 この授業は、「世界には、自分の知らない世界が広がっている」「日本とは違うんだ」という世界の広がりをしること、そして、「え、そんなことがいいの?」「それって、困るかも」のように自分たちの良さや相手の良さをしることにつながります。 また、知りたい気持ちを原動力に積極的に質問することを通して質問のスキル、言葉の使い方なども学ぶことができます。 今後、数回にわたって交流が進みます。今回は、先生に対する交流でしたが、子供同士の交流も計画されています。きっと、子供の心を動かす体験になるでしょうし、力も伸びてく活動になると思います。 心に落とす![]() ![]() 楽しかった思い出にとどめず、自身や集団の成長、そのための頑張りを思い出します。このことによって、これからも、行事の時と同じように力を発揮し、力を伸ばしていこうとする意識を高めます。 1年生も「荷物を入れてもらった」「こんなことができた」と、思い出し、使い始めたひらがなを駆使して振り返りカードに記録していきます。この記録は、また後日、見返すことで継続的なエネルギーが生まれていくと期待しています。 充実を感じて帰ります![]() 終わりの会では、感想を求める6年生に対し、たくさんの子が挙手し、思いを話しました。 頑張るとよいことがある、という感覚は今後も子供たちを前向きに動かしていくことでしょう。 御家庭の皆様、きっと、どの子も楽しい思い出と共に「頑張れたこと」「我慢強く乗り越えたこと」「工夫したこと」「仲間の良さ」などをたくさん見つけていると思います。ぜひ、お話を聞いていただければ、と思います。 地域の皆様に支えられ![]() ![]() 今回のウォークラリーは、子供たちに学区の素晴らしさに触れてもらおうと、担当が、地域をよく知るコーディネーターの方に依頼し、チェックポイントを設けました。歴史や自然などに触れ、学区の魅力を実感するよい機会になっています。 教職員では、分からないことも御支援いただける地域ボランティアの方々により詳しく教えていただけます。学校の推進するコミュニティ・スクールの実践にもなり、かつ、地域の皆様と子供たちがつながり、今後の交流がさらに期待できそうです。 お忙しい中、本当にありがたく思います。子供たちは、「私たちは、こうした方々にいつも支えていただいているんだ。」という安心感を感じ、また、「自分も地域の方のために」と考えるパラダイス(幸せ)つながり(ループ)が大きくなっています。 パラダイス・ウォークラリーに出発![]() 天候も心配されましたが、過ごしやすい1日になりそうです。 異学年集団であるたてわり班の仲間と仲良くなること、地域の方と仲良くなること、を目標として、第1ステージのめあてでもある“すすんでやるよ!”に挑戦する1日です。 4,5年生による出発式の劇で雰囲気も盛り上がり、4つのグループが元気よく出かけていきました。 このあと、徳山地区、藤川地区を巡り、学区の素晴らしさを見聞きしたり地域ボランティアの方や先生方からのミッションにチャレンジしていきます。 パラダイスウォークラリーに向けて![]() ![]() ![]() まず、注目していただきたいのは、一番上の写真です。教職員は後方にいて見守り、子供たちに説明しているのは6年生です。こうした取組は時間はかかりますが「この行事は自分たちの力で進めるんだ」という意識を高めるために大切なことだと思っています。こうすることで学校を「何かをしてもらう場所」でなく「自分たちで夢を創り出していく場所なんだ」と捉えられるようになると考えています。 2段目の写真は、この行事のグループ目標を確認し、個人目標を立てているところです。どの子もステージ目標である「すすんでやるよ!」を意識したものとなっており、主体的な姿勢が感じられます。「しなければならない」という目標ではなく、「成長のチャンスに何をしようか」という考え方にも期待を感じます。 3段目は、目標をつくる活動で気づいて動く4,5年生の様子です。リーダーの6年生を中心としながらも、フォローする役割が大切なことを6年生も分かっていて任せているのです。そうした期待に応えようとする4,5年生の姿は2,3年生にも見えていて。どこかで「自分も」と数年先のモデルをイメージしているようです。これは、第一小で脈々と受け継がれてきた素晴らしい伝統であり、それを大切なことだとつなぐ支援をしてきた先生方の取組の結果です。 やや、天候が心配されますが、きっと、貴重な体験を通し、子供自身も大きな成長を実感できる行事になりそうです。 |
川根本町立中川根第一小学校
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